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めっちゃすごい所に行ける⁉︎
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もふもふ星という星に奈々美(ななみ)と萌葉(もは)という小学4年生がいました。もふもふ星とは地球と似たような星らしく、特に変わった所はないそうです。
ある日の学校の帰り道のことでした。
「明日から夏休みじゃん?なんかどっか行きたいよね。」
萌葉が言いました。
「そうだけど、どこいくの?行くとしたらの話だけどね。」
奈々美が言いました。
「そうだね。もう私たち4年生じゃん?だから…めっちゃすごい所に行きたいよね!」
「めっちゃすごい所って?」
「え、えっと…うーん…。」
ガチャ
「ただいま~!」
奈々美が言いました。
「奈々美!奈々美!」
お母さんが何かを持って走りながらこちらへ向かってきます。
「見て!見て!」
「なに~?またコンサートチケットでも当たったの~?」
「違う!ほら見て!」
「ん~?って…え!」
なんとお母さんが持っているのは『旅行チケット』でした。
「え!旅行チケット⁉︎」
「そうなんだけど、残念なことに…」
「何?日付が過ぎてるの?」
「違うの。お母さんは行けないのよ。」
「え?この日に用事があるの?」
「そうじゃなくて子供2人までなのよ。」
「え~!」
「そこでなんだけど…」
お母さんの顔がパァと明るくなりました。
「もはちゃんと行ってこない?」
「うんいいよ…ってえ?どういうこと?」
「だ・か・らもはちゃんと行ってこないかって聞いてるの?」
「え、いいの?」
「もちろんよ。スマホ持ってるから。」
「あぁ、分かった!行ってみる!」
「そうと決まれば計画を立てなくっちゃね!」
「え?お母さん何言ってるの?まずは萌葉にいいかどうか聞かないと…」
「ふふーん、お母さん、もう萌葉ちゃんのお母さんに言っていいって言われたからねー!」
お母さんが自慢げに言いました。
「え?じゃあもう決まり?え、やった~~!」
奈々美は部屋中を飛び回りました。
「じゃあお母さんと一緒に計画を立てましょう。」
2人とも席に着きました。
「じゃじゃーん!お母さんおっきなカレンダー買っちゃったー!」
「えーすごいじゃん!いつもは全然買わないお母さんなのに!」
「まぁそれはともかく、あ!萌葉ちゃんも今頃計画立ててるだろうから…明日みんなで集まって話合いをするのどう?」
「いいね!じゃあもはに私のスマホでメールしてみる!」
「うん、じゃあ、えっと『7月25日から8月20日まで』だって。」
「約1ヶ月間か…ってこの日全部行くの?」
「そうよ。当たり前じゃない。こんなすごいチケット当たったんだから十分楽しまないとね。」
計画を立て終わりました。
「あっもはから返信来てる!『明日行ける』だって!」
「よかったわね!」
「うん!」
ある日の学校の帰り道のことでした。
「明日から夏休みじゃん?なんかどっか行きたいよね。」
萌葉が言いました。
「そうだけど、どこいくの?行くとしたらの話だけどね。」
奈々美が言いました。
「そうだね。もう私たち4年生じゃん?だから…めっちゃすごい所に行きたいよね!」
「めっちゃすごい所って?」
「え、えっと…うーん…。」
ガチャ
「ただいま~!」
奈々美が言いました。
「奈々美!奈々美!」
お母さんが何かを持って走りながらこちらへ向かってきます。
「見て!見て!」
「なに~?またコンサートチケットでも当たったの~?」
「違う!ほら見て!」
「ん~?って…え!」
なんとお母さんが持っているのは『旅行チケット』でした。
「え!旅行チケット⁉︎」
「そうなんだけど、残念なことに…」
「何?日付が過ぎてるの?」
「違うの。お母さんは行けないのよ。」
「え?この日に用事があるの?」
「そうじゃなくて子供2人までなのよ。」
「え~!」
「そこでなんだけど…」
お母さんの顔がパァと明るくなりました。
「もはちゃんと行ってこない?」
「うんいいよ…ってえ?どういうこと?」
「だ・か・らもはちゃんと行ってこないかって聞いてるの?」
「え、いいの?」
「もちろんよ。スマホ持ってるから。」
「あぁ、分かった!行ってみる!」
「そうと決まれば計画を立てなくっちゃね!」
「え?お母さん何言ってるの?まずは萌葉にいいかどうか聞かないと…」
「ふふーん、お母さん、もう萌葉ちゃんのお母さんに言っていいって言われたからねー!」
お母さんが自慢げに言いました。
「え?じゃあもう決まり?え、やった~~!」
奈々美は部屋中を飛び回りました。
「じゃあお母さんと一緒に計画を立てましょう。」
2人とも席に着きました。
「じゃじゃーん!お母さんおっきなカレンダー買っちゃったー!」
「えーすごいじゃん!いつもは全然買わないお母さんなのに!」
「まぁそれはともかく、あ!萌葉ちゃんも今頃計画立ててるだろうから…明日みんなで集まって話合いをするのどう?」
「いいね!じゃあもはに私のスマホでメールしてみる!」
「うん、じゃあ、えっと『7月25日から8月20日まで』だって。」
「約1ヶ月間か…ってこの日全部行くの?」
「そうよ。当たり前じゃない。こんなすごいチケット当たったんだから十分楽しまないとね。」
計画を立て終わりました。
「あっもはから返信来てる!『明日行ける』だって!」
「よかったわね!」
「うん!」
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