77 / 140
(野菜狂信者は)何とか肉食できんのか?
旧友の肉料理・ローズマリー添え
しおりを挟む
「よし、まずは梅干しの種を取り除いてから叩いて、と」
ほう、梅干しを肉の味付けに使うのか。
どちらかと言えば魚向きじゃないかとは思うが美味そうではある。
「話を聞いた限りじゃお前の味覚はアメリカ寄りなんだろうが、これはあくまでも妊婦向けの肉料理だからな?」
「そういやそうだった」
って俺の味覚がアメリカ寄りなのは認めるが日本食も普通に好きだぞ。
ただし納豆、貴様だけは駄目だ。
「叩いた梅干しはアルコールを跳ばした酒で溶いて、ほんの少しだけ味噌を加えるんだ」
成程、味噌でトロミを出すのか。
「因みにこの味噌もキュアの嬢ちゃんの手作りだぜ」
「あいつ、本当に器用だな」
まあ、あの世界なら普通に味噌を売ってるし問題はないな。
いざとなればトゥール様に買い出しを頼めば済むし。
「さて、肉は赤身なら何でもいいんだが牛肉と豚肉ならどっちがいい?」
「そうだな……なら牛肉で頼む」
何故か知らんけどタープは食う量が僅かに減った程度の変化しかないんだが、マリアは豚肉より牛肉を好む様になったんだよな。
ベーコンならどっちでも沢山食うんだが……
って、牛の赤身は薄切りから脂肪や端を切り落として四角にするのか?
「薄切りにした牛肉にこの梅干しを塗って、割いたキノコかアスパラを巻いて、後はこのまま焼くだけだ……切り落とした端は勿体ないと思うならキノコと一緒に巻いてもいい」
成程、それなら無駄を出さずに料理が出来る。
だがあの世界にアスパラはないし、キノコはペスカタでしかもエリンギしか売ってないからなぁ……サーマに頼むか買いに走るしかない。
もしくはこれもトゥール様に頼むか?
「……世界広しと言えど女神をパシリにするのはお前ぐらいじゃないか?」
「元を正せば俺が日本で稼いだ金なんだから問題はないだろ」
「あ、そういう……ならいいか」
「よし、次は……鶏肉と水煮の大豆を使おう」
「こっちの世界には大豆がないんだか」
「安心しろ、これはひよこ豆やグリーンピースでも作れる」
なら大丈夫だな。
だがグリーンピースを使う気はないぞ、苦手だから。
「まあ作り方は簡単だよ、皮を炒めて出した脂で豆に火を入れつつ鶏肉と一緒にトマトソースで煮込むだけだ」
ほう、豆の仕込みさえ済ませれば手軽に作れるな。
なんなら予め大量に作って常備菜にするって手もある。
これを食った後の反応次第だが好きそうなら帰った後すぐに仕込もう。
「ついでだし豚肉も使うか……水4酒2酢1で合わせて沸騰させて、と」
豚肉は極薄切り……いわゆる豚しゃぶか。
それだけを食っても美味いしサラダの具にしてもいい、ある意味万能な奴だ。
「今回はこの豚しゃぶと水気を切った豆腐を千切って、と……ハーブを漬け込んどいた醤油をレモン果汁で割った特製のポン酢で食おう」
「そのハーブって何だ?」
「ああ、ウチの周りじゃ雑草並に生えてるセージを漬け込んだんだが肉に使うと中々美味くてな……他にもローズマリーを漬けた醤油もあるが結構イケるぞ」
どうしても欲しかったマスタードとローズマリーが、まさかこの世界で見付かるとは!
だがローズマリーと交換する為の物が何もねぇ……
「いや、雑草並にって言っただろ……引き取ってくれるなら幾らでもやるよ」
「そんなにあるのか?」
「ローズマリーの匂いは好き嫌いが別れるし、正直ウチだけじゃ消費しきれねぇんだよ……キュアの嬢ちゃんもこの匂いは苦手らしいしな」
まあ、香りが強いのは間違いないからな。
羊肉の料理に使うといい匂いに化けてくれるんだが……
「ふと気になったんだがこの世界じゃ羊肉は食わないのか?」
「羊自体は存在してるがこの世界だと寿命を迎えた家畜の肉か害獣の肉しか食えないからな、あの臭みはどう料理しても消し切れん」
……まあ、肉屋の息子であるこいつなら居れば確実に料理してるよな。
その辺こっちの世界は美味ければ何でも許されるし、あのロリババアやグリルなら話ぐらいは聞いてくれるだろ。
「次回の物々交換はこっちの世界だろうし、その時は美味いラム肉を食わせてやろう」
「マジか、ありがてぇ!」
帰ったらこのからし菜の種とローズマリーを植えとかないとなぁ。
……ローズマリーは雑草並に繁殖力が凄いらしいから鉢植えに留めておくか。
それなら適度に伐採してやれば増え過ぎる事だけはないだろ、多分。
それにローズマリーは製菓材料でもあるから余る事だけはないだろう。
「……よし、焼けたぜ」
丸めた牛肉もちゃんと中心まで火が通っているし、トマト煮も見事な出来映えだな。
こいつ、本当にこのバーベキューコンロを初めて使ったのか?
「この丸めた肉と豆腐に乗った肉が美味いやん、酸っぱいけど幾らでも食えるで」
「トマトで煮たっぽい肉と豆も美味しい、けどこの丸めた肉が一番」
ふむ、トマト煮は常備菜にしても問題なさそうだ。
しかし食ってから気付くのも変な話だが、梅干しにトマトやレモンと酸味の強い料理ばかりだな?
「体質にもよるんだろうが妊娠すると酸味の強いサッパリした味付けが好きになるらしくてな、イチゴやオレンジ等の果物を活かせば何とかなる」
酸味とサッパリ系の味付けか、成程。
「柑橘類のソースで食う肉は多分お前の得意分野だろ?」
「まあな」
何ならハチミツ味の肉だって出来るぞ。
作ったら可愛い妹が怒るからやらんけど。
とはいえ一度ジョニーさんの所でしごかれた方が良さそうだな……拳骨は痛いから嫌だが嫁の為だ。
「そういや今なら色々と聞けるんだな……他に無性に食いたい物があるなら言ってくれ」
「せやなぁ……ウチは甘い物が恋しいんやけどイチゴがおるから問題あらへんで」
成程、明日からは可愛い妹に頑張って貰おう。
キャリの豆腐にタープの甘味と苦労ばかり掛けるが……纏まった金が入ったらハチミツで払うか。
「私も、お酒は我慢するしかないけど、コメが食べたいぐらい」
米か……そういや最近はパンばかりだったなぁ。
マリアが生まれたカーニズの主食は米だし……買い出しに行くしかないな。
ついでだしマリアの両親に挨拶がてら妊娠の報告も済ませるかな。
ほう、梅干しを肉の味付けに使うのか。
どちらかと言えば魚向きじゃないかとは思うが美味そうではある。
「話を聞いた限りじゃお前の味覚はアメリカ寄りなんだろうが、これはあくまでも妊婦向けの肉料理だからな?」
「そういやそうだった」
って俺の味覚がアメリカ寄りなのは認めるが日本食も普通に好きだぞ。
ただし納豆、貴様だけは駄目だ。
「叩いた梅干しはアルコールを跳ばした酒で溶いて、ほんの少しだけ味噌を加えるんだ」
成程、味噌でトロミを出すのか。
「因みにこの味噌もキュアの嬢ちゃんの手作りだぜ」
「あいつ、本当に器用だな」
まあ、あの世界なら普通に味噌を売ってるし問題はないな。
いざとなればトゥール様に買い出しを頼めば済むし。
「さて、肉は赤身なら何でもいいんだが牛肉と豚肉ならどっちがいい?」
「そうだな……なら牛肉で頼む」
何故か知らんけどタープは食う量が僅かに減った程度の変化しかないんだが、マリアは豚肉より牛肉を好む様になったんだよな。
ベーコンならどっちでも沢山食うんだが……
って、牛の赤身は薄切りから脂肪や端を切り落として四角にするのか?
「薄切りにした牛肉にこの梅干しを塗って、割いたキノコかアスパラを巻いて、後はこのまま焼くだけだ……切り落とした端は勿体ないと思うならキノコと一緒に巻いてもいい」
成程、それなら無駄を出さずに料理が出来る。
だがあの世界にアスパラはないし、キノコはペスカタでしかもエリンギしか売ってないからなぁ……サーマに頼むか買いに走るしかない。
もしくはこれもトゥール様に頼むか?
「……世界広しと言えど女神をパシリにするのはお前ぐらいじゃないか?」
「元を正せば俺が日本で稼いだ金なんだから問題はないだろ」
「あ、そういう……ならいいか」
「よし、次は……鶏肉と水煮の大豆を使おう」
「こっちの世界には大豆がないんだか」
「安心しろ、これはひよこ豆やグリーンピースでも作れる」
なら大丈夫だな。
だがグリーンピースを使う気はないぞ、苦手だから。
「まあ作り方は簡単だよ、皮を炒めて出した脂で豆に火を入れつつ鶏肉と一緒にトマトソースで煮込むだけだ」
ほう、豆の仕込みさえ済ませれば手軽に作れるな。
なんなら予め大量に作って常備菜にするって手もある。
これを食った後の反応次第だが好きそうなら帰った後すぐに仕込もう。
「ついでだし豚肉も使うか……水4酒2酢1で合わせて沸騰させて、と」
豚肉は極薄切り……いわゆる豚しゃぶか。
それだけを食っても美味いしサラダの具にしてもいい、ある意味万能な奴だ。
「今回はこの豚しゃぶと水気を切った豆腐を千切って、と……ハーブを漬け込んどいた醤油をレモン果汁で割った特製のポン酢で食おう」
「そのハーブって何だ?」
「ああ、ウチの周りじゃ雑草並に生えてるセージを漬け込んだんだが肉に使うと中々美味くてな……他にもローズマリーを漬けた醤油もあるが結構イケるぞ」
どうしても欲しかったマスタードとローズマリーが、まさかこの世界で見付かるとは!
だがローズマリーと交換する為の物が何もねぇ……
「いや、雑草並にって言っただろ……引き取ってくれるなら幾らでもやるよ」
「そんなにあるのか?」
「ローズマリーの匂いは好き嫌いが別れるし、正直ウチだけじゃ消費しきれねぇんだよ……キュアの嬢ちゃんもこの匂いは苦手らしいしな」
まあ、香りが強いのは間違いないからな。
羊肉の料理に使うといい匂いに化けてくれるんだが……
「ふと気になったんだがこの世界じゃ羊肉は食わないのか?」
「羊自体は存在してるがこの世界だと寿命を迎えた家畜の肉か害獣の肉しか食えないからな、あの臭みはどう料理しても消し切れん」
……まあ、肉屋の息子であるこいつなら居れば確実に料理してるよな。
その辺こっちの世界は美味ければ何でも許されるし、あのロリババアやグリルなら話ぐらいは聞いてくれるだろ。
「次回の物々交換はこっちの世界だろうし、その時は美味いラム肉を食わせてやろう」
「マジか、ありがてぇ!」
帰ったらこのからし菜の種とローズマリーを植えとかないとなぁ。
……ローズマリーは雑草並に繁殖力が凄いらしいから鉢植えに留めておくか。
それなら適度に伐採してやれば増え過ぎる事だけはないだろ、多分。
それにローズマリーは製菓材料でもあるから余る事だけはないだろう。
「……よし、焼けたぜ」
丸めた牛肉もちゃんと中心まで火が通っているし、トマト煮も見事な出来映えだな。
こいつ、本当にこのバーベキューコンロを初めて使ったのか?
「この丸めた肉と豆腐に乗った肉が美味いやん、酸っぱいけど幾らでも食えるで」
「トマトで煮たっぽい肉と豆も美味しい、けどこの丸めた肉が一番」
ふむ、トマト煮は常備菜にしても問題なさそうだ。
しかし食ってから気付くのも変な話だが、梅干しにトマトやレモンと酸味の強い料理ばかりだな?
「体質にもよるんだろうが妊娠すると酸味の強いサッパリした味付けが好きになるらしくてな、イチゴやオレンジ等の果物を活かせば何とかなる」
酸味とサッパリ系の味付けか、成程。
「柑橘類のソースで食う肉は多分お前の得意分野だろ?」
「まあな」
何ならハチミツ味の肉だって出来るぞ。
作ったら可愛い妹が怒るからやらんけど。
とはいえ一度ジョニーさんの所でしごかれた方が良さそうだな……拳骨は痛いから嫌だが嫁の為だ。
「そういや今なら色々と聞けるんだな……他に無性に食いたい物があるなら言ってくれ」
「せやなぁ……ウチは甘い物が恋しいんやけどイチゴがおるから問題あらへんで」
成程、明日からは可愛い妹に頑張って貰おう。
キャリの豆腐にタープの甘味と苦労ばかり掛けるが……纏まった金が入ったらハチミツで払うか。
「私も、お酒は我慢するしかないけど、コメが食べたいぐらい」
米か……そういや最近はパンばかりだったなぁ。
マリアが生まれたカーニズの主食は米だし……買い出しに行くしかないな。
ついでだしマリアの両親に挨拶がてら妊娠の報告も済ませるかな。
0
お気に入りに追加
130
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。

あたし、料理をする為に転生した訳ではないのですが?
ウサクマ
ファンタジー
『残念ながらお2人の人生は終わってしまいました』
なんてよくあるフレーズから始まった、ブラコンで狂信者な女の子の物語。
アーチャーのシスコン兄を始めとして出会っていく仲間……タンクのエルフ、マジシャンのハーフエルフと共に、時に王様や王様の夫人…更に女神や眷属まで巻き込みつつ旅先で料理を広めてゆく事に。
※作中は以下の要素を含みます、苦手な方はご注意下さい
【近親愛・同性愛(主に百合)・クトゥルフな詠唱】

家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。


狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる