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後日談
番外編6話 ドラゴンは着ぐるみだった!?
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生まれ変わったというか、進化しちゃったドラゴンだから、何て呼べばいいんだろう。
エヴォリューション・ドラゴンとか?
略して、エヴォドラ。
今まで待っていてくれたこと自体が奇跡だよね。
「リア充爆発しろ! 滅びの雷撃息!!」
はぁ!?
喋った? また、喋ったよね。
それも不穏なこと言ってなかった?
エヴォドラは炎でも氷でもないブレスを吐こうとしてるようだけど、様子が今までのと違う。
バリバリと火花が散るように全身が発光しているし。
「これ、やばいんじゃない? 皆、散って!」
あたしが気付くのが一瞬、遅れていたら、間違いなく全員が黒焦げになってたというか、粉砕されてた。
あたしの叫びに皆が反応してくれて良かったと思う。
紙一重で右と左に飛んで回避出来たから、助かったんだ。
「凄い威力だね」
バケツ頭だから、分かりにくいけど目を丸くして、驚いているランスの視線の先にはあたしたちがいた場所を含め、遥か彼方までが抉られ、引き裂かれていた。
地割れのような状態になっているよ、これ。
やりすぎじゃない?
「雷系のブレスってことだね。そうすると防御よりも回避の方が安全かな。直線系の攻撃だしね」
「では散開しながら、バラバラに攻撃する方が安全かもしれません」
経験者のヴォルフとエステルはさっきの一撃だけで的確な判断を下してるんだから、すごいわ。
あたしが司令塔するよりもいいんじゃないって考えが浮かんできたけど、あの二人はアタッカーだもん。
攻撃していると見えないところを見なきゃ、いけないってことだよね。
「ランスとヴォルフは正面から、フランは左! エステルは右でお願いねっ」
あたしはというと支援スキルが及ぶ範囲を考えないといけないから、ランスに近い位置を保ちながら、動いていくしかない。
「我誘うは大地の怒り! 怒りを以て、汝の重しとせん! 重力破」
まず、ヴォルフが最初に動いた。
エヴォドラは身体に重しがかかったようになっていると見ただけでも分かるくらいなのにまるでそれを感じさせない俊敏な動きを見せてくる。
長大な尻尾の先端がヴォルフに襲い掛かってくるが、それを読んでいたランスが大盾で弾き返した。
「重力破が効いてないみたい」
ヴォルフがお手上げとばかりに両手を万歳してる……そんな、余裕ないんだけど余裕あるわね。
「それなら、私が! 速射矢」
エステルが三本矢をつがえるとエヴォドラの右腕を狙って、矢継ぎ早に撃っていく。
しかし、三本のうち、一本だけが僅かに突き刺さった程度。
大して、ダメージを与えられていないみたい。
「むむむ、堅いわね。エステルの矢まで弾かれるなんて」
「やはり、こういう時は近接格闘の出番ですわ!」
エヴォドラの懐に潜り込んでいたフランが左腕の付け根目掛け、勢いよく跳躍すると踵を落として当て、そのまま、くるりと一回転して、着地した。
きれいな着地! って、そうじゃない。
ダメージ与えたのかしら?
「ウホッ。かわいい子の蹴りイイ」
んっ? 変なこと言ってない?
そういえば、リア充爆発しろって、言ってなかったこのエヴォドラ。
おかしい!
絶対、おかしいから。
でも、まだ確たる証拠がない感じよね。
長大な尻尾が再び、振るわれて、襲い掛かってきた。
うん、ランスにね。
彼は大盾を構えて、スキルをタイミングよく発動させることで耐えてる。
あたしやエステル、フランには爪での攻撃もしてこない。
もちろん、尻尾も飛んでこない。
やっぱり、これ男だけを狙ってない?
フランなんて、攻撃してる時は周り見てないから、隙が多いんだけど気に留めてない。
むしろ、殴られて喜んでる感すら、あるんじゃない?
こういう場合、どうするんだろ……。
「ねえ、エステル。中身がいるみたいな場合って、どうするの?」
「あっ。おかしいとは思ったけどやっぱり、そうなの? サポートコールも考えた方がいいと思うの」
「えー、面倒なのね。倒せるもんなら、倒したいんだけど」
どうやら、あたしたちと同じでエヴォドラには中身が入ってるらしい。
まともに戦って、どうにかなるのかしら?
エヴォリューション・ドラゴンとか?
略して、エヴォドラ。
今まで待っていてくれたこと自体が奇跡だよね。
「リア充爆発しろ! 滅びの雷撃息!!」
はぁ!?
喋った? また、喋ったよね。
それも不穏なこと言ってなかった?
エヴォドラは炎でも氷でもないブレスを吐こうとしてるようだけど、様子が今までのと違う。
バリバリと火花が散るように全身が発光しているし。
「これ、やばいんじゃない? 皆、散って!」
あたしが気付くのが一瞬、遅れていたら、間違いなく全員が黒焦げになってたというか、粉砕されてた。
あたしの叫びに皆が反応してくれて良かったと思う。
紙一重で右と左に飛んで回避出来たから、助かったんだ。
「凄い威力だね」
バケツ頭だから、分かりにくいけど目を丸くして、驚いているランスの視線の先にはあたしたちがいた場所を含め、遥か彼方までが抉られ、引き裂かれていた。
地割れのような状態になっているよ、これ。
やりすぎじゃない?
「雷系のブレスってことだね。そうすると防御よりも回避の方が安全かな。直線系の攻撃だしね」
「では散開しながら、バラバラに攻撃する方が安全かもしれません」
経験者のヴォルフとエステルはさっきの一撃だけで的確な判断を下してるんだから、すごいわ。
あたしが司令塔するよりもいいんじゃないって考えが浮かんできたけど、あの二人はアタッカーだもん。
攻撃していると見えないところを見なきゃ、いけないってことだよね。
「ランスとヴォルフは正面から、フランは左! エステルは右でお願いねっ」
あたしはというと支援スキルが及ぶ範囲を考えないといけないから、ランスに近い位置を保ちながら、動いていくしかない。
「我誘うは大地の怒り! 怒りを以て、汝の重しとせん! 重力破」
まず、ヴォルフが最初に動いた。
エヴォドラは身体に重しがかかったようになっていると見ただけでも分かるくらいなのにまるでそれを感じさせない俊敏な動きを見せてくる。
長大な尻尾の先端がヴォルフに襲い掛かってくるが、それを読んでいたランスが大盾で弾き返した。
「重力破が効いてないみたい」
ヴォルフがお手上げとばかりに両手を万歳してる……そんな、余裕ないんだけど余裕あるわね。
「それなら、私が! 速射矢」
エステルが三本矢をつがえるとエヴォドラの右腕を狙って、矢継ぎ早に撃っていく。
しかし、三本のうち、一本だけが僅かに突き刺さった程度。
大して、ダメージを与えられていないみたい。
「むむむ、堅いわね。エステルの矢まで弾かれるなんて」
「やはり、こういう時は近接格闘の出番ですわ!」
エヴォドラの懐に潜り込んでいたフランが左腕の付け根目掛け、勢いよく跳躍すると踵を落として当て、そのまま、くるりと一回転して、着地した。
きれいな着地! って、そうじゃない。
ダメージ与えたのかしら?
「ウホッ。かわいい子の蹴りイイ」
んっ? 変なこと言ってない?
そういえば、リア充爆発しろって、言ってなかったこのエヴォドラ。
おかしい!
絶対、おかしいから。
でも、まだ確たる証拠がない感じよね。
長大な尻尾が再び、振るわれて、襲い掛かってきた。
うん、ランスにね。
彼は大盾を構えて、スキルをタイミングよく発動させることで耐えてる。
あたしやエステル、フランには爪での攻撃もしてこない。
もちろん、尻尾も飛んでこない。
やっぱり、これ男だけを狙ってない?
フランなんて、攻撃してる時は周り見てないから、隙が多いんだけど気に留めてない。
むしろ、殴られて喜んでる感すら、あるんじゃない?
こういう場合、どうするんだろ……。
「ねえ、エステル。中身がいるみたいな場合って、どうするの?」
「あっ。おかしいとは思ったけどやっぱり、そうなの? サポートコールも考えた方がいいと思うの」
「えー、面倒なのね。倒せるもんなら、倒したいんだけど」
どうやら、あたしたちと同じでエヴォドラには中身が入ってるらしい。
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