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業界的展開の迷走
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しおりを挟むリハ準備言われてスタジオに向かう途中、終えたばかりらしいdesusaizがスタジオから丁度出てきたのを見て、警戒する。
こいつはとにかく、アレだ。
まあ、見た目がアレで、中見も見たまんまだから、大抵の奴に、何かしら突っかかっている。
あまり関わりたくはない奴ではあるんだが、現場が一緒なら何かしら接点は出てくる。
本番で関連付けて話を振られれば、対応はしなけりゃならん訳で。
一々癇に障る言い方に、相手するのも怠いんだが、とにかく清牙との相性が悪過ぎる。
いや、清牙と相性が良い奴の方もまた、アレなんだけど。
案の定、頭飛びぬけた清牙を見るなり、不細工な顔を歪める。
「いつ見ても貧相な形で、下手な歌、歌いに来たのか? あんま、叫ぶなよ。ド下手なんだから」
「あ゛あ?」
清牙の腕を引き、相手にするなと伝えるが、それはデブには通用しない。
後ろにいるのは、デブのスタッフなのか、こっちを心配そうに見ながらも何も言わない。
言えない…んだろう、な。
相当ワンマンな、やり方、らしいし。
「そう言えば、あまりにも自分の歌が下手過ぎて、楽曲提供するんだってな。それも、相当なドブス。才能がないってホント、大変だよな? お前ら、結構出してんのに、ミリオンって、ああ、たったの2曲だっけ? 俺は全部ミリオンだけど」
そのお前の出してる曲が、まだ3曲だけどな。
まあ、3曲全部ってのはすげぇけど、だけど…。
「売れないって、気持ちが分かんないからさ。ホント、分かんないんだけど、お前らの周り、ほんと、デブス、ドブスしかいねぇじゃん。俺は、女には、最低限の見た目はさぁ、必要だろと思うわけよ。それすらないのを相手しなきゃとか、地獄じゃね? 売れなきゃ仕方ねぇよな? あ、お前らはそんなの気にしないの? まあ、お前らは胸さえデカけりゃ女だと思ってるみたいだし? 穴さえあれば何でもいいとか、ホント、病気だろ。まき散らすなよ」
そう言って一人でゲラゲラ笑い出すデブに、空気が悪い。
それが聞こえていた、通りがかりの局のスタッフ関連にも、嫌な空気が広がっていく。
「そういや、お前らの周りに一人だけ可愛いのがいたよな? なんか新人女優だって? お前らの御下がりはごめんだけど、結構可愛いよな、あの子。スズとか言ったっけ? なんか、今度、ぜひ使ってくれって、枕に来るんだと。悪かったな。お前らの唯一の美人貰っちまって」
その下卑た笑いに、清牙よりも先に駆郎がブチキレて、殴りかかろうとしたところに、親父さんが飛び込んで駆郎押さえて、笑い出した清牙が暴れる前に俺が必死に抑え込んで、あっという間にギャラリー増えて、収拾つかなくなってって感じになった。
そう、舞人君が嫌そうに吐き捨てた説明に頭を抱える。
「君達馬鹿なの?」
取り敢えず手の届く清牙の腕を叩いて向き直ったら、抱き上げられて椅子に横抱き状態に。
やっといつもの清牙の如く胸に縋りつかれたのは良いけれど、まだお怒り継続中らしい。
「ミーはこの先、最短3ヶ月は、先生の鬼修行。他なんて考える余裕もない状態なのは、君達も知ってる筈でしょうが。ましてや、ミーにその手の営業は一切させない契約を、健吾君があっちこっちに目光らせて圧掛けてるし、ミーの事務所も、その手のことは一切させてない。その手の規定が一番厳しい所だって聞いてるけど?」
なんでも、枕営業迄しなければ仕事がこないのは、事務所にいらないとまで言っているのだとか。
役者が作品で脱ぐのは良いけど、それ以外で脱ぐのは許さない。
品位と質が下がる。
全体のクオリティが疑われるから、とか。
序に言えば、売れなくなってきたから脱ぐなんて安い仕事もお断り。
それくらいなら、他所にどうぞとか言う、なんか、とっても高飛車な事務所に所属している。
親としては安心だけど、それ、売れなくなったら、簡単に放り出されるって事でもある。
余程がないと、契約長く継続出来ている人がいないのが現状らしい。
5年続けば安泰とかも、言われているとか。
自分で仕事持ってきたり作れる人とか、押しも押されぬって感じの人しか、残らないって話だし。
ミーには最初、ハードル高過ぎるとは思ったんだけど、健吾君がそこがダメなら、自分とこで面倒見るとか言い出すから、まあ、仕方がなかったのだ。
それ以外はやっぱり…ってのがあったし。
「だからこそ、だろ。なんで、そんな話出てくるんだよ」
ぼそりと、駆郎君の出た言葉に、溜息が出る。
嫌、溜息しか出ないって。
「君達煽る為のブラフじゃなきゃ、彼、ミーのファンなんじゃない?」
「「え?」」
そこで清牙が顔を上げ、駆郎君迄ぽかんとした顔で私を見つめている。
それこそ、私が言いたい。
「舞人君は気が付いていた、みたいだね?」
舞人君は、不機嫌な顔で何度も頷いてから、水を飲んで、ペットボトルがぐしゃぐしゃに。
「美凉華はそんな事しねぇし、健吾もそんなことさせねぇ。だったら、そんな事言い出したってのは、俺らをよっぽど煽りたいのかと思ったけど、その前から清牙を煽ってたし、他の事でも清牙を煽るのは簡単だ。清牙は単純馬鹿なんだし。なのに、アイツがわざわざ美凉華の名前を出して、それも美人だ可愛いとか珍しく誉めまくってたから、よっぽど好みなんだろうなとは、分かった。それとこれとは別に、今でもぶん殴りたい気持ちだが。あの状況で、俺迄暴れる訳にはいかねぇだろ」
舞人君だけは、冷静でいてくれて有難い。
「ミーの心配してくれて、可愛がってくれてるのは有難いけど、その所為で君達に何かあったら、ミーは泣いて怒るよ。そして、もう会わないとか言い出しても知らんからな」
清牙が強く抱きついて来て胸にでこを押し付けてくる。
「すまんが、その美凉華って誰? 駆郎の彼女?」
オジサマの言葉に、駆郎君の眼差しが凍り付く。
「黙れ、色ボケ」
なんか、仲の良い親子なのね。
そんな生温い視線を向けていたら、メグさんがスマホ弄って画面をオジサマに見せている。
「芸名は鈴鹿。そっちの楓ちゃんのお姉さんの娘さんで、最近ちょいちょいドラマとか出てますよ。かなり美人です。本人はおっとりした子で、楓ちゃん大好きっ娘で、ウチの誰とも肉体関係はありません」
的確な説明、ありがとうございます。
「ほぉぉ。こら、相当美人だな。なんで、お前ら口説かねぇんだよ?」
そして、そういう結論になるのね。
「まだ未成年なので、事務所的にNGです」
メグさんの説明、端的で分かり易いわ。
「いやいや、これだけ美人なら行くだろ」
行かないで下さい。
なるほど、実の息子に色ボケ言われるだけのことはある。
そっち関係が、にぎやかな人、なんですね。
奥さん大変。
「駆郎君、ミーには近付けない方向で」
「分野が違うので、美凉華ちゃんが気を付ければ平気です」
まあ、そうだろうけどさぁ。
「えぇぇ? これだけの美人なら、5年くらいしたら、一緒に飲みに行こうぜ」
「「「黙れ」」」
SPHY3人の声が綺麗に重なる。
まあ、可愛い妹分だしねぇ。
全員一致で、毒牙からは守りたい方向なのね。
「まあ、俺は、青いより、落ち着いた、色っぽい度量のある女が好みだけど」
そう言って、なぜ私を見るんでしょうか?
そして清牙が顔を上げて唸った。
「キシャアアア」
違う、吼えた。
「清牙、喉酷使しない」
「……」
ダンマリで抱き着いているって事は、意見を聞く気はないって事ね。
まあ、分かっていたけど。
「ホント、君達、あんなの相手に、一々煽られるの止めなさい。歌も曲も人間性も見た目も、全部君らが上でしょう。相手にするだけ無駄」
良し良しと清牙の頭を撫でれば、なぜかさらに胸に縋りつく。
そしてなぜか、駆郎君にプイっと目を逸らされた。
え?
あんなのに、劣等感抱いてんの?
なぜにと舞人君を見れば、嫌そうに吐き捨てられた。
「アイツの曲、俺らの曲より売れてるし」
いや、出してる曲数考えたら、総合枚数は間違いなく上だし、知名度もかなり上だよ?
「希更ちゃん、アイツの曲、好きだって」
駆郎君がズドーンと暗く言い放った。
そこか?
まあ、駆郎君はそこだよね?
「私、あの人の曲は好きだけど、歌、嫌いだけど? 歌い方、ねちっこくて、気持ち悪い」
清牙も大概、自分の歌に絶大な自信があって、俺の歌を聞け圧が凄まじい。
それと同時に清牙のお馬鹿具合とエロさも襲い掛かってくるので、厚かましいけどねちっこくはない。
卑猥ではあるけど、まあ男の子だよねぇと、言いたくなる。
だけど、それ以上にあの人、ナルシスト感が前面に出ていて、本当に気持ち悪いのだ。
粘っこいと云うか、ギスギスしていると云うか?
悲しい歌だろうが切ない歌だろうが、俺の歌って気持ちいいだろって、曲調無視して押し付けてくる厚かましさと、自分に酔ってる感じばかりが前面に出て来て、本当に気持ち悪い。
曲調が全部違うのに、どれを聴いてもべったりした粘っこさしか印象に残らないのもまた、気持ち悪さに拍車をかけている。
「他の人が歌えばいいのにとは思うけど」
「まあ、アレがあの曲歌うから、出来た世界観だしな。ただ、次のアニメ曲は相当押さえて来てるから、絞られたんじゃねぇの?」
次?
「って言うか、詳しいですね?」
オジサマを見れば肩を竦められた。
「その曲のサポート入ったからな。アニメ音監に死ぬほどダメ出し食らってたぜ」
うわぁ、ざまあみろ。
「気持ち悪いの消えてます?」
「消えてはねぇが、だいぶ薄まってる。絞りきってアレだから、音監も相当渋い顔だったな」
それって、次の仕事に影響しません?
まあ、私の知ったことじゃないけど。
「ぶふっ」
そしてそこで笑いだすメグさん。
「もぉぉやだぁ、この人達。気持ち悪いだのデブだの、一応相手は、売れ筋ミリオンシンガーソングライターですよ」
いやだって、本当に気持ち悪いし。
歌はそこそこ上手いかもしれないけど、なぜに、あそこ迄ナルシストになれるのかが、さっぱり分からない。
身の回りの鏡が全部壊れている謎現象か、本人の目がどうしようもなく悪いのか?
あそこまで見た目が酷かったら、歌だの曲だのの自信はあっても、総合評価で凹んで慎ましくなったりしないのだろうかと、疑問でならない。
まず間違いなく、あの見た目だと、金持っていても、例え性格良くても、ごめんなさいする女性は多いと思うが?
女って素直だから、見た目だけで全てに拒絶反応する割合、男よりよっぽど高いしねぇ。
あれで性格良ければ、見た目を重視しない聖女のような女性に拾われる可能性は無きにしも非ずだけど、あの性格、だからなぁ。
「勇者かゴミしか、ないわな」
「楓ちゃん。お言葉」
いや、取り繕う相手、今、この場にいなくね?
「曲は良いかもだけど、やっぱり歌い方気持ち悪くて、全体的になんか違うし、金出してまで聞きたくない」
まあ、流れてきた曲を聴くぐらいならいい。
だけど、神経ささくれてる時に、あの歌い方は耳にしたくないので、チャンネル替えるしな。
「声だけ言えば、清牙の方が綺麗だよ。まあ、声量はあっちの方がありそうだけど」
「俺だってある」
いや、アンタ細身の割に声デカいのは知ってる。
けど、そもそも、あっち、持ち歌3曲くらいしかないのに、偉いでかい会場でライブやってたよね?
場が持つの?
って云うか、前座、どんだけ呼んだの?
そんなのに金を出して生ライブって喜べる、人達の気が知れない。
ましてや、あの、見た目なら、ねぇ?
大音量を生で聞きたかった?
体系だけで言えば、あっちの方が声が太いのは仕方ないだろうねぇ…とは思うんだけどさ。
迫力はまあ、あるだろう。
だけど、金出して迄…生に、拘る気にはなれんな。
正直画面越しでも、姿いらんし。
カバーで誰か上手い人歌ってくれないかなぁとしか、思えない。
曲は良いと思うよ。
だけど、やっぱ、アレ、なんだよね。
「曲のアレンジ? 出だし? やっぱ、駆郎君の方が手が込んでてカッコいいし」
俺の歌を聞け…が前面に出てて、やっぱ出だしが弱い気がするんだよ。
飽くまで俺の歌を聴け。
曲は添え物?
最近の曲によくある、すぐ歌始まり。
あれ、好きじゃないんだよねぇ。
ポイントをサビとかにメインに持ってきてるのは分かるんだけど、歌前にカッコよく始まっておおっキタキタって、思いたいのよ。
それに加えてあの人の曲の場合、サビに行くまでに気持ち悪いって曲止める事も多いので、どっちかって言うと、サビだけ流してくれてる音楽番組の切り貼り映像がちょうどいい感じ。
あっちこっちで流れているから、流石に曲は知ってはいるけど、どうでも良い曲、でしかない。
曲の感じは悪くはない。
だから、良い歌では、無い。
「やっぱ、サポートだからか、ドラムの走りとかがさぁ全然違うじゃん」
固定のメンバーいないみたいでさ。
見るたびに背後居たりいなかったり、その姿が全然違う訳で。
歌がメインでついて来いって感じで、ダカダカ走っている感がないって言うか?
SPHYだと、舞人君が清牙抑えたり煽ったり、その時々で激しくて結構好きなんだよね。
そういう一体感がない。
激しさと云うか、勢いや駆け引きもさっぱりない。
「私は断然、SPHYのが好きだけど」
良し良しと清牙の頭を撫でる。
ぎゅっと清牙が胸に縋り付き、そして駆郎君が吐き捨てた。
「それ以上に、Elseedが好きなんですよね」
「それはもう、仕方がない…ギブギブ!!」
呼吸が止まる。
私死ぬ!!
「なに? お嬢ちゃん、アイツらのファンなの? まあ、悪い男だからなぁ」
オジサマの言葉に強く頷く。
「だって、カッコいいし、色っぽいし、あのエロい曲をあんな声で歌われたら、孕み「Elseed禁止」」
駆郎君の冷たい言葉に慌てて口を塞いだが遅かった。
「楓」
耳元に囁かれた、とびっきりのエロ声に、名前を呼ばれ、全身が震える。
力が一気に抜けて、へなへなになったところでそれはもうがぶりと、首筋を噛まれた。
「ちょっ! 清牙!! この後、撮影だって言ってるでしょうが!!」
メグさんが止めるのも聞かず、清牙はそれはもうがぶがぶと噛みついてくる。
舞人君はゲラゲラ笑うだけでなにもしてくれないし、駆郎君もざまあみろと笑っており、何かする気配はない。
メグさんの力では清牙を止められる筈もないので、止めろとは口で言うが、それだけ。
結局、笑いながらオジサマが止めてくれた時には、私の首から肩にかけては無数の噛み痕がもう、何かのホラー映画の一幕みたいになっており…。
「メグさん」
「メイクで隠すにも限度があるって言うか、この後は薬物依存からの…だし、そう云う設定にして貰えば?」
メグさんに、とうとう投げられてしまった。
私の所為じゃないのにっっ!!
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