28 / 110
第1章 迷々の森
25.留守中の訪問者②
しおりを挟む リーンが目覚めると、暖かいルークの腕の中にいた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
探り合うように繋がって、温もりを身体中に感じて、心も魔力も満たされていた。
リーンが身体を動かし身体を起こすと、ルークの手がリーンの手首を掴んだ。
探るような目でルークが見てくる。
「…どこに…行くんだ…」
「…お腹が空いたから、食事をもらってこようと思って…」
リーンがそう言うと、ルークも身体を起こして言う。
「リビングに、軽食を置いてある。…いつかの時みたいに」
そう言ってルークは笑った。
…用意周到だ。
「持ってくるよ」
リーンはそう言って、リビングのテーブルの上に置かれている、軽食と果物、飲み物を持って寝室に戻る。
ベッドサイドのテーブルに飲み物を置いて、ルークの左側に座るとベッドの上に軽食と果物を置き、二人で食べ始めた。
そして思い出す、『物質保管庫』の事を…。
ルークは剣を右手に持つから、魔法は左手…。
リーンは食べている途中だったが…。
「ルーク、左手を出して」
リーンがそう言うと、不思議そうに左手をリーンの前に差し出してきた。
リーンはルークの手の甲の上から右手を重ね、軽く握った。
私と違って大きい手だ…。
「…ルークも『物質保管庫』を使えるように、魔法を譲渡しておくから…」
「…リーン?」
「『物質保管庫』」
リーンの手からルークの手を通して、『物質保管庫』のドーナツ状の魔法陣を写し出す。
「覚えていて、この形状と魔法を…。呼べば左手の前に現れるように、ルークの左手に書き込んで置くから…」
簡単に開いて使えるように、ルークの左手に魔法をかける。
「…急にどうした…」
ルークが不思議そうにリーンを見てくる。
「…今なら魔力が馴染んで、ルークにも使えるだろうし、ルークの方が必要になるかなって思って…」
「…。」
言い訳じみているかな…。
「…いろんな場所に行くから、…どうしても化膿止めや傷薬とか必要になるでしょ。魔法陣を出して、呼べば引き出しが出てくる。薬草の名前でも呼び出せるから…」
そう言ってリーンは微笑んだ。
ルークになら使ってもらいたい…。
「本当はもっと早くに、こうしたかったけど、なかなかタイミングが…」
二人きりになって、秘密の話をする時間が無かった…。
ギリギリになってしまったけれど…。
「…今は、リオナスから離れられないがな…」
ルークはそう言って苦笑いする。
リーンは魔法陣を閉じたが、ルークの手を離せずにいた。
なので左手で果物を摘まんで口に入れると、ルークが右手に持ったパンをリーンの口元に差し出してきて、リーンはそれにかぶり付く。
リーンも左手に果物を持ってルークの口元に持っていくと、ルークも果物と一緒にリーンの指も咥えた。
「…んっ…ルーク…」
ルークの口の中で指が舐められ、ズキズキと身体を痺れさせる。
「…んっ…あっ…」
ただ、指を舐められているだけなのに、下半身がムズムズと反応し始める。
まだ、食べている途中なのに…。
ルークの口からリーンの指が離される頃には、前はもたげ、身体がトロリととろけそうになっていた。
「…はぁ…あっ…」
ルークはベッドの上に置いてあった、食べさしの皿をサイドテーブルの上に置き、リーンが離さないでいた手を引っ張り、リーンはルークの胸の中に倒れ込んだ。
「…あっ…」
リーンのお腹の辺りに、ルークの硬く主張しているモノが当たっている…。
リーンは身体をずらし、いつもリーンの中を掻き回すモノに唇を付けた。
「くっ…」
ルークが小さく呻いたので、リーンは楽しくなってきて、舌を這わし唇で吸い付いた。
「んっ…」
チラリとルークを覗き見ると、必死に耐えているようだ。
さすがに大きくてリーンには咥えられないので、丹念に舌を這わし吸い付いていくと、先端から蜜が溢れ出てきた。
…これ…奥に欲しい…。
リーンは下半身がムズムズして濡れているのを感じていた。
「…んっ…はぁ…」
リーンは我慢できなくなって、ルークのモノから口を離すと、自らルーク腰に乗り上げ、ソレをリーンの後孔に導いた。
「…絶景だな…」
リーンは今、ルークの前でどんな姿をしているかなんて、考えられなかった。
自分で育てたモノで奥を突いて欲しかった。
「…んっ…欲しい…」
リーンは上手く入れることが出来ず、入り口擦るだけで、前から蜜を滴し始めた。
「…はぁんっ…ルーク…んっ…入ら…ないよ…」
リーンは腰を揺すりながら、欲しい場所を探すが、上手く嵌まらない…。
「ああんっ…ルーク…入れて…」
リーンはどうしようもなくて、ルークに助けを求めた。
ルークがリーンの腰を掴み、少し引き寄せられ濡れ勃つモノにズブリと入り口が嵌まった。
「ああああああっ…!!」
リーンは蜜を飛ばしルークの胸を濡らした。
「俺もそろそろ…限界だ」
ルークはそのままリーンの腰を沈ませて、下から突き上げ、リーンを快楽に溺れされた。
0
お気に入りに追加
314
あなたにおすすめの小説
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは

孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる