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リターンズ
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店に帰るとそこには槍さんが待っていた。
工房に案内し鉱石を出してもらうと鉄系を中心に幾つかとレア素材を出してくれたのでその場で精製炉に突っ込みインゴットを精製、その間に作っておいた木製のサンプルで持ち手の太さを試してもらい好みの長さ、使い方を確認していった。
槍さんメインの使い方は刺突が中心で、たまに薙ぎ払い、石突で殴打があるそうなので刃を両刃で尖らせて長さを40cm程にし、柄の長さを250cmで金属を前より太めで刃の着脱を行える様にしたので手入れをしやすい様にしておいた。
これで血が入り込んでも拭えるからもう中が錆びて折れるなんて事は起きないだろう。
手入れ方法も真剣に学んでいったから。
今回は強度が上がったし刃も長くしたので利便性が上がって、鉄の槍として精錬度が40%行ったのは重量増のマイナス要因が有っても強度が上がったのが大きく影響した様だ。
一点ものだからこんなものでしょう。
裏庭で試してもらったが超重鉱の槍で練習してただけ有って軽々と扱えてるから問題はなさそうだ。
槍さんは機嫌良く帰っていった。
よしもう今日は片して終了k…「ゼットさん持ってきました!!」
人の思考を中断させる様なでけぇ声出しやがって聞こえてるっての
「怒鳴らなくても聞こえる!さっさと裏来い!」
3人は両手に荷物を抱え血みどろのまま入ってきた
「お前ら汚ねえな…裏で井戸あるから顔ぐらい拭いてこい」
荷物を机に置かせてさっさと裏に追いやった。
さてこいつらが持ってきたものは…
ほぅ
悪くないな
ロックボアとブレイディアに使える所は少ないがリトルアースドラゴンも持ってくるとはなかなかやるな。
こいつは使える様に鞣さんと使えないが大まかに使う所を決めておくか?
ブレイディアは二頭とも頭を撃ち抜いて仕留められてるから皮が多く取れるのでベースとして使おう。
これなら肌触りも柔らかいから体に合わせやすいだろう。
これに急所や主要な所をロックボアの堅い皮を鞣して覆い、女の子だから見た目が良く見えるリトルアースドラゴンの皮で表面覆えばいいか?
そうこうしてるうちに3人は戻ってきたがさすがに装備は洗えなかったか。
まあいいサービスだ。
「おいお前ら装備外してそこに置け。そしたらサイズ測るからな」
2人は装備の革鎧を脱ぎ始めたがジャックはそのままだったのでお前もだって3人とも装備を外させた。
3人とも軽量な装備を好んで機動力重視だからあまり重い物は好まれないがそこそこ強度は持たせてやりたい。だから今の装備で使える部分は併用して改造してやるつもりだ。
3人のサイズを基本のスリーサイズ、足のサイズ、手の長さなど一応のサイズを測って希望を聞いていくがお任せでとなってしまった。
革系でこの2種類あればそれだけで今以上にはなるから、動きやすさを入れてくれればいいとなって余分に出せる予算が無いからなんとか買取の範囲内で収まる程度で考えてくれれば文句は無いそうだ。
それもマルチ防具システムで増設できるのを見込んでの話だった。
ジャックのやつはやはり良く分かってやがる。
あれだけ宣伝してくれてたんだその良さも良く知っているって事だ。
信頼には信頼で返さんとな。
そういう事で3人には宿帰って体を清めてこいって追い出し、装備は預かるから暫く休憩しとけって事でお開きにした。
さてどうすっか?
女の子2人は鹿革でコルセットっぽく腹回り覆うのをベースにしてやって正面を編み上げで縛らせれば体型変わっても問題は無いだろう。そうなると胸回りか?背中から前に持ってきて真ん中で縛るか?でも体の中心がガラ空きか?それなら広めの革で胸を寄せて上げて逆の肩から首の後ろで縛れば激しく動いてもホールド性が有って良いか?
胸元までは猪革でそこから鹿革を調整用で肩に持って行って前の谷間にフックでもつけとけば良いか?ある意味フロントホックのブラっぽいが…それならベースをブラっぽくしちまって革の中にプレート入れちまってフック部分も一体成型してしまおう。
でかくなったらその時はプレートの交換なら下手したらその場で打ち直しで済むだろう。
そうだ今は大きめに作っておこう。その分スライムゼリーでパット代わりに入れておけば安定性と衝撃吸収も兼ねていけるな。
これで急所の防御力は残しつつ軽量に持っていけるだろう。
腰回りは今回は無しだなここまでやっちまうと材料が足りない。
その分革のブーツは膝までのロングにしてやろう。
後は小手か…これは指部分にリトルアースドラゴンの革使って密着性を持たせて手首から強度を持たせるとしよう。
女の子は基本、弓で遠距離だから手足と胸がなんとかなれば平気だろう。それに近接攻撃食らうほど接近させたらそもそも戦闘方法が通用しないから逃げるしかなくなるだろう。
その分はジャックが前衛として受け止めれば良いだろう。
こいつは軽めにしつつ正面に鎖の本数とプレートを増やして、後は盾の強度を持たせてやろう。それに腕の当たる部分にスライムゼリー入れて衝撃緩和作用を持たせる。
こうして出来たのがプレート入りの革鎧と胸当て、コルセット、革のグローブ、革のブーツ、革のロングブーツである。それぞれ単体で見れば精錬度が素材のランクで20%前後だが、総合評価で32%程まではついたようだ。
軽量にしつつ急所部分の強度があるのが良かったようだ。
盾も木製のベースにプレートつけて衝撃吸収作用で強化木盾、精錬度26%まで上がった。
そんでこいつが最初の注文だった持ち運び式簡易竃だ。4枚の板を組み合わせ式にして普段は板で場所をとらないようにしておきながら、組み立てると縦長の長方形で下の一面に穴が開き上に鍋を置いても安定して反射熱も合わさりフライパンなどを置けばそこそこの火力を出す事が出来る。
それに暖をとりたい時などは着火機としても使える。藁などの燃えやすい物を下に入れ薪を上から入れれば火が付くのが早く、ついた後は一面を外して倒せばもう焚き火の完成。
そしてこの雑貨枠の竃なんだが精錬度が65%もいっちまった…
まあ他にこの分野はやりようが無いのが完成度として数字が上がったみたいだ。
ここまで上がっちまうと発想の転換が必要そうだがこれはこれでフォルテのところの商品に出しちまおう。
後にこれが一般家庭に浸透し、着火機としてベストセラーになり着火機専門の小型なのを作る事になるとはゼットは想像もしていなかったが別の話である。
翌日
フォルテの店が開く前から前の道を行ったり来たりしている不審者が3人ほど…
休みの日ぐらいのんびりしとけと思うが一応普段と違う小洒落た格好をしてるから買出しデートのついでに覗いてるって事にしといてやろう。
そんなに装備が気になるならさっさと渡して休日を満喫させてやるとしよう。
ちょうど角を曲がって裏庭からの出口の方に向かったから脅かしてやるとしよう。
裏庭と言っても建物の空白地で利用価値が無い建物の隙間にできたちょっとした空間。
その先も2軒の建物の隙間の人が1人通れるくらいの道を通り抜け、丁度目の前に両手に華の3人を発見。
ちょっと悪戯をしてやろう。
「よ~よ~見せつけてくれるな~余ってんなら1人寄越せよ」
ちょっと柄が悪く聞こえるように声質もちょっと変えて3人の後ろから声をかける。
すると3人は一斉に振り向いて、視線の先の人物が誰か理解をしようと動いているだろうけど鳩が豆鉄砲食らったような顔をして唖然としてたので、そこでさらに一声。
「って言われちまうぞ若造。ちゃんと守ってやれよ。そんでお前らが気になってる装備なら出来てるぞ。早く着いてこい」
言うだけ言ってさっさと通路を進んで行くと装備の一言で再起動できた様で3人は走って付いてきた。
なんか初々しくて面白いんだよなこいつら弄りたくなっちまうんだよな。
子供のいる親の心境に近いものがあるかもな。放ってはおけない庇護欲ってでも言うのかね。
まあ良いさ。
さっさと見せてやろう。
3体分の等身大サイズに布を掛けた物の前に目がいってるのにあえてテーブルの上にある板を見せてやりながら組み立ててやった。
一辺が20cm程の正方形で高さが30cmのそれは地面に直置きで火を起こし鍋を置く事が出来る物だって簡単に説明しただけだがこれで大満足らしい。
暫くは林の探索だから延焼させる心配が無いのも良いって喜んでいた。
良いなら良いか?
そんじゃ次。
先にジャックの革鎧改良版
繋ぎ目は鹿革であたりを柔らかくして主要部に猪革で厚みを持たせて急所部分にプレートを中に入れて隠密行動も可能な様に音を出さない様に加工した。
古い革は型を変えて肩当などの周辺に付け足しておいた。
盾も丸盾の横に数本プレートを貼り付け木よりも衝撃に耐えられる様にして腕の衝撃吸収で打撃で痺れるのを軽減図った。
感動に打ち拉がれてるジャックに裏庭で着替えて来いって追い出してから2人の姉ちゃんに説明に入った。
と言っても小手もブーツも説明は要らないからコルセットの付け方と、そこに付ける胸当ての取り付け方を説明してここで着替えておけと声をかけ裏庭に向かったらそこでは着方がわからなかったらしいジャックの悶えている姿があった。
「アホ!緩めず着れるわけねえだろう」
俺の声で動きを止めるが再びもがき出した。
どうやら抜けないらしい…
しかたなく手を貸して緩めてやり外してやった。
「これは横の紐緩めて着てから引っ張ればほれ1発で終わりだ」
着心地に納得のジャックは大喜びで着替え中の2人の元に…
まあ脱ぐ物も無いから平気か?
「きゃー!」バチーン!
両頬に見事な紅葉を作って涙目のジャックに予想通り過ぎて呆れるがまだ見られて困る様な物なんてなさそうだったが…
なんか殺気を感じる…これ以上は考えない様にしよう。
装備を着終わり喜んだ3人はウキウキで出て行った。
これで注文受けてる分は一旦終わりだ。
これで暇が出来るから暫くは近隣で材料でも集めるとしよう。
工房に案内し鉱石を出してもらうと鉄系を中心に幾つかとレア素材を出してくれたのでその場で精製炉に突っ込みインゴットを精製、その間に作っておいた木製のサンプルで持ち手の太さを試してもらい好みの長さ、使い方を確認していった。
槍さんメインの使い方は刺突が中心で、たまに薙ぎ払い、石突で殴打があるそうなので刃を両刃で尖らせて長さを40cm程にし、柄の長さを250cmで金属を前より太めで刃の着脱を行える様にしたので手入れをしやすい様にしておいた。
これで血が入り込んでも拭えるからもう中が錆びて折れるなんて事は起きないだろう。
手入れ方法も真剣に学んでいったから。
今回は強度が上がったし刃も長くしたので利便性が上がって、鉄の槍として精錬度が40%行ったのは重量増のマイナス要因が有っても強度が上がったのが大きく影響した様だ。
一点ものだからこんなものでしょう。
裏庭で試してもらったが超重鉱の槍で練習してただけ有って軽々と扱えてるから問題はなさそうだ。
槍さんは機嫌良く帰っていった。
よしもう今日は片して終了k…「ゼットさん持ってきました!!」
人の思考を中断させる様なでけぇ声出しやがって聞こえてるっての
「怒鳴らなくても聞こえる!さっさと裏来い!」
3人は両手に荷物を抱え血みどろのまま入ってきた
「お前ら汚ねえな…裏で井戸あるから顔ぐらい拭いてこい」
荷物を机に置かせてさっさと裏に追いやった。
さてこいつらが持ってきたものは…
ほぅ
悪くないな
ロックボアとブレイディアに使える所は少ないがリトルアースドラゴンも持ってくるとはなかなかやるな。
こいつは使える様に鞣さんと使えないが大まかに使う所を決めておくか?
ブレイディアは二頭とも頭を撃ち抜いて仕留められてるから皮が多く取れるのでベースとして使おう。
これなら肌触りも柔らかいから体に合わせやすいだろう。
これに急所や主要な所をロックボアの堅い皮を鞣して覆い、女の子だから見た目が良く見えるリトルアースドラゴンの皮で表面覆えばいいか?
そうこうしてるうちに3人は戻ってきたがさすがに装備は洗えなかったか。
まあいいサービスだ。
「おいお前ら装備外してそこに置け。そしたらサイズ測るからな」
2人は装備の革鎧を脱ぎ始めたがジャックはそのままだったのでお前もだって3人とも装備を外させた。
3人とも軽量な装備を好んで機動力重視だからあまり重い物は好まれないがそこそこ強度は持たせてやりたい。だから今の装備で使える部分は併用して改造してやるつもりだ。
3人のサイズを基本のスリーサイズ、足のサイズ、手の長さなど一応のサイズを測って希望を聞いていくがお任せでとなってしまった。
革系でこの2種類あればそれだけで今以上にはなるから、動きやすさを入れてくれればいいとなって余分に出せる予算が無いからなんとか買取の範囲内で収まる程度で考えてくれれば文句は無いそうだ。
それもマルチ防具システムで増設できるのを見込んでの話だった。
ジャックのやつはやはり良く分かってやがる。
あれだけ宣伝してくれてたんだその良さも良く知っているって事だ。
信頼には信頼で返さんとな。
そういう事で3人には宿帰って体を清めてこいって追い出し、装備は預かるから暫く休憩しとけって事でお開きにした。
さてどうすっか?
女の子2人は鹿革でコルセットっぽく腹回り覆うのをベースにしてやって正面を編み上げで縛らせれば体型変わっても問題は無いだろう。そうなると胸回りか?背中から前に持ってきて真ん中で縛るか?でも体の中心がガラ空きか?それなら広めの革で胸を寄せて上げて逆の肩から首の後ろで縛れば激しく動いてもホールド性が有って良いか?
胸元までは猪革でそこから鹿革を調整用で肩に持って行って前の谷間にフックでもつけとけば良いか?ある意味フロントホックのブラっぽいが…それならベースをブラっぽくしちまって革の中にプレート入れちまってフック部分も一体成型してしまおう。
でかくなったらその時はプレートの交換なら下手したらその場で打ち直しで済むだろう。
そうだ今は大きめに作っておこう。その分スライムゼリーでパット代わりに入れておけば安定性と衝撃吸収も兼ねていけるな。
これで急所の防御力は残しつつ軽量に持っていけるだろう。
腰回りは今回は無しだなここまでやっちまうと材料が足りない。
その分革のブーツは膝までのロングにしてやろう。
後は小手か…これは指部分にリトルアースドラゴンの革使って密着性を持たせて手首から強度を持たせるとしよう。
女の子は基本、弓で遠距離だから手足と胸がなんとかなれば平気だろう。それに近接攻撃食らうほど接近させたらそもそも戦闘方法が通用しないから逃げるしかなくなるだろう。
その分はジャックが前衛として受け止めれば良いだろう。
こいつは軽めにしつつ正面に鎖の本数とプレートを増やして、後は盾の強度を持たせてやろう。それに腕の当たる部分にスライムゼリー入れて衝撃緩和作用を持たせる。
こうして出来たのがプレート入りの革鎧と胸当て、コルセット、革のグローブ、革のブーツ、革のロングブーツである。それぞれ単体で見れば精錬度が素材のランクで20%前後だが、総合評価で32%程まではついたようだ。
軽量にしつつ急所部分の強度があるのが良かったようだ。
盾も木製のベースにプレートつけて衝撃吸収作用で強化木盾、精錬度26%まで上がった。
そんでこいつが最初の注文だった持ち運び式簡易竃だ。4枚の板を組み合わせ式にして普段は板で場所をとらないようにしておきながら、組み立てると縦長の長方形で下の一面に穴が開き上に鍋を置いても安定して反射熱も合わさりフライパンなどを置けばそこそこの火力を出す事が出来る。
それに暖をとりたい時などは着火機としても使える。藁などの燃えやすい物を下に入れ薪を上から入れれば火が付くのが早く、ついた後は一面を外して倒せばもう焚き火の完成。
そしてこの雑貨枠の竃なんだが精錬度が65%もいっちまった…
まあ他にこの分野はやりようが無いのが完成度として数字が上がったみたいだ。
ここまで上がっちまうと発想の転換が必要そうだがこれはこれでフォルテのところの商品に出しちまおう。
後にこれが一般家庭に浸透し、着火機としてベストセラーになり着火機専門の小型なのを作る事になるとはゼットは想像もしていなかったが別の話である。
翌日
フォルテの店が開く前から前の道を行ったり来たりしている不審者が3人ほど…
休みの日ぐらいのんびりしとけと思うが一応普段と違う小洒落た格好をしてるから買出しデートのついでに覗いてるって事にしといてやろう。
そんなに装備が気になるならさっさと渡して休日を満喫させてやるとしよう。
ちょうど角を曲がって裏庭からの出口の方に向かったから脅かしてやるとしよう。
裏庭と言っても建物の空白地で利用価値が無い建物の隙間にできたちょっとした空間。
その先も2軒の建物の隙間の人が1人通れるくらいの道を通り抜け、丁度目の前に両手に華の3人を発見。
ちょっと悪戯をしてやろう。
「よ~よ~見せつけてくれるな~余ってんなら1人寄越せよ」
ちょっと柄が悪く聞こえるように声質もちょっと変えて3人の後ろから声をかける。
すると3人は一斉に振り向いて、視線の先の人物が誰か理解をしようと動いているだろうけど鳩が豆鉄砲食らったような顔をして唖然としてたので、そこでさらに一声。
「って言われちまうぞ若造。ちゃんと守ってやれよ。そんでお前らが気になってる装備なら出来てるぞ。早く着いてこい」
言うだけ言ってさっさと通路を進んで行くと装備の一言で再起動できた様で3人は走って付いてきた。
なんか初々しくて面白いんだよなこいつら弄りたくなっちまうんだよな。
子供のいる親の心境に近いものがあるかもな。放ってはおけない庇護欲ってでも言うのかね。
まあ良いさ。
さっさと見せてやろう。
3体分の等身大サイズに布を掛けた物の前に目がいってるのにあえてテーブルの上にある板を見せてやりながら組み立ててやった。
一辺が20cm程の正方形で高さが30cmのそれは地面に直置きで火を起こし鍋を置く事が出来る物だって簡単に説明しただけだがこれで大満足らしい。
暫くは林の探索だから延焼させる心配が無いのも良いって喜んでいた。
良いなら良いか?
そんじゃ次。
先にジャックの革鎧改良版
繋ぎ目は鹿革であたりを柔らかくして主要部に猪革で厚みを持たせて急所部分にプレートを中に入れて隠密行動も可能な様に音を出さない様に加工した。
古い革は型を変えて肩当などの周辺に付け足しておいた。
盾も丸盾の横に数本プレートを貼り付け木よりも衝撃に耐えられる様にして腕の衝撃吸収で打撃で痺れるのを軽減図った。
感動に打ち拉がれてるジャックに裏庭で着替えて来いって追い出してから2人の姉ちゃんに説明に入った。
と言っても小手もブーツも説明は要らないからコルセットの付け方と、そこに付ける胸当ての取り付け方を説明してここで着替えておけと声をかけ裏庭に向かったらそこでは着方がわからなかったらしいジャックの悶えている姿があった。
「アホ!緩めず着れるわけねえだろう」
俺の声で動きを止めるが再びもがき出した。
どうやら抜けないらしい…
しかたなく手を貸して緩めてやり外してやった。
「これは横の紐緩めて着てから引っ張ればほれ1発で終わりだ」
着心地に納得のジャックは大喜びで着替え中の2人の元に…
まあ脱ぐ物も無いから平気か?
「きゃー!」バチーン!
両頬に見事な紅葉を作って涙目のジャックに予想通り過ぎて呆れるがまだ見られて困る様な物なんてなさそうだったが…
なんか殺気を感じる…これ以上は考えない様にしよう。
装備を着終わり喜んだ3人はウキウキで出て行った。
これで注文受けてる分は一旦終わりだ。
これで暇が出来るから暫くは近隣で材料でも集めるとしよう。
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