39 / 201
第39話【マリル雑貨店】
しおりを挟む
「お連れのお部屋はこちらになります」
係の男性に案内された部屋は少し奥まった通路の先にある質素な内装の部屋だった。
イメージ的にはカプセルホテル的な感じで本当にただ泊まれるといった部屋だった。
(ロギナスで泊まっていた宿の半分の面積しかないぞ、これがこの宿の標準なのか特別狭い部屋なのかは比べようがないが、まあどうせ2日ばかり寝るだけだからこれで十分だろう)
僕はそう考えて部屋の場所だけ憶えるとノエルとの待ちあわせ場所に戻った。
受付前には既にノエルが待っており先ほど案内をしてくれた女性と話をしていた。
「ノエルさん、お待たせしました」
「それじゃあ今から私の用事に付き合ってくださいね」
ノエルはそう言うと僕の手をとって宿から街へくりだした。
「大きな建物が多い街ですね」
こちらの世界に来てからはロギナスの町しか見たことがなかったので全ての基準がそこにあったためエルガーの街並みはその建物の大きさに関心が向いていた。
「そうね。
王都ほどではないけれどエルガーの街も大きな建物――特に3階建ての建物が多いのが特徴かもしれないわね」
そうノエルに説明されてロギナスの町で見た建物のほとんどが2階建てまでだった事を思い出す。
「確かにロギナスでは斡旋ギルドの3階建てが凄く印象に残ってるくらいで他の建物はほとんど2階建てまででしたね。
何か理由があるんですか?」
「私もロギナスの町に住むようになってまだ5年くらいだから詳しい事は知らないけれど、町の規模からして3階建てを建てるメリットがあまり無かったからと聞いた事があるくらいね」
「――確かにあの町の規模で人口があのくらいならばわざわざ技術もお金もいる3階建てにこだわる必要はないだろう」
そんな事を話しながら僕達はあるお店の前にたどり着いていた。
――マリアーナ雑貨店。
ロギナスにあるノエルの雑貨店よりもひとまわり大きな3階建ての建物は左右の店構えからしてもひときわ目立っていた。
「ここが馬車で話していた知り合いのやっているお店よ。
1階と2階が店舗で3階が居住区になってるわ。
多分彼女は2階の売り場に居ると思うから先に挨拶に行ってきてもいいかな?
その間、ミナトさんはお店の商品を見ていて欲しいの」
ノエルの言葉に僕はひとつ頷《うなず》くとノエルは笑顔で「ありがとう、ちょっと行ってくるわね」と言って2階への階段へと向かって行った。
(さて、女性同士の話は長いのが相場だろうから僕はゆっくりと商品を見てまわるとするか。
もしかしたらノエルさんのお店を繁盛させるヒントがあるかもしれないからな)
僕はそう思いながら1階の店舗に並べられた商品の数々をじっくりと見てまわる。
1階は比較的安価な品物を中心とした雑貨が並べられている。
日常的に使う料理の道具や生活雑貨の中でふと目に止まったものを手にとってみる。
「これはただの水筒?……じゃないよな。
多分何か仕掛けがあるはず」
僕はある水筒型の入れ物に興味を引かれて鑑定スキルで確認をしてみた。
【冷却機能付きの水筒:入れた水が冷たくなりそのまま保持される】
(冷却機能ってどうやってるんだろう……。
僕のカードに付加処理を出来るみたいに氷魔法とかを水筒に付加させているんだろうか?)
「仕組みはよく分からないけどちょっと欲しいと思わせる品だよな。
せっかくだから買ってみるかな」
僕はそう呟くと水筒の値段を確認した。
【冷却機能付水筒:5万リアラ】
「ご、ごまんりあら?
た、高い……のか? それともこんな付加機能がついた品物は総じてこのくらいが妥当なのか?」
鑑定スキルでも物の詳細は分かってもその値段が妥当かは判断が出来ないのでそれこそ商売スキルを持つ者にみてもらうしか無さそうだった。
(とりあえず、後でノエルさんに聞いてみてから買うかどうかを判断しよう)
金色マースの情報料やカード化の手数料が入ってきているので正直ふところは温かいのだが、ぼったくりにあってもいいかと言えば良くないに決まっているので欲しくても飛びつかないようにしている。
(とりあえずコイツは保留にして他の物を見てまわるか……)
水筒を元々あった場所に戻してくるりと店内をまわった頃、二階に通じる階段から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「だから、まだ何も決まってないって何度も言ってるじゃない」
「そんなこと言って油断させてもあの人は渡さないからね」
「だからあの人とは何もないから、お父様が勝手に話を持ってきただけなのよ」
片方の声は間違いなくノエルの声で言い合いをしているのが知り合いと言っていたマリル本人なのだろう。
ブロンドの巻き髪にドレスとまではいかないが高級感のある服装で眼鏡をかけたやり手のお姉様タイプの女性だった。
(へえ、こっちの世界でも眼鏡ってあるんだな)
僕がそんな事を考えているとこちらに気がついたノエルが手をあげて僕を呼んだ。
「ごめんなさい、待たせたわね。
マリルにあなたの事を説明しても全く信じて貰えなかったから時間がかかってしまったの」
ノエルが横にいるマリルに困った視線を向けて抗議をする。
「はじめまして。
わたしがこのお店の責任者をしているマリルよ。
あなたの事はノエルから聞いたけれど……」
マリルはそう言うと僕を値踏みするような視線でじっとみつめてくる。
「ミナトといいます。
今はノエルさんと一緒に王都へ向かう旅の途中となります。
しかし、このお店は大きくて立派ですね。
まだ一階しか見ていませんが品物の種類が多く、目移りをしてしまう品揃えだと思います」
僕はとりあえずマリルに対して無難な受け答えをしようと考えていた。
「ふーん。
これはまた随分と若い男を捕まえたわね。
あなた、ミナトと言ったわよね?
うちの店構えは一目みれば分かるでしょうけど品物がいいか悪いか値付けはまともかぼったくりか、あなたから見てどう見えるか教えてもらえるかしら?」
「ちょっと! 商売人のスキルを持ってない彼にその質問はないんじゃないの?」
「なに言ってるの?
商売人のスキルが有ろうが無かろうが私達の業界で生きていこうと思うならばその程度の目利きが無いと商売において全敗するわよ。
そんな当たり前の事が出来ない男と結婚するのをあなたのお父様が認める訳がないじゃない?
で、どうなの?
正直に答えてもらえるかしら?」
マリルは僕の前に立ち、そう質問を投げかけた。
係の男性に案内された部屋は少し奥まった通路の先にある質素な内装の部屋だった。
イメージ的にはカプセルホテル的な感じで本当にただ泊まれるといった部屋だった。
(ロギナスで泊まっていた宿の半分の面積しかないぞ、これがこの宿の標準なのか特別狭い部屋なのかは比べようがないが、まあどうせ2日ばかり寝るだけだからこれで十分だろう)
僕はそう考えて部屋の場所だけ憶えるとノエルとの待ちあわせ場所に戻った。
受付前には既にノエルが待っており先ほど案内をしてくれた女性と話をしていた。
「ノエルさん、お待たせしました」
「それじゃあ今から私の用事に付き合ってくださいね」
ノエルはそう言うと僕の手をとって宿から街へくりだした。
「大きな建物が多い街ですね」
こちらの世界に来てからはロギナスの町しか見たことがなかったので全ての基準がそこにあったためエルガーの街並みはその建物の大きさに関心が向いていた。
「そうね。
王都ほどではないけれどエルガーの街も大きな建物――特に3階建ての建物が多いのが特徴かもしれないわね」
そうノエルに説明されてロギナスの町で見た建物のほとんどが2階建てまでだった事を思い出す。
「確かにロギナスでは斡旋ギルドの3階建てが凄く印象に残ってるくらいで他の建物はほとんど2階建てまででしたね。
何か理由があるんですか?」
「私もロギナスの町に住むようになってまだ5年くらいだから詳しい事は知らないけれど、町の規模からして3階建てを建てるメリットがあまり無かったからと聞いた事があるくらいね」
「――確かにあの町の規模で人口があのくらいならばわざわざ技術もお金もいる3階建てにこだわる必要はないだろう」
そんな事を話しながら僕達はあるお店の前にたどり着いていた。
――マリアーナ雑貨店。
ロギナスにあるノエルの雑貨店よりもひとまわり大きな3階建ての建物は左右の店構えからしてもひときわ目立っていた。
「ここが馬車で話していた知り合いのやっているお店よ。
1階と2階が店舗で3階が居住区になってるわ。
多分彼女は2階の売り場に居ると思うから先に挨拶に行ってきてもいいかな?
その間、ミナトさんはお店の商品を見ていて欲しいの」
ノエルの言葉に僕はひとつ頷《うなず》くとノエルは笑顔で「ありがとう、ちょっと行ってくるわね」と言って2階への階段へと向かって行った。
(さて、女性同士の話は長いのが相場だろうから僕はゆっくりと商品を見てまわるとするか。
もしかしたらノエルさんのお店を繁盛させるヒントがあるかもしれないからな)
僕はそう思いながら1階の店舗に並べられた商品の数々をじっくりと見てまわる。
1階は比較的安価な品物を中心とした雑貨が並べられている。
日常的に使う料理の道具や生活雑貨の中でふと目に止まったものを手にとってみる。
「これはただの水筒?……じゃないよな。
多分何か仕掛けがあるはず」
僕はある水筒型の入れ物に興味を引かれて鑑定スキルで確認をしてみた。
【冷却機能付きの水筒:入れた水が冷たくなりそのまま保持される】
(冷却機能ってどうやってるんだろう……。
僕のカードに付加処理を出来るみたいに氷魔法とかを水筒に付加させているんだろうか?)
「仕組みはよく分からないけどちょっと欲しいと思わせる品だよな。
せっかくだから買ってみるかな」
僕はそう呟くと水筒の値段を確認した。
【冷却機能付水筒:5万リアラ】
「ご、ごまんりあら?
た、高い……のか? それともこんな付加機能がついた品物は総じてこのくらいが妥当なのか?」
鑑定スキルでも物の詳細は分かってもその値段が妥当かは判断が出来ないのでそれこそ商売スキルを持つ者にみてもらうしか無さそうだった。
(とりあえず、後でノエルさんに聞いてみてから買うかどうかを判断しよう)
金色マースの情報料やカード化の手数料が入ってきているので正直ふところは温かいのだが、ぼったくりにあってもいいかと言えば良くないに決まっているので欲しくても飛びつかないようにしている。
(とりあえずコイツは保留にして他の物を見てまわるか……)
水筒を元々あった場所に戻してくるりと店内をまわった頃、二階に通じる階段から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「だから、まだ何も決まってないって何度も言ってるじゃない」
「そんなこと言って油断させてもあの人は渡さないからね」
「だからあの人とは何もないから、お父様が勝手に話を持ってきただけなのよ」
片方の声は間違いなくノエルの声で言い合いをしているのが知り合いと言っていたマリル本人なのだろう。
ブロンドの巻き髪にドレスとまではいかないが高級感のある服装で眼鏡をかけたやり手のお姉様タイプの女性だった。
(へえ、こっちの世界でも眼鏡ってあるんだな)
僕がそんな事を考えているとこちらに気がついたノエルが手をあげて僕を呼んだ。
「ごめんなさい、待たせたわね。
マリルにあなたの事を説明しても全く信じて貰えなかったから時間がかかってしまったの」
ノエルが横にいるマリルに困った視線を向けて抗議をする。
「はじめまして。
わたしがこのお店の責任者をしているマリルよ。
あなたの事はノエルから聞いたけれど……」
マリルはそう言うと僕を値踏みするような視線でじっとみつめてくる。
「ミナトといいます。
今はノエルさんと一緒に王都へ向かう旅の途中となります。
しかし、このお店は大きくて立派ですね。
まだ一階しか見ていませんが品物の種類が多く、目移りをしてしまう品揃えだと思います」
僕はとりあえずマリルに対して無難な受け答えをしようと考えていた。
「ふーん。
これはまた随分と若い男を捕まえたわね。
あなた、ミナトと言ったわよね?
うちの店構えは一目みれば分かるでしょうけど品物がいいか悪いか値付けはまともかぼったくりか、あなたから見てどう見えるか教えてもらえるかしら?」
「ちょっと! 商売人のスキルを持ってない彼にその質問はないんじゃないの?」
「なに言ってるの?
商売人のスキルが有ろうが無かろうが私達の業界で生きていこうと思うならばその程度の目利きが無いと商売において全敗するわよ。
そんな当たり前の事が出来ない男と結婚するのをあなたのお父様が認める訳がないじゃない?
で、どうなの?
正直に答えてもらえるかしら?」
マリルは僕の前に立ち、そう質問を投げかけた。
4
お気に入りに追加
875
あなたにおすすめの小説
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
俺の召喚獣だけレベルアップする
摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話
主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った
しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった
それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる