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第1章 迷々の森
17.さらに自衛強化するようです
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本日も2話更新です(^^)
────────────────
朝食後、今日も家事魔道具を~と思い研究室へ行こうと椅子から立ち上がったところで、ロド兄から待ったの声がかかった。
「リアよ、今日からお前さんを更に鍛えることにした。
だから、しばらーく魔道具作りはお休みじゃ。
不定期課題は継続じゃがな」
「いつもの体術・剣術・走り込みだけじゃ足りないの?
私、ほどほどの筋肉なら良いけど…ムキムキな年頃の女の子になるのはちょっと抵抗が……」
「うむ、リアもお年頃な年齢じゃから筋肉痛ムキムキになるほどはせんよ。
体術・剣術はそのままに走り込みは少し距離を延ばすかのぅ。
そして、これに追加するのが魔防かのぅ」
魔防?
以前、色んな属性のシールドを習ったきりだったから、もう終了したのかと思ってた。
「前に、全属性のシールドを教わったきりだったからもうないのかと思ってたんだけど、まだ教わることがあったんだねー」
「ほっほー……
違うのじゃ。
ただ単に、他に夢中になって続きを教えるのを忘れていただけなのじゃよ。
爺のついうっかりが出たんじゃな。
すまんすまん」
あー……ロド兄は熱中すると確かに時々そういうことが……。
過去のロド兄を思い出していたら、急にロド兄が目の前から消えた。
驚き過ぎて固まっていると、左の方からロド兄の声がしたので目をやれば木を支えにして、立ち上がっているところだった。
「ロド兄!
大丈────」
「アイテテテ………お前さんら急に横から攻撃したら危ないじゃろう」
駆け寄ろうとした時、ロド兄が何もいない空間に向かって話し始めた。
あれ?
頭打って変なものが見えてるのか?
とか、思ったりしましたがある存在をすぐに思い出しました。
「もしかして……精霊?」
ロド兄の話してる相手が、精霊なのかもと考えている最中もリアには見えていない相手、とお話?していた。
「すまんってー。
つい夢中になってしまうとのぅー忘れてしまうのじゃ。
うむ、わかっておる。
今回はよそ見せんでちゃんと教えるよ。
じゃないと、リアが自身を守れず危険じゃからなぁ…」
「ふぅー……。
あぁ、リアを驚かせてしまったのぅ。
リアからしたら急に横にふっ飛んでいったように見えたはずじゃからのぅ。
すまんなぁー。
いや、リアに魔防の続きを教えるのを忘れていたのを精霊たちに怒られてしまってのぅー。
鉄槌下されちゃった。
てへっ」
「鉄槌って……ロド兄がてへっとか言っても寒気がするだけだからやめようか?」
リアの言葉に始めはブーブー文句を垂れていたが、目に何か写ったのかギョッとしたあとシャキッとしたかと思ったら、テキパキ魔防指導を始めだした。
精霊たちが、何かをしようとしたのだろうか…?
* * *
「さて、魔防の続き……と言うてもここからは自分独自で作り上げねばならん。
以前教えたものは基本であり、少しの魔力さえあれば誰でも出来るというものじゃ。
今回からは、魔力が程々にあって魔力制御もきちんと出来る者でないと無理じゃ」
「えー…と、方法としては錬成魔法に近い?」
「んー…そうじゃなぁ。
どう守りを強くしたいか、想像は必要ではあるが魔力をどれがどのくらい流せば良いか、形が完全に決まるまでは自分で感覚でやらねばならんからのぅ。
例えで言うならば、水に長けた者は水属性多目で他を少しずつで魔力を練り強固な魔防を作り出していたり、ある者は土属性のみで純度をあげより強固な魔防にしている者もいる。
どう魔防を強くするかは、その者がどう属性を使ってより守りを強くする工夫をするか…かのぅ?」
錬成は無意識に曖昧な感覚で流しているのを、魔防はきちんと意識し魔力の流れる微妙な量も感じて、作り上げないとダメってこと??
むー、確かに程々の魔力と制御ができてないと無理かもねー…。
「じゃ、わしが周囲に結界を張るからまずは練習してみるかのぅ」
「はーい!」
* * *
「「……」」
二人の間に沈黙の間ができた。
「……リアや、爺そんな動きする魔防見たことないんじゃが」
「い、いや、私もこんな想像して魔力を練った訳じゃないんだけど。
こうなっちゃった…?」
現在、リアは見えない透明な膜がある状態だが、魔法攻撃が来ると一度飲み込み再びそれを敵に倍の威力でお返しし驚いたのが1つ目。
2つ目に驚いたことは、物理攻撃だ。
ロド兄が、殴りかかってきたのを膜が腕を作り殴り返していたこと。
「以前から思っていたんじゃが…リアの魔法は少し変な作用が現れる時があるのぅ。
血濡れのゴミぱっくん、とかのぅ」
あ、あれは、忘れたい記憶……!
でも、確かにあれ以外でも変な時は度々あったかも……複数の属性が必要そうなのに1種属で大丈夫だったり?
「もしかしたら…神の愛し子として色んな意味で愛されてるのかもしれんなぁー」
「色んな意味……?」
「そうじゃ。
ほれ、よく好きな子にちょっとした意地悪だか驚かせて気を引きたいとか、あるじゃろ?
あれじゃと思う」
…………まじか。
そんな愛し子設定なの、私?
おぅ……。
「じゃが…見てると面白くてちと羨ましく思ってきたのぅー。
何気に強いしのぅ。
いいなぁー…わしもそうなるようまた新たに魔防を作ってみようかのぅ?」
「そ、そう?
じゃあ私の魔防はこれでもいっかぁー」
ロド兄、リアが落ち込まないようにあぁやって言ってくれたのかなぁー…。
……いや、でもあの表情は本気でいってたかも?
まぁ、とりあえずオリジナルの魔防完成しました。
夜、リアが寝入ったのを確認しロド兄は家を出て、暗い森へと入っていった。
「ふむ、やっぱりわしもあんな面白い魔防が欲しいのじゃ。
あんな魔防も出来ると教えてくれたリアと神に感謝じゃ!
ひゃほほ~ぃ」
『こっそり家を出てたから、何かあるのかと思ったら……』
『リア、の、魔防、羨まし、かった、ロドク、ス』
「がふっ…」
夜中に、コソコソ行動するロドクスが気になり、後をつけてきた精霊二人と眠たい妖狼一匹。
でも、ただの魔防特訓とわかり即時解散となった。
『ロドクス…いくつに…なっても…変わらず…好奇心…失わない…それも…また…魅力?』
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朝食後、今日も家事魔道具を~と思い研究室へ行こうと椅子から立ち上がったところで、ロド兄から待ったの声がかかった。
「リアよ、今日からお前さんを更に鍛えることにした。
だから、しばらーく魔道具作りはお休みじゃ。
不定期課題は継続じゃがな」
「いつもの体術・剣術・走り込みだけじゃ足りないの?
私、ほどほどの筋肉なら良いけど…ムキムキな年頃の女の子になるのはちょっと抵抗が……」
「うむ、リアもお年頃な年齢じゃから筋肉痛ムキムキになるほどはせんよ。
体術・剣術はそのままに走り込みは少し距離を延ばすかのぅ。
そして、これに追加するのが魔防かのぅ」
魔防?
以前、色んな属性のシールドを習ったきりだったから、もう終了したのかと思ってた。
「前に、全属性のシールドを教わったきりだったからもうないのかと思ってたんだけど、まだ教わることがあったんだねー」
「ほっほー……
違うのじゃ。
ただ単に、他に夢中になって続きを教えるのを忘れていただけなのじゃよ。
爺のついうっかりが出たんじゃな。
すまんすまん」
あー……ロド兄は熱中すると確かに時々そういうことが……。
過去のロド兄を思い出していたら、急にロド兄が目の前から消えた。
驚き過ぎて固まっていると、左の方からロド兄の声がしたので目をやれば木を支えにして、立ち上がっているところだった。
「ロド兄!
大丈────」
「アイテテテ………お前さんら急に横から攻撃したら危ないじゃろう」
駆け寄ろうとした時、ロド兄が何もいない空間に向かって話し始めた。
あれ?
頭打って変なものが見えてるのか?
とか、思ったりしましたがある存在をすぐに思い出しました。
「もしかして……精霊?」
ロド兄の話してる相手が、精霊なのかもと考えている最中もリアには見えていない相手、とお話?していた。
「すまんってー。
つい夢中になってしまうとのぅー忘れてしまうのじゃ。
うむ、わかっておる。
今回はよそ見せんでちゃんと教えるよ。
じゃないと、リアが自身を守れず危険じゃからなぁ…」
「ふぅー……。
あぁ、リアを驚かせてしまったのぅ。
リアからしたら急に横にふっ飛んでいったように見えたはずじゃからのぅ。
すまんなぁー。
いや、リアに魔防の続きを教えるのを忘れていたのを精霊たちに怒られてしまってのぅー。
鉄槌下されちゃった。
てへっ」
「鉄槌って……ロド兄がてへっとか言っても寒気がするだけだからやめようか?」
リアの言葉に始めはブーブー文句を垂れていたが、目に何か写ったのかギョッとしたあとシャキッとしたかと思ったら、テキパキ魔防指導を始めだした。
精霊たちが、何かをしようとしたのだろうか…?
* * *
「さて、魔防の続き……と言うてもここからは自分独自で作り上げねばならん。
以前教えたものは基本であり、少しの魔力さえあれば誰でも出来るというものじゃ。
今回からは、魔力が程々にあって魔力制御もきちんと出来る者でないと無理じゃ」
「えー…と、方法としては錬成魔法に近い?」
「んー…そうじゃなぁ。
どう守りを強くしたいか、想像は必要ではあるが魔力をどれがどのくらい流せば良いか、形が完全に決まるまでは自分で感覚でやらねばならんからのぅ。
例えで言うならば、水に長けた者は水属性多目で他を少しずつで魔力を練り強固な魔防を作り出していたり、ある者は土属性のみで純度をあげより強固な魔防にしている者もいる。
どう魔防を強くするかは、その者がどう属性を使ってより守りを強くする工夫をするか…かのぅ?」
錬成は無意識に曖昧な感覚で流しているのを、魔防はきちんと意識し魔力の流れる微妙な量も感じて、作り上げないとダメってこと??
むー、確かに程々の魔力と制御ができてないと無理かもねー…。
「じゃ、わしが周囲に結界を張るからまずは練習してみるかのぅ」
「はーい!」
* * *
「「……」」
二人の間に沈黙の間ができた。
「……リアや、爺そんな動きする魔防見たことないんじゃが」
「い、いや、私もこんな想像して魔力を練った訳じゃないんだけど。
こうなっちゃった…?」
現在、リアは見えない透明な膜がある状態だが、魔法攻撃が来ると一度飲み込み再びそれを敵に倍の威力でお返しし驚いたのが1つ目。
2つ目に驚いたことは、物理攻撃だ。
ロド兄が、殴りかかってきたのを膜が腕を作り殴り返していたこと。
「以前から思っていたんじゃが…リアの魔法は少し変な作用が現れる時があるのぅ。
血濡れのゴミぱっくん、とかのぅ」
あ、あれは、忘れたい記憶……!
でも、確かにあれ以外でも変な時は度々あったかも……複数の属性が必要そうなのに1種属で大丈夫だったり?
「もしかしたら…神の愛し子として色んな意味で愛されてるのかもしれんなぁー」
「色んな意味……?」
「そうじゃ。
ほれ、よく好きな子にちょっとした意地悪だか驚かせて気を引きたいとか、あるじゃろ?
あれじゃと思う」
…………まじか。
そんな愛し子設定なの、私?
おぅ……。
「じゃが…見てると面白くてちと羨ましく思ってきたのぅー。
何気に強いしのぅ。
いいなぁー…わしもそうなるようまた新たに魔防を作ってみようかのぅ?」
「そ、そう?
じゃあ私の魔防はこれでもいっかぁー」
ロド兄、リアが落ち込まないようにあぁやって言ってくれたのかなぁー…。
……いや、でもあの表情は本気でいってたかも?
まぁ、とりあえずオリジナルの魔防完成しました。
夜、リアが寝入ったのを確認しロド兄は家を出て、暗い森へと入っていった。
「ふむ、やっぱりわしもあんな面白い魔防が欲しいのじゃ。
あんな魔防も出来ると教えてくれたリアと神に感謝じゃ!
ひゃほほ~ぃ」
『こっそり家を出てたから、何かあるのかと思ったら……』
『リア、の、魔防、羨まし、かった、ロドク、ス』
「がふっ…」
夜中に、コソコソ行動するロドクスが気になり、後をつけてきた精霊二人と眠たい妖狼一匹。
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