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35ウキウキ黒龍
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強くなってきているとはいえ、まだ3人でここのモンスターの相手は少々きつい。やっとの事で村について待ち構えていたのはウキウキの黒龍だった。
我が家の如く族長の家に案内され通された部屋には疲れ切った表情のみんながいた。俺が姿を現しみんなの表情は一瞬明るくなるが深いため息吐いてまたどよーんとしてしまう。そこで自分の故郷にいるテオがまだダメージも少なく語ってくれた。
「あるじ殿すまん。あたいじゃあれを抑えきれなかった。」
あれってあれですよね~あのご機嫌具合は凄まじいものがある。あのテンションの相手してたらこうなるか…これは釘刺さないといけないかな?よしここは俺が入って落ち着かせるか。どうせテオの装備で妄想が爆発してるんだろうから…
「爺さんいるか~」俺がそう声をかけて部屋に入ろうとすると
「婿殿~!待っていたぞ!さ~早く作ろう!どんなのが出来るか楽しみじゃ~。すぐ行こう工房行こう!」
スパーン!ハリセンは盛大な音を立てた。
「落ち着け!その前に話がある。どこか邪魔が入らない場所ないか?」
さすがに今回は駄々っ子にならずすんなり案内してくれた。そこは黒龍の部屋であったがその先に輝く扉がありその奥へと連れて行かれた。そこは地下洞窟で黒龍が本来のサイズでくつろげる場所だった。
「それで婿殿。話とは?」
こんなでかい空間で人サイズの黒龍と話をするのも違和感が凄いものがある。黒龍の入れてくれた茶をすすりながら話を切り出した。
まず早速本題をぶつけた。腰に吊るした魔石を取り中身を見せた。
「ほ~こんな大きいのは初めて見たの~ただ濁りがひどい。しかもまだ宿主を求めるか…」
「こいつはなんなのだ?」
「こいつは昔魔力の使えない者たちが作り出した奴隷制御装置じゃもっと他の事に使えば有益なものを…」
黒龍が語るには昔神を崇める集団がいたがその集団は神の加護という魔法を使っていた。ところが組織が大きくなるにつれ自分の利益のために人を使う者が現れた。その者たちは自分の権力を維持するために敵対者を洗脳し自分の手駒に加えていった。その中で魔獣を使役する洗脳装置の核として魔石が使われた。黒龍も魔石の洗脳をやりにきた者がいたがすべて返り討ちにしてきた。その残骸が洞窟の隅に山積みになっていた。
その魔石も純度が高ければ魔法の触媒として利用できたため使い方を間違わなければその組織も存続できたものをあっという間に崩壊したが地下に潜り活動している者たちをいつしか邪教信者と呼ばれるようになっていた。今邪教は冥界で活動して獣人国で勢力を広げ竜人国にも協力者がいる。油断しないように注意を受けた。
「なるほど面倒くさいものに巻き込まれそうだな。ところでこの魔石はどうしたらいい?」
「そんなの婿殿が使えば良かろうて、おなごを回りにはべらせて楽しめるぞい」スパーン!ハリセンは盛大な音を立てた。
「冗談じゃよ~おぬし他の者と違って欠けているものがあるからの~穴埋め出来るだろうて。ほれ」
そう言って黒龍は魔石を俺の右手に押し付けた。魔石は俺の手の甲に入っていき俺の血管が別の生き物のように蠢き始めた。それに伴い激痛に襲われ俺は叫び狂った。
「ちょっと濁りが濃いから苦しいかの~見てるぶんには楽しいの~」
こいつぜってーぶっ飛ばす。身体が引きちぎられそうな激痛に耐えて1時間後
「そろそろ浄化も終わったの~どうじゃ婿殿。これでおぬしも魔力が使えるようになったはずじゃ…む、婿殿話せばわかる、落ち着くのじゃ。早まるでない。これ…(ボコーン)」
俺は起き上がりただならぬオーラを発し黒龍に近付き渾身の力でぶん殴った。黒龍は壁まで飛んで行って叩きつけられていた。今度は殴った俺が驚いた。
「あら~あたくしが調べたのはもう必要なさそうね」
突然右手からフーペ様が飛び出して言った。
大きさが大きさだから心配だったが黒龍が無理やりやって無事成功。失敗すれば自我崩壊してたらしい。あの濁りの原因の魂魄を俺の中を通して浄化する際の痛みだったようだ。
これで俺は一般人だったのが魔力が使えるようになるらしい。だからと言って魔法が使えるわけではないが、単純にアイテムボックスを使えるようになるらしい。それとフーペ様のアクセスポイントも開通出来たらしい。今回はサイズが大きいのだから他にも追加効果はあるだろうとのこと。それは自分で探すしかないらしい。
「これでわしもメンツがたつ。妖精女王が認めた男に負けたと言えるぞい」
あっ爺さんまだそこにこだわってたんだ。すげ~ご機嫌だしそんなに大事な事だったんだ。
「そうですよ。竜社会では結構大事な事よ。私も黒龍を倒した男って利用させていただくわ」
相変わらず心読むんだ…こりゃ面倒な能力もらったな…うかうか悩めないな。
「よしこれで心置きなくわしを倒した報酬を出せるの~テオだけでは他の娘に不満が出るじゃろ?」
「あら~いいわね~私も便乗しようかしら?国の英雄に褒賞なしは体面にかかわるわ。あの子達のための者なら断れないものね」
やべ~とんでもないタッグができちまった。
「テオさん確か弓よね?風の加護は必要よね?」「フェルと言ったか?妖精の娘は。その辺の錫杖改造させれば光と闇の属性使えるのではないか?」「それ良いわね。黒猫ちゃんはあなたの爪でコテにしたらどうかしら?」「ほぉ~猫パンチが竜の爪かそれも面白いの~青龍の嫁なんぞはやはり水属性と相性が良いあやつは完成されとるが手甲に水属性使えるようにしたらどうじゃ?」
…2人の怒濤の改造案に俺は取り残されていた…
「あの~なんでお二人はそこまで詳しいんですか?」
「「それはあの子の婿ですから」」
ハモりましたよ。俺唖然。
「1人になんぞ選べまいて。ならおぬしのためなら全員ワシの娘じゃ」
「そうよあの子の幸せは貴方といる事。なら貴方の好きな方はみんな家族よ」
俺そこまでの人間じゃないんだけどな…
「ところで女王よ。ワシの一部を使ってテオの衣装を作るのじゃが何か良いデザインはないか?こやつを誘惑しつつ実用性がありテオの色気を引き立てるようなのじゃ」
「それならこんな感じはどうかしら?あの子はカッコ良くした方が好まれそうよ」
もはや俺は蚊帳の外2人の話は延々と盛り上がるのであった。
我が家の如く族長の家に案内され通された部屋には疲れ切った表情のみんながいた。俺が姿を現しみんなの表情は一瞬明るくなるが深いため息吐いてまたどよーんとしてしまう。そこで自分の故郷にいるテオがまだダメージも少なく語ってくれた。
「あるじ殿すまん。あたいじゃあれを抑えきれなかった。」
あれってあれですよね~あのご機嫌具合は凄まじいものがある。あのテンションの相手してたらこうなるか…これは釘刺さないといけないかな?よしここは俺が入って落ち着かせるか。どうせテオの装備で妄想が爆発してるんだろうから…
「爺さんいるか~」俺がそう声をかけて部屋に入ろうとすると
「婿殿~!待っていたぞ!さ~早く作ろう!どんなのが出来るか楽しみじゃ~。すぐ行こう工房行こう!」
スパーン!ハリセンは盛大な音を立てた。
「落ち着け!その前に話がある。どこか邪魔が入らない場所ないか?」
さすがに今回は駄々っ子にならずすんなり案内してくれた。そこは黒龍の部屋であったがその先に輝く扉がありその奥へと連れて行かれた。そこは地下洞窟で黒龍が本来のサイズでくつろげる場所だった。
「それで婿殿。話とは?」
こんなでかい空間で人サイズの黒龍と話をするのも違和感が凄いものがある。黒龍の入れてくれた茶をすすりながら話を切り出した。
まず早速本題をぶつけた。腰に吊るした魔石を取り中身を見せた。
「ほ~こんな大きいのは初めて見たの~ただ濁りがひどい。しかもまだ宿主を求めるか…」
「こいつはなんなのだ?」
「こいつは昔魔力の使えない者たちが作り出した奴隷制御装置じゃもっと他の事に使えば有益なものを…」
黒龍が語るには昔神を崇める集団がいたがその集団は神の加護という魔法を使っていた。ところが組織が大きくなるにつれ自分の利益のために人を使う者が現れた。その者たちは自分の権力を維持するために敵対者を洗脳し自分の手駒に加えていった。その中で魔獣を使役する洗脳装置の核として魔石が使われた。黒龍も魔石の洗脳をやりにきた者がいたがすべて返り討ちにしてきた。その残骸が洞窟の隅に山積みになっていた。
その魔石も純度が高ければ魔法の触媒として利用できたため使い方を間違わなければその組織も存続できたものをあっという間に崩壊したが地下に潜り活動している者たちをいつしか邪教信者と呼ばれるようになっていた。今邪教は冥界で活動して獣人国で勢力を広げ竜人国にも協力者がいる。油断しないように注意を受けた。
「なるほど面倒くさいものに巻き込まれそうだな。ところでこの魔石はどうしたらいい?」
「そんなの婿殿が使えば良かろうて、おなごを回りにはべらせて楽しめるぞい」スパーン!ハリセンは盛大な音を立てた。
「冗談じゃよ~おぬし他の者と違って欠けているものがあるからの~穴埋め出来るだろうて。ほれ」
そう言って黒龍は魔石を俺の右手に押し付けた。魔石は俺の手の甲に入っていき俺の血管が別の生き物のように蠢き始めた。それに伴い激痛に襲われ俺は叫び狂った。
「ちょっと濁りが濃いから苦しいかの~見てるぶんには楽しいの~」
こいつぜってーぶっ飛ばす。身体が引きちぎられそうな激痛に耐えて1時間後
「そろそろ浄化も終わったの~どうじゃ婿殿。これでおぬしも魔力が使えるようになったはずじゃ…む、婿殿話せばわかる、落ち着くのじゃ。早まるでない。これ…(ボコーン)」
俺は起き上がりただならぬオーラを発し黒龍に近付き渾身の力でぶん殴った。黒龍は壁まで飛んで行って叩きつけられていた。今度は殴った俺が驚いた。
「あら~あたくしが調べたのはもう必要なさそうね」
突然右手からフーペ様が飛び出して言った。
大きさが大きさだから心配だったが黒龍が無理やりやって無事成功。失敗すれば自我崩壊してたらしい。あの濁りの原因の魂魄を俺の中を通して浄化する際の痛みだったようだ。
これで俺は一般人だったのが魔力が使えるようになるらしい。だからと言って魔法が使えるわけではないが、単純にアイテムボックスを使えるようになるらしい。それとフーペ様のアクセスポイントも開通出来たらしい。今回はサイズが大きいのだから他にも追加効果はあるだろうとのこと。それは自分で探すしかないらしい。
「これでわしもメンツがたつ。妖精女王が認めた男に負けたと言えるぞい」
あっ爺さんまだそこにこだわってたんだ。すげ~ご機嫌だしそんなに大事な事だったんだ。
「そうですよ。竜社会では結構大事な事よ。私も黒龍を倒した男って利用させていただくわ」
相変わらず心読むんだ…こりゃ面倒な能力もらったな…うかうか悩めないな。
「よしこれで心置きなくわしを倒した報酬を出せるの~テオだけでは他の娘に不満が出るじゃろ?」
「あら~いいわね~私も便乗しようかしら?国の英雄に褒賞なしは体面にかかわるわ。あの子達のための者なら断れないものね」
やべ~とんでもないタッグができちまった。
「テオさん確か弓よね?風の加護は必要よね?」「フェルと言ったか?妖精の娘は。その辺の錫杖改造させれば光と闇の属性使えるのではないか?」「それ良いわね。黒猫ちゃんはあなたの爪でコテにしたらどうかしら?」「ほぉ~猫パンチが竜の爪かそれも面白いの~青龍の嫁なんぞはやはり水属性と相性が良いあやつは完成されとるが手甲に水属性使えるようにしたらどうじゃ?」
…2人の怒濤の改造案に俺は取り残されていた…
「あの~なんでお二人はそこまで詳しいんですか?」
「「それはあの子の婿ですから」」
ハモりましたよ。俺唖然。
「1人になんぞ選べまいて。ならおぬしのためなら全員ワシの娘じゃ」
「そうよあの子の幸せは貴方といる事。なら貴方の好きな方はみんな家族よ」
俺そこまでの人間じゃないんだけどな…
「ところで女王よ。ワシの一部を使ってテオの衣装を作るのじゃが何か良いデザインはないか?こやつを誘惑しつつ実用性がありテオの色気を引き立てるようなのじゃ」
「それならこんな感じはどうかしら?あの子はカッコ良くした方が好まれそうよ」
もはや俺は蚊帳の外2人の話は延々と盛り上がるのであった。
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