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(野菜狂信者に肉を)おみまいするぞー
ちょっとした疑惑・スペアリブ添え
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野菜狂信者にバッファローウィングを食わせてから解放して……もう夕方か。
数えたらノルマの10人を達成していたから戻り次第、物々交換の準備を始めなくてはならんから羊は後回しにしないとならないな。
どの道マスタードやローズマリーがないから食わせる事が出来んけど。
それに今はアンカーからの依頼もあるし、気になる事も出てきた。
「ヴィガンの連中の内通者だと?」
「ああ、あの2人の内のどっちか、または両方かまでは解らんが……その可能性がある」
無論、根拠ならある。
カーニズで生活しているにも関わらず肉の解体をしたがらない、血の臭いで吐きそうになるってか吐いた、野菜狂信者に肉を食わせている最中は目を反らす等……
解体と血の臭いはまだ解るが、肉を食わせた時はギャラリーの中に同じぐらいの歳の女の子が数人居てジーっと見ていたからな。
解放した後にマレスが作り過ぎた素揚げの手羽先をギャラリーに振る舞ったが、あの2人以外は美味しく頂いていた。
加えて人手が手薄になったアンカーがタイミングよく襲撃されたという事実、疑う理由としては充分だろう。
「……考えたくはないが辻褄は合っているか」
「勿論これは俺の想像にすぎないが、例え内通者でなくてもあの2人は止めておけ、俺に言えるのはそれだけだ」
「解った、貴様の意見を尊重させて貰う……しかしそうなると後任が」
マレスには面と向かって断られていたからな……
とはいえ住んでもない街の人事に関しては口出しが出来ん。
「そういや候補は後1人居るとか言ってなかったか?」
「確かに居る、だが奴は戦闘面は文句ないが非常に頭が悪くてな……もう50歳になるのに未だに字が読めんのだ」
それこそ俺には口出しが出来んのだがそれは……この世界に限って言えば字が読めないのはお互い様だ。
だが他に候補が居ないんなら仕方ない。
「なら残りの期間、ってか今からそいつを俺に同行させてみろ……少なくともあの2人よりはマシだろ」
「解った、頼む」
「とゆー訳でお世話になりまっす!アタシはグリルっす!」
グリルね……覚えやすい名前だな。
50歳とか聞いたがマレスと可愛い妹の中間という見た目をしている。
無論、身長の話だぞ。
「タープ、確か子供達に勉強を教えてたよな……こいつは字を読めないらしいんだ」
「マジかいな……まあウチのやり方でええんならキャリと一緒に教えたるわ」
「それと苺心、こいつは戦闘に自信があるらしくてな……ちょっと腕前を見てやってくれ」
「はーい」
さて、マレスには明日のダチョウ以外のサイドに使う食材の仕入れを頼んでいるし……
あの2人は適当な理由を付けて帰したしダチョウ肉の血抜きは明日まで掛かる……夕飯の準備でもするか。
「そういやグリル、何か食いたい物はあるか?」
「お、夕飯を奢ってくれるっすか!アタシはウシのあばら骨の回りに付いてるお肉が好きっす!」
あばら骨……いわゆるスペアリブだな。
アメリカではバーベキューといえばスペアリブと言われるぐらい定番の部位、中々いい趣味をしているじゃないか。
「マリア、今から手に入るか?」
「余裕」
流石だな……もう一生頭が上がる気がしないぞ。
上げる気は更々ないが。
よし、始めるか。
夕飯まで余り時間がないから小さじ1杯の重曹を水に溶かし、そこにスペアリブを漬ける。
30分ぐらいで取り出し、水気を拭き取ったら表裏に鹿の子の切れ目を入れつつ油を塗って、塩コショウ、ガーリックパウダー、パプリカパウダーをよく刷り込んで焼く。
焼き目を付けたら直火から離してコンロに蓋をして……20分おきに酒と醤油を混ぜた物を霧吹きで掛けてやる。
その間にベーコンを薄切りにしておいて、と。
ウシの挽肉にタマネギのみじん切りとおろしニンニク、おろしショウガ、刻んだキャベツとレモン果汁を混ぜたらよく捏ねて……
折角カーニズに来たならばと買っておいたチーズと一緒にベーコンで包んで、焼く。
いわゆるベーコン餃子という奴だ。
見た目はアスパラの豚肉巻きみたいだが、作った俺が餃子と言えば餃子になる。
これもまたピットマスターの特権という奴だ。
おっと、スペアリブはいい感じに焼けたしアルミホイルで包んで休ませよう。
「うへぇ……イチゴっち強いっすねぇ」
「グリルちゃんも結構強いよ」
もう仲良くなったのか?
可愛い妹は気難しい所があるし、マレスでも2日掛けて仲良くなったというのに……グリルのコミュ力はかなりの物だな。
ずっと平社員だった俺だが人の上に立つにはコミュ力が重要だというのは解る。
……そう考えるとあのクズ上司は何で出世できたんだろうか?
まあいい、ベーコンもそろそろ焼けるし飯にするか。
「こ、こんなに美味しく焼けてるお肉は初めてっす!ポロッと骨から剥がれる柔らかさ、噛む度に溢れる肉汁、塩加減も丁度良くて幾らでも食えるっすよ!」
随分と美味そうに食うじゃないか……釣られてキャリとタープまでがっつき始めてしまったぞ。
しかし大量のスペアリブを頬張るグリルを見てるとリスかハムスターの世話をしている気分になるのは何故だ?
「ンナー!」
「チーとハンバーグを包んだベーコン、美味しい」
「お兄ちゃん、追加のパン炙って」
それにしても今日の夕飯は忙しいな……いつもより早く肉が消えている気がする。
「成程、姉が自慢したがる訳だ……確かに美味い」
「……別に食うなと言うつもりはないが、せめて先に一言ぐらいよこせや」
道理で早い訳だよ!
ってか俺の分まで食うんじゃねぇ!?
数えたらノルマの10人を達成していたから戻り次第、物々交換の準備を始めなくてはならんから羊は後回しにしないとならないな。
どの道マスタードやローズマリーがないから食わせる事が出来んけど。
それに今はアンカーからの依頼もあるし、気になる事も出てきた。
「ヴィガンの連中の内通者だと?」
「ああ、あの2人の内のどっちか、または両方かまでは解らんが……その可能性がある」
無論、根拠ならある。
カーニズで生活しているにも関わらず肉の解体をしたがらない、血の臭いで吐きそうになるってか吐いた、野菜狂信者に肉を食わせている最中は目を反らす等……
解体と血の臭いはまだ解るが、肉を食わせた時はギャラリーの中に同じぐらいの歳の女の子が数人居てジーっと見ていたからな。
解放した後にマレスが作り過ぎた素揚げの手羽先をギャラリーに振る舞ったが、あの2人以外は美味しく頂いていた。
加えて人手が手薄になったアンカーがタイミングよく襲撃されたという事実、疑う理由としては充分だろう。
「……考えたくはないが辻褄は合っているか」
「勿論これは俺の想像にすぎないが、例え内通者でなくてもあの2人は止めておけ、俺に言えるのはそれだけだ」
「解った、貴様の意見を尊重させて貰う……しかしそうなると後任が」
マレスには面と向かって断られていたからな……
とはいえ住んでもない街の人事に関しては口出しが出来ん。
「そういや候補は後1人居るとか言ってなかったか?」
「確かに居る、だが奴は戦闘面は文句ないが非常に頭が悪くてな……もう50歳になるのに未だに字が読めんのだ」
それこそ俺には口出しが出来んのだがそれは……この世界に限って言えば字が読めないのはお互い様だ。
だが他に候補が居ないんなら仕方ない。
「なら残りの期間、ってか今からそいつを俺に同行させてみろ……少なくともあの2人よりはマシだろ」
「解った、頼む」
「とゆー訳でお世話になりまっす!アタシはグリルっす!」
グリルね……覚えやすい名前だな。
50歳とか聞いたがマレスと可愛い妹の中間という見た目をしている。
無論、身長の話だぞ。
「タープ、確か子供達に勉強を教えてたよな……こいつは字を読めないらしいんだ」
「マジかいな……まあウチのやり方でええんならキャリと一緒に教えたるわ」
「それと苺心、こいつは戦闘に自信があるらしくてな……ちょっと腕前を見てやってくれ」
「はーい」
さて、マレスには明日のダチョウ以外のサイドに使う食材の仕入れを頼んでいるし……
あの2人は適当な理由を付けて帰したしダチョウ肉の血抜きは明日まで掛かる……夕飯の準備でもするか。
「そういやグリル、何か食いたい物はあるか?」
「お、夕飯を奢ってくれるっすか!アタシはウシのあばら骨の回りに付いてるお肉が好きっす!」
あばら骨……いわゆるスペアリブだな。
アメリカではバーベキューといえばスペアリブと言われるぐらい定番の部位、中々いい趣味をしているじゃないか。
「マリア、今から手に入るか?」
「余裕」
流石だな……もう一生頭が上がる気がしないぞ。
上げる気は更々ないが。
よし、始めるか。
夕飯まで余り時間がないから小さじ1杯の重曹を水に溶かし、そこにスペアリブを漬ける。
30分ぐらいで取り出し、水気を拭き取ったら表裏に鹿の子の切れ目を入れつつ油を塗って、塩コショウ、ガーリックパウダー、パプリカパウダーをよく刷り込んで焼く。
焼き目を付けたら直火から離してコンロに蓋をして……20分おきに酒と醤油を混ぜた物を霧吹きで掛けてやる。
その間にベーコンを薄切りにしておいて、と。
ウシの挽肉にタマネギのみじん切りとおろしニンニク、おろしショウガ、刻んだキャベツとレモン果汁を混ぜたらよく捏ねて……
折角カーニズに来たならばと買っておいたチーズと一緒にベーコンで包んで、焼く。
いわゆるベーコン餃子という奴だ。
見た目はアスパラの豚肉巻きみたいだが、作った俺が餃子と言えば餃子になる。
これもまたピットマスターの特権という奴だ。
おっと、スペアリブはいい感じに焼けたしアルミホイルで包んで休ませよう。
「うへぇ……イチゴっち強いっすねぇ」
「グリルちゃんも結構強いよ」
もう仲良くなったのか?
可愛い妹は気難しい所があるし、マレスでも2日掛けて仲良くなったというのに……グリルのコミュ力はかなりの物だな。
ずっと平社員だった俺だが人の上に立つにはコミュ力が重要だというのは解る。
……そう考えるとあのクズ上司は何で出世できたんだろうか?
まあいい、ベーコンもそろそろ焼けるし飯にするか。
「こ、こんなに美味しく焼けてるお肉は初めてっす!ポロッと骨から剥がれる柔らかさ、噛む度に溢れる肉汁、塩加減も丁度良くて幾らでも食えるっすよ!」
随分と美味そうに食うじゃないか……釣られてキャリとタープまでがっつき始めてしまったぞ。
しかし大量のスペアリブを頬張るグリルを見てるとリスかハムスターの世話をしている気分になるのは何故だ?
「ンナー!」
「チーとハンバーグを包んだベーコン、美味しい」
「お兄ちゃん、追加のパン炙って」
それにしても今日の夕飯は忙しいな……いつもより早く肉が消えている気がする。
「成程、姉が自慢したがる訳だ……確かに美味い」
「……別に食うなと言うつもりはないが、せめて先に一言ぐらいよこせや」
道理で早い訳だよ!
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