旦那様、仕事に集中してください!~如何なる時も表情を変えない侯爵様。独占欲が強いなんて聞いていません!~

あん蜜

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第23話 とことん愛撫⑤

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ね――ちゅ にゅ――ちゅ

「ぁぁ……ふぁぁ……っ…………~~っ…………」

 う……うそ……うそうそうそっ……!?
 だ、旦那様がっ……あの場所を……舐…………舐めっ…………っ。

 とても戸惑っているはずなのに、恥ずかしくてどうしようもないはずなのに、どう表現したらいいのかもわからない柔らかい感触が…………気持ちいい……。

ぴちゃっ――んちゃっ――

「~~~~っ……!」

 舌の音かな…………えっちな音がっ…………恥ずかしぃ……っ。

 アーレイの舌は、小陰唇や膣の周りをねっとりと這うかのように優しく舐めていく。

ね――ちゅぅ ん――ちゅぅ

「ひゃぁぁ…………あぁ…………んぅぅ…………はぁぁ…………んぁぁ……ぅん…………はぁぁっ」

 なぜか脚を閉じたくなり、くいっ、くいっ、と太ももに力を入れるも、アーレイの腕と手にがっちりと支えられており閉じることができない。
 それでも脚に……体に力が入ってしまう……。

「んぁぁ……ん~~~~っ…………はぁぁ……はぁぁ……ぁぁ……」


 もう……どのくらい……時間が経ったのかしら……。
 ずっと……心地良い感覚が続いていて…………。
 
「痛みはないか?」

「はぁ…………はいっ……はぁ………………はぁ…………」

「……続けても良いか? この感触は気持ちいいか?」

「……はい…………すごく……気持ちいいですわ……っ」

 全身が熱を上げる。
 熱い……恥ずかしい……熱いっっ。

「そうか……すごく、か……。では――」

ふに――ふに――

 ピクッ ピクピクッ

「ぁっ……ぁぁっ……」

 舌が……クリトリスに……っ。
 優しく触れては離れ、触れては離れが繰り返される。

「~~~~~~っ……!!」

 ぞくぞくぞくぅ……と熱い快感が強さを増していく。
 なんだか……だめな気がする……そこは……そこばかりを舐められると……っ。

れろれろ れろれろ

「ひゃぁんっ!!」

 ビクッ、ビクッ、と腰が浮いてしまう。
 クリトリスに舌の感触が当たり、舌が少し動くだけでもう……心地よい快感にじわーんと包まれる……。

「はぁぁ……はぁぁ……」

 どうしましょう……気持ちよすぎてこわい……。

ふにゅ――ふにゅ――

「ふぁぁっ……ぇ……んんっ…………んぅぅ……はぁぁ」

 ど、どうなっているのかがわからない……唇……?
 優しく挟まれているのか、何をどうされているのかはわからないけれど……熱い……ピリピリするような、不思議な感覚も時々くるような……。

ふ――にゅぅ…………

 じわじわじゅわじゅわっ――

「…………っ………………」

 あ…………。

ちゅっ――

 ビクビクンッ!!

「っ…………はぁぁーー…………っはぁぁ…………はぁぁ……」

 ぞくぞくぞくぅっ、と快感が駆け巡り、ビクンッと何かが現れて……すーっとひいていくような……。

「んはぁ…………気持ちよすぎて……はぁ……おかしく……なってしまいそうですわ……はぁぁ……」

「大いに感じて乱れてくれ。全て受け止めるから大丈夫だ」

「はぁ……はい…………はぁ……」

 愛液が溢れているからか、お尻が冷たい……。
 もう……ほしい…………ほしくてたまらない……。
 旦那様と…………つながりたい…………っ。

「キミのここは……俺のを欲しがっているように見える……」

「っ……!!」

「ステファニー……キミの中に入ってもいいか?」

「…………はいっ…………」

 アーレイの手が、腰に触れる。
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