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42 潜入します
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私たちはすぐに動き始めました。
ジョアンとエスメラルダを連れたベック副所長と私は、一度ワンド地質調査研究所に入り、地質調査に必要なものを準備します。
調査に同行する研究所の調査担当メンバーを三名選び、彼らには作戦のことは伝えず、純粋に地質調査作業を遂行して貰うことにしました。
ジョアンはベック副所長の遠縁で、研究所の跡継ぎとして育成していく予定だという情報を流し、エスメラルダはその婚約者であり、今後ジョアンの片腕として働くために同行させるという触れ込みです。
ジョアンもエスメラルダも名前はそのまま使いますが、苗字は宰相閣下が用意してくれた実際にあるシラー子爵家の名前を借りることになりました。
信頼のおける方だそうで、裏を取られてもボロは出ないという事です。
私はマリー・ヤングという実在のカヴァネスの名前を与えられましたが、私がその名前を使っている間は、ローゼリア・ワンドとして私の領地に引き籠って下さるのだそうです。
準備が整った私たちは、サミュエル殿下と脳内通信状況を確認しながら、ハイド州の港からワイドル国を経由してノース国を目指します。
サリバン博士は予定通りお母様とワイドル国近くの温泉保養地に入りました。
サミュエル殿下のお話ですと、博士のお母様は〈もしかしたらお前より能力値が高いかもしれない〉とのことで、とてもノリノリで練習も難なくクリアされたそうです。
船旅が初めての私とエスメラルダは船酔いに苦しめられましたが、ジョアンは平気な顔をしていました。
私たちがノース国に到着したのは、イーリス国の王宮を出て二週間後のことです。
ワンド地質調査研究所の信用度は相当なものだったようで、私たちはノース国が用意してくれた一軒家に落ち着き、数名の使用人まで派遣してもらうという厚遇ぶりでした。
「それぞれの荷物が片付いたら一度打ち合わせをしましょう」
私はみんなに声を掛けました。
本当なら数日休ませてあげたいところですが、エヴァン様のことを考えると座っているのも躊躇われるほど気持ちがざわつくのです。
〈焦るなローゼリア。兄上はそれほど弱くは無いよ〉
ジョアンが私に話しかけてくれました。
〈ありがとうジョアン。私が焦っても仕方がないのにね〉
エスメラルダが何も言わず私の手をギュッと握ってきました。
私がしっかりしなくてはいけないのに、子供たちの方がよほど大人です。
割り振られた部屋は二階で、私の両隣がジョアンとエスメラルダの部屋になっています。
ベック副所長と調査員三名は、調査機材の関係もあり母屋に隣接している離れに陣取りました。
母屋の二階と離れの二階は渡り廊下で繋がっているので便利です。
護衛の騎士たちは母屋の二階に重点的に配置され、私たち三人の部屋の向かい側には、志願して同行してくださった近衛騎士のアンナお姉さまを含む女性騎士たちの部屋なので、いろいろと安心です。
少ない荷物をクローゼットに仕舞い、エスメラルダの部屋をノックすると、無言でドアが開きました。
自分で着替えたのでしょう。かわいいワンピース姿のエスメラルダが体に似合わぬほど大きなバッグを斜め掛けにしています。
「準備はできたのね。その荷物は何が入っているの?」
エスメラルダはバッグを広げて見せてくれました。
中には水筒とお菓子、ハンカチと双眼鏡が入っています。
「重たいでしょう?私が持つわ」
エスメラルダはニコニコしながら首を横に振りました。
〈いいの。ローゼリアはもっとたくさん荷物があるでしょう?〉
「そうね、私はあなたたちのカヴァネスだものね。本とかノートとか辞書とか持ってないと不自然だものね」
エスメラルダはニコッと笑って私の横をすり抜けてジョアンの部屋に向かいました。
申し訳程度にノックをして、返事も待たずにドアを開けて入っていきます。
慌てて私も後を追いました。
ジョアンも既に準備を終えてソファに座って迎えを待っていたようです。
「ジョアン!やる気が漲ってるわね」
〈マリー先生、サミュエルと繋がった?〉
〈まだ試してないわ。海上では大丈夫だったけど、ところどころ切れていたから今日はミセスサリバンを経由してみるつもり〉
〈すぐに試してみて欲しい。全員集めて意識合わせをしたいんだ〉
「了解!アンナお姉さまに声を掛けてもらってるわ。居間に行きましょう」
私達は部屋を出て居間に急ぎました。
ジョアンとエスメラルダを連れたベック副所長と私は、一度ワンド地質調査研究所に入り、地質調査に必要なものを準備します。
調査に同行する研究所の調査担当メンバーを三名選び、彼らには作戦のことは伝えず、純粋に地質調査作業を遂行して貰うことにしました。
ジョアンはベック副所長の遠縁で、研究所の跡継ぎとして育成していく予定だという情報を流し、エスメラルダはその婚約者であり、今後ジョアンの片腕として働くために同行させるという触れ込みです。
ジョアンもエスメラルダも名前はそのまま使いますが、苗字は宰相閣下が用意してくれた実際にあるシラー子爵家の名前を借りることになりました。
信頼のおける方だそうで、裏を取られてもボロは出ないという事です。
私はマリー・ヤングという実在のカヴァネスの名前を与えられましたが、私がその名前を使っている間は、ローゼリア・ワンドとして私の領地に引き籠って下さるのだそうです。
準備が整った私たちは、サミュエル殿下と脳内通信状況を確認しながら、ハイド州の港からワイドル国を経由してノース国を目指します。
サリバン博士は予定通りお母様とワイドル国近くの温泉保養地に入りました。
サミュエル殿下のお話ですと、博士のお母様は〈もしかしたらお前より能力値が高いかもしれない〉とのことで、とてもノリノリで練習も難なくクリアされたそうです。
船旅が初めての私とエスメラルダは船酔いに苦しめられましたが、ジョアンは平気な顔をしていました。
私たちがノース国に到着したのは、イーリス国の王宮を出て二週間後のことです。
ワンド地質調査研究所の信用度は相当なものだったようで、私たちはノース国が用意してくれた一軒家に落ち着き、数名の使用人まで派遣してもらうという厚遇ぶりでした。
「それぞれの荷物が片付いたら一度打ち合わせをしましょう」
私はみんなに声を掛けました。
本当なら数日休ませてあげたいところですが、エヴァン様のことを考えると座っているのも躊躇われるほど気持ちがざわつくのです。
〈焦るなローゼリア。兄上はそれほど弱くは無いよ〉
ジョアンが私に話しかけてくれました。
〈ありがとうジョアン。私が焦っても仕方がないのにね〉
エスメラルダが何も言わず私の手をギュッと握ってきました。
私がしっかりしなくてはいけないのに、子供たちの方がよほど大人です。
割り振られた部屋は二階で、私の両隣がジョアンとエスメラルダの部屋になっています。
ベック副所長と調査員三名は、調査機材の関係もあり母屋に隣接している離れに陣取りました。
母屋の二階と離れの二階は渡り廊下で繋がっているので便利です。
護衛の騎士たちは母屋の二階に重点的に配置され、私たち三人の部屋の向かい側には、志願して同行してくださった近衛騎士のアンナお姉さまを含む女性騎士たちの部屋なので、いろいろと安心です。
少ない荷物をクローゼットに仕舞い、エスメラルダの部屋をノックすると、無言でドアが開きました。
自分で着替えたのでしょう。かわいいワンピース姿のエスメラルダが体に似合わぬほど大きなバッグを斜め掛けにしています。
「準備はできたのね。その荷物は何が入っているの?」
エスメラルダはバッグを広げて見せてくれました。
中には水筒とお菓子、ハンカチと双眼鏡が入っています。
「重たいでしょう?私が持つわ」
エスメラルダはニコニコしながら首を横に振りました。
〈いいの。ローゼリアはもっとたくさん荷物があるでしょう?〉
「そうね、私はあなたたちのカヴァネスだものね。本とかノートとか辞書とか持ってないと不自然だものね」
エスメラルダはニコッと笑って私の横をすり抜けてジョアンの部屋に向かいました。
申し訳程度にノックをして、返事も待たずにドアを開けて入っていきます。
慌てて私も後を追いました。
ジョアンも既に準備を終えてソファに座って迎えを待っていたようです。
「ジョアン!やる気が漲ってるわね」
〈マリー先生、サミュエルと繋がった?〉
〈まだ試してないわ。海上では大丈夫だったけど、ところどころ切れていたから今日はミセスサリバンを経由してみるつもり〉
〈すぐに試してみて欲しい。全員集めて意識合わせをしたいんだ〉
「了解!アンナお姉さまに声を掛けてもらってるわ。居間に行きましょう」
私達は部屋を出て居間に急ぎました。
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