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第五章 ゲームカウントダウン?それとも開始とか?ヤバイんですが(泣)
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しおりを挟むとりあえず、その日はそのくらいの事件?ですんだ。
まあ、また昼休みにサーチスはきたけれども。
後ろにたたずむルドガレスが煙黙々で怖かったけども。
なんかふわーっていちいち、サーチスに煙が伸びるの。
あ、煙は赤いモヤモヤね?
それがサーチスに触ろうとするんだけど、サーチスに触れた瞬間シュンって消えるの!
これは、やはり神聖魔法に弱いのか?
なら、サクチュアリーシールドで学園を包んじゃったりしたら……モヤモヤのもくもくは消えるかな?
もくもくも入れたのは、さらにすごくなったのですよ。赤いモヤモヤが。
でも、学園全部なんて……さすがのハノエルでも無理だよね?
兄様たちに影響がでるか、最後の手段かなあ。
でも、ハノエル的には薄情でもなんでもハノエルたちに影響がないなら無視したいな。
だって、なんか嫌なんだもん。
めんどくさいって言うか?
なんか、藪を突いて蛇が出たらやだなあって。
サーチスのいろんな妄想狂言に付き合うのも疲れてしまうんだけど、無視するしかないよね。
ほら、気配消すと姉様に嫌がらせがいくじゃない?
だから、ハノエルは男なんで我慢するのです。
そんな疲れた一日も終わって、家で休んでいたらアズリアが帰ってきたと連絡が入ったので、話を聞くことに。
やっぱりっていうか……。
彼女たちは記憶がなかったというか、なんかイライラしたという記憶はあるみたい。
ただ、二人を見ているとイライラして……イライラが最高潮になって泥をかけたところまでは、なんとなく覚えていて、後はなんか腹が立って腹が立ってしょうがなかったってことしか覚えてないんだとか。
でも、イライラする前に誰かに会ったような気がするそう。
でも、それは四人とも覚えてないんだって言うんだって。
アズリアが今もイライラするのか?って聞いたら『今は、なんだかスッキリとしていて、なんであんなにイライラしたか……わかりません。』って答えたらしい。
これは、やっぱりあの赤いモヤモヤのせい?
でも、あれってなんか意思もってそうで気持ち悪いんだよね。
明日、さらに増えていたらどうしよう(フラグ?)。
そして俺はやはり微熱を出してしまったのでした。
お熱いやー。
「ハル大丈夫?」
「うん。」
「どうする?また学校は休むかい?」
「んー、行く。」
だって、あれが神聖魔法しか効かないなら俺がやらなきゃ、誰がやる?
あ、サーチス?
いやいや、無理だよね?
あの性格だよ?
結局、教会も『巫女』とは認めたんだけど、力が弱いからなんとも……って、答えだったらしい。
一応?学校のお休みの日にちゃんと修行にはこさせているみたいだけど。
未だにその浄化ができないらしい。
クリーンではなくて、浄化ね?
つまり、穢れを払う的なやつ。
よくわからないんだけど、呪われた物とかが教会に持ち込まれるんだって。
例えば呪われた人形とか、呪いの指輪とか、呪いの魔術書(怖!)とか、呪いの札とか?
まあ、それよりはもっと簡単な呪いの人形があった場所にあった椅子とか?
なんか、穢れがあるとかでそれを浄化するらしい。
じつは、これくらいなら光の魔法でも浄化できるらしい。
でも、彼は光魔法はなくて神聖魔法。
本来なら光魔法より強いから、浄化は簡単らしいんだけど。
なかなか、使えないらしいんだよね。
でも、あのモヤを少しでも浄化?してるみたいだから、神聖魔法は確かにもっているはずなんだよね。
あ、そういえばあの主人公候補の二人も赤いモヤはついてなかったなあ。
うーん。
もう、本当に領地に引っ込んじゃった方がいいんじゃないかなあって思う。
だって、なんか嫌な予感ばっがするんだもん。
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