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第5章
193話 一つになれて※
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「んっ……う“ぅっ」
「ぐっ…キツ……」
彼の剛直が、僕の狭い後孔を押し広げながら挿って来る。
さっき指でしっかり解されたが、それでもキツい。
「シリル、大丈夫?体の力を抜いて。」
「はっ…あっ…」
サフィルはアドバイスをくれるが、言われた様に上手く出来ない。
僕は短く喘ぐ事しか出来なくて。
こんなんじゃ、彼だって苦しいだけで、気持ち良くなんてなれないじゃないか。
苦しさと情けなさで、僕は薄っすら涙を浮かべるが。
そしたら、その目にサフィルが優しいキスをくれて。
今度は唇にキスを落とす。
最初は触れる程度の優しいもので。
次はまた、舌を差し込まれて、絡め取られる。
そして、上顎や歯列をなぞられて、またゾクリとした快感が、背中を走って。
何度も舌を吸い上げられて、離された。
伝う唾液は少し苦くて、僕は力が抜けてトロンとした目になった。
その僕の顔を見て、サフィルは満足そうな笑みを向けて。
「ふっ………んう“っ!!」
彼のキスに力が抜けた途端、差し込まれたままの陰茎をどちゅん!と奥へと貫かれた。
急に奥に割り入って来られて、僕は目の前に一瞬星が舞ったが。
また彼に深いキスをされる。
そして、そのキスにまた蕩けさせられていると、陰茎がゆっくりと引き抜かれ、また奥に挿入される。
「ふっ…んぅっ!」
キスと共に、彼の手で胸を触られ、その手は下に降り、また僕の陰茎を包み込む様に握られる。
そして、彼に何度も後孔を貫かれながら、前は陰茎を扱かれ、鈴口をぐりっと押し開かれて。
最初は苦しかった後孔も、キスと前への愛撫も相まって、徐々に苦しさだけではない感覚が勝って来る。
ゾクゾクとせり上がって来る、あの感覚が。
「んあっ…気持ちイ…サフィルッ」
彼の唇が離れ、解放されると、僕は彼に手を伸ばした。
また、彼にしがみ付きたくて。
「シリルッ…もうイッ」
「んんっ」
彼の剛直が、ただでさえ大きいのに、更にドクンと大きく硬さを増して。
僕の中を突き上げる間隔が性急になる。
僕はただ彼の首に縋りついて、駆け上がって来る快感に身を任せた。
「シリルッ!~~~~っ!!」
「サフィル!…んあぁ————っ!!」
互いに名を呼びあった途端、目の前が弾け、また白濁を噴き出して達してしまって。
そして、彼も僕の中で同じく達して。
強すぎる快感に、意識が飛びそうになったが。
ギュッと彼に抱きしめられて、首筋にキスをされ。
それはゆっくりと抜かれて行った。
その際に、内壁を擦られて。
そして、中に出されたものがトロリと溢れ出た感覚にも、ゾクリと感じながら。
「あ……はぁ…はぁ…」
「は…だ、大丈夫ですか?シリル…」
達してもすぐに僕を心配してくれるサフィルは。
息が上がったままの僕とは違い、まだ余裕そうで。
やっぱり彼にはかないそうにないな。
息も絶え絶えに、僕は彼の頬に手を伸ばした。
「はぁ…はっ…よ、良かった。やっと最後まで出来た。一つになれた、みたいで…嬉しい……っ」
「シリル…!私もっ」
感極まったのか、サフィルが僕をまた抱きしめてくれる。
触れる肌の感覚が、気持ち良い。
さっきの様な激しい接合も強く快感を感じるが、互いに触れ合うのも、ゆったりとしてまた心地が良い。
そうして激しい快感の余韻に浸っていた。
「ぐっ…キツ……」
彼の剛直が、僕の狭い後孔を押し広げながら挿って来る。
さっき指でしっかり解されたが、それでもキツい。
「シリル、大丈夫?体の力を抜いて。」
「はっ…あっ…」
サフィルはアドバイスをくれるが、言われた様に上手く出来ない。
僕は短く喘ぐ事しか出来なくて。
こんなんじゃ、彼だって苦しいだけで、気持ち良くなんてなれないじゃないか。
苦しさと情けなさで、僕は薄っすら涙を浮かべるが。
そしたら、その目にサフィルが優しいキスをくれて。
今度は唇にキスを落とす。
最初は触れる程度の優しいもので。
次はまた、舌を差し込まれて、絡め取られる。
そして、上顎や歯列をなぞられて、またゾクリとした快感が、背中を走って。
何度も舌を吸い上げられて、離された。
伝う唾液は少し苦くて、僕は力が抜けてトロンとした目になった。
その僕の顔を見て、サフィルは満足そうな笑みを向けて。
「ふっ………んう“っ!!」
彼のキスに力が抜けた途端、差し込まれたままの陰茎をどちゅん!と奥へと貫かれた。
急に奥に割り入って来られて、僕は目の前に一瞬星が舞ったが。
また彼に深いキスをされる。
そして、そのキスにまた蕩けさせられていると、陰茎がゆっくりと引き抜かれ、また奥に挿入される。
「ふっ…んぅっ!」
キスと共に、彼の手で胸を触られ、その手は下に降り、また僕の陰茎を包み込む様に握られる。
そして、彼に何度も後孔を貫かれながら、前は陰茎を扱かれ、鈴口をぐりっと押し開かれて。
最初は苦しかった後孔も、キスと前への愛撫も相まって、徐々に苦しさだけではない感覚が勝って来る。
ゾクゾクとせり上がって来る、あの感覚が。
「んあっ…気持ちイ…サフィルッ」
彼の唇が離れ、解放されると、僕は彼に手を伸ばした。
また、彼にしがみ付きたくて。
「シリルッ…もうイッ」
「んんっ」
彼の剛直が、ただでさえ大きいのに、更にドクンと大きく硬さを増して。
僕の中を突き上げる間隔が性急になる。
僕はただ彼の首に縋りついて、駆け上がって来る快感に身を任せた。
「シリルッ!~~~~っ!!」
「サフィル!…んあぁ————っ!!」
互いに名を呼びあった途端、目の前が弾け、また白濁を噴き出して達してしまって。
そして、彼も僕の中で同じく達して。
強すぎる快感に、意識が飛びそうになったが。
ギュッと彼に抱きしめられて、首筋にキスをされ。
それはゆっくりと抜かれて行った。
その際に、内壁を擦られて。
そして、中に出されたものがトロリと溢れ出た感覚にも、ゾクリと感じながら。
「あ……はぁ…はぁ…」
「は…だ、大丈夫ですか?シリル…」
達してもすぐに僕を心配してくれるサフィルは。
息が上がったままの僕とは違い、まだ余裕そうで。
やっぱり彼にはかないそうにないな。
息も絶え絶えに、僕は彼の頬に手を伸ばした。
「はぁ…はっ…よ、良かった。やっと最後まで出来た。一つになれた、みたいで…嬉しい……っ」
「シリル…!私もっ」
感極まったのか、サフィルが僕をまた抱きしめてくれる。
触れる肌の感覚が、気持ち良い。
さっきの様な激しい接合も強く快感を感じるが、互いに触れ合うのも、ゆったりとしてまた心地が良い。
そうして激しい快感の余韻に浸っていた。
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