174 / 184
突然のお披露目
しおりを挟む
ティナの肩を離さないまま、ハーベストの喉がごくっと動き、大きく息が吸い込まれた。
「皆様にこの場を借りてご報告申し上げたい。ここにいるティナロア・ランバーツは我が最愛の人であり、既に私との間に子を成している。ご存じの通り我が国の王位継承者には生まれ持って浮き出る痣があるが、すでにそれも確認済である」
そこまで一息に言ったハーベストは一度ティナと目を合わせた。
「私たちが正式に成婚を発表せず、この場での報告だけに留めている理由は二つある。ひとつは我が国の承継問題だが、これは既に解決済みである事はご承知の通りだ」
いつの間に入ってきたのかハーベストの横に王弟であるハーベンが立った。
「我がアルベッシュ帝国の皇帝は、ハーベスト・ルドルフ・ローリエ・アルベッシュである事を改めて申し上げます。弟として現在のところ王位継承権第一位である私は、皇帝とティナロア・ランバーツ伯爵の間に生まれた第一子であるアーレント皇子の皇太子即位と同時に臣籍降下し、王族より離脱する事をここに宣言いたします」
会場がどよめき空気が揺れた。
この席で条約についての演説をすることは納得していたティナだったが、ハーベストとハーベンの行動は全く予想だにしていなかった。
ハーベストの正妃を望んでいたわけではないティナは動揺し、ハーベストに向って言葉を発しようとするが、がっちりと肩をホールドされており、動くこともできない。
『ティナ、これでよかったのではないか?これでアーレントを守りやすくなったぞ』
『でも・・・私は何もできないよ?今更勉強するのも嫌だし』
『大丈夫だよティナ。さあ笑えよ、俺はお前の笑顔が一番好きだ。あとヤッてる時のエロい顔も好きだ』
神の声にティナは吹き出して俯いた。
ハーベストがティナの顔を覗き込んで美しい笑顔を浮かべる。
「そして二つ目。それが今回の議題である相互不可侵条約の締結とその運営機構の設立である。まだまだ解決せねばならない事は多い。しかし、戦争は国民のためにならないという一点だけでも同意できたことは歴史的にも大きな前進であると思う。これは全人類の悲願であり、ここに居るティナロア・ランバーツの命を賭した提言から始まったものだ。これらの成就を最優先としたいという本人の意向を受け入れたのがその理由である」
会場は湖面のごとく静まり返っている。
一度全員の顔を見回したハーベストが続けた。
「発起国はベルツ王国。第一王子と第二王子の身を粉にした働きと自国のみならず他国の平和も視野に入れた博愛的行動には、ここに居る全員が心からの感謝を捧げるべきであろう」
ハーベストがティナの方から手を離し、拍手を始めた。
その拍手はさざ波のように会場中に広がる。
ベルツ王国の代表として参加しているユリア第一王子とハロッズ侯爵は立ち上がりお辞儀をした。
拍手が納まるのを待ってハーベストは続けた。
「ベルツ王国からの提言に全面的に賛同した我が帝国は、あらゆる面で協力を惜しまないことをここに誓おう。そして本案件を一番理解しているベルツ王国こそが筆頭理事国となり、運営機構本部を有する国となる事がふさわしと思うが如何だろうか」
出席者全員が拍手で同意を示す。
ユリア王子がゆっくりと再び立ち上がって声を上げた。
「我がベルツ王国に全幅の信頼を置いてくださったアルベッシュ帝国並びにご出席の皆様に改めてお礼を申し上げます。我がベルツ王国は相互不可侵条約機構の筆頭理事国となり、事務局を国内に設立した暁には、永世中立国として参加国全ての平和のために全力を尽くすことをここに宣言いたします」
会場には再びどよめきが起こった。
そして割れんばかりの拍手の渦が会場全体を包み込む。
ティナはその光景に心を揺さぶられるほどの感動を覚えた。
「ティナ?泣いているのか?」
ハーベストがそっとティナの頬に指先でふれた。
「泣いてる?わたくし・・・泣いておりまして?」
「ああ、どんな宝石よりも美しい涙が零れ落ちている。ティナ・・・ダメだ。そんな顔を俺以外に見せては・・・見た男全員を殺したくなる」
「ハーベスト様?」
「冗談だよ。怒った顔もかわいいな、ティナ」
キリウスが後ろからハーベストに言葉をかけた。
「アル、このまま議題を進めるぞ。レディティナはこちらにご着席ください。ご苦労様でしたね。素晴らしい演説でしたよ」
キリウスに手を取ってもらい、ティナはキリウスの横に座った。
ハーベストは立ったまま壇上で議長を続けるが、自分から離れたティナを未練がましい目で追っている。
ハーベンも壇上から降りて、会場のアルベッシュ帝国メンバーと合流した。
その日の会議は予定されていた議題を全て終え、後は詳細を詰める分科会に委ねられることとなった。
分科会のメンバーや参加人数などを決めるための会議は今後も続くが、今回の主要メンバーによる全体会議も残すところ後三日だ。
最終日には盛大なパーティーが開かれ、一触即発だった隣国の首脳同士が談笑する姿があちこちで見られた。
ハーベストやキリウスが目を光らせているためか、エイアール国王も要注意国として注視している数か国も目立った動きは見せなかった。
このパーティーが終われば大きな危険は回避できると考えていたキリウスが、ふとエイアール国王の姿を目で追った。
アルベッシュ帝国の貴族たちは幹事国としてほぼ全員参加しているのだが、エイアール国王のテーブルに寄ってくる者たちの顔ぶれにふと不安を覚えたキリウス。
キリウスがじっと見ている先を確認したレナード伯爵がポンとキリウスの肩を叩いてそちらに向かった。
隣のテーブルに近寄り、世間話をしながらエイアール国王たちの会話に注意を向ける。
元戦友であり、同じ騎士として切磋琢磨したレナードの行動にキリウスは笑みを浮かべた。
翌日は早朝から首脳たちの帰国ラッシュが始まった。
その混雑は夕方まで続き、ハーベストやキリウス、ティナがソファーに座れたのは日付が変わる前だった。
「皆様にこの場を借りてご報告申し上げたい。ここにいるティナロア・ランバーツは我が最愛の人であり、既に私との間に子を成している。ご存じの通り我が国の王位継承者には生まれ持って浮き出る痣があるが、すでにそれも確認済である」
そこまで一息に言ったハーベストは一度ティナと目を合わせた。
「私たちが正式に成婚を発表せず、この場での報告だけに留めている理由は二つある。ひとつは我が国の承継問題だが、これは既に解決済みである事はご承知の通りだ」
いつの間に入ってきたのかハーベストの横に王弟であるハーベンが立った。
「我がアルベッシュ帝国の皇帝は、ハーベスト・ルドルフ・ローリエ・アルベッシュである事を改めて申し上げます。弟として現在のところ王位継承権第一位である私は、皇帝とティナロア・ランバーツ伯爵の間に生まれた第一子であるアーレント皇子の皇太子即位と同時に臣籍降下し、王族より離脱する事をここに宣言いたします」
会場がどよめき空気が揺れた。
この席で条約についての演説をすることは納得していたティナだったが、ハーベストとハーベンの行動は全く予想だにしていなかった。
ハーベストの正妃を望んでいたわけではないティナは動揺し、ハーベストに向って言葉を発しようとするが、がっちりと肩をホールドされており、動くこともできない。
『ティナ、これでよかったのではないか?これでアーレントを守りやすくなったぞ』
『でも・・・私は何もできないよ?今更勉強するのも嫌だし』
『大丈夫だよティナ。さあ笑えよ、俺はお前の笑顔が一番好きだ。あとヤッてる時のエロい顔も好きだ』
神の声にティナは吹き出して俯いた。
ハーベストがティナの顔を覗き込んで美しい笑顔を浮かべる。
「そして二つ目。それが今回の議題である相互不可侵条約の締結とその運営機構の設立である。まだまだ解決せねばならない事は多い。しかし、戦争は国民のためにならないという一点だけでも同意できたことは歴史的にも大きな前進であると思う。これは全人類の悲願であり、ここに居るティナロア・ランバーツの命を賭した提言から始まったものだ。これらの成就を最優先としたいという本人の意向を受け入れたのがその理由である」
会場は湖面のごとく静まり返っている。
一度全員の顔を見回したハーベストが続けた。
「発起国はベルツ王国。第一王子と第二王子の身を粉にした働きと自国のみならず他国の平和も視野に入れた博愛的行動には、ここに居る全員が心からの感謝を捧げるべきであろう」
ハーベストがティナの方から手を離し、拍手を始めた。
その拍手はさざ波のように会場中に広がる。
ベルツ王国の代表として参加しているユリア第一王子とハロッズ侯爵は立ち上がりお辞儀をした。
拍手が納まるのを待ってハーベストは続けた。
「ベルツ王国からの提言に全面的に賛同した我が帝国は、あらゆる面で協力を惜しまないことをここに誓おう。そして本案件を一番理解しているベルツ王国こそが筆頭理事国となり、運営機構本部を有する国となる事がふさわしと思うが如何だろうか」
出席者全員が拍手で同意を示す。
ユリア王子がゆっくりと再び立ち上がって声を上げた。
「我がベルツ王国に全幅の信頼を置いてくださったアルベッシュ帝国並びにご出席の皆様に改めてお礼を申し上げます。我がベルツ王国は相互不可侵条約機構の筆頭理事国となり、事務局を国内に設立した暁には、永世中立国として参加国全ての平和のために全力を尽くすことをここに宣言いたします」
会場には再びどよめきが起こった。
そして割れんばかりの拍手の渦が会場全体を包み込む。
ティナはその光景に心を揺さぶられるほどの感動を覚えた。
「ティナ?泣いているのか?」
ハーベストがそっとティナの頬に指先でふれた。
「泣いてる?わたくし・・・泣いておりまして?」
「ああ、どんな宝石よりも美しい涙が零れ落ちている。ティナ・・・ダメだ。そんな顔を俺以外に見せては・・・見た男全員を殺したくなる」
「ハーベスト様?」
「冗談だよ。怒った顔もかわいいな、ティナ」
キリウスが後ろからハーベストに言葉をかけた。
「アル、このまま議題を進めるぞ。レディティナはこちらにご着席ください。ご苦労様でしたね。素晴らしい演説でしたよ」
キリウスに手を取ってもらい、ティナはキリウスの横に座った。
ハーベストは立ったまま壇上で議長を続けるが、自分から離れたティナを未練がましい目で追っている。
ハーベンも壇上から降りて、会場のアルベッシュ帝国メンバーと合流した。
その日の会議は予定されていた議題を全て終え、後は詳細を詰める分科会に委ねられることとなった。
分科会のメンバーや参加人数などを決めるための会議は今後も続くが、今回の主要メンバーによる全体会議も残すところ後三日だ。
最終日には盛大なパーティーが開かれ、一触即発だった隣国の首脳同士が談笑する姿があちこちで見られた。
ハーベストやキリウスが目を光らせているためか、エイアール国王も要注意国として注視している数か国も目立った動きは見せなかった。
このパーティーが終われば大きな危険は回避できると考えていたキリウスが、ふとエイアール国王の姿を目で追った。
アルベッシュ帝国の貴族たちは幹事国としてほぼ全員参加しているのだが、エイアール国王のテーブルに寄ってくる者たちの顔ぶれにふと不安を覚えたキリウス。
キリウスがじっと見ている先を確認したレナード伯爵がポンとキリウスの肩を叩いてそちらに向かった。
隣のテーブルに近寄り、世間話をしながらエイアール国王たちの会話に注意を向ける。
元戦友であり、同じ騎士として切磋琢磨したレナードの行動にキリウスは笑みを浮かべた。
翌日は早朝から首脳たちの帰国ラッシュが始まった。
その混雑は夕方まで続き、ハーベストやキリウス、ティナがソファーに座れたのは日付が変わる前だった。
13
お気に入りに追加
296
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
悪役令嬢エリザベート物語
kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ
公爵令嬢である。
前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。
ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。
父はアフレイド・ノイズ公爵。
ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。
魔法騎士団の総団長でもある。
母はマーガレット。
隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。
兄の名前はリアム。
前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。
そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。
王太子と婚約なんてするものか。
国外追放になどなるものか。
乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。
私は人生をあきらめない。
エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。
⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる