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第134話 勇者、極東の国へ赴く

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「魚~、魚はいかぁっすかぁ~」

「今日は野菜が安いよぉ!」

 朝の街並みを威勢の良い声が彩る。
 その光景は非常にエネルギーに満ちており、そしてどこか懐かしい雰囲気でもあった。

「この国に来るのも久しぶりだなぁ」

 聖教都市の件が済んだ俺は、一旦ミューラと別れて極東の国ヒノモトにやって来ていた。
目的地はこの国の首都であるミヤコ、その中心に建てられた将軍の屋敷だ。

 この国は日本に非常に似ており、いかにも和風といった景観の国だ。
 ヒノモト国はミカドという王が頂点に立ち、その下の将軍が政治を行うこれまた日本に似た政治形態の国だ。

 おそらくだが、過去のこの世界に来た勇者は俺と同じ世界、もしくは似た世界から来てここに国を作ったのではないだろうか?
 魔王を倒す為の旅をしていた俺達がこの国に来た時は、ミカドと将軍不在の状況で誰が新しい将軍になるかで内乱状態となっていた。

 まぁそんな内乱状態もこの国では割とデフォな事態だったと後で聞いてそんなとこまで日本そっくりかよと呆れたもんだが。
 そんなこんなで、当時ヒノモト国に裏から介入しようとしてきた帝国と魔族を退け、新将軍の擁立に協力した事でこの国は今かなり安定している筈だ。
 内乱で国力は疲弊したものの、それ故に今は力を蓄え直す為に復興に力を注いでいる。
 上層部には帝国の介入を知っている人は居るが、それでも表立って帝国に戦いを挑む事は無謀なので実行しようとする者は居ないだろう。
 居ても新将軍が上手く抑えてくれる筈だ。

そんな場所にクロワさんを単独で送り出す事は心配だったが、俺の関係者である事を将軍と屋敷の人に伝えてあるので万が一にもクロワさんの身に危険が迫る事はないだろう。
 それにクロワさん曰く、帝国にも他国のスパイは入っていますからとの事だった。
 つまりクロワさんが傀儡の皇帝だった事は既にバレているから、俺のモノになったクロワさんを人質にとっても政治的価値は無いよと言いたいらしい。
本当に無いのかと言われるとちょっと心配だが、仮にも自分達の国を救ってくれた勇者の関係者に手を出すような恩知らずではないだろうと信じたい。

「お待ちしておりましたトウヤさん」

 と、物思いにふけっていた俺を出迎えたのは、この国に霊水を手に入れる為に先行してやって来ていたクロワさんだ。
 良かった、見た感じ怪我もしてないし、なにか危険な目に遭った訳ではなさそうだ。

 とはいえクロワさんはこの国の失われた神剣を譲れば霊水を手に入れるのは難しい事ではないと言っていた。だというのに何故かクロワさんから通信魔法によって俺に来て欲しいと連絡してきたか気になる所だ。
 そう、迎えに来て欲しいではなく、来て欲しいと言われたのだ。

「クロワさん、霊水は手に入ったんですか?」

 俺が問いかけると、クロワさんは申し訳なさそうに肩をすくめる。
 どうやら霊水はまだ手に入っていないみたいだ。

「申し訳ありません。その事もあってトウヤさんにはお越しいただいたんです」

 ふむ、何か予想外のトラブルがあったか、それとも神剣だけでは霊水を譲る事は出来ないと突っぱねられたのか?

「何かトラブルでも?」

「ええ、その、トラブルといえばトラブルですね」

「勇者殿、詳しくは将軍様の所で」

 と俺とクロワさんの間に入って来たのはいかにも侍な格好をした男性だった。
 ただしチョンマゲはしていない。
 そして俺はその人の事を知っていた。

「お久しぶりですカンゾウさん」

「おお、某の事を覚えていてくださったでござるか」

 俺がカンゾウと呼んだこの人は名をクロダ・カンゾウと言い、かつてヒノモト国の内乱を治める為に共に戦った新将軍の部下である。
 とにかく剣の腕に優れていて、単純な剣技ではかつての仲間バルザック以上の使い手だった。
 ただちょっと真面目過ぎて不真面目な所のあるバルザックには絡め手で負けてしまったのだが。
 あとござる言葉だ。

「お元気そうで何よりです」

「勇者殿も壮健そうで何よりでござる。どうやら魔王を無事倒した様でござるな」

「あー、それに関しては色々ありまして……」

 魔王は倒したが真なる魔王が復活してしまったので素直に倒したとは言えないんだよなぁ。

「それに関してはクロワ姫より伺っておるでござる」

 ああ、カンゾウさんも一緒に話を聞いたのか。それは話が早い。

「その件も踏まえて将軍様は勇者殿と話がしたいと仰せでござる」

 これはあれか? 真なる魔王がこの国にも手を出してきたのか?
 俺はこの国で起こっている問題に警戒しつつ、屋敷の奥へと案内されていく。
 長い廊下を通り、いくつもの部屋を超え何枚ものふすまを開けた先に彼は居た。

「おお! 待っておったぞ勇者殿!!」

 屋敷の奥で俺を出迎えたのは、将軍という役職の割には若々しい若者だった。
 だが若さゆえの活動的なエネルギーがその体からは発せられ、その目には多くの戦いを経験した古強者の風格が漂っている。
 彼こそがこのヒノモトを実質支配している将軍、クガワ・キュウノスケだ。

「お久しぶりです将軍様」

 すると将軍は、はっはっはっと大笑いを始める。

「勘弁してくれ勇者殿! 貴殿にその様な堅苦しい呼ばれ方をしたらヘソがかゆくなってイカン!」

「ではキュウさん?」

 俺はかつての呼び名で彼を呼ぶ。

「おおそれよ! やはりその呼ばれ方が一番しっくりくる! いまじゃどいつもこいつも将軍様だ! そこの堅物もな!」

 と言ってキュウさんはカンゾウさんを見る。

「当然でござる。殿はこの国の武人の頂点。ミカド亡き今、最高権力の座にいらっしゃるのでありますからな」

 ふむ、カンゾウさんの話から察するに新しいミカドはまだ決まっていないのか。
 この国は政治を将軍が司り、ミカドは政治にはほどんど関わらないがその権力は将軍以上らしい。
 何よりミカドの存在はこの国の心理的支柱なんだそうだ。
 そのミカドの後継者が未だ決まっていないなんてな。

「分かっておる分かっておる。だから今回勇者殿に来てもらったのだろうが」

 俺に来てもらった? 新しいミカドと俺に何か関係あるのだろうか? さすがに部外者の俺にミカドをやれなんて言わないとは思うが。

「一体どういう事なんですか? 俺を呼んだ理由というのは?」

 俺の質問にキュウさんはそうなのだ、とこちらに向き直る。

「勇者殿、まずは神剣を我が国に返上してくれた事を深く感謝するぞ。アレがあれば新たなミカドを選出するのが容易になる」


 そう言ってキュウさんは頭を下げて来る。
 横でカンゾウさんが将軍が軽々しく頭を下げるとは何事でゴザルーとか叫んでいるけど、キュウさんはお構いなしだ。
 この人は昔っからこういう所がある。
 必要なら頭を下げる事を厭わないのだ。
 だからこそ彼の下には人が集まり、そして今では将軍の地位にまで上り詰めたのだろう。

「容易になる……筈だったんだがなぁ」

 と、何故かキュウさんが溜息を吐く。

「ならなかったんですか?」

「うむ、神剣とは天の神からミカドが国を統べる許可を得た証だと我が国では伝えられておる」

どこの国の聖剣かなー。

「となれば此度の神剣の返上はまさに神のお導き。新たなミカドの選出は神剣を鞘から抜いた者にするべしという事で多く者達の間で一致を見た」

「具体的には国を立て直す大事業が待っているので、自分達に都合の良い将軍候補を押し付け合って時間を無駄に浪費するのは止めようという各方面の権力者達へのけん制にござる」

 とカンゾウさんが補足する。

「まぁそれに関しては他の連中にも都合が良かったのでな。あとはミカドに相応しい者にしか抜けぬ神剣の選定に従おうと言う事にしたのだ。何しろ神の剣であるからな。人間同士でゴチャゴチャするよりよほど信用できる!」

 あ、これ単に面倒だから神頼みにしたな。
 というか神様に面倒事押し付けんなよ。

「しかしここで問題が発生した」

「問題ですか」

 まぁ予想が付いた。

「神剣を抜くべく宮中にいらっしゃる全ての皇族に神剣を抜いてもらおうとしたのだが、誰一人として神剣を抜く事は叶わなかったのだ」

 まぁ定番のオチだよな。
 誰も資格者が居ないってのは。

「となるとどうなるんですか?」

「うむ、一度決めた以上ミカド選出の方法を変える訳にはいかん。だが神剣を抜いた者をでっちあげてはそれこそ神から神罰が下るというものよ」

 まぁこの世界には本物の神様がいるからなぁ。

「だがこちらのクロワ姫より神剣を抜く事の出来た者が居ると聞き及んだ」

 お? だったらそいつをミカドにすればいいんじゃねぇの?

「でしたらその方に来てもらえばよろしいのでは?」

 ミカドの血筋でないなら、皇族と結婚するなり養子縁組するなりすれば良いだろうし。

「ああ、来てもらったよ。神剣を抜く事が出来た勇者殿にな」

 ……ん?

「クロワ姫から聞いたぞ。お前さん神剣を抜いた事があるんだってな」

「え? そんなの抜いたっけ?」

 神剣なんて抜いた記憶ねーぞ?

「ほらアレですよ。前にトウヤさんのお宝を見せてもらった時に私がもらったあの剣です。トウヤさんあの剣を鞘から抜いたでしょう?」
 
「あ、あー! アレか!」
 
 んー、となるとこの次には......うう、嫌な予感がしますよー。

「その神剣は勇者殿にしか抜けなんだ。つまりこの国のミカドとなる資格は勇者殿にしかないと言う事だ」

 はい来ました定番の流れー!
 だが魔王就任を拒絶した俺が今更ミカドになんてなるかよ!
 真なる魔王からシルファリアを取り戻す戦いも待ってるんだぞ!

「キュウさん、申し訳ないんですが……」

 俺には他にやる事があるのでお断りします。そう言おうとした時だった。
 何やら部屋の外が騒がしくなってきた事に俺は気付く。

『ですので、将軍様は大事なお話の最中で……』

『件のお方がおいでになったのでしょう! ならばわらわが……』

 何やら問答を行っている声が聞こえてくる。
 しかもその声はどんどん近づいてくるではないか。

「しまったな。予想外に噂を聞きつけるのが早かったか」

 キュウさんとカンゾウさんが眉間にしわを寄せる。
 んん? なんだこの反応。なんというか、凄く困っている感じだ。
 そしてその間にも部屋の外から聞こえる音は大きくなってくる。
 どうもこちらに近づいてきているみたいだ。

『お待ちください姫!』

『待てるわけがないでしょう! わらわの夫となられるお方が来ていらっしゃるのですよ!!』

 どうやらアレだ。先程俺が考えていた神剣を抜いた皇族以外の者を皇族に迎え入れる為のお姫様がやって来たらしい。
 この声の主が俺の新たな嫁になるというパターンなのだろう。
 ふふふ、何回この手の展開をしてきたと言うんだい? もう慣れっこさ。
 まぁ適当に躱して其処らへんはうやむやにしてしまおう。
 なんて、甘い考えを俺はしていた。この瞬間までは。
 そして、俺達のいる部屋の襖が、勢いよく開かれた。
 
「ここにわらわの伴侶となる新たなミカド様がいらっしゃるのですね!」

「……っっっっ!?」

 姿を現した姫を見た俺は凍り付いた。
 それはババァだった。
 華やかな着物を身にまとったババァとしか呼べないとてもババァなババァがそこには居た。
 着物には大きく色鮮やかな花の模様が描かれており、これをお姫様が着たらまるで花畑が歩いている様に見える事だろう。
 だが今それを着ているのはババァだ。
 どこを見ても非の打ち所のないババァがそこには居た!

「……あー、このお方が我がヒノモト国最後の女性皇族であるユキ姫様だ」

「おお、お会いしとうございましたわ! 新たなミカド様……いえ、旦那様ぁ~ん!!」

「ちなみに御年72歳のピッチピチのお姫様だ」

 などと、ババァに抱きつかれた俺に、キュウさんがババァの年齢を告げて来たのだった。

「き、聞いてないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 姫がババァなんて詐欺だろうがぁぁぁぁぁ!!
 俺の叫びは、将軍の屋敷のみならずヒノモトの町中に響き渡ったのだった。
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