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続編 開き直った公爵令息のやらかし
15話 面接
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「はー……。モニカ、アンタ……とんだ新人捕まえて来たわねー。」
この娼館フルールの女主人であるリアーヌという名の女性は、自分の目の前に立つ美少女を呆気に取られて見惚れていた。
「やっぱり、そう思いますぅ?中々の上玉でしょう?!」
「は、初めまして。シビル…と申します。」
嬉々として僕を紹介してくれるモニカさんは、とても楽しそうで。
僕は緊張で上擦った声になってしまったが、なんとか名乗ってみせたら。
「シビルさん…ねぇ?何でまたこんな所に?見たところ、かなりお育ちが良さそうじゃない。……実家が没落でもしたの?」
リアーヌさんは、訝しい目で僕を見やってくる。
うぐぅ…マズい。
滅茶苦茶怪しまれてるぅ…。
後ろではテオが、どうすんですか…って呆れた顔をして僕の事見てくるし。
加勢しなくていいから、余計な事言わないでね!頼むから!
「……えぇ、まぁ…。それでその、お金が必要でして。でも、今までまともに働いた事がなくて、なんとか伝手を頼って、モニカさんに紹介をお願いしたのです。」
「その割には悲壮感が無いわね。……それって建前でしょ?で、本音は?」
あうぅっ!!
完全に疑われてるー!
建前って言われちゃったよ。
どーしよ?!って、僕が更なる誤魔化しを考え巡らせようとしたら、隣からモニカさんが。
「んふふ~♪好きな人を振り向かせたいから、男を落とすテクを磨きたいのよね~?」
「え“…っいえ、その…」
「あーなるほど?奥手っぽく見えるのに、そんでこんなトコまで飛び込んでくるなんて、お嬢さん、あんたもやるわねー。ってなるかっ!…ちょっとモニカ!どー言う事よ?この子、男の子でしょ?!」
「んえ“っ?!」
モニカさんが変な事を言うからびっくりしていたら、案外、女主人の方が納得してくれた……と思ったのに。
一発で見抜かれた?!
顔色を変えて焦る僕に、モニカさんがあちゃー。と呻いて自身の顔を手で押さえて言った。
「もー、そこで反応しちゃ駄目じゃないですかぁ…。でも見た目完璧だと思ったんだけどなぁ…。リアーヌ、何で分かったんですか?」
「確かに完璧よ。誰が見ても完璧な美少女でしょうよ。でもね、私はこの仕事して長いの。分かるわよ。……ちょっと時間かかっちゃったけど。」
「でも私が言った事嘘じゃないですよ~?サフィル様を振り向かせたいんですよねー?シリル様!」
「えっと…」
「シリル様ぁ?!そんな理由で?!必要ないでしょーに。あんな奴、テキトーに転がして踏んづけてやっときゃ良いんですよ。それで充分です、あんな馬鹿犬。」
僕、まだモニカさんの言った事に同意した訳じゃないのに。
そうだと思い込んだテオが、殊更酷い事を口にするから、僕はもうびっくりした。
「ちょ、ちょっと、テオー?!なんて事言うんだよぉ!そんなの出来る訳ないじゃないか!……大体、何で踏んづけて喜ぶと思うの。」
「え?アイツならシリル様に何されたって喜ぶんじゃないですか?」
なんて、テオは心底当然の様に言い返してくる。
……前世でサフィルに、『貴方様がお望みなら……どんな事でも私は喜んで受け入れますから……。』とは言われたけど。
多分…そういう事じゃないと思うんだけど……。
僕がうーん、と唸っていると。
「私もそう思うー。」
「え“…っ」
「だって。ここ最近、殿下達ずっと部屋貸し切って篭ってるけど、『サフィルの馬鹿がシリルシリルってホントうるさい。』ってジーノが言ってたもの。」
「そ、そう…。」
ジーノが面倒くさそうにぼやいてるところ、目に浮かぶな…。
「や~~~ぁっと愛するシリル様と一緒になれた!って喜んでたのに、こぉんな所で足止め喰らっちゃって、サフィル様も気の毒よね~。」
「こんな所で悪かったわね。これでも頑張って切り盛りしてる、自慢の店なの、私の。」
悩めるサフィルを思って溜息を付くモニカさんに対して、この店の主人であるリアーヌさんはムスッとした顔をして見せた。
「はー。でもまぁ事情は分かったわ。折角一緒になれた愛するアルベリーニ卿が、あろう事か娼館に出入りしてるって聞いて、不安になって飛び込んで来たんでしょ?」
「…ぇ…あ……う…………はい。」
リアーヌさんにズバリ問い質されて。
結局、僕は上手い言い訳も浮かばずに、観念して頷いた。
「店主、それもあるんですが。殿下のご婚約者のソフィア嬢が心配しておられて、それで話をお聞きになったシリル様が気の毒に思われたのです。それでこの度、此処に潜入して、殿下達の様子を見て来ますって、わざわざ出向いて来たのですよ。」
テオがリアーヌさんに事情を説明してくれたが、彼女は貼り付けた笑顔を浮かべて。
「なるほど。建前はそうなのですね。で、シリル様……そのお心は?」
「社会勉強と実益を兼ねて。」
「うん。素直で宜しい。」
僕のあっけらかんとした返答に、リアーヌさんは、今度は大変満足げな顔で笑った。
しかし、テオは驚いて僕の方を見やって。
「え“ぇっ?!そうだったんですか?!」
「う。あ、も、もちろん、ソフィア様の心配を聞いてってのもあるよ。それもあるけど……。そのぉ……僕も知りたかったんだもん!どうやったらサフィルに翻弄されてばっかりにならずに、先手が打てるかなぁって。だって、サフィルってば、エウリルスでは学院での勉強が大変だったって言ってたから、多分留学中はエウリルスで遊んでる余裕無かったと思うけど、アデリートに帰って来たら、殿下達とよく娼館に潜入してたって……ソフィア様達も仰ってたでしょ。だから、そこで見知って、色々上手なのかなって…。僕も勉強しよっかなぁって言ったけど、サフィルが猥本は駄目って言うんだもん。テオだっていい顔しないでしょ?!だったら、実地で学ぶしかないじゃない!」
い、言っちゃった。
暴露してしまった。
真っ赤な顔になってテオに抗議する僕の様子を見て、モニカさんは心底愉しそうに目をキラキラさせて、リアーヌさんは腹を抱えて笑い出した。
「ふ、アハハハッ!あー、なるほどねぇ!それでそんな女装までして来られたの。」
「うー……はい。」
「やるわねー。でもそれはアルベリーニ卿や貴方も悪いわ、テオ様。」
「えぇ?!何でです?!」
「貴方達、自分が同じ年頃だった時を思い返してみなさいよ。どーせエロい事ばっかで頭がいっぱいだった癖にぃ、自分の主人にはそれを禁じるなんて…惨い事を。そーいうのはねぇ、禁じられれば禁じられる程余計に気になってしまうもんなのよ。だから、こーいう店で適度に発散させんのよ。」
そう言って、リアーヌさんは最後に自分の店の宣伝をしていた。
「だからシリル様も、ムラムラしたらいつでも遊びに来てくださいな。」
「や、僕はサフィルだけが良いので、それは遠慮しときます……」
「えー?たまには味変も必要よー?でも、ま、そういう事なら仕方ないか。…ちぇっ、せっかく良い上客ゲット出来ると思ったのに。」
せっかくのお誘いに僕が乗らなかったから、リアーヌさんは残念がって口を尖らせたが。
「僕は遠慮しますが、テオは来たくなったらお世話になったら?」
「……結構ですっ!シリル様の従者として、常にお側でお守りする必要がございますから、遊んでなんていられません!」
「もー、テオ様、察しが悪いわ!シリル様がサフィル様とにゃんにゃんするのに、ずっとベッタリ張り付かれてちゃ、イチャイチャも出来ないじゃない。」
「……っ!シリル様!俺は!貴方様をお守りすると!公爵家の皆様や巫子様方ともお約束したのです!なので、俺の事見捨てないで下さいぃっ!!」
ちょっと気を利かせたつもりで、僕は言っただけだったのに。
モニカさんのツッコミにサッと顔色を変えたテオは、半泣きになって僕に縋り付いて来た。
「見捨てたりしないよ!お前が僕を見捨てずにいてくれるならっ!だから、そんな引っ張らないでっ」
僕のドレスの裾を掴んで、懇願して来るものだから。
…コレ、ベルティーナ様に借りてるドレスなんだからね。
勘弁してくれ~。
僕はドレスが体のラインからズレないか心配しながら、必死になってテオを宥めた。
この娼館フルールの女主人であるリアーヌという名の女性は、自分の目の前に立つ美少女を呆気に取られて見惚れていた。
「やっぱり、そう思いますぅ?中々の上玉でしょう?!」
「は、初めまして。シビル…と申します。」
嬉々として僕を紹介してくれるモニカさんは、とても楽しそうで。
僕は緊張で上擦った声になってしまったが、なんとか名乗ってみせたら。
「シビルさん…ねぇ?何でまたこんな所に?見たところ、かなりお育ちが良さそうじゃない。……実家が没落でもしたの?」
リアーヌさんは、訝しい目で僕を見やってくる。
うぐぅ…マズい。
滅茶苦茶怪しまれてるぅ…。
後ろではテオが、どうすんですか…って呆れた顔をして僕の事見てくるし。
加勢しなくていいから、余計な事言わないでね!頼むから!
「……えぇ、まぁ…。それでその、お金が必要でして。でも、今までまともに働いた事がなくて、なんとか伝手を頼って、モニカさんに紹介をお願いしたのです。」
「その割には悲壮感が無いわね。……それって建前でしょ?で、本音は?」
あうぅっ!!
完全に疑われてるー!
建前って言われちゃったよ。
どーしよ?!って、僕が更なる誤魔化しを考え巡らせようとしたら、隣からモニカさんが。
「んふふ~♪好きな人を振り向かせたいから、男を落とすテクを磨きたいのよね~?」
「え“…っいえ、その…」
「あーなるほど?奥手っぽく見えるのに、そんでこんなトコまで飛び込んでくるなんて、お嬢さん、あんたもやるわねー。ってなるかっ!…ちょっとモニカ!どー言う事よ?この子、男の子でしょ?!」
「んえ“っ?!」
モニカさんが変な事を言うからびっくりしていたら、案外、女主人の方が納得してくれた……と思ったのに。
一発で見抜かれた?!
顔色を変えて焦る僕に、モニカさんがあちゃー。と呻いて自身の顔を手で押さえて言った。
「もー、そこで反応しちゃ駄目じゃないですかぁ…。でも見た目完璧だと思ったんだけどなぁ…。リアーヌ、何で分かったんですか?」
「確かに完璧よ。誰が見ても完璧な美少女でしょうよ。でもね、私はこの仕事して長いの。分かるわよ。……ちょっと時間かかっちゃったけど。」
「でも私が言った事嘘じゃないですよ~?サフィル様を振り向かせたいんですよねー?シリル様!」
「えっと…」
「シリル様ぁ?!そんな理由で?!必要ないでしょーに。あんな奴、テキトーに転がして踏んづけてやっときゃ良いんですよ。それで充分です、あんな馬鹿犬。」
僕、まだモニカさんの言った事に同意した訳じゃないのに。
そうだと思い込んだテオが、殊更酷い事を口にするから、僕はもうびっくりした。
「ちょ、ちょっと、テオー?!なんて事言うんだよぉ!そんなの出来る訳ないじゃないか!……大体、何で踏んづけて喜ぶと思うの。」
「え?アイツならシリル様に何されたって喜ぶんじゃないですか?」
なんて、テオは心底当然の様に言い返してくる。
……前世でサフィルに、『貴方様がお望みなら……どんな事でも私は喜んで受け入れますから……。』とは言われたけど。
多分…そういう事じゃないと思うんだけど……。
僕がうーん、と唸っていると。
「私もそう思うー。」
「え“…っ」
「だって。ここ最近、殿下達ずっと部屋貸し切って篭ってるけど、『サフィルの馬鹿がシリルシリルってホントうるさい。』ってジーノが言ってたもの。」
「そ、そう…。」
ジーノが面倒くさそうにぼやいてるところ、目に浮かぶな…。
「や~~~ぁっと愛するシリル様と一緒になれた!って喜んでたのに、こぉんな所で足止め喰らっちゃって、サフィル様も気の毒よね~。」
「こんな所で悪かったわね。これでも頑張って切り盛りしてる、自慢の店なの、私の。」
悩めるサフィルを思って溜息を付くモニカさんに対して、この店の主人であるリアーヌさんはムスッとした顔をして見せた。
「はー。でもまぁ事情は分かったわ。折角一緒になれた愛するアルベリーニ卿が、あろう事か娼館に出入りしてるって聞いて、不安になって飛び込んで来たんでしょ?」
「…ぇ…あ……う…………はい。」
リアーヌさんにズバリ問い質されて。
結局、僕は上手い言い訳も浮かばずに、観念して頷いた。
「店主、それもあるんですが。殿下のご婚約者のソフィア嬢が心配しておられて、それで話をお聞きになったシリル様が気の毒に思われたのです。それでこの度、此処に潜入して、殿下達の様子を見て来ますって、わざわざ出向いて来たのですよ。」
テオがリアーヌさんに事情を説明してくれたが、彼女は貼り付けた笑顔を浮かべて。
「なるほど。建前はそうなのですね。で、シリル様……そのお心は?」
「社会勉強と実益を兼ねて。」
「うん。素直で宜しい。」
僕のあっけらかんとした返答に、リアーヌさんは、今度は大変満足げな顔で笑った。
しかし、テオは驚いて僕の方を見やって。
「え“ぇっ?!そうだったんですか?!」
「う。あ、も、もちろん、ソフィア様の心配を聞いてってのもあるよ。それもあるけど……。そのぉ……僕も知りたかったんだもん!どうやったらサフィルに翻弄されてばっかりにならずに、先手が打てるかなぁって。だって、サフィルってば、エウリルスでは学院での勉強が大変だったって言ってたから、多分留学中はエウリルスで遊んでる余裕無かったと思うけど、アデリートに帰って来たら、殿下達とよく娼館に潜入してたって……ソフィア様達も仰ってたでしょ。だから、そこで見知って、色々上手なのかなって…。僕も勉強しよっかなぁって言ったけど、サフィルが猥本は駄目って言うんだもん。テオだっていい顔しないでしょ?!だったら、実地で学ぶしかないじゃない!」
い、言っちゃった。
暴露してしまった。
真っ赤な顔になってテオに抗議する僕の様子を見て、モニカさんは心底愉しそうに目をキラキラさせて、リアーヌさんは腹を抱えて笑い出した。
「ふ、アハハハッ!あー、なるほどねぇ!それでそんな女装までして来られたの。」
「うー……はい。」
「やるわねー。でもそれはアルベリーニ卿や貴方も悪いわ、テオ様。」
「えぇ?!何でです?!」
「貴方達、自分が同じ年頃だった時を思い返してみなさいよ。どーせエロい事ばっかで頭がいっぱいだった癖にぃ、自分の主人にはそれを禁じるなんて…惨い事を。そーいうのはねぇ、禁じられれば禁じられる程余計に気になってしまうもんなのよ。だから、こーいう店で適度に発散させんのよ。」
そう言って、リアーヌさんは最後に自分の店の宣伝をしていた。
「だからシリル様も、ムラムラしたらいつでも遊びに来てくださいな。」
「や、僕はサフィルだけが良いので、それは遠慮しときます……」
「えー?たまには味変も必要よー?でも、ま、そういう事なら仕方ないか。…ちぇっ、せっかく良い上客ゲット出来ると思ったのに。」
せっかくのお誘いに僕が乗らなかったから、リアーヌさんは残念がって口を尖らせたが。
「僕は遠慮しますが、テオは来たくなったらお世話になったら?」
「……結構ですっ!シリル様の従者として、常にお側でお守りする必要がございますから、遊んでなんていられません!」
「もー、テオ様、察しが悪いわ!シリル様がサフィル様とにゃんにゃんするのに、ずっとベッタリ張り付かれてちゃ、イチャイチャも出来ないじゃない。」
「……っ!シリル様!俺は!貴方様をお守りすると!公爵家の皆様や巫子様方ともお約束したのです!なので、俺の事見捨てないで下さいぃっ!!」
ちょっと気を利かせたつもりで、僕は言っただけだったのに。
モニカさんのツッコミにサッと顔色を変えたテオは、半泣きになって僕に縋り付いて来た。
「見捨てたりしないよ!お前が僕を見捨てずにいてくれるならっ!だから、そんな引っ張らないでっ」
僕のドレスの裾を掴んで、懇願して来るものだから。
…コレ、ベルティーナ様に借りてるドレスなんだからね。
勘弁してくれ~。
僕はドレスが体のラインからズレないか心配しながら、必死になってテオを宥めた。
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