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続編2 手放してしまった公爵令息はもう一度恋をする
8話 ジーノの憂鬱
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「……はぁ。」
財務報告書の最終確認作業も粗方片付き、お休みを頂いたある日。
のんびり部屋で過ごしていたが。
茶菓子を貰いに行こうとテオと室外へ出た途端、実に珍しい光景を目にした。
中庭に繋がっている渡り廊下の端っこで、ジーノが一人ポツンと背を丸めて座り込んでいた。
「ジーノ、どうしたの?殿下は?」
「……今日は休む様に言われた。でも、何したらいいか分かんねぇ。」
途方に暮れた様に呟く彼に、僕はテオと顔を合わせたが。
「ずっと出ずっぱりだったから、たまには休めって言われたけど、暇で……。剣の素振りもしたけど…。」
「へぇ。鍛えてるんだ、偉いね。」
「………別に偉くねぇよ。俺はお前と違って、殿下の仕事…直接は手伝えねぇし。」
うーん。
剣術の稽古は早々に諦めてしまった僕としては、休みを言い渡されても黙々と素振りをしたりして鍛錬に励んでいるのは、素直に偉いなぁって思うんだけど。
本人は違ったみたいだ。
僕と、後ろのテオを交互に見やって、また項垂れてしまう。
「……俺、何にも出来てねぇじゃん。」
ポツリと零された言葉は、とても小さい声だったが、それでも確かに僕の耳に届いた。
「何で?サフィルよりもずっとずっと前から、殿下の事支えて来たんでしょう?」
「……そう思ってた。でも、お前ら見てたら、昔っから殿下に付いてる俺なんかより、遥かに役に立ってるじゃん。テオだって、直接書類を扱う事はなくても、シリルから束渡されて、自然に片してるし。」
「え?あれぐらい…」
「お前にとっちゃあ、あれぐらいでも、俺にとったら大した事だよっ!!」
仕事の些細なサポート一つ分からず出来ないジーノは、悔しくて堪らなかったらしい。
グッと涙をこらえた顔で僕らを睨み見た後、はあぁぁぁーと深い溜息をついた。
自身のふがいなさを嘆いている様だった。
「ジーノは平民の出で、苦労して殿下の護衛騎士になったって聞いたよ。騎士になるのに全力を注いでいたから、勉強の方に時間も余裕も回せなかったんだよね?」
「元々平民なんだから、勉強なんてする機会も無い。」
「……だったら、ちょっとだけ僕が教えてあげよっか?」
「………え?」
自身の身の上で諦めて不貞腐れている彼に、僕がふとした思い付きを口にしたら。
彼は目を丸めて驚いて。
「僕も自分の事でいっぱいいっぱいだから、何処まで出来るか分からないけど、ちょっと位なら、時間見つけて教えられると思うよ。少しでも文字を知って内容を大まかにでも理解出来たら、きっとジーノもテオみたいなサポートが出来る様になるんじゃないかな。」
「本当か?!」
「先生じゃないからね、上手くは教えられないと思うけど、ちょっとずつやってみる?」
「……頼むっ!」
食い気味にお願いされて。
茶菓子を多めに貰って来た僕らは、部屋に篭って、ひたすらジーノの読み書きの練習を手伝った。
僕との二人きりの時間を大幅に削られたサフィルは少々不満げだったけど、僕とジーノがぴったりくっ付いて机と睨めっこしている方がもっと嫌なのか、途中から間に割って入って、協力してくれた。
それをテオも見守りながら、合間合間でお茶やお菓子を差し出して、適度な休憩を見繕ってくれて。
その日の夕方には、最初に目にした時とは打って変わって、嬉しそうな顔をして、ジーノは殿下の元へ戻って行った。
まだまだ先は長いだろう。
彼の知識は一般民衆以下の所から、必要最低限までしか与えられていなかった。
騎士になる事に必死で、そのラインに到達する迄で精一杯だったのだろう。
しかし、知識を得る事が自身の有益に繋がる事がハッキリ分かったのだ。
目標が明確に見えた分、やる気に火のついた彼ならば、そう遠くない内に、それなりの成果を出せる事だろうと、僕らは実感した。
そうこうしている内に、例の末のお姫様、イネス様のお誕生日会となり。
王宮内で盛大なパーティーが開かれた。
イネス様の母親は、件の事件で失脚し、現在修道院に居られる第2王子アデル殿下の母君でもあるカサンドラ第1側妃様だが、その彼女の父君は自害によって他界されたとは言え、それでも元々高い身分の妃様だ。
事件当時はしばらく苦しかっただろうが、今ではまたアデリート王の寵愛めでたく、王妃様の次に大切にされていらっしゃる。
その第1側妃様の愛娘ともあって、いや、それ以上に。
皆にとって一番下の末娘だから、皆から等しく愛されていらっしゃる、愛らしいお姫様だ。
王宮を去られたアデル殿下ですら、可愛い実妹への誕生祝いは許され、参内され直接姫に祝辞を述べられ、プレゼントを手渡しされている。
そんな、実に華やかで和やかなパーティーだったが。
先日釘を刺された殿下は、早速出遅れてしまっている。
最近、自身の行動を改心し始められたとは言え、まださらりと振舞うのは難しいみたいだ。
見かねたソフィア様が、エスコートしてくれている筈の殿下の服の裾をくいくいと引っ張り、せっついた。
「ロレン様、もうそろそろ私達も、姫様にお祝いを言いに行きましょうよ。」
「う“ぅ……。こないだイネスに来んなって言われたから、やっぱ近付かない方が良くないか…?」
「それは喧嘩なさったからでしょう?」
「そうですよ、殿下。是非来てって言われたんですから、周囲のざわめきは取り敢えず無視して、姫様のお祝いだけに集中すればいいんです。」
ソフィア様に加勢する様に僕も後ろから促すと。
「……分かったよ。」
渋々といったところだが、それでもようやく踏ん切りがついたのか、ソフィア様を伴い会場の中心の方へと足を向けられた。
すると、周囲の貴族達がにわかにざわめき出す。
他の兄弟方には立場も衣装の豪奢さも劣るとは言え、それでもこの国の王子のお一人だ。
お母君譲りのガーネットの様に赤く輝く瞳も相まって、その存在は際立つ。
要は其処に居るだけで目立つのだ。
ひそひそと周囲が囁く様子を見咎め、ギロリと睨みを効かせると、視線を向けられた者はその威圧に呑まれて押し黙るが、隣のソフィア様は苦笑する。
彼女が居て下さるだけで、場の空気は幾分柔らかになり、有難い限りだ。
「イネス、誕生日おめでとう。」
「ロレンツォお兄様!ありがとう!」
主役の姫君は、煌びやかな衣装に身を纏った兄姉達に囲まれながらも、柔らかなフリルを沢山あしらった実に可愛らしいドレスのスカートをふわりと翻し、本日の主役として誰よりも目を惹く愛らしさだ。
「イネス様、私からも……本日はお誕生日、おめでとうございます。」
「ソフィア義姉様、ありがとうございます!」
「殿下と一緒に選びましたの。他の皆様方に比べたら少々見劣りするでしょうが、少しでもお気に召して頂けたら幸いです。」
「わー、ありがとう!」
もうすっかり板についた見事なカーテシーをされた後、隣のソフィア様も控えめに姫を祝われ、殿下と共に準備したプレゼントの小箱をお渡しになられた。
ワクワクした様子で受け取られ、そっと開かれると、一つ一つはとても小さいが色とりどりの宝石が連なったブレスレットがキラリと輝いており。
「シンプルだけど、カラフルでかわいい!嬉しいわ。ありがとう!ロレン兄様、ソフィア義姉様!」
他の豪華な品々を贈られた王子王女方には敵わない簡素な物で、少し心配されておられたソフィア様だったが、イネス様は存外喜んで下さり、ほっと胸を撫で下ろしておられた。
その様子を後ろから見守っていた僕とサフィルは、互いに目を合わせて微笑んだ。
そうしたら。
「やあやあ。お熱いね~お二人さん。」
僕らにだけ聞こえるくらいの小声で、耳元で囁かれる。
財務報告書の最終確認作業も粗方片付き、お休みを頂いたある日。
のんびり部屋で過ごしていたが。
茶菓子を貰いに行こうとテオと室外へ出た途端、実に珍しい光景を目にした。
中庭に繋がっている渡り廊下の端っこで、ジーノが一人ポツンと背を丸めて座り込んでいた。
「ジーノ、どうしたの?殿下は?」
「……今日は休む様に言われた。でも、何したらいいか分かんねぇ。」
途方に暮れた様に呟く彼に、僕はテオと顔を合わせたが。
「ずっと出ずっぱりだったから、たまには休めって言われたけど、暇で……。剣の素振りもしたけど…。」
「へぇ。鍛えてるんだ、偉いね。」
「………別に偉くねぇよ。俺はお前と違って、殿下の仕事…直接は手伝えねぇし。」
うーん。
剣術の稽古は早々に諦めてしまった僕としては、休みを言い渡されても黙々と素振りをしたりして鍛錬に励んでいるのは、素直に偉いなぁって思うんだけど。
本人は違ったみたいだ。
僕と、後ろのテオを交互に見やって、また項垂れてしまう。
「……俺、何にも出来てねぇじゃん。」
ポツリと零された言葉は、とても小さい声だったが、それでも確かに僕の耳に届いた。
「何で?サフィルよりもずっとずっと前から、殿下の事支えて来たんでしょう?」
「……そう思ってた。でも、お前ら見てたら、昔っから殿下に付いてる俺なんかより、遥かに役に立ってるじゃん。テオだって、直接書類を扱う事はなくても、シリルから束渡されて、自然に片してるし。」
「え?あれぐらい…」
「お前にとっちゃあ、あれぐらいでも、俺にとったら大した事だよっ!!」
仕事の些細なサポート一つ分からず出来ないジーノは、悔しくて堪らなかったらしい。
グッと涙をこらえた顔で僕らを睨み見た後、はあぁぁぁーと深い溜息をついた。
自身のふがいなさを嘆いている様だった。
「ジーノは平民の出で、苦労して殿下の護衛騎士になったって聞いたよ。騎士になるのに全力を注いでいたから、勉強の方に時間も余裕も回せなかったんだよね?」
「元々平民なんだから、勉強なんてする機会も無い。」
「……だったら、ちょっとだけ僕が教えてあげよっか?」
「………え?」
自身の身の上で諦めて不貞腐れている彼に、僕がふとした思い付きを口にしたら。
彼は目を丸めて驚いて。
「僕も自分の事でいっぱいいっぱいだから、何処まで出来るか分からないけど、ちょっと位なら、時間見つけて教えられると思うよ。少しでも文字を知って内容を大まかにでも理解出来たら、きっとジーノもテオみたいなサポートが出来る様になるんじゃないかな。」
「本当か?!」
「先生じゃないからね、上手くは教えられないと思うけど、ちょっとずつやってみる?」
「……頼むっ!」
食い気味にお願いされて。
茶菓子を多めに貰って来た僕らは、部屋に篭って、ひたすらジーノの読み書きの練習を手伝った。
僕との二人きりの時間を大幅に削られたサフィルは少々不満げだったけど、僕とジーノがぴったりくっ付いて机と睨めっこしている方がもっと嫌なのか、途中から間に割って入って、協力してくれた。
それをテオも見守りながら、合間合間でお茶やお菓子を差し出して、適度な休憩を見繕ってくれて。
その日の夕方には、最初に目にした時とは打って変わって、嬉しそうな顔をして、ジーノは殿下の元へ戻って行った。
まだまだ先は長いだろう。
彼の知識は一般民衆以下の所から、必要最低限までしか与えられていなかった。
騎士になる事に必死で、そのラインに到達する迄で精一杯だったのだろう。
しかし、知識を得る事が自身の有益に繋がる事がハッキリ分かったのだ。
目標が明確に見えた分、やる気に火のついた彼ならば、そう遠くない内に、それなりの成果を出せる事だろうと、僕らは実感した。
そうこうしている内に、例の末のお姫様、イネス様のお誕生日会となり。
王宮内で盛大なパーティーが開かれた。
イネス様の母親は、件の事件で失脚し、現在修道院に居られる第2王子アデル殿下の母君でもあるカサンドラ第1側妃様だが、その彼女の父君は自害によって他界されたとは言え、それでも元々高い身分の妃様だ。
事件当時はしばらく苦しかっただろうが、今ではまたアデリート王の寵愛めでたく、王妃様の次に大切にされていらっしゃる。
その第1側妃様の愛娘ともあって、いや、それ以上に。
皆にとって一番下の末娘だから、皆から等しく愛されていらっしゃる、愛らしいお姫様だ。
王宮を去られたアデル殿下ですら、可愛い実妹への誕生祝いは許され、参内され直接姫に祝辞を述べられ、プレゼントを手渡しされている。
そんな、実に華やかで和やかなパーティーだったが。
先日釘を刺された殿下は、早速出遅れてしまっている。
最近、自身の行動を改心し始められたとは言え、まださらりと振舞うのは難しいみたいだ。
見かねたソフィア様が、エスコートしてくれている筈の殿下の服の裾をくいくいと引っ張り、せっついた。
「ロレン様、もうそろそろ私達も、姫様にお祝いを言いに行きましょうよ。」
「う“ぅ……。こないだイネスに来んなって言われたから、やっぱ近付かない方が良くないか…?」
「それは喧嘩なさったからでしょう?」
「そうですよ、殿下。是非来てって言われたんですから、周囲のざわめきは取り敢えず無視して、姫様のお祝いだけに集中すればいいんです。」
ソフィア様に加勢する様に僕も後ろから促すと。
「……分かったよ。」
渋々といったところだが、それでもようやく踏ん切りがついたのか、ソフィア様を伴い会場の中心の方へと足を向けられた。
すると、周囲の貴族達がにわかにざわめき出す。
他の兄弟方には立場も衣装の豪奢さも劣るとは言え、それでもこの国の王子のお一人だ。
お母君譲りのガーネットの様に赤く輝く瞳も相まって、その存在は際立つ。
要は其処に居るだけで目立つのだ。
ひそひそと周囲が囁く様子を見咎め、ギロリと睨みを効かせると、視線を向けられた者はその威圧に呑まれて押し黙るが、隣のソフィア様は苦笑する。
彼女が居て下さるだけで、場の空気は幾分柔らかになり、有難い限りだ。
「イネス、誕生日おめでとう。」
「ロレンツォお兄様!ありがとう!」
主役の姫君は、煌びやかな衣装に身を纏った兄姉達に囲まれながらも、柔らかなフリルを沢山あしらった実に可愛らしいドレスのスカートをふわりと翻し、本日の主役として誰よりも目を惹く愛らしさだ。
「イネス様、私からも……本日はお誕生日、おめでとうございます。」
「ソフィア義姉様、ありがとうございます!」
「殿下と一緒に選びましたの。他の皆様方に比べたら少々見劣りするでしょうが、少しでもお気に召して頂けたら幸いです。」
「わー、ありがとう!」
もうすっかり板についた見事なカーテシーをされた後、隣のソフィア様も控えめに姫を祝われ、殿下と共に準備したプレゼントの小箱をお渡しになられた。
ワクワクした様子で受け取られ、そっと開かれると、一つ一つはとても小さいが色とりどりの宝石が連なったブレスレットがキラリと輝いており。
「シンプルだけど、カラフルでかわいい!嬉しいわ。ありがとう!ロレン兄様、ソフィア義姉様!」
他の豪華な品々を贈られた王子王女方には敵わない簡素な物で、少し心配されておられたソフィア様だったが、イネス様は存外喜んで下さり、ほっと胸を撫で下ろしておられた。
その様子を後ろから見守っていた僕とサフィルは、互いに目を合わせて微笑んだ。
そうしたら。
「やあやあ。お熱いね~お二人さん。」
僕らにだけ聞こえるくらいの小声で、耳元で囁かれる。
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