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第四幕 異種族の人さらい
ネコ耳
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ネコの子、そこまで届くのだろうか、そればかりは運任せでしかなかった。ミーナについて行く。道など全くもって分からない紘大は己の意思が全く働かない状況に遭遇。その時その瞬間を過去に、現在の意思は流れて追憶の遺志へと変わる。特に死ぬわけでもないが、従わされているような状況が感情にそう訴えかけていた。
――俺ってクッソ程ワガママじゃねえかよ
分かり切ったことでしかなかった。
歩いて人々を内側で惑わし嘲笑う木々に弄ばれないように道の分かるミーナに、既知の道を辿る少女にしっかりとついて行く。歩くことに対して考えることもない紘大の頭の中には余裕の空白が広がっていた。そうして生まれし疑問を口にした。今の状況で大切でもないが紘大にとっては大切過ぎることを。
「そういやミーナはおいくつなんだ? 俺は16だ」
高校生活は中間地点すら通っていないまだまだ若い男だった。訊ねられたミーナは指を折りながら数えていた。
「ええと、確か母さんから歳を教えてもらったのが10の時でそれから新年祭が4回……14?」
ミーナの曖昧な言葉と共に思い返す。この世界に入ってから時計もカレンダーも目にしていないことを。次の仕事も日が暮れた時か暗くなった時、などと曖昧な指定でしかなかった。
――日時計ねえのか?
疑問には思いつつも、日時計など暗くなってからは役にも立たないのだから見つけても活用することもないのだと己の中の存在意義を否定していた。
それから歩いていると、自然そのものの生と自然界には存在しないような無機質が奏でるこの世界の不自然の最先端のような音を耳にしていた。
「来たよ、ネコの子はここで木を切ってる」
拝見拝見、呟きながら隠す様子もなくだらしのないニヤけをこぼしながら先にて待っている光景を迎えに行った。
木を切る刃物によって立てられる音は大きくなって行く。紘大にとっては前時代的で学校の図工の授業くらいでしか聞くこともない音がくっきりはっきり鮮明に懸命に響いていた。
「それでは……ネコ耳美少女拝見!!」
心の弾みは止まらない。あまりにも楽しみは大きすぎて紘大の身体になど、心の中になど納まり切れるか不安になってしまうほどのものだった。そんな想いを心の太陽にして心の輝きを強く大きく広げ続けて陰の居場所などもう森の中に、世界の中にしかありはしなかった。
近づいて寄って迫ってついに、心待ちにしていた光景をその眼に焼き付けた。
――ああああ! これは嬉しい眩しさ!
直視できないほどの眩しさを感じさせる働きネコ。念願の出会いは果たされた。
――ああああネコ耳美少女堪んねえ!!
細かな歯が並んだ刃で木を切り倒してネコの耳をピクリと動かして。
――大好き大好き大好きーーー!!!
一方でこの上なく心がうるさい男もいた。
「あの耳の動きが良いんだよあれあれ」
「なるほどねぇ、確かに」
この日、少女はケモ耳というこの上ない可愛さに対して湧いてくる美しい感情を覚えた。
それからネコの耳の少女は木を抱えて大きな目を輝かせながらご機嫌よろしく跳ねながら去り始める。細い背中に締まった腰、その先に伸びるものは柔らかな毛に覆われたもの。
明らかに尻尾だった。ネコの子が跳ねると共に尻尾が立っていた。
「ふふ、カワイイ」
ミーナは自身の胸を抱きながら震える仕草を見せていた。
「ミーナは尻尾派なんだな」
問いかけに明るい声で肯定して笑顔をしっかりと見せていた。
――おい待った、俺の正妻かわいいが過ぎるぞ
きっちりと惚れ込んでしまったそうだ。その感情を仕舞いながらも味わい続けて十数分、味は一向になくならない。小さな頃たまに噛んでいたガムよりもよほど味が強く残り続けて染み出て甘くて。
あまりにも色が濃過ぎる上機嫌を振り回しながら森を出て明日も会うことを誓い合ってそれぞれの居場所へと戻って行く。
例の飲み屋で輝かしく働く紘大。あまりの機嫌のよさ、弾ける輝きを前にして常連の人々からは彼女できたか、結婚でも決まったか、などと問われ続けていたのだった。
――待ってくれ、まだ働き始めて二日目だぞ
二日あれば見抜くことが出来るほどに単純な男なのだろうか。二日で見抜かれた男はなにも放つ言葉がなく、接客における定型のセリフで鳴くだけの生物と成り果てていた。
そんな紘大の心の中ではひたすら叫び舞い上がるものが暴れ狂っていた。
――会いてえ、早く明日よ来い、そうして繋がって、ああ素敵な俺の恋
コウダイくん、楽しいね―― 笑ってくれていればそれでいい。いつまでも一緒に幸せに。惚れ切ってしまった彼の中、ミーナの幻影はいつまでも離れないままカタチを保って脳裏に刻まれ続ける。
酒を運ぶときにも料理を持って行く時も、ずっとついてくるせわしない想い。
――ミーナ、早く来てくれよ明日よお。また『コウダイくん』って優しい声で呼んでくれよ
強すぎる想いは働きぶりに明るいものをもたらしていた。周囲から見たその姿は立派に働く男。
ある机の上で話す男ふたり。好きな人を糧に浮かれるようにしかししっかりと働く紘大だったが、耳は浮かれに持って行かれることなくしっかりと喧騒を切り抜けて聞き取っていた。
ある王都が、人々の出入りを禁止したのだそうだ。盗賊の支配はそれほどまでに大きな影響を経済や周囲への信用までに与えて砕きにかかっているのだという。
紘大はガラスのはめられていない窓を見つめ、それがこの都市での普通なのだと確認していた。
そこから強い風が吹き込んでいて布が大きくはためく。風はなにかの訪れの予感を運んで紘大のどこかに強く刻み付けていた。
――俺ってクッソ程ワガママじゃねえかよ
分かり切ったことでしかなかった。
歩いて人々を内側で惑わし嘲笑う木々に弄ばれないように道の分かるミーナに、既知の道を辿る少女にしっかりとついて行く。歩くことに対して考えることもない紘大の頭の中には余裕の空白が広がっていた。そうして生まれし疑問を口にした。今の状況で大切でもないが紘大にとっては大切過ぎることを。
「そういやミーナはおいくつなんだ? 俺は16だ」
高校生活は中間地点すら通っていないまだまだ若い男だった。訊ねられたミーナは指を折りながら数えていた。
「ええと、確か母さんから歳を教えてもらったのが10の時でそれから新年祭が4回……14?」
ミーナの曖昧な言葉と共に思い返す。この世界に入ってから時計もカレンダーも目にしていないことを。次の仕事も日が暮れた時か暗くなった時、などと曖昧な指定でしかなかった。
――日時計ねえのか?
疑問には思いつつも、日時計など暗くなってからは役にも立たないのだから見つけても活用することもないのだと己の中の存在意義を否定していた。
それから歩いていると、自然そのものの生と自然界には存在しないような無機質が奏でるこの世界の不自然の最先端のような音を耳にしていた。
「来たよ、ネコの子はここで木を切ってる」
拝見拝見、呟きながら隠す様子もなくだらしのないニヤけをこぼしながら先にて待っている光景を迎えに行った。
木を切る刃物によって立てられる音は大きくなって行く。紘大にとっては前時代的で学校の図工の授業くらいでしか聞くこともない音がくっきりはっきり鮮明に懸命に響いていた。
「それでは……ネコ耳美少女拝見!!」
心の弾みは止まらない。あまりにも楽しみは大きすぎて紘大の身体になど、心の中になど納まり切れるか不安になってしまうほどのものだった。そんな想いを心の太陽にして心の輝きを強く大きく広げ続けて陰の居場所などもう森の中に、世界の中にしかありはしなかった。
近づいて寄って迫ってついに、心待ちにしていた光景をその眼に焼き付けた。
――ああああ! これは嬉しい眩しさ!
直視できないほどの眩しさを感じさせる働きネコ。念願の出会いは果たされた。
――ああああネコ耳美少女堪んねえ!!
細かな歯が並んだ刃で木を切り倒してネコの耳をピクリと動かして。
――大好き大好き大好きーーー!!!
一方でこの上なく心がうるさい男もいた。
「あの耳の動きが良いんだよあれあれ」
「なるほどねぇ、確かに」
この日、少女はケモ耳というこの上ない可愛さに対して湧いてくる美しい感情を覚えた。
それからネコの耳の少女は木を抱えて大きな目を輝かせながらご機嫌よろしく跳ねながら去り始める。細い背中に締まった腰、その先に伸びるものは柔らかな毛に覆われたもの。
明らかに尻尾だった。ネコの子が跳ねると共に尻尾が立っていた。
「ふふ、カワイイ」
ミーナは自身の胸を抱きながら震える仕草を見せていた。
「ミーナは尻尾派なんだな」
問いかけに明るい声で肯定して笑顔をしっかりと見せていた。
――おい待った、俺の正妻かわいいが過ぎるぞ
きっちりと惚れ込んでしまったそうだ。その感情を仕舞いながらも味わい続けて十数分、味は一向になくならない。小さな頃たまに噛んでいたガムよりもよほど味が強く残り続けて染み出て甘くて。
あまりにも色が濃過ぎる上機嫌を振り回しながら森を出て明日も会うことを誓い合ってそれぞれの居場所へと戻って行く。
例の飲み屋で輝かしく働く紘大。あまりの機嫌のよさ、弾ける輝きを前にして常連の人々からは彼女できたか、結婚でも決まったか、などと問われ続けていたのだった。
――待ってくれ、まだ働き始めて二日目だぞ
二日あれば見抜くことが出来るほどに単純な男なのだろうか。二日で見抜かれた男はなにも放つ言葉がなく、接客における定型のセリフで鳴くだけの生物と成り果てていた。
そんな紘大の心の中ではひたすら叫び舞い上がるものが暴れ狂っていた。
――会いてえ、早く明日よ来い、そうして繋がって、ああ素敵な俺の恋
コウダイくん、楽しいね―― 笑ってくれていればそれでいい。いつまでも一緒に幸せに。惚れ切ってしまった彼の中、ミーナの幻影はいつまでも離れないままカタチを保って脳裏に刻まれ続ける。
酒を運ぶときにも料理を持って行く時も、ずっとついてくるせわしない想い。
――ミーナ、早く来てくれよ明日よお。また『コウダイくん』って優しい声で呼んでくれよ
強すぎる想いは働きぶりに明るいものをもたらしていた。周囲から見たその姿は立派に働く男。
ある机の上で話す男ふたり。好きな人を糧に浮かれるようにしかししっかりと働く紘大だったが、耳は浮かれに持って行かれることなくしっかりと喧騒を切り抜けて聞き取っていた。
ある王都が、人々の出入りを禁止したのだそうだ。盗賊の支配はそれほどまでに大きな影響を経済や周囲への信用までに与えて砕きにかかっているのだという。
紘大はガラスのはめられていない窓を見つめ、それがこの都市での普通なのだと確認していた。
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