泡沫の欠片

ちーすけ

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踏み躙られてこそ花は香る

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そこからが問題だった、本日の寝床。
私は少しでも、首輪と鎖を回避したい。
だけど、味方がいない。
いや、美咲さんは味方してくれた。
うちに泊まりなさい、と。
家が見つかる迄、もしくは犯人捕まって落ち着くまで、ここに住めば良いと。
希更もいるし、部屋もあるし、何も問題はないからと。
有難かったんですがねぇ。
スタジオがあって壁があっても、やっぱり一般家庭。
入り口やら侵入経路やら、問題は、何よりも広さ。
スタジオ込みの一軒家なので、敷地が結構広い。
壁は高過ぎず低くもなくで、目隠し植物が結構ある。
一度敷地内に入れてしまえば、隠れる場所がかなり一杯。
そんな場所警備するとなると、黒服3人では手が回らない。
って云うか、SPHYの仕事もあるのに、全員は使えない。
だからって、その下の下僕を集合させる事も出来るには出来るが、それがいつまで続くか分からない。
何よりも、広い家なのに、美咲さんはほぼ一人暮らしと言ってしまえるほどに、住所籍がある旦那様が帰って来ない、色んな意味の忙しさ。
今は希更がいて、駆郎君が遠出フェスさえなければ、毎日のように帰ってきている。
だが、常に人口密度が低いのだ。
そして、何の前触れもなく、突然人口密度が跳ね上がる。
旦那様が何の予告もなく、お仲間連れて来て、何やら始めるそうなので。
私達もちょい前、マユラの曲で、結構な人数でアポらしいものもなく、押し掛けた訳で…。
一応セキュリティ会社にも入ってはいるが、スタジオがある為、旦那様の関係者と、出入りも結構激しい。
それら全部のチェック云々考えると、安全度は高くない。
なにより、普段は美咲さんが1人の事が多い広い家に、迷惑かけて巻き込むのはどうなのか?
そんな手間暇を考えるなら、普通に、入り口が限られて監視カメラどっさりで、清牙という狂犬の在中する、望んでも無いのに付きっ切り状態のマンションの方が、どう考えても、安全度が高かった。
清牙が連れ歩けない時は、事務所に放り込むか、黒服が囲んでいればいい。
そもそもが、目立ちまくっている芸能人様に付き添っていれば、嫌でも視線は集まるので、目撃者多数で手出しがし難い。
加えて、清牙こそが、高身長からの長い手足の戦力過多。
序に言えば、現代人にあるまじき野生に近い獣。
安全マージンは清牙の傍にいれば、かなり高くなる。
その言い分は理解出来る。
出来るけど、今現在、私は清牙による嫌がらせ敢行中なので、清牙の家に連れ込まれると、鎖付き首輪を嵌められる。
まあ、結構長いので、移動は出来る。
出来るけど、トイレすら閉められない現状はどうなのか?
「逃げ出せないようにだから、寝てる時くらいで勘弁してやるって」
「そんなもん付けて寝たくないし、それだと、清牙と一緒のベッドじゃん。私、リビングで寝袋でもさぁ」
「却下」
嫌がらせにもならないので、即答却下。
本当に、何かが違う。
「いや、そもそも、誰かと仲良くしたくなった時、清牙が困るじゃん」
清牙の性欲は、かなり、強い方、らしいので。
「混ざるか? 寝技鍛えてやるよ」
「いらねぇよ!!」
何で、皆して、そう云う…。
「希更。私には、1人の人間としての尊厳が必要なの」
「でも今は、カエちゃんの身の安全の方が、大切だからね」
希更は完全に、清牙に洗脳されてしまっています。
「舞人君」
「姐さん。ちょい前まで、清牙、本当にヤバかったからな? 俺、確り連絡しといたよな? 清牙がキレる前に何とかしろって」
それが出来る状況じゃないから、ああなって‥‥シクシク。
「シャレにならん犯罪になる前で良かった」
「シャレになってない犯罪も起きてるんだから、取り敢えずは、身の安全だと思って諦めて下さい。希更ちゃんを危険に巻き込まない」
駆郎君が冷たい。
いや、嫌がってるのを希更使って無理やり巻き込んだりと、ここ迄に、駆郎君からも結構なお怒りを頂いているので、致し方なく。
「今回の不法侵入は確実に、俺達が引っ越せと言っていたのを無視し続けた、楓さんの自己責任ですし」
淡々と、現実突き付けるの止めてくれるかな?
分かってるよ。
その通りだよ。
「カエちゃん、こっちは怖い人一杯いるんでしょ? 前の所みたいなのは、女の人は、1人で住んじゃダメだと思うよ」
「その前の部屋より酷いボロだったぞ」
「前より酷いって」
清牙の言葉を受けて顔を顰める希更に、今まで黙っていた美咲さんが首を傾げた。
「酷いとかボロとか、楓ちゃん、どんな所住んでいたの? お仕事きっちりしてるみたいなのに」
「母さん。お金が無いとかじゃなく、人は、面倒臭いってだけで、自滅出来る生き物なんだ」
酷い言われ様である。
「警察がどん引く、食い詰め外国人が複数でとか、犯罪歴があって他に行きようが無いのが、隣に住んでる、末端ボロアパート。で、女は楓1人。1人暮らしも、楓が1人」
清牙のその言葉に、空気が大変生温いモノへと変わった。
「いや、だって、安いし、審査ほぼほぼスルーでさ」
「隣の部屋からだって、壁ぶち壊して入れるような、いつ潰れるかってボロに住んでるからこそ、大半が、楓が役者してるなんて思ってなかったんだと。どこか見覚えのあるそっくりさんとでも思ってんだろうな。バレてたら、隣から壁突き破ってたんじゃねぇ? まあ、侵入しても、金目のモノなんてないから、どうなってたんだか」
止めろ!
煽るな!
希更が泣きそうになってんじゃん!!
「カエちゃん。面倒臭いとかは、もう、言っちゃヤダ」
あ、我慢強い希更が泣く。
思わず頭を撫でて抱きしめようとしたら、横から伸びた手に叩き落された。
駆郎君、酷くない?
「あなたが泣かせてるんでしょ。反省して、首輪、付けてれば良いんじゃないですか?」
酷い。
駆郎君がキツイ。
泣き出した希更を抱きかかえる駆郎君に、舞人君が一言。
「それ、ワザととか言わねぇよな?」
えぇぇ、どうしてそうなるのかなぁ?
「そんなとこに住む奴らをじっくり観察したいとか、そんな特殊環境を経験してみたいとか、俺らにはない、役者魂による、特殊発想とか、ないよな?」
舞人君は私をなんだと思っているんだろうか?
「自ら不幸に飛び込む人間はいないんだよ。本当に、書類と時間の戦いは、人間の危機管理を迷子にさせる不思議な効果があるんだね」
「自業自得って、女じゃなきゃ殴ってる」
舞人君まで酷い。
まあ、気持ちは分かるが。
「ミーがそんなとこ住むってなったら、殴って引きずり出してでも、止めるだろうが」
清牙迄正論吐かないで。
「次はちゃんと選ぶよ」
人として真っ当な…審査、通るのか?
通らなければ、健吾君頼りになってしまうのだけれど。
「1人暮らし、無理に、頑張らなくても、ミーと一緒に住めば? ミー、引越し、したがってたよ」
鼻をすすりながらの希更の言葉に項垂れる。
そんなに私は、心配…されても、仕方ないのは分かっている、んだけどね。
「ミーをこれ以上甘やかすのはナシでしょ」
「姐さんを甘やかすのではなく?」
「楓さんの監視ですよね?」
お前ら、本当…まあ、言われても仕方、無い、ですよね?
でもなぁ、聞いて驚け。
「清牙の部屋、ミーの専用クッションあって、ミーの作り置き料理が、あるんだぜ」
「え? セイちゃんとミー、付き合ってないよね?」
だよな?
そうなるよな?
「なんで、ミーと清牙、ニュースにならないんだろうね?」
「事務所で止めてるんですかね?」
「一回ニュースになって失敗してるから、慎重になってんだろ」
そう言えば、そんなような話、昔出てたね。
昔って言っても、1年も経ってないけど。
「ミーは泊めた事ねぇからじゃね?」
その論理で行くと、私にゴシップ再び?
「ミー今、1人暮らしになっちゃうと、彼氏とか、どうするのかな?」
希更の一言に、周りが固まる。
「希更ちゃん? ミーちゃんは、彼氏とかとはどんな感じだったのかしら?」
美咲さんのにこやかな声に、希更は思い出すかのように宙を見る。
「彼氏がいる時は、彼氏が中心の生活、かな? でも、いつの間にか、友達と彼氏が入れ替わったりしてて、なんだろう? 強引な人に、弱い、のかなぁ。でも、好き好きメールとか、結構喜んでニヤニヤ見せびらかしてたし。でも、彼氏、変わるの早いと思うんだよね」
そこで言葉を区切り、見回して…男共は無いと思ったらしい。
私を見て首を傾げ、それから美咲さんを見たのは、私も無いと思われた模様。
「普通の彼氏って、どれくらいで変わるのかな?」
「それはまあ、時と場合によるんだけど、学生の頃はね、色々とあると思うのよ」
「学生」
そう呟いて、私を見るのは止めれ。
私には答えられん。
思わず助けを求めたのは舞人君だった。
この中で一番真っ当な、学校生活を送っていそうなのは、舞人君と美咲さん。
美咲さんは私より更に年代上がっちゃうので、話が違ってくると思う訳で…。
ただ、美人さんだから、相当にモテていたのではないかとは、思われるのだけど。
ある意味、舞人君と同じで、そう、まともとは言い難い経験ではないかと…。
「まあ、何がどうって言い切れるもんじゃないが、中高だったら、半年続けば長いんじゃね?」
舞人君の笑いながらの突込み。
「ミーは、半年も持ったこと、ないと、思う。別れてヨリ戻したとかは聞いたことあるけど、長くても、3ヶ月くらいかなぁ」
「あらあら。美人さんだと、大変なのかしら」
「そう云うのじゃなくて、好きだって人がいて、その人の友達に告白されて、付き合ってみたけど、やっぱり最初に好きだった人が諦めきれなくて喧嘩になって。そして別れてまた違う人と付き合ってみて、やっぱり違うとなって、前の彼氏に戻ったけど、最初に好きだった人に告白されて、そっち取って、付き合ってみたら違うってなって、また別の人に告白されてた」
ミー?
あんた、妹に色々報告し過ぎだと思うの。
いや、駄々洩れなの?
まあ、なんだかんだと、姉妹仲が良い証拠とも言える。
相性は悪いんだけど。
と云うか、希更が強過ぎるんだよ。
そしてミーが希更に甘過ぎる。
「やっぱり、美人さんは大変なのね」
「違うんじゃないかな。最初に好きだった人以外は、なんか普通、だったよ」
「最初に好きだった奴はそんなにカッコ良かったってか?」
そこで、なぜに、ライバル心が出るのか、芸能人様?
「セイちゃんの方が綺麗だよ。セイちゃんより綺麗な男の子なんて、芸能人でもそんなにいないじゃん」
そして希更は、ナチュラルに清牙褒め殺し。
「セイちゃんは綺麗だと思うけど、カッコいいともあんまり思わないけど」
そして突き落とす希更の平常運転。
良かった。
機嫌は治った模様。
「希更てめぇ」
「だってセイちゃん子供っぽいし、我が儘だし、私には優しいけど、他の人には酷いし。人の話あんまり聞かないし、犯罪者思考? で、かなり変、だし」
その言葉にお仲間は笑っております。
その通りだしねぇ。
「楓、完全に負けてんぞ」
何の勝負なのか?
って云うか、ハナからそんなこたぁ分かってんだよ。
「それで、希更は今、何の心配してんだ?」
「1人暮らしになったら、今の彼氏、どうするのかなって」
その爆弾発言に、清牙が喚く。
「聞いてねぇぞ?」
「え? 今、アイツ彼氏いんの?」
「美凉華ちゃん、今、結構忙しい筈だよね? って云うか、いつの間に?」
大混乱である。
希更以外、誰も聞いてなかったので。
「私を見るな。最近は何も聞きようなかったから」
先生の連絡禁止令もあって、ミーの私生活はよう知らん。
「なんか……」
言いかけて希更は口を噤んだ。
「皆、顔恐いよ」
ミーの彼氏の身の安全がよぎったのか?
まあ、正しい。
「えっと、それはミーから聞いてね。彼氏いるのに疾風壮太さんがどうの言ってたから、多分、今、いい感じではないと思うし」
まあ、壮太が彼氏ではないのは分かる。
分かるんだけど、ミー?
「でも、1人暮らしになっちゃうと、1人の時間が多くなったり、自分で色々決めてやって…大丈夫かな? カエちゃんよりぼーっとして、フワフワしてる、ミーだよ?」
ミー?
あんた、無茶苦茶、妹に現状心配されてますが?
「つまり、ミーちゃんは今、彼氏がいて、疾風壮太君にも舞い上がって、清牙君の部屋にも通っていて、そう云う色々が、記者さんを大混乱させてるのね」
美咲さんの苦笑いの言葉に、なるほどと思う。
若いのに派手に遊んでますね…って、証拠集められてんのか?
だから、騒がれて無いだけの様子見?
「それ、1人暮らしなんてさせたら、ヒモが出来るか修羅場かになって、危ねぇんじゃねぇの?」
舞人君のそのもののの言葉に、場が静まり返る。
「希更ちゃん。美凉華ちゃんの彼氏って、学生? 社会人? こっち関係者?」
穏やかながら、あまりにも突っ込み過多な駆郎君の言葉。
なんか、微妙に黒いの出てますよ?
「あぁぁ、そう云うのは、ミーに直接聞いて下さい」
これ以上の情報開示は、希更の中の何かに引っかかるらしい。
そんな中、清牙はスマホを弄っていた。
「なんか、もう別れた、つってんぞ」
今この瞬間に、聞き出してたんかい!!
「あ、続き着た」
そう言って清牙は暫くスマホ画面見た後項垂れた。
「マジか…」
何があった?
清牙のテンションつき落とすほどの、メール内容ってナニ?
「なんか、曽根桐矢に現場で告られて、付き合ってみたけど、忙しくて会う暇なんざ一切無く、なんか色々言って来て面倒になって、切ったらしい」
強い。
珍しく、美凉華が強い。
「役者同士で分かって貰えると思ったのに…って、あるな」
ミー?
「美凉華ちゃん、1人暮らしさせるの危なくないですか?」
駆郎君の真剣な言葉に、舞人君が頷く。
「アイツ、結構アレだな」
「下半身緩い系?」
思わず私が告げた言葉に、希更が真っ赤になる。
「そこまでは、知らないからね!!」
いや、そんな事希更に聞かんよ?
聞くなら本人に聞く。
でも、聞きたくもないと云うか?
不安ではあるけど、現実は知りたくない的に。
「大丈夫じゃね」
そこで清牙が笑いだす。
「なんかさぁ、男の趣味は確実に悪いけど、自分で切って整理して、優先順位付けて? その間、あの大根役者蔑ろにして俺のトコ遊びに来て、料理してストレス発散して? 楓よりよっぽど危機管理出来てる」
え?
私、ミーより酷い扱いなの?
「その、男の趣味が悪いのが問題じゃねぇの?」
舞人君の言葉に、清牙は笑ったまま。
「いや、アイツも分かってるから、今の自分で捌ける相手を選んでんだろ。あの、不細工にはフワフワしてふらついても、行ってねぇし。それでどうしようもなくなって、俺に甘えて。やっぱ、希更の姉ちゃんだよな。ちゃっかりしてる」
自分の掌で転がせる男利用して、それで物足りなくなったら安全杯の清牙に甘えて?
確かに、それが全部計算なら、あざといな。
いや無意識でも、確実にあざとい。
まあ、それがバレて怒るどころか、使われて、笑ってる清牙も大概だけど。
清牙からすると、ミーは完全に対象外なんだよねぇ。
ミーからしても、同じく、だけど。
多分、親しい親戚の…従兄妹くらいには近しい。
普通に甘えて我が儘言って、頼る。
そんな、男女欲の伴わない関係を、お互い楽しんでいるんだと思う。
特に清牙が。
それを感じ取ってる美凉華も、清牙には無条件に安心して甘えられてるんだと思うし。
「楓。一応、あっちの事務所にこの事お前目線でちゃんと説明しとけ。アイツの見た目と普段の言動で、コレも把握しきれてない可能性高い、あっち、まだ、相当な認識のズレがあるぞ」
まあ、御園さんや筧さんから、その手の話、聞いたことないもんなぁ。
あの、ミーの行方不明事件の時だって、そんな話、欠片も出なかったし。
あれ?
「でも最近のミーって、送り迎え必須になってなかった?」
それどころか、どこで何してても、きっちり人がついていた筈だ。
あいつは極度の方向音痴なので、撮影スタジオで迷子になって戻れないし。
「ウチにも着てたぞ。オッサンが」
その目を掻い潜っていたのか、掻い潜る必要性がない程、名前だけの彼氏だったのか。
「ミーも謎だわ」
「楓さんが健全に見えてきました」
そこで駆郎君が項垂れる理由は、聞かないでおこう。
お母様の前で、涙を誘いたくはないので。
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