50 / 97
50
しおりを挟む
ニコニコしている辺境伯の側に立っているのはイーサンだ。
シェリーは懐かしいその顔に、顔が緩みそうになるのを必死に耐えて席についた。
辺境伯が口を開く。
「レモン・レイバート卿も同席しなさい。イーサン・シルバー卿も座りなさい」
二人は無言で一礼をして席についた。
辺境伯の左右を固めるようにエドワードとイーサンが、ひとつ席を開けてシェリーとレモンが対峙した。
「まずは食事です。我が領の郷土料理ですが楽しんでいただけるとありがたい」
辺境伯とエドワードが中心になって会話を進める。
エドワードが面白おかしく語るバローナ国王族の暴露話は実に面白いものだった。
シェリーとレモン、そしてイーサンは口を挟まず聞き役に徹した。
デザートと紅茶は部屋を変えていただくことになり、全員が立ち上がった。
イーサンがシェリーをエスコートしようと手を伸ばしたが、レモンに阻まれた。
それを見たエドワードが笑いながら言う。
「前途多難だなぁ、イーサン」
案内された部屋は丘の上から領地を見下ろすような作りになっている。
針葉樹が多い森は、緑というより蒼に近い色に見えた。
「素敵なお部屋ね」
シェリーの声に辺境伯が答えた。
「お気に召しましたか?」
「ええ、部屋はね」
全員がソファーに落ち着き、お茶とお菓子が配られた。
人払いがされ、静かになった部屋には野鳥が囀る声がする。
先陣を切ったのはヌベール辺境伯だった。
「端的にお話をします。我らの目標は現国王の退位、そしてバローナ国とグリーナ国への侵攻阻止です。次期王は王弟でも皇太子でも構わないが、まっとうな者でないと判断したら消えてもらいます」
シェリーは息を吞んだ。
辺境伯が本気であることはすぐにわかる。
どうすべきか……
「方法は?」
シェリーの声に答えたのはエドワードだった。
「グリーナは第二王子のキース殿下に、バローナはゴールディ国の属国とする予定です。現皇太子は回復の見込みはありませんし、いくら血が繋がっていると言ってもロナードのような男に国を託すことはできない」
その言葉でロナード・ミスティ次期侯爵の母親が、バローナ王女だったことを思い出す。
辺境伯が口を開いた。
「奴がまともな思考回路を持っていたなら、それもありだったのでしょうが。今のあいつは自分がバローナ王になる事しか考えていない。ただのばかです」
確かにあの男が国王になったら国民が不幸になるだけだろう。
「それならエドワード卿が一番早いのではなくて?」
シェリーの言葉にエドワードが肩を竦めた。
「私の母は王宮のメイドでした。そのことは国民全員が知っている。無理でしょう? 小さい頃から国中から蔑まれてきた記憶しかありませんよ」
レモンが口を挟む。
「しかしその剣技は誰もが認めるところなのでは?」
「ありがとう。君にそう言って貰えただけでも努力してきたことが報われるような気持ちになるよ。でもね、私の剣はあの国の者たちに言わせれば野蛮なのだそうだ。一撃必殺は剣の極意だと思うのだけれど? レモン嬢はどう思う?」
「剣士の理想だと思います」
「だろ? やっぱあの国のやつらはセンスが無いな」
お道化て言うエドワードは、熱い目でレモンを見つめていた。
シェリーは慌てて別の話題を口にした。
「バローナ国の事情は理解しました。しかしグリーナは? なぜ皇太子でなく第二王子なのです? 第三王子でも良いはずでは?」
これに答えたのは辺境伯だ。
「皇太子はすでにいないですよ。ローズが帰国してすぐに精神が崩壊しています。今は王妃が全ての政務を握っています。第二王子も第三王子も自分の命を守るためにゴールディに来たと言っても良いでしょう。彼らにはお会いになりましたか?」
「ええ、キース第二王子殿下とは親しくお話もしています。グルック第三王子殿下は遠目に拝見しただけで、お話しはしたことがないですね」
「それは賢明な判断でしたね。というより周りの人たちに守られていたのかもしれません。彼は危ない。グルック王子には絶対に関わってはなりません」
シェリーは背筋が冷えたような気がした。
「なぜですの?」
エドワードが話を引き取った。
「私は何度か対峙していますからね。あいつは本当にヤバい奴です。精神的におかしいというか……一言で言うと病んでます。しかもそれを上手く隠して宰相をやっている。恐ろしい奴ですよ。あいつが自分のことをなんと言っているか知ってますか?」
「いいえ、全く知りません」
「奴は自分のことを『神』だと言っているのです。何度も生まれ変わり、その全ての記憶を保有しているのだと」
「一国の宰相が?」
「表舞台では見事なほど演じています。それに本当に前世の記憶があるのではないかと思ってしまうくらいに、予言? そんな感じの言葉を吐くことがあるのです。この言葉は奴を信奉する一部の人間に対してだけ聞かされるのですが、こいつらがなかなか過激でしてね。奴らは自爆も辞さないほど狂信しています」
シェリーはぞっとした。
そんな男がミスティ侯爵家に滞在しているのだ。
「しかも第二王子はその狂気に気付いていない。自分より第三王子の方が上手く国を回せるのでは無いかと考えている節があります。キース殿は王の資質が高いのですが、自己肯定感が低いんだ」
確かにそんな感じかも? とシェリーは思った。
「そんな二人を一人で相手をしているあなたの旦那様は、もしかしたらものすごく優秀な為政者かもしれません。母親である王妃も大したものです」
確かに第三王子であるグルックは王妃の側を離れないと聞いたことがある。
そしてアルバートはローズの身代わりをさせるという言い訳で、第二王子であるキースと行動を共にしているのだ。
「王妃殿下と皇太子殿下は身を挺して国を守っておられると?」
辺境伯がカップを置きながら言った。
「確証は無いがその可能性は高いでしょうね。国王に近づけないようにしているのかもしれません。しかし我が手の者の報告では、第三王子は国王と頻繫に会っているようですよ」
王妃とはいえやはり女性の手には負えないのだろうか。
そうシェリーが考えたとき、エドワードが言った。
「女性だから無理なのではなく、第三王子が凄いのですよ。でもこの接触は近衛騎士隊長も宰相閣下も把握しておられる。そう考えるとゴールディ王家も捨てたものではないのですけどね。国王以外は……ははは。笑えない現状ですな」
そう言って笑うエドワードだったが、目は笑っていない。
国王が元凶となると手の打ちようは限られてくる。
シェリーがふと顔を上げた。
「我が実家とミスティ侯爵家はどのような動きをしているのでしょうか」
辺境伯がイーサンの顔を見た。
シェリーは懐かしいその顔に、顔が緩みそうになるのを必死に耐えて席についた。
辺境伯が口を開く。
「レモン・レイバート卿も同席しなさい。イーサン・シルバー卿も座りなさい」
二人は無言で一礼をして席についた。
辺境伯の左右を固めるようにエドワードとイーサンが、ひとつ席を開けてシェリーとレモンが対峙した。
「まずは食事です。我が領の郷土料理ですが楽しんでいただけるとありがたい」
辺境伯とエドワードが中心になって会話を進める。
エドワードが面白おかしく語るバローナ国王族の暴露話は実に面白いものだった。
シェリーとレモン、そしてイーサンは口を挟まず聞き役に徹した。
デザートと紅茶は部屋を変えていただくことになり、全員が立ち上がった。
イーサンがシェリーをエスコートしようと手を伸ばしたが、レモンに阻まれた。
それを見たエドワードが笑いながら言う。
「前途多難だなぁ、イーサン」
案内された部屋は丘の上から領地を見下ろすような作りになっている。
針葉樹が多い森は、緑というより蒼に近い色に見えた。
「素敵なお部屋ね」
シェリーの声に辺境伯が答えた。
「お気に召しましたか?」
「ええ、部屋はね」
全員がソファーに落ち着き、お茶とお菓子が配られた。
人払いがされ、静かになった部屋には野鳥が囀る声がする。
先陣を切ったのはヌベール辺境伯だった。
「端的にお話をします。我らの目標は現国王の退位、そしてバローナ国とグリーナ国への侵攻阻止です。次期王は王弟でも皇太子でも構わないが、まっとうな者でないと判断したら消えてもらいます」
シェリーは息を吞んだ。
辺境伯が本気であることはすぐにわかる。
どうすべきか……
「方法は?」
シェリーの声に答えたのはエドワードだった。
「グリーナは第二王子のキース殿下に、バローナはゴールディ国の属国とする予定です。現皇太子は回復の見込みはありませんし、いくら血が繋がっていると言ってもロナードのような男に国を託すことはできない」
その言葉でロナード・ミスティ次期侯爵の母親が、バローナ王女だったことを思い出す。
辺境伯が口を開いた。
「奴がまともな思考回路を持っていたなら、それもありだったのでしょうが。今のあいつは自分がバローナ王になる事しか考えていない。ただのばかです」
確かにあの男が国王になったら国民が不幸になるだけだろう。
「それならエドワード卿が一番早いのではなくて?」
シェリーの言葉にエドワードが肩を竦めた。
「私の母は王宮のメイドでした。そのことは国民全員が知っている。無理でしょう? 小さい頃から国中から蔑まれてきた記憶しかありませんよ」
レモンが口を挟む。
「しかしその剣技は誰もが認めるところなのでは?」
「ありがとう。君にそう言って貰えただけでも努力してきたことが報われるような気持ちになるよ。でもね、私の剣はあの国の者たちに言わせれば野蛮なのだそうだ。一撃必殺は剣の極意だと思うのだけれど? レモン嬢はどう思う?」
「剣士の理想だと思います」
「だろ? やっぱあの国のやつらはセンスが無いな」
お道化て言うエドワードは、熱い目でレモンを見つめていた。
シェリーは慌てて別の話題を口にした。
「バローナ国の事情は理解しました。しかしグリーナは? なぜ皇太子でなく第二王子なのです? 第三王子でも良いはずでは?」
これに答えたのは辺境伯だ。
「皇太子はすでにいないですよ。ローズが帰国してすぐに精神が崩壊しています。今は王妃が全ての政務を握っています。第二王子も第三王子も自分の命を守るためにゴールディに来たと言っても良いでしょう。彼らにはお会いになりましたか?」
「ええ、キース第二王子殿下とは親しくお話もしています。グルック第三王子殿下は遠目に拝見しただけで、お話しはしたことがないですね」
「それは賢明な判断でしたね。というより周りの人たちに守られていたのかもしれません。彼は危ない。グルック王子には絶対に関わってはなりません」
シェリーは背筋が冷えたような気がした。
「なぜですの?」
エドワードが話を引き取った。
「私は何度か対峙していますからね。あいつは本当にヤバい奴です。精神的におかしいというか……一言で言うと病んでます。しかもそれを上手く隠して宰相をやっている。恐ろしい奴ですよ。あいつが自分のことをなんと言っているか知ってますか?」
「いいえ、全く知りません」
「奴は自分のことを『神』だと言っているのです。何度も生まれ変わり、その全ての記憶を保有しているのだと」
「一国の宰相が?」
「表舞台では見事なほど演じています。それに本当に前世の記憶があるのではないかと思ってしまうくらいに、予言? そんな感じの言葉を吐くことがあるのです。この言葉は奴を信奉する一部の人間に対してだけ聞かされるのですが、こいつらがなかなか過激でしてね。奴らは自爆も辞さないほど狂信しています」
シェリーはぞっとした。
そんな男がミスティ侯爵家に滞在しているのだ。
「しかも第二王子はその狂気に気付いていない。自分より第三王子の方が上手く国を回せるのでは無いかと考えている節があります。キース殿は王の資質が高いのですが、自己肯定感が低いんだ」
確かにそんな感じかも? とシェリーは思った。
「そんな二人を一人で相手をしているあなたの旦那様は、もしかしたらものすごく優秀な為政者かもしれません。母親である王妃も大したものです」
確かに第三王子であるグルックは王妃の側を離れないと聞いたことがある。
そしてアルバートはローズの身代わりをさせるという言い訳で、第二王子であるキースと行動を共にしているのだ。
「王妃殿下と皇太子殿下は身を挺して国を守っておられると?」
辺境伯がカップを置きながら言った。
「確証は無いがその可能性は高いでしょうね。国王に近づけないようにしているのかもしれません。しかし我が手の者の報告では、第三王子は国王と頻繫に会っているようですよ」
王妃とはいえやはり女性の手には負えないのだろうか。
そうシェリーが考えたとき、エドワードが言った。
「女性だから無理なのではなく、第三王子が凄いのですよ。でもこの接触は近衛騎士隊長も宰相閣下も把握しておられる。そう考えるとゴールディ王家も捨てたものではないのですけどね。国王以外は……ははは。笑えない現状ですな」
そう言って笑うエドワードだったが、目は笑っていない。
国王が元凶となると手の打ちようは限られてくる。
シェリーがふと顔を上げた。
「我が実家とミスティ侯爵家はどのような動きをしているのでしょうか」
辺境伯がイーサンの顔を見た。
23
お気に入りに追加
236
あなたにおすすめの小説
夫が「愛していると言ってくれ」とうるさいのですが、残念ながら結婚した記憶がございません
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
【完結しました】
王立騎士団団長を務めるランスロットと事務官であるシャーリーの結婚式。
しかしその結婚式で、ランスロットに恨みを持つ賊が襲い掛かり、彼を庇ったシャーリーは階段から落ちて気を失ってしまった。
「君は俺と結婚したんだ」
「『愛している』と、言ってくれないだろうか……」
目を覚ましたシャーリーには、目の前の男と結婚した記憶が無かった。
どうやら、今から二年前までの記憶を失ってしまったらしい――。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定
廃妃の再婚
束原ミヤコ
恋愛
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナの元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスは先の戦いで怪我を負い、顔の半分を包帯で覆っている寡黙な男だった。
引け目を感じながらフィアナはユリシアスと過ごすことになる。
ユリシアスと過ごすうち、フィアナは彼と惹かれ合っていく。
だがユリシアスは何かを隠しているようだ。
それはカトルの抱える、真実だった──。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
『伯爵令嬢 爆死する』
三木谷夜宵
ファンタジー
王立学園の中庭で、ひとりの伯爵令嬢が死んだ。彼女は婚約者である侯爵令息から婚約解消を求められた。しかし、令嬢はそれに反発した。そんな彼女を、令息は魔術で爆死させてしまったのである。
その後、大陸一のゴシップ誌が伯爵令嬢が日頃から受けていた仕打ちを暴露するのであった。
カクヨムでも公開しています。
【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」
「恩? 私と君は初対面だったはず」
「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」
「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」
奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。
彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
今度生まれ変わることがあれば・・・全て忘れて幸せになりたい。・・・なんて思うか!!
れもんぴーる
ファンタジー
冤罪をかけられ、家族にも婚約者にも裏切られたリュカ。
父に送り込まれた刺客に殺されてしまうが、なんと自分を陥れた兄と裏切った婚約者の一人息子として生まれ変わってしまう。5歳になり、前世の記憶を取り戻し自暴自棄になるノエルだったが、一人一人に復讐していくことを決めた。
メイドしてはまだまだなメイドちゃんがそんな悲しみを背負ったノエルの心を支えてくれます。
復讐物を書きたかったのですが、生ぬるかったかもしれません。色々突っ込みどころはありますが、おおらかな気持ちで読んでくださると嬉しいです(*´▽`*)
*なろうにも投稿しています
子持ちの私は、夫に駆け落ちされました
月山 歩
恋愛
産まれたばかりの赤子を抱いた私は、砦に働きに行ったきり、帰って来ない夫を心配して、鍛錬場を訪れた。すると、夫の上司は夫が仕事中に駆け落ちしていなくなったことを教えてくれた。食べる物がなく、フラフラだった私は、その場で意識を失った。赤子を抱いた私を気の毒に思った公爵家でお世話になることに。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
家出したとある辺境夫人の話
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる