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第163話【薬師の頼みごと】
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――からん。
薬屋のドアを開けると短いドア鐘の音が店内に響く。
「いらっしゃい。
何を探してるんだい?」
中に居たのはそれなりに年配の女性で、外見からは申し訳ないがとても薬師には見えなかったので念のために彼女に問いかけてみた。
「えっと、あなたは薬師さんですか?
それとも薬屋の店員なのですか?」
「ふん。
薬師だったらどうだと言うんだい?」
「少しばかり薬について聞きたいことがあったので薬師の方に用があっただけですよ」
「薬の調合のことならば情報料しだいだね。
今どきタダで教える馬鹿はいないからね」
「調合について聞いても僕には調合スキルがありませんので自分では調合出来ないんですよ。
まあ、必要な素材を教えてもらえれば買い取ってもらえるならば納品することは出来るでしょうけど。
それよりも僕が聞きたいのはこの店にある傷薬の効果と病気の回復薬についてです」
「そんなことなら薬師でなくとも店番でも分かるだろうが。
商品の効能と値段くらいは知らないと店番も出来やしないよ」
年配の女性はあきれた顔でため息をつきながら僕にそう答えた。
「では教えてもらえるのですね」
「買ってくれるのかい?」
「僕が使えると判断したら買いましょう」
「ちっ しっかりしてるねぇ」
女性はそう言って商品棚から薬の瓶をいくつか取り出してカウンターに置いた。
「こいつが塗るタイプの傷薬でこっちが病気用の飲むポーションだよ」
僕は出された薬を手にとってまじまじと眺めたり匂いを嗅いでみたりしてみる。
「その傷薬はあまり深くない傷をなおす効能があって多少の切り傷ならばこれで簡単に治ってしまうのさ」
「ふむ。
あまり深くない傷か……。
もっとこう……ズバッと切ってしまった傷を一瞬で治す薬とかは無いのか?」
「あんた頭は大丈夫かい?
そんなものが普通の薬屋に出回っていたら怪我人なんて居やしないだろうがね。
そのレベルの薬が欲しかったら王宮の専属薬師にでも頼みな。
まあ、無理だろうけどね」
至極当たり前のようにそうあしらわれてしまったがどうやら存在自体はしているようだ。
「なるほどな。
貴重な話を聞いたからお礼に売り上げに貢献していこうと思うのでこの棚にある薬を他のお客の迷惑にならない程度でいいので出来るだけ買っていくとしますよ」
「はぁ? そりゃあうちは売れれば儲かるがいくら初級レベルとはいえ薬は高価だよ。
いくらまでなら払えるんだい? 金額に見合った量で用意してやるよ」
「ならばそれぞれ金貨1枚で買えるだけ頼みます」
「はあ? 金貨だって?
あんた本気かい?」
「本気ですが、在庫はありますかね?」
僕はそう言って金貨を2枚カウンターに置いた。
「ふうん、見かけによらず金持ちなんだね。
まあ、今はそれほど大量に薬を買いに来るやつらは居ないから2、3日分の在庫があればまた調合すればいいから売ってやるよ。
しかし、どうやって持って帰るんだい?」
「ああ、それに関しては荷物持ちにぴったりなスキルを持ってるんで大丈夫ですよ」
僕はそう言うとカウンターに並べられた薬の瓶を次々とスキルでカード化していった。
「こりゃあ驚いたね。
カード収納とは珍しいもんを使いこなしてるんだね。
しかし、これだけの物をカード化出来るのならば荷物運びの仕事がいくらでもあるだろうさね。
……そうだ、あんたカード収納を使いこなしてるんなら薬の素材を持ってないかい? これとこれがあればもう一段上の薬が作れるんだけど最近なかなか手に入らなくてね」
薬師の女性はそう言って素材の名前を教えてくれた。
「……確か少しならばあったと思うんだけど」
僕はそう言うとポーチからカードを取り出してパラパラと内容を確認する。
「ああ、あった。
こいつですね、でも待てよ確かこの素材の成分って……」
「どうかしたのかい?」
「いや、この薬草の成分からすると先日仕入れた芋からも同じようなものが作れる気がしたんで気になっただけですよ」
「は? 芋だって?」
「ええ、この芋なんですけどちょっと特殊な抽出方法で成分を取り出せばこの薬草と同じかもしかしたらそれ以上の効果のあるものが作れるかもしれないんです」
「あんた薬師のスキル持ちなのかい?」
「いえ、僕はカード収納スキルと鑑定スキル持ちです」
「なるほどね。
鑑定スキルで素材の効能を読み取ったってわけかい。
……面白い、気に入ったよ。
あんたしばらくこの街に居るのかい? そうならばあたしの助手をやらないか?」
「助手?」
「ああ、新しい薬を作るにはかなりの試作をしなけりゃならないがあんたの鑑定スキルかあればもしかしたら早くに作れるかもしれないからね。
もちろん報酬は出すさね。
どうだい?」
僕は少し考えてノエルをみると彼女は黙ってうなずいてくれた。
「今日はこの後で知り合いに会う約束があるので明日以降で良ければ手伝う事が出来ると思うよ」
「そうかい。
ならば明日にでもまた顔を出しておくれ、それなりに準備をしておいてやるさね。
ああ、私はナリスって名だ。
この王都ではちょっとは名のしれた薬師だと自負はしてるが初めて来たんなら知らなくて当然さね」
ナリスはそう言って紙にいくつかの素材名を書き出すと僕に渡してきてこう言った。
「悪いけど明日来るときにこれに書いてある素材をこの先にある雑貨店で買ってきてくれないかね。
少しばかり量があるから私じゃ持って帰るのが大変なんだよ。
金はあの店の者が後から取りにくるからその場では払わなくていいさね。
これからあんたが買った薬の調合をするからまた明日においで。
すまないが頼んだよ」
ナリスは僕がまだ了承の返事をしていないのは気にせずそう言って僕たちを店から追い出した。
薬屋のドアを開けると短いドア鐘の音が店内に響く。
「いらっしゃい。
何を探してるんだい?」
中に居たのはそれなりに年配の女性で、外見からは申し訳ないがとても薬師には見えなかったので念のために彼女に問いかけてみた。
「えっと、あなたは薬師さんですか?
それとも薬屋の店員なのですか?」
「ふん。
薬師だったらどうだと言うんだい?」
「少しばかり薬について聞きたいことがあったので薬師の方に用があっただけですよ」
「薬の調合のことならば情報料しだいだね。
今どきタダで教える馬鹿はいないからね」
「調合について聞いても僕には調合スキルがありませんので自分では調合出来ないんですよ。
まあ、必要な素材を教えてもらえれば買い取ってもらえるならば納品することは出来るでしょうけど。
それよりも僕が聞きたいのはこの店にある傷薬の効果と病気の回復薬についてです」
「そんなことなら薬師でなくとも店番でも分かるだろうが。
商品の効能と値段くらいは知らないと店番も出来やしないよ」
年配の女性はあきれた顔でため息をつきながら僕にそう答えた。
「では教えてもらえるのですね」
「買ってくれるのかい?」
「僕が使えると判断したら買いましょう」
「ちっ しっかりしてるねぇ」
女性はそう言って商品棚から薬の瓶をいくつか取り出してカウンターに置いた。
「こいつが塗るタイプの傷薬でこっちが病気用の飲むポーションだよ」
僕は出された薬を手にとってまじまじと眺めたり匂いを嗅いでみたりしてみる。
「その傷薬はあまり深くない傷をなおす効能があって多少の切り傷ならばこれで簡単に治ってしまうのさ」
「ふむ。
あまり深くない傷か……。
もっとこう……ズバッと切ってしまった傷を一瞬で治す薬とかは無いのか?」
「あんた頭は大丈夫かい?
そんなものが普通の薬屋に出回っていたら怪我人なんて居やしないだろうがね。
そのレベルの薬が欲しかったら王宮の専属薬師にでも頼みな。
まあ、無理だろうけどね」
至極当たり前のようにそうあしらわれてしまったがどうやら存在自体はしているようだ。
「なるほどな。
貴重な話を聞いたからお礼に売り上げに貢献していこうと思うのでこの棚にある薬を他のお客の迷惑にならない程度でいいので出来るだけ買っていくとしますよ」
「はぁ? そりゃあうちは売れれば儲かるがいくら初級レベルとはいえ薬は高価だよ。
いくらまでなら払えるんだい? 金額に見合った量で用意してやるよ」
「ならばそれぞれ金貨1枚で買えるだけ頼みます」
「はあ? 金貨だって?
あんた本気かい?」
「本気ですが、在庫はありますかね?」
僕はそう言って金貨を2枚カウンターに置いた。
「ふうん、見かけによらず金持ちなんだね。
まあ、今はそれほど大量に薬を買いに来るやつらは居ないから2、3日分の在庫があればまた調合すればいいから売ってやるよ。
しかし、どうやって持って帰るんだい?」
「ああ、それに関しては荷物持ちにぴったりなスキルを持ってるんで大丈夫ですよ」
僕はそう言うとカウンターに並べられた薬の瓶を次々とスキルでカード化していった。
「こりゃあ驚いたね。
カード収納とは珍しいもんを使いこなしてるんだね。
しかし、これだけの物をカード化出来るのならば荷物運びの仕事がいくらでもあるだろうさね。
……そうだ、あんたカード収納を使いこなしてるんなら薬の素材を持ってないかい? これとこれがあればもう一段上の薬が作れるんだけど最近なかなか手に入らなくてね」
薬師の女性はそう言って素材の名前を教えてくれた。
「……確か少しならばあったと思うんだけど」
僕はそう言うとポーチからカードを取り出してパラパラと内容を確認する。
「ああ、あった。
こいつですね、でも待てよ確かこの素材の成分って……」
「どうかしたのかい?」
「いや、この薬草の成分からすると先日仕入れた芋からも同じようなものが作れる気がしたんで気になっただけですよ」
「は? 芋だって?」
「ええ、この芋なんですけどちょっと特殊な抽出方法で成分を取り出せばこの薬草と同じかもしかしたらそれ以上の効果のあるものが作れるかもしれないんです」
「あんた薬師のスキル持ちなのかい?」
「いえ、僕はカード収納スキルと鑑定スキル持ちです」
「なるほどね。
鑑定スキルで素材の効能を読み取ったってわけかい。
……面白い、気に入ったよ。
あんたしばらくこの街に居るのかい? そうならばあたしの助手をやらないか?」
「助手?」
「ああ、新しい薬を作るにはかなりの試作をしなけりゃならないがあんたの鑑定スキルかあればもしかしたら早くに作れるかもしれないからね。
もちろん報酬は出すさね。
どうだい?」
僕は少し考えてノエルをみると彼女は黙ってうなずいてくれた。
「今日はこの後で知り合いに会う約束があるので明日以降で良ければ手伝う事が出来ると思うよ」
「そうかい。
ならば明日にでもまた顔を出しておくれ、それなりに準備をしておいてやるさね。
ああ、私はナリスって名だ。
この王都ではちょっとは名のしれた薬師だと自負はしてるが初めて来たんなら知らなくて当然さね」
ナリスはそう言って紙にいくつかの素材名を書き出すと僕に渡してきてこう言った。
「悪いけど明日来るときにこれに書いてある素材をこの先にある雑貨店で買ってきてくれないかね。
少しばかり量があるから私じゃ持って帰るのが大変なんだよ。
金はあの店の者が後から取りにくるからその場では払わなくていいさね。
これからあんたが買った薬の調合をするからまた明日においで。
すまないが頼んだよ」
ナリスは僕がまだ了承の返事をしていないのは気にせずそう言って僕たちを店から追い出した。
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