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第四章 ありえないよね?不憫なのはハノエルだけじゃないのかも・・・
ヒャク
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(少し刻が戻ります)
Side カレイド
「ハル。」
「なあに?」
「この頃は寝込まなくなったし、少しだけお出かけしてみる?」
「ほんと!」
嬉しそうに声を弾ませるハルの可愛さには、天使もかなうまい。いや、そもそもハルが天使すぎる。
これは至上の可愛さだ。
本当に可愛すぎる。
「どこかに行きたい?」
「うんと……街でお買い物は?」
「うーん。お買い物か……あんまり長くは無理だよ?」
「うん。」
「お店以外は抱っこだよ?」
「……うん。」
買い物……か。
確かに買い物などしたことがないわけだし。時間は短くとも初めての体験にちかいだろうし……なんとか叶えてやりたい。
知り合って、なんだか仲良くなったマッケンシーが街で買い物したのを羨ましそうでいて、楽しそうに話をしてくれていたしね。
だから行きたいと思うのもわかる。
とはいえ、危険が付き纏うのだ。
流石に父に許可をいただかないと。
まったく、貴族というのは面倒な生き物だなと思う。
が、貴族だからハルを守れるという利点もあるのだから、仕方がない。
「じゃあ、父上に許可をもらって行こうか?」
「うん!僕、マッケンくんにもらった麩菓子が買いたいの!」
やっぱり、そこなんだな。
リオーラに聞いて、その菓子を取り寄せようか迷ったが……私が知っている菓子じゃなかったらまずいからな……。庶民しか口にしないようなものならば、『カレイド』が食べるような菓子ではないし……ね。
「わかった。調べてみるよ。」
菓子自体が前世と同じものであるなら、その品については知ってはいるが……流石に売ってる場所はわからない。
まあ、セバスが調べてくれるだろう。
「わーい。」
満面の笑みで喜ぶハル。
ああ、可愛い。
マジで可愛い。
……俺の天使、癒し。
その思いはセバスもらしい。
いつもハルを微笑んで見守っているし、自分の孫以上に大切にしているフシがある。
まあ最高だよな、我が家の天使なのだから。
「いってらっしゃい。楽しんでらっしゃいな。」
「はい。母様。行ってきます。」
「行ってまいります。母上。」
リオーラは友達と約束があるらしく、残念がっていたがたまには俺も二人きりがいい。そもそもデートだしね。
まあ、二人きりというわけにはいかないけれど……護衛や侍従は連れて行かざるえないしね。
「カレイドちゃん?様子がおかしかったらすぐハルちゃんを連れて帰るのよ?」
アズリアには何度も念をおされている。
わかっているさ。
ハルには不思議な現象も多いからねえ。
神聖魔法にしろ、翼にしろ。
「はい、わかってます。ハルもちょっとでもおかしかったら、必ず言うんだよ?」
「はあい。」
ハルがにっこりとお返事。
「「可愛い。」」
「「「………。」」」
「「「「ぐはっ。」」」」
ヤバすぎる可愛さに、皆がノックダウンしそうだよ。
「さあ、いこう。」
「はあい。」
これはさっさと連れ出そう。
ようやく落ち着いた家の中に、また、変態が湧いても困る。
本当に駆除しても駆除しても湧くんだよな……まるで黒光りするアイツのように。
店についてからも申し訳なさそうにしながらもたのしそうだった。
「兄様、わがまま言ってごめんなさい。」
「ハル、わがままなんて言わないじゃないか。気になるかもしれないけど、せっかくならマッケンシーにでもお土産買ってみたら?
きっと、リオーラは楽しみにしているよ?」
「うん。」
それからは、たのしそうにアレコレとってはカゴにいれている。
うん、連れてきたのは正解だ。
いろいろといれながらも、計算しているようだ。
無駄遣いはしないみたいで、欲しいものを厳選している。
貴族なんだから、それこそ端から端までと言っても大丈夫なんだがな。
「兄様は?」
「ふふ、ハルが美味しいって言った麩菓子というのを買ったよ。」
「そうなのです?帰ったら、他にも美味しいのあげますね?」
「ありがとう、楽しみだね。」
「はい。」
ハルが顔聞いてきたので、自分もハルが食べたものを買ってみた。
でも、ハルは俺にもくれるつもりでいろいろと買っているみたいだ。
本当に可愛い。
だが、そんな楽しい時間に水をさすような馬鹿なオヤジどもはどこにでもいるみたいだな!
異世界にしろ、日本にしろ!
「はっ、お貴族さまのお子様は気楽でいいな!なあ?」
「ああ、まったくだ。こいつらなんて朝もねーのにな?」
「おう、働いてんのになあ?」
「こいつらはなあ、こんなもんも食えねーんだよ?」
「……こんなもんで悪かったな。」
「いや、言葉の綾ってやつだ。そこの大層お金を持ってそうなガキにはわからないって言いたいんだよ。」
昼間から酒を飲んでよく言うな。
「あの……ミドーさん、俺たちの……駄賃は?」
「は?あれっポチの仕事じゃ……四人でこんだけだな!」
子供達四人に銅貨一枚なんて、やはりクズのようだ。
「え?そんな。一人一枚って。」
「一人分の仕事だからな、一枚だろう?」
「……そんな……。」
ふん、まったくクズだ。
そんなクズの口車に乗ったのか。
だが、『先払い』が常識だろうに。
クズにいいように使われて、まったく、少しは警戒するべきだろうに。
「ハル。いくよ?」
「は…い。」
優しいハルは気になってしまうようだ。
ガツンとガタガタという音がして、子供の一人が殴られて飛ばされたらしい。
これじゃ、ハルは動かないだろう。
「たくよー、うっせーんだよ!」
「お前らにはこれだってもったいねーな!」
クズがっ!
嫌な目でハルを見やがって。
セバスが頷いている。たぶん、影の者を制裁させにいかせたはず。
エロい目でハルを見るのを許すはずがないからな。
「兄様……。」
「……仕方ない。セバス。」
「かしこまりました。」
ハルが気にするので、セバスに事態を聞きにいかせた。
「どうやら、一人銅貨一枚で荷運びをさせられたようです。」
案の定、クズに騙されたらしい。
「……警備兵へ。」
「「だめっ!」」
普通の対応だが、どうやらこの子たちも後ろ暗いことがあるようだ。
「なぜ?君たちは不当に働かされたのだろう?」
「……。」
沈黙のあと、一人が口をひらいた。
「治療をありがとう…ございました。」
まあ、話さないなら仕方がない。
「ねえ、まって?なんで?だって、嘘つかれたんでしょ?」
ハルは納得がいかないようだ。
「…嘘は……つかれる方が負けなんだ。」
「さっちゃん、行こう。」
「うん。」
ハルが気にするのは避けたい。故にセバスに頼み、たぶん今日の食事代だったのだろと食事をわたした。
「でも。」
「待て、坊主。ほら、今日だけだ。」
「「「「えっ?」」」」
「さすがにな。この一枚を貰うぞ。」
「でも、金。」
「だから、今日だけだ。誰にもいうなよ?」
「「「「うん。ありがとう!」」」」
関わりにならないために、店主の奢りということにしてもらい、子供達は帰っていった。
「これで、よかったのですかい?」
「はい、なかなか良かったですよ。しかし、あの子たちは。」
「ああ、孤児ってやつでな。たぶん、親がこの街の市民権のない親だったんだろう?」
「孤児院には?」
「行ったらしいぞ?……でもいっぱいだから市民権のある子以外は入れてはくれないらしい。」
「「は?」」
ハルとはもった。
当たり前だ。ハルだって知っている。
子供は親を選べない。だから全ての子供に救済があるのだ。
だから、あの自称ヒロインだって孤児院に入れたのだから。
「それはおかしいですねえ。」
「おかしい?だが、昔からそうみたいだぞ?」
「これは、調べる必要がありますね。」
「ああ、後で父上に報告してくれ。」
「かしこまりました。」
「?どういうこった?」
「子供は親がなんであれ、孤児院で暮らす権利があるのですよ?」
どうやらなんらかの思惑が働いているようだな。
「そうか、今度きたら言っておくよ。」
「はい、そうしてください。」
そうして、俺たちは店を後にした。
「ハル、ほかに行きたい場所はある?」
「んー?大丈夫です。……あ、公園みたいなとこがあったら、兄様と手を繋いで歩いてみたいです。」
ああ、可愛い。
まだもう少し、ハルとのデートを楽しもう。
このことを深く後悔することになるとは………ね。
Side カレイド
「ハル。」
「なあに?」
「この頃は寝込まなくなったし、少しだけお出かけしてみる?」
「ほんと!」
嬉しそうに声を弾ませるハルの可愛さには、天使もかなうまい。いや、そもそもハルが天使すぎる。
これは至上の可愛さだ。
本当に可愛すぎる。
「どこかに行きたい?」
「うんと……街でお買い物は?」
「うーん。お買い物か……あんまり長くは無理だよ?」
「うん。」
「お店以外は抱っこだよ?」
「……うん。」
買い物……か。
確かに買い物などしたことがないわけだし。時間は短くとも初めての体験にちかいだろうし……なんとか叶えてやりたい。
知り合って、なんだか仲良くなったマッケンシーが街で買い物したのを羨ましそうでいて、楽しそうに話をしてくれていたしね。
だから行きたいと思うのもわかる。
とはいえ、危険が付き纏うのだ。
流石に父に許可をいただかないと。
まったく、貴族というのは面倒な生き物だなと思う。
が、貴族だからハルを守れるという利点もあるのだから、仕方がない。
「じゃあ、父上に許可をもらって行こうか?」
「うん!僕、マッケンくんにもらった麩菓子が買いたいの!」
やっぱり、そこなんだな。
リオーラに聞いて、その菓子を取り寄せようか迷ったが……私が知っている菓子じゃなかったらまずいからな……。庶民しか口にしないようなものならば、『カレイド』が食べるような菓子ではないし……ね。
「わかった。調べてみるよ。」
菓子自体が前世と同じものであるなら、その品については知ってはいるが……流石に売ってる場所はわからない。
まあ、セバスが調べてくれるだろう。
「わーい。」
満面の笑みで喜ぶハル。
ああ、可愛い。
マジで可愛い。
……俺の天使、癒し。
その思いはセバスもらしい。
いつもハルを微笑んで見守っているし、自分の孫以上に大切にしているフシがある。
まあ最高だよな、我が家の天使なのだから。
「いってらっしゃい。楽しんでらっしゃいな。」
「はい。母様。行ってきます。」
「行ってまいります。母上。」
リオーラは友達と約束があるらしく、残念がっていたがたまには俺も二人きりがいい。そもそもデートだしね。
まあ、二人きりというわけにはいかないけれど……護衛や侍従は連れて行かざるえないしね。
「カレイドちゃん?様子がおかしかったらすぐハルちゃんを連れて帰るのよ?」
アズリアには何度も念をおされている。
わかっているさ。
ハルには不思議な現象も多いからねえ。
神聖魔法にしろ、翼にしろ。
「はい、わかってます。ハルもちょっとでもおかしかったら、必ず言うんだよ?」
「はあい。」
ハルがにっこりとお返事。
「「可愛い。」」
「「「………。」」」
「「「「ぐはっ。」」」」
ヤバすぎる可愛さに、皆がノックダウンしそうだよ。
「さあ、いこう。」
「はあい。」
これはさっさと連れ出そう。
ようやく落ち着いた家の中に、また、変態が湧いても困る。
本当に駆除しても駆除しても湧くんだよな……まるで黒光りするアイツのように。
店についてからも申し訳なさそうにしながらもたのしそうだった。
「兄様、わがまま言ってごめんなさい。」
「ハル、わがままなんて言わないじゃないか。気になるかもしれないけど、せっかくならマッケンシーにでもお土産買ってみたら?
きっと、リオーラは楽しみにしているよ?」
「うん。」
それからは、たのしそうにアレコレとってはカゴにいれている。
うん、連れてきたのは正解だ。
いろいろといれながらも、計算しているようだ。
無駄遣いはしないみたいで、欲しいものを厳選している。
貴族なんだから、それこそ端から端までと言っても大丈夫なんだがな。
「兄様は?」
「ふふ、ハルが美味しいって言った麩菓子というのを買ったよ。」
「そうなのです?帰ったら、他にも美味しいのあげますね?」
「ありがとう、楽しみだね。」
「はい。」
ハルが顔聞いてきたので、自分もハルが食べたものを買ってみた。
でも、ハルは俺にもくれるつもりでいろいろと買っているみたいだ。
本当に可愛い。
だが、そんな楽しい時間に水をさすような馬鹿なオヤジどもはどこにでもいるみたいだな!
異世界にしろ、日本にしろ!
「はっ、お貴族さまのお子様は気楽でいいな!なあ?」
「ああ、まったくだ。こいつらなんて朝もねーのにな?」
「おう、働いてんのになあ?」
「こいつらはなあ、こんなもんも食えねーんだよ?」
「……こんなもんで悪かったな。」
「いや、言葉の綾ってやつだ。そこの大層お金を持ってそうなガキにはわからないって言いたいんだよ。」
昼間から酒を飲んでよく言うな。
「あの……ミドーさん、俺たちの……駄賃は?」
「は?あれっポチの仕事じゃ……四人でこんだけだな!」
子供達四人に銅貨一枚なんて、やはりクズのようだ。
「え?そんな。一人一枚って。」
「一人分の仕事だからな、一枚だろう?」
「……そんな……。」
ふん、まったくクズだ。
そんなクズの口車に乗ったのか。
だが、『先払い』が常識だろうに。
クズにいいように使われて、まったく、少しは警戒するべきだろうに。
「ハル。いくよ?」
「は…い。」
優しいハルは気になってしまうようだ。
ガツンとガタガタという音がして、子供の一人が殴られて飛ばされたらしい。
これじゃ、ハルは動かないだろう。
「たくよー、うっせーんだよ!」
「お前らにはこれだってもったいねーな!」
クズがっ!
嫌な目でハルを見やがって。
セバスが頷いている。たぶん、影の者を制裁させにいかせたはず。
エロい目でハルを見るのを許すはずがないからな。
「兄様……。」
「……仕方ない。セバス。」
「かしこまりました。」
ハルが気にするので、セバスに事態を聞きにいかせた。
「どうやら、一人銅貨一枚で荷運びをさせられたようです。」
案の定、クズに騙されたらしい。
「……警備兵へ。」
「「だめっ!」」
普通の対応だが、どうやらこの子たちも後ろ暗いことがあるようだ。
「なぜ?君たちは不当に働かされたのだろう?」
「……。」
沈黙のあと、一人が口をひらいた。
「治療をありがとう…ございました。」
まあ、話さないなら仕方がない。
「ねえ、まって?なんで?だって、嘘つかれたんでしょ?」
ハルは納得がいかないようだ。
「…嘘は……つかれる方が負けなんだ。」
「さっちゃん、行こう。」
「うん。」
ハルが気にするのは避けたい。故にセバスに頼み、たぶん今日の食事代だったのだろと食事をわたした。
「でも。」
「待て、坊主。ほら、今日だけだ。」
「「「「えっ?」」」」
「さすがにな。この一枚を貰うぞ。」
「でも、金。」
「だから、今日だけだ。誰にもいうなよ?」
「「「「うん。ありがとう!」」」」
関わりにならないために、店主の奢りということにしてもらい、子供達は帰っていった。
「これで、よかったのですかい?」
「はい、なかなか良かったですよ。しかし、あの子たちは。」
「ああ、孤児ってやつでな。たぶん、親がこの街の市民権のない親だったんだろう?」
「孤児院には?」
「行ったらしいぞ?……でもいっぱいだから市民権のある子以外は入れてはくれないらしい。」
「「は?」」
ハルとはもった。
当たり前だ。ハルだって知っている。
子供は親を選べない。だから全ての子供に救済があるのだ。
だから、あの自称ヒロインだって孤児院に入れたのだから。
「それはおかしいですねえ。」
「おかしい?だが、昔からそうみたいだぞ?」
「これは、調べる必要がありますね。」
「ああ、後で父上に報告してくれ。」
「かしこまりました。」
「?どういうこった?」
「子供は親がなんであれ、孤児院で暮らす権利があるのですよ?」
どうやらなんらかの思惑が働いているようだな。
「そうか、今度きたら言っておくよ。」
「はい、そうしてください。」
そうして、俺たちは店を後にした。
「ハル、ほかに行きたい場所はある?」
「んー?大丈夫です。……あ、公園みたいなとこがあったら、兄様と手を繋いで歩いてみたいです。」
ああ、可愛い。
まだもう少し、ハルとのデートを楽しもう。
このことを深く後悔することになるとは………ね。
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