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エルフで菜食主義だったら駄目なのかよ
熊肉料理・ほうれん草添え
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「この連中をマントルん所に送るんはもうちょい健康になってからの方がええで」
と、お好み焼きを食いながら仰られたトゥール様のお言葉を有難く受けて……兄貴が来るまでオヤッサンの元で働きながらリハビリをする事になった。
当の本人達も歯を砕いた挙げ句に爆弾扱いした過激派を憎んでいるみたいだし、トゥール様の力で歯が治ったお陰か肉も喜んで食っているしな……更に内一人は過激派の本拠地まで教えてくれたよ。
とはいえ今から向かう訳にもいかん、行った所で返り討ちにされるのが目に見えてるからな……
行くならもう少しだけでも人手を増やしたい。
具体的にはマットさんやペグさんにサーマ、領主にアンカー、グリル、ラビナさんとベル辺りにも来て欲しい。
後フィオレさんやアメーラにも手伝って貰いたい。
「所でハイドラ様、度々あの爆発するサークレットを投げ込むトゥール様の代わりに俺が謝罪するのは……まあ原因の一部でもあるから仕方ないとして、今回はまだ何か?」
昨夜トゥール様と一緒にお好み焼きを大量に食ったにも関わらず……まだ満足なさってないと?
「いえいえ、あのお好み焼きは大変美味しく頂きましたし満足しましたよ……ただ今回はその箱の中にある変わったお肉を食べてみたくて」
箱ってクーラーボックスの事か?
つまりクマ肉が目的か……確かにこれは美味い物だが食えるのは明日だぞ?
「無論、タダとは言いませんよ……クティ、これを」
青い宝石……アクアマリンか?
よく見たらベーコンやエビフライの首輪に付いてる宝石に似ているな。
「私が創るとこの世界に嵐が起きますから、貴方がキャリさん専用の幻獣を創造なさい……まさか白や黒じゃないと出来ない、なんて泣き言は言いませんよね?」
「なっ、出来ますわよ!」
何やら母娘喧嘩が始まってしまったがキャリ専用とはまた豪勢な……
てか嵐が起こるって物騒過ぎやしないか?
「はぁ、仕方ありませんわね……キャリさん、見た目に希望はあります?」
「んー……あ!お馬さんがいい!」
馬……そういやキャリは領主の所の気性が荒い馬になつかれてたな。
まあ馬なら……餌代はバカにならんだろうが色んな働きが出来るだろうし、いいか。
で、産まれたのは確かに馬だが……背中に翼が生えてるって事はペガサスとかいう奴か?
「丁度キャリちゃんが乗れそうな大きさだけど……荷物を運ぶにはちょっと小さいかな?」
「まあこれから大きくなるだろうし、暫くは様子見だな」
「えへへ、これから宜しくね……サシミ!」
「宜しくね、マスター」
って馬なのに喋るのか!
てか馬の名前に刺身は危険な気がするんだが……まあ今更だな。
「という訳で天馬のサシミです」
「あ、ああ……因みに飯に好みはあるか?」
「あ、出来ればパンとキャベツが食べたいです……それと私は種族的に肉や魚は食べられませんので、パンもバターやミルクを使わない物でお願いします」
パンとキャベツね……まあ馬だからな、肉や魚が食えないのは仕方ない。
パンも久しく作っていない小麦粉酵母のナンみたいな奴なら問題はないだろう。
「キャリさん、その子との契約は成長するまで……大体3年ほど待った方がいいですわよ」
「はーい!」
成長を待つって……今じゃ駄目なのか?
「幻獣は契約者と一心同体、寿命も同じになりますので……ハイエルフであるキャリさんと契約したら、おおよそ300年は子供のままになってしまいます」
あ、そういう事か。
それは不憫過ぎるな……確かに待ってやった方がいい。
翌日……
今夜はクマを料理せねばならんのだが、可愛い妹が大量のリンゴとタマネギ、それにハチミツを用意している。
「お兄ちゃん、クマ肉を食べるんなら甘露煮でしょ?」
甘露煮か……確かに悪くはないんだが、バーベキューで作るには微妙というか何というか。
まあ量だけはあるからな、幾らか渡して俺は別の料理にするか。
ってコラ、ちゃっかり希少部位の掌を持って行くんじゃない。
「ボーイ、グリズリーを狩ったんなら俺にも一声かけな……それとレモンのワインを貰うぜ」
やはりジョニーさんも来たな……レモンのワインって事は煮込みにする気か?
ってオイ、更に希少な頬肉と内臓、残った骨を全部持って行くなよ!
で、結局残ったのはモモ肉と固い部位だけか……仕方ない、固い部位は挽肉にしてモモ肉はちゃんちゃん焼きにでもするか。
幸い塩漬けにしたウシの腸もあるし、挽肉はソーセージにしてホットドッグだな。
「あ、あの……」
「ん?ああ、あの集落から連れてきた……確かミディだったか」
「はい、ミディです」
因みにこのミディは連れてきた連中の中では最年少の18歳で、過激派の本拠地を教えてくれた奴だったりする。
それと俺は性欲的な意味で欲求不満なのは確かながらエルフの成人は180歳らしいからな……いくら美人でも未成年に欲情はせんぞ。
だからタープとマリアは俺を睨むのを止めてくれ。
「あの、オヤッサさんが栽培したホウレンソウを試して欲しいと」
「そいつは有難い、なら早速夕飯に振る舞うか」
となればちゃんちゃん焼きは中止して、薄切りにしたクマのモモ肉とほうれん草をたっぷりのバターでバター焼きにしよう。
味付けは醤油と味噌にコメ酒を混ぜた物に臭み消しの……可愛い妹やジョニーさんとは被らない様にオレンジ果汁を加えて……念のためにガーリックパウダーも使うか。
おっと、ホットドッグをやるからタマネギをみじん切りにしとかないと。
しかしミディは昨夜から俺が料理する所をジーっと見ているが……そんなに面白い物でもないだろ?
「タープ、イチゴ……あれはどう見るべき?」
「ムズいなぁ……確かにあの子はマレスやイチゴみたいな雰囲気もあるんやけど、微妙に違いそうや」
「うーん……かといってキャリちゃんとは違う雰囲気だよね、少し様子を見た方がいいかな」
……何でそういう話が出たのか知らんが、本当に浮気するつもりはないから安心しろ。
「クマと味噌って相性がええんやなぁ……またホウレンソウっちゅー野菜がイケるわ」
「こいつはオヤッサンが育てたホウレンソウだから美味いんだ」
「兄ちゃん、嬉しい事言うやないか……で、あれは売るなら1束なんぼや?」
「この味なら1束30バラン、5束なら145バランで売れる」
いや、毎度の事ながらボッタクリ過ぎだろマリア……
あれも元はキュウリと同じく1袋3バランぐらいの種だぞ。
まあ物々交換にも出せそうだし、オヤッサンは8人もの子供を引き取ってるからな……口出しはするまい。
「せや、次にホウレンソウを収穫したらカアチャにも作れそうな美味いもんを作ってくれへんか?」
「任せろ」
っと、可愛い妹の方も出来たか。
「一度は作ってみたかったんだよね……熊の掌のハチミツ蒸し」
これ、下処理にかなり時間が掛かる料理だった筈だが?
「あ、下処理はレクタさんの魔法で短縮したよ」
ああ、前にタープがどぶろくを作るのに使ってたあの魔法か。
桃花もよく使っているらしいが、本来の用途はどうなんだろうな?
「プルプルとした食感とハチミツの甘さが気持ちええな……こらイケるわ」
ちゃんと臭みも消せてるし柔らかく仕上がってるな、美味い。
「こっちも出来たぜ」
ってソテーじゃ……いや、微妙に違うな。
「ソルトと卵白を混ぜて、グリズリーを埋めてそのまま焼いた塩釜焼き……牧場長の得意料理だ」
牧場長の塩釜焼きか、確かに固い肉を柔らかくするならいい方法だ。
何で柔らかくなるのか詳しい理屈は知らんが……バーベキューでやると妙に盛り上がるんだよな。
「仕上げにレモンソースを掛けて、さあ食ってくれ……因みに他の連中はロースだがグリズリーを解体したボーイは特別に頬肉だぜ」
あのレモンワインはソースの為に必要だったのか。
熊の臭みも抜けてるし肉もウェルダンなのに柔らかい、流石はジョニーさんだ。
そして頬肉……希少部位なだけあって美味いな。
「内臓はドブラジーニャにした、酒を飲む奴は後でツマミにしようぜ……ストロベリーも食うだろ?」
「うん、食べる!」
チクショウ、マリアが睨んでるから俺は飲めん。
仕方ない、今日は甘酒で凌ごう。
「時にウメオさん、このホットドッグのおかわりを下さい」
ハイドラ様よ……既に30個は食っておきながらまだ食うか?
食えるなら用意するけど、次からは合挽きのソーセージになるぞ。
と、お好み焼きを食いながら仰られたトゥール様のお言葉を有難く受けて……兄貴が来るまでオヤッサンの元で働きながらリハビリをする事になった。
当の本人達も歯を砕いた挙げ句に爆弾扱いした過激派を憎んでいるみたいだし、トゥール様の力で歯が治ったお陰か肉も喜んで食っているしな……更に内一人は過激派の本拠地まで教えてくれたよ。
とはいえ今から向かう訳にもいかん、行った所で返り討ちにされるのが目に見えてるからな……
行くならもう少しだけでも人手を増やしたい。
具体的にはマットさんやペグさんにサーマ、領主にアンカー、グリル、ラビナさんとベル辺りにも来て欲しい。
後フィオレさんやアメーラにも手伝って貰いたい。
「所でハイドラ様、度々あの爆発するサークレットを投げ込むトゥール様の代わりに俺が謝罪するのは……まあ原因の一部でもあるから仕方ないとして、今回はまだ何か?」
昨夜トゥール様と一緒にお好み焼きを大量に食ったにも関わらず……まだ満足なさってないと?
「いえいえ、あのお好み焼きは大変美味しく頂きましたし満足しましたよ……ただ今回はその箱の中にある変わったお肉を食べてみたくて」
箱ってクーラーボックスの事か?
つまりクマ肉が目的か……確かにこれは美味い物だが食えるのは明日だぞ?
「無論、タダとは言いませんよ……クティ、これを」
青い宝石……アクアマリンか?
よく見たらベーコンやエビフライの首輪に付いてる宝石に似ているな。
「私が創るとこの世界に嵐が起きますから、貴方がキャリさん専用の幻獣を創造なさい……まさか白や黒じゃないと出来ない、なんて泣き言は言いませんよね?」
「なっ、出来ますわよ!」
何やら母娘喧嘩が始まってしまったがキャリ専用とはまた豪勢な……
てか嵐が起こるって物騒過ぎやしないか?
「はぁ、仕方ありませんわね……キャリさん、見た目に希望はあります?」
「んー……あ!お馬さんがいい!」
馬……そういやキャリは領主の所の気性が荒い馬になつかれてたな。
まあ馬なら……餌代はバカにならんだろうが色んな働きが出来るだろうし、いいか。
で、産まれたのは確かに馬だが……背中に翼が生えてるって事はペガサスとかいう奴か?
「丁度キャリちゃんが乗れそうな大きさだけど……荷物を運ぶにはちょっと小さいかな?」
「まあこれから大きくなるだろうし、暫くは様子見だな」
「えへへ、これから宜しくね……サシミ!」
「宜しくね、マスター」
って馬なのに喋るのか!
てか馬の名前に刺身は危険な気がするんだが……まあ今更だな。
「という訳で天馬のサシミです」
「あ、ああ……因みに飯に好みはあるか?」
「あ、出来ればパンとキャベツが食べたいです……それと私は種族的に肉や魚は食べられませんので、パンもバターやミルクを使わない物でお願いします」
パンとキャベツね……まあ馬だからな、肉や魚が食えないのは仕方ない。
パンも久しく作っていない小麦粉酵母のナンみたいな奴なら問題はないだろう。
「キャリさん、その子との契約は成長するまで……大体3年ほど待った方がいいですわよ」
「はーい!」
成長を待つって……今じゃ駄目なのか?
「幻獣は契約者と一心同体、寿命も同じになりますので……ハイエルフであるキャリさんと契約したら、おおよそ300年は子供のままになってしまいます」
あ、そういう事か。
それは不憫過ぎるな……確かに待ってやった方がいい。
翌日……
今夜はクマを料理せねばならんのだが、可愛い妹が大量のリンゴとタマネギ、それにハチミツを用意している。
「お兄ちゃん、クマ肉を食べるんなら甘露煮でしょ?」
甘露煮か……確かに悪くはないんだが、バーベキューで作るには微妙というか何というか。
まあ量だけはあるからな、幾らか渡して俺は別の料理にするか。
ってコラ、ちゃっかり希少部位の掌を持って行くんじゃない。
「ボーイ、グリズリーを狩ったんなら俺にも一声かけな……それとレモンのワインを貰うぜ」
やはりジョニーさんも来たな……レモンのワインって事は煮込みにする気か?
ってオイ、更に希少な頬肉と内臓、残った骨を全部持って行くなよ!
で、結局残ったのはモモ肉と固い部位だけか……仕方ない、固い部位は挽肉にしてモモ肉はちゃんちゃん焼きにでもするか。
幸い塩漬けにしたウシの腸もあるし、挽肉はソーセージにしてホットドッグだな。
「あ、あの……」
「ん?ああ、あの集落から連れてきた……確かミディだったか」
「はい、ミディです」
因みにこのミディは連れてきた連中の中では最年少の18歳で、過激派の本拠地を教えてくれた奴だったりする。
それと俺は性欲的な意味で欲求不満なのは確かながらエルフの成人は180歳らしいからな……いくら美人でも未成年に欲情はせんぞ。
だからタープとマリアは俺を睨むのを止めてくれ。
「あの、オヤッサさんが栽培したホウレンソウを試して欲しいと」
「そいつは有難い、なら早速夕飯に振る舞うか」
となればちゃんちゃん焼きは中止して、薄切りにしたクマのモモ肉とほうれん草をたっぷりのバターでバター焼きにしよう。
味付けは醤油と味噌にコメ酒を混ぜた物に臭み消しの……可愛い妹やジョニーさんとは被らない様にオレンジ果汁を加えて……念のためにガーリックパウダーも使うか。
おっと、ホットドッグをやるからタマネギをみじん切りにしとかないと。
しかしミディは昨夜から俺が料理する所をジーっと見ているが……そんなに面白い物でもないだろ?
「タープ、イチゴ……あれはどう見るべき?」
「ムズいなぁ……確かにあの子はマレスやイチゴみたいな雰囲気もあるんやけど、微妙に違いそうや」
「うーん……かといってキャリちゃんとは違う雰囲気だよね、少し様子を見た方がいいかな」
……何でそういう話が出たのか知らんが、本当に浮気するつもりはないから安心しろ。
「クマと味噌って相性がええんやなぁ……またホウレンソウっちゅー野菜がイケるわ」
「こいつはオヤッサンが育てたホウレンソウだから美味いんだ」
「兄ちゃん、嬉しい事言うやないか……で、あれは売るなら1束なんぼや?」
「この味なら1束30バラン、5束なら145バランで売れる」
いや、毎度の事ながらボッタクリ過ぎだろマリア……
あれも元はキュウリと同じく1袋3バランぐらいの種だぞ。
まあ物々交換にも出せそうだし、オヤッサンは8人もの子供を引き取ってるからな……口出しはするまい。
「せや、次にホウレンソウを収穫したらカアチャにも作れそうな美味いもんを作ってくれへんか?」
「任せろ」
っと、可愛い妹の方も出来たか。
「一度は作ってみたかったんだよね……熊の掌のハチミツ蒸し」
これ、下処理にかなり時間が掛かる料理だった筈だが?
「あ、下処理はレクタさんの魔法で短縮したよ」
ああ、前にタープがどぶろくを作るのに使ってたあの魔法か。
桃花もよく使っているらしいが、本来の用途はどうなんだろうな?
「プルプルとした食感とハチミツの甘さが気持ちええな……こらイケるわ」
ちゃんと臭みも消せてるし柔らかく仕上がってるな、美味い。
「こっちも出来たぜ」
ってソテーじゃ……いや、微妙に違うな。
「ソルトと卵白を混ぜて、グリズリーを埋めてそのまま焼いた塩釜焼き……牧場長の得意料理だ」
牧場長の塩釜焼きか、確かに固い肉を柔らかくするならいい方法だ。
何で柔らかくなるのか詳しい理屈は知らんが……バーベキューでやると妙に盛り上がるんだよな。
「仕上げにレモンソースを掛けて、さあ食ってくれ……因みに他の連中はロースだがグリズリーを解体したボーイは特別に頬肉だぜ」
あのレモンワインはソースの為に必要だったのか。
熊の臭みも抜けてるし肉もウェルダンなのに柔らかい、流石はジョニーさんだ。
そして頬肉……希少部位なだけあって美味いな。
「内臓はドブラジーニャにした、酒を飲む奴は後でツマミにしようぜ……ストロベリーも食うだろ?」
「うん、食べる!」
チクショウ、マリアが睨んでるから俺は飲めん。
仕方ない、今日は甘酒で凌ごう。
「時にウメオさん、このホットドッグのおかわりを下さい」
ハイドラ様よ……既に30個は食っておきながらまだ食うか?
食えるなら用意するけど、次からは合挽きのソーセージになるぞ。
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