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28停戦協定
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ビート「我々は大鳥の襲撃を受け故郷を追われた。ある種族は大蜘蛛に襲われ、この地にしか逃げ場が無いように追われていった。大体の昆虫種が集まったところで妖しげな煙を嗅がされ一族は暴走して人族の城を落としてしまった。」
その後はどうやらまともになった種族は離脱して新天地を探しに出たようだがその種族を狙って襲撃しているものがいてそれにやられたようだ。しかもわざと人種に縁のありそうなところに誘導され裏切り者が出て殲滅されてった。
俺「その裏切り者ってのは黒くなかったかい?」
ビート「よく知ってるな。そのとうりだ。そいつが暴れて外に出たら仲間がいてみんなやられてしまった。」
なぎさ「なんでそんな事知ってるの?」
俺「妖精国でクーデター企てたのがそんなやつらだってフェルが言っててさ。なんでも全部の国でクーデター仕掛けるって組織らしい」
あやめ「そのようなもの達がいるのですか?では獣人国に行けないのもそれが原因?」
俺「それあるかもね。竜人国は盗賊の本拠地だってリンドウさんが言ってたよ」
ビート「なんと我らだけではなかったのか。」
俺「そ~だから共通の敵に協力しようって話なんだよ」
ビート「殺しあった我らと手を組んでくださるというのか」
なぎさ「そ~だよだから私達に協力してよね」
俺「担架できたぞ。どうする?」
その声でみんなが動く。あやめさんが肩を貸し担架に横にする。そして4人で持ち上げる。いちよ~行き違いになると困るので地面に石で戻ると書いておいた。
程なくして続々と人が集まってきた。隊長を筆頭に近衛兵の皆さん、各ギルド代表とそのまま運びながら会議になりそのまま城まで行こうとなってしまった。
(本当にこの姫さんはやる事がぶっ飛んでるな。)
各ギルド代表とうちのメンツでいざとなれば脱出は出来ると思うが思い切りが良い決断をする姫さんである。聞くところによると今城にいるのは蜂族と蟻族だけらしい。その意味でも蜂族のビートさんによる裏切り者情報は大きな武器となるが果たしてすんなりと行くのであろうか?
城に近づき蟻族一般兵が城門に集中してきた。我々の接近に際しての行動であろう。しばらくして上空から蜂族の偵察行動が始まった。ビートさんが仲間を認めて手を振ったりしたので場内が慌ただしく動いているようだ。
城門前で対峙すること30分。虫型の中から人型が現れ話しかけてきた。ビートが対応し人型は慌てて場内に入っていきしばらくまた待たされた。
全員は通す事が出来ないとのことで姫さんと数人の護衛ビートと交流したなぎささん達が指名され中に入っていった。残されたものは仕方なくその場で待機。
その間うちのメンバーに久々の交流。一人一人にボディータッチで労いとハーレーメンツの事を聞いてみた。ナタリーの貪欲さを感心してたテオ。メグの研究心に刺激されたフェル。オスカルとシータを娘のように接してしつけたリンドウ。ガンツと意気投合してたゾック。みんなそれなりに得るものはあったようだ。
ただ1人問題児が居たがそいつは強制的に新人勧誘ノルマを課せられて走り回ってるそうだ。
ただ話題の本命は暗躍している影の組織についてである。
「やってる事がやっぱり魔族かな?」
「ただ真っ先に魔族が食われてその力利用されてるって話もあるじゃん」
「竜人国も獣人国も今移動制限だろう?とんでも無い異変に巻き込まれるんじゃ無いか?」
「そうなるといつ何が起きても良いようにギルドの増強もしておかないといけないだろう」
「それもそうだがギルド連携も必要じゃ無いか?」
「エルフの時なんかはトップギルドの連絡体制がなければ間に合わなかったんだろ」
「そうだよな連携できれば俺たちも学べるしな」
なんかいろいろ意見でてますな~
「俺はやっぱりパワー重視のバトルジャンキー目指したいな」
「個の連携重視でトップハンターも捨てがたいだろう」
「うちなんか近接が多いからスナイパーと連携したいね」
「バランスよく人材いるハーレーも学ぶべき点あるだろう」
「でもさ~廃人と噂されるNPCしか集めないソロの人も見たく無いか?」
「後は別の意味で新進気鋭の薔薇騎士団とかなお近付きになりたいだろう」
(廃人って俺のことですか…世間の評価はそうなんですか…確かに人生かけてますからね…否定できないか。)
今回ここに来たのは中規模以上のギルドが集まってるようだ。やはり目標に上位ギルドを選んでいるようだ。今後おそらく傭兵という名のユーザー対闇落ちの魔の手になりそうであるからそれを見込んで動こうとする流れが出来つつあるのかもしれない。
そんな声を聞いてかゴールとムサシが何やら話をしてこちらに来た。2人とも今後の連絡体制と今後の騒動が起きるのは獣人国竜人国漆黒の谷だからエルフの森で動くか新人勧誘で組織を拡大させるかで迷っているようだ。俺はこの騒動後は漆黒の谷に行かなくてはいけないのを伝えてある。おそらく渡航制限解除までは自由に動いてて解除後にそこを目指しても良いのでは無いか?
そのあたりで自分達の成長にも力を割いた方が良いのでは無いかと話がまとまりそうである。
場内なぎさ
勢いで来ちゃったけど何かあったら一貫の終わりだよね。現在隊長を筆頭にビート君の護衛でついてきたけど緊張感がすごい。ビート君結構偉い人っぽくてすんなり進みすぎて怖いな~
今は担架を兵隊さん達に代わってもらって、私達はビート君の話し相手になっている。
そしていよいよ女王様の前だって。いきなりでも会えちゃうものなんだね。難しい話は隊長さんがしてくれてるから良いけど私達飾りだよね。居なくても良かった気がする。なんで来ちゃったのかな?ビート君が心配だっただけなんだけどね。
ビート君の話が女王様を驚かせてる。そして蟻の女王様も呼び出されて同じ話してた。やっぱり驚いてた。そこでこの隊長さんがどんな権限あるのか安住の地を提供するから城渡してって言っちゃったの。
それで女王様達がお互いに頷き合って合意が決まったみたい。それにこれをきっかけに交流持つのも決まっちゃった。警備を合同でやって訓練も一緒の事をするんだって。
でもこれって王様無しで決めて大丈夫なのかな?
嘘~この隊長さんがお姫様なの!?こんな危険な事平気でしちゃう人なんだ~ちょっと意外。
やっと話し合いが終わった~。ふ~結構抜かれるわね。ビート君運ばれてっちゃった。私の役目も終わりだな。さて帰るか。
あら、隊長さんじゃなくてお姫様女王様達とお茶してくんだ~
えっ!私達も来いって!?行くのは良いけど…この子達のガールズトーク始まったら私止められないけどな~女王様とお姫様なんてこの子達の頭の中でどう変換されるのか考えるのも怖いな…
場外中規模ギルド長達
「な~いい加減長く無いか?」
「そうだな」
「ここで待ってる意味あるのかな」
「結果を早く知りたいのならいる意味はあるのではないか?」
「向こうも警備を解いてない以上難航しているんだろう」
「だよな~」
この時彼らは知らなかった。
ガールズトークで盛り上がってしまった女性達を…
その後はどうやらまともになった種族は離脱して新天地を探しに出たようだがその種族を狙って襲撃しているものがいてそれにやられたようだ。しかもわざと人種に縁のありそうなところに誘導され裏切り者が出て殲滅されてった。
俺「その裏切り者ってのは黒くなかったかい?」
ビート「よく知ってるな。そのとうりだ。そいつが暴れて外に出たら仲間がいてみんなやられてしまった。」
なぎさ「なんでそんな事知ってるの?」
俺「妖精国でクーデター企てたのがそんなやつらだってフェルが言っててさ。なんでも全部の国でクーデター仕掛けるって組織らしい」
あやめ「そのようなもの達がいるのですか?では獣人国に行けないのもそれが原因?」
俺「それあるかもね。竜人国は盗賊の本拠地だってリンドウさんが言ってたよ」
ビート「なんと我らだけではなかったのか。」
俺「そ~だから共通の敵に協力しようって話なんだよ」
ビート「殺しあった我らと手を組んでくださるというのか」
なぎさ「そ~だよだから私達に協力してよね」
俺「担架できたぞ。どうする?」
その声でみんなが動く。あやめさんが肩を貸し担架に横にする。そして4人で持ち上げる。いちよ~行き違いになると困るので地面に石で戻ると書いておいた。
程なくして続々と人が集まってきた。隊長を筆頭に近衛兵の皆さん、各ギルド代表とそのまま運びながら会議になりそのまま城まで行こうとなってしまった。
(本当にこの姫さんはやる事がぶっ飛んでるな。)
各ギルド代表とうちのメンツでいざとなれば脱出は出来ると思うが思い切りが良い決断をする姫さんである。聞くところによると今城にいるのは蜂族と蟻族だけらしい。その意味でも蜂族のビートさんによる裏切り者情報は大きな武器となるが果たしてすんなりと行くのであろうか?
城に近づき蟻族一般兵が城門に集中してきた。我々の接近に際しての行動であろう。しばらくして上空から蜂族の偵察行動が始まった。ビートさんが仲間を認めて手を振ったりしたので場内が慌ただしく動いているようだ。
城門前で対峙すること30分。虫型の中から人型が現れ話しかけてきた。ビートが対応し人型は慌てて場内に入っていきしばらくまた待たされた。
全員は通す事が出来ないとのことで姫さんと数人の護衛ビートと交流したなぎささん達が指名され中に入っていった。残されたものは仕方なくその場で待機。
その間うちのメンバーに久々の交流。一人一人にボディータッチで労いとハーレーメンツの事を聞いてみた。ナタリーの貪欲さを感心してたテオ。メグの研究心に刺激されたフェル。オスカルとシータを娘のように接してしつけたリンドウ。ガンツと意気投合してたゾック。みんなそれなりに得るものはあったようだ。
ただ1人問題児が居たがそいつは強制的に新人勧誘ノルマを課せられて走り回ってるそうだ。
ただ話題の本命は暗躍している影の組織についてである。
「やってる事がやっぱり魔族かな?」
「ただ真っ先に魔族が食われてその力利用されてるって話もあるじゃん」
「竜人国も獣人国も今移動制限だろう?とんでも無い異変に巻き込まれるんじゃ無いか?」
「そうなるといつ何が起きても良いようにギルドの増強もしておかないといけないだろう」
「それもそうだがギルド連携も必要じゃ無いか?」
「エルフの時なんかはトップギルドの連絡体制がなければ間に合わなかったんだろ」
「そうだよな連携できれば俺たちも学べるしな」
なんかいろいろ意見でてますな~
「俺はやっぱりパワー重視のバトルジャンキー目指したいな」
「個の連携重視でトップハンターも捨てがたいだろう」
「うちなんか近接が多いからスナイパーと連携したいね」
「バランスよく人材いるハーレーも学ぶべき点あるだろう」
「でもさ~廃人と噂されるNPCしか集めないソロの人も見たく無いか?」
「後は別の意味で新進気鋭の薔薇騎士団とかなお近付きになりたいだろう」
(廃人って俺のことですか…世間の評価はそうなんですか…確かに人生かけてますからね…否定できないか。)
今回ここに来たのは中規模以上のギルドが集まってるようだ。やはり目標に上位ギルドを選んでいるようだ。今後おそらく傭兵という名のユーザー対闇落ちの魔の手になりそうであるからそれを見込んで動こうとする流れが出来つつあるのかもしれない。
そんな声を聞いてかゴールとムサシが何やら話をしてこちらに来た。2人とも今後の連絡体制と今後の騒動が起きるのは獣人国竜人国漆黒の谷だからエルフの森で動くか新人勧誘で組織を拡大させるかで迷っているようだ。俺はこの騒動後は漆黒の谷に行かなくてはいけないのを伝えてある。おそらく渡航制限解除までは自由に動いてて解除後にそこを目指しても良いのでは無いか?
そのあたりで自分達の成長にも力を割いた方が良いのでは無いかと話がまとまりそうである。
場内なぎさ
勢いで来ちゃったけど何かあったら一貫の終わりだよね。現在隊長を筆頭にビート君の護衛でついてきたけど緊張感がすごい。ビート君結構偉い人っぽくてすんなり進みすぎて怖いな~
今は担架を兵隊さん達に代わってもらって、私達はビート君の話し相手になっている。
そしていよいよ女王様の前だって。いきなりでも会えちゃうものなんだね。難しい話は隊長さんがしてくれてるから良いけど私達飾りだよね。居なくても良かった気がする。なんで来ちゃったのかな?ビート君が心配だっただけなんだけどね。
ビート君の話が女王様を驚かせてる。そして蟻の女王様も呼び出されて同じ話してた。やっぱり驚いてた。そこでこの隊長さんがどんな権限あるのか安住の地を提供するから城渡してって言っちゃったの。
それで女王様達がお互いに頷き合って合意が決まったみたい。それにこれをきっかけに交流持つのも決まっちゃった。警備を合同でやって訓練も一緒の事をするんだって。
でもこれって王様無しで決めて大丈夫なのかな?
嘘~この隊長さんがお姫様なの!?こんな危険な事平気でしちゃう人なんだ~ちょっと意外。
やっと話し合いが終わった~。ふ~結構抜かれるわね。ビート君運ばれてっちゃった。私の役目も終わりだな。さて帰るか。
あら、隊長さんじゃなくてお姫様女王様達とお茶してくんだ~
えっ!私達も来いって!?行くのは良いけど…この子達のガールズトーク始まったら私止められないけどな~女王様とお姫様なんてこの子達の頭の中でどう変換されるのか考えるのも怖いな…
場外中規模ギルド長達
「な~いい加減長く無いか?」
「そうだな」
「ここで待ってる意味あるのかな」
「結果を早く知りたいのならいる意味はあるのではないか?」
「向こうも警備を解いてない以上難航しているんだろう」
「だよな~」
この時彼らは知らなかった。
ガールズトークで盛り上がってしまった女性達を…
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