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第2部
3なんでこんなに…
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「行ってらっしゃい。みんな気をつけてね」
みんなそれぞれの部族の交渉人に連れられて旅立っていった。
しばらくの別れでさすがに少々寂しいがみんな元気に旅立っていった。
その時になぜかみんな各部族からとマジックバックを渡していった…
妖精国、エルフ、獣人国、龍人国、魔界から合計5個のマジックバックが置いて行かれた…
何がこの中に入ってるのだろうか…開けるのが怖い気がするが整理しないといけないような気がする。
今後道具作りしないといけないから出かける前には確認しないといけないよね。
その内容次第で素材を集めないといけなくなりそうだし、何が作れるのかも早めに設計図を起こしたい。
という事で早速バック解放。
まずは妖精国のから。何が中に入っているのかな?
石?
魔石!?
各属性の魔石だと!?
なんでこんなに高価なものが入ってるんだ!?
頭痛くなってきた…
他のところの開けるのが怖い…
何が起きてるのこれ?
他のも開封をしてみると、贅沢な素材が大量に…見た事もないものも大量に…これはそれぞれが素材で報酬先払いか?
いいや。都合良く解釈しておこう。
武器屋再出発のお祝いと思っとけばいいよね。
さて目ぼしいところでは爆燃石とか魔鉱石、精霊樹、獣爪とかかな?
これの研究するのだけで楽しそうだよね?
それじゃ自分の出発準備を致しますか。
まずは自分の必要な物からかな。
ツルハシとシャベルを採掘ようで持っておかなければいけないし、切断用にノコギリ系もいるし、皮加工にハサミに針と鍛冶仕事の金槌その他もろもろ。
こんなにあってももらったマジックバック全部入ってしまう。
こんなに入るならあるもの全部片っ端から持って行くとするか?
さすがに釜などの大型機器は持ち運べないから新設するしかないのかな?
どうせならマジックバックで入るなら持ち運び出来ると便利だろうから作ってみるかね?
まずは鉄を溶かす能力がないといけないから単純に1200度以上出来れば1500度くらいで温度管理が楽なのが良いよな~それに燃料だよね。
これに魔石とか使うとどうなのかな?
魔法の能力と科学の知識合わさればすごいの出来そうだよね。
そうなると何が必要だ?
周りの壁の断熱性と中表面の熱反射性。これがあれば作業が暑くなく素材の加工が楽かな?
後は鉄が溶けて抜き出す所と加工時に必要な鉄を熱する場所は分ける必要があるか…
後は空気の流入と排気も上手くいかないと温度が上がらないだろう。それと燃料の性能か…
製鉄所のように大量生産用は要らないがそこそこで多機能を目指して作りたいな。
まずは酸化素材で耐熱温度の高いものでレンガを…中略…この耐熱レンガで周りを作って、溶かしたものが流れ出て受ける場所を…中略…水と土の魔石で分別して流せるようにして、これに不純物除去機能も入れるとしたら一酸化炭素の管理が…中略…風魔石で行けるだろう。そうなれば無理に吸排気無くて火魔石の熱量を多方面から一点照射で必要なところが高温になり風魔石も併用すれば空間が高温になるかなと…
…途中の中略は現実的工程を省略しました…
まずい!やりすぎた!!
ボタンひとつで鉱石から不純物除いて玉鋼作れる高炉になっちまった!
しかも希少金属の精製も出来てそれを必要に応じて混ぜ直すといろいろな合金が作れるようになっちまった!
しかもこんなのが小型持ち運び可能って…下手したら卓上が可能だぞ!
使った魔石は100個以上これだけで値段の想像がつかないよ…
これってやりすぎだよね…考え出したら止まらなくなって手が勝手に動いて作っちまった…
この後油圧プレス機とか考えてたけど作るの怖くなってきた…
だがしかし
好奇心には勝てそうにない!
出来そうなもの片っ端から作ってやる!!
数時間後…
………
100tプレス機卓上型
パワードスーツ獣型
削岩機型連打小手
万能グローブ
杭打ち機
ごめんなさい本当にやりすぎました。
100tプレス機卓上型まで小型化したのは良いですがそれでも大きさが2m四方くらいこれは持てないとなってパワードスーツを開発。はじめは介護用の真似て作るつもりが獣の筋繊維をベースにしてスピード補助型にリミッター解除をすると機械機構作動でパワー型にしちゃいました。そこで全身は補助が入っても指先は自分では力が伝わらないだろうと万能グローブで滑り止め、力伝達、繊細加工能力も入れて作ってしまった。
ここで辞めておけば良かったのに小型のプレス機が欲しい!でも同じのは要らない。それよりは金槌で叩くの機械でやれば楽じゃんと思い至り上下ストロークの圧力ハンマープレス機の様なものができた。これをなぜか先端変えて削岩機いけるじゃんと思ってしまって、それが回り回って小手に取り付けてしまった…
両手につけたら百烈○球出来るかもと思ったのは内緒。
そこからいざプレス連打を使おうとしたら台が動いてしまった…
固定しないといけないけど移動式の物ばかり…それならその都度杭打って固定?
それなら杭打ち機かとなって作ってしまった。しかもどこで見たのか忘れたが杭を打ち出す武器を思い浮かべてしまい、射出機能を追加してしまった。
細かいところは魔石の能力を都合よく利用しました。
両肩に乗ったらガン○ャノンだけど片方だからジ○キャノンかな?
射程距離はそんなにないが5cm程の太さで1m程の長さの物を50m程打ち出すことができた。
なんか自分がロボットになってしまった様な気がする…鍛冶をするのに効率化を目指してただけの気がするがなんでこうなったのだろう…
そもそも旅するのに自分用の武器を用意するつもりがこれなら要らなくなったよね?
改めて思うと工作機械って兵器としても優秀なんだね。
みんなそれぞれの部族の交渉人に連れられて旅立っていった。
しばらくの別れでさすがに少々寂しいがみんな元気に旅立っていった。
その時になぜかみんな各部族からとマジックバックを渡していった…
妖精国、エルフ、獣人国、龍人国、魔界から合計5個のマジックバックが置いて行かれた…
何がこの中に入ってるのだろうか…開けるのが怖い気がするが整理しないといけないような気がする。
今後道具作りしないといけないから出かける前には確認しないといけないよね。
その内容次第で素材を集めないといけなくなりそうだし、何が作れるのかも早めに設計図を起こしたい。
という事で早速バック解放。
まずは妖精国のから。何が中に入っているのかな?
石?
魔石!?
各属性の魔石だと!?
なんでこんなに高価なものが入ってるんだ!?
頭痛くなってきた…
他のところの開けるのが怖い…
何が起きてるのこれ?
他のも開封をしてみると、贅沢な素材が大量に…見た事もないものも大量に…これはそれぞれが素材で報酬先払いか?
いいや。都合良く解釈しておこう。
武器屋再出発のお祝いと思っとけばいいよね。
さて目ぼしいところでは爆燃石とか魔鉱石、精霊樹、獣爪とかかな?
これの研究するのだけで楽しそうだよね?
それじゃ自分の出発準備を致しますか。
まずは自分の必要な物からかな。
ツルハシとシャベルを採掘ようで持っておかなければいけないし、切断用にノコギリ系もいるし、皮加工にハサミに針と鍛冶仕事の金槌その他もろもろ。
こんなにあってももらったマジックバック全部入ってしまう。
こんなに入るならあるもの全部片っ端から持って行くとするか?
さすがに釜などの大型機器は持ち運べないから新設するしかないのかな?
どうせならマジックバックで入るなら持ち運び出来ると便利だろうから作ってみるかね?
まずは鉄を溶かす能力がないといけないから単純に1200度以上出来れば1500度くらいで温度管理が楽なのが良いよな~それに燃料だよね。
これに魔石とか使うとどうなのかな?
魔法の能力と科学の知識合わさればすごいの出来そうだよね。
そうなると何が必要だ?
周りの壁の断熱性と中表面の熱反射性。これがあれば作業が暑くなく素材の加工が楽かな?
後は鉄が溶けて抜き出す所と加工時に必要な鉄を熱する場所は分ける必要があるか…
後は空気の流入と排気も上手くいかないと温度が上がらないだろう。それと燃料の性能か…
製鉄所のように大量生産用は要らないがそこそこで多機能を目指して作りたいな。
まずは酸化素材で耐熱温度の高いものでレンガを…中略…この耐熱レンガで周りを作って、溶かしたものが流れ出て受ける場所を…中略…水と土の魔石で分別して流せるようにして、これに不純物除去機能も入れるとしたら一酸化炭素の管理が…中略…風魔石で行けるだろう。そうなれば無理に吸排気無くて火魔石の熱量を多方面から一点照射で必要なところが高温になり風魔石も併用すれば空間が高温になるかなと…
…途中の中略は現実的工程を省略しました…
まずい!やりすぎた!!
ボタンひとつで鉱石から不純物除いて玉鋼作れる高炉になっちまった!
しかも希少金属の精製も出来てそれを必要に応じて混ぜ直すといろいろな合金が作れるようになっちまった!
しかもこんなのが小型持ち運び可能って…下手したら卓上が可能だぞ!
使った魔石は100個以上これだけで値段の想像がつかないよ…
これってやりすぎだよね…考え出したら止まらなくなって手が勝手に動いて作っちまった…
この後油圧プレス機とか考えてたけど作るの怖くなってきた…
だがしかし
好奇心には勝てそうにない!
出来そうなもの片っ端から作ってやる!!
数時間後…
………
100tプレス機卓上型
パワードスーツ獣型
削岩機型連打小手
万能グローブ
杭打ち機
ごめんなさい本当にやりすぎました。
100tプレス機卓上型まで小型化したのは良いですがそれでも大きさが2m四方くらいこれは持てないとなってパワードスーツを開発。はじめは介護用の真似て作るつもりが獣の筋繊維をベースにしてスピード補助型にリミッター解除をすると機械機構作動でパワー型にしちゃいました。そこで全身は補助が入っても指先は自分では力が伝わらないだろうと万能グローブで滑り止め、力伝達、繊細加工能力も入れて作ってしまった。
ここで辞めておけば良かったのに小型のプレス機が欲しい!でも同じのは要らない。それよりは金槌で叩くの機械でやれば楽じゃんと思い至り上下ストロークの圧力ハンマープレス機の様なものができた。これをなぜか先端変えて削岩機いけるじゃんと思ってしまって、それが回り回って小手に取り付けてしまった…
両手につけたら百烈○球出来るかもと思ったのは内緒。
そこからいざプレス連打を使おうとしたら台が動いてしまった…
固定しないといけないけど移動式の物ばかり…それならその都度杭打って固定?
それなら杭打ち機かとなって作ってしまった。しかもどこで見たのか忘れたが杭を打ち出す武器を思い浮かべてしまい、射出機能を追加してしまった。
細かいところは魔石の能力を都合よく利用しました。
両肩に乗ったらガン○ャノンだけど片方だからジ○キャノンかな?
射程距離はそんなにないが5cm程の太さで1m程の長さの物を50m程打ち出すことができた。
なんか自分がロボットになってしまった様な気がする…鍛冶をするのに効率化を目指してただけの気がするがなんでこうなったのだろう…
そもそも旅するのに自分用の武器を用意するつもりがこれなら要らなくなったよね?
改めて思うと工作機械って兵器としても優秀なんだね。
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