81 / 232
第2章 自由都市リジュボー
第73話 誕生日に欲しいプレゼントはそれなんだよね
しおりを挟む
つい頭に血が上って、やってしまいましたわ。
でも、気が付いたら、体が勝手に動いていたんですもの。
不可抗力ですわね。
失敗だったのはその拍子にフードが外れてしまい、まとめていた髪が解けて、プラチナブロンドが広がってしまったことかしら?
この髪色、無駄に目立ってしまいますのよ。
「レーオー!その本のお金を払って、ゆっくりお話しを致しましょう?オーカス、あなたは外にいるアンとニールと一緒に先に帰りなさい。いいですね?」
「ハ、ハイぃぃぃ」
脱兎の如くという表現はあるけども脱豚の如くですわね。
オーカスは疾風を巻き起こしながら、店を出ていきました。
あんなに機敏に動けましたのね?
ちょっとだけ、驚きを隠せません。
能ある豚は爪を隠すなんて、格言ありましたかしら?
「は、話せば分かるから」
まだ、少し私の方が背が高いですわね。
この状況を他人に見られると非常に思わしくないかしら?
傍目には無害そうな少年の襟首をギリギリと締め上げて、宙に持ち上げている凶暴な女と映りかねませんもの。
「リーナ、まずは下ろして。ね?お金、払ってくるから」
仕方なく手を放すとレオは『ちょっと待ってて』と手にある『いかがわしい表紙の本』の代金をカウンターで仏頂面を下げている店員さんに払いに行きました。
疚しく感じることがないから、素直に応じてくれるのでしょう。
私が腹を立てているのはレオが何か、変なことを企んでいることに関してではありません。
見えないところでこそこそと隠れてしていることに腹を立てているのですわ。
まるで浮気でもしているようではありませんの?
「じっくり聞かせていただきましょうか?」
レオの手を取って、転移の魔法を発動させます。
🦁🦁🦁
目の前に広がるのは真っ白な花が一面に咲き乱れた景色。
心地良い風が吹き抜けていき、眼下に見えているのは白亜の城と街並みです。
その傍らには陽光に照らされ、煌めく湖面が美しいアルフィン湖がその存在感を示していました。
私とレオにとって、思い出深い花園。
まだ、幼い頃にここで出会い、将来の約束を交わしたのです。
それから、色々あって、再会して。
宿命と戦ったのもここでした。
「ここなら、誰にも邪魔されずにお話出来ますわ」
もう変装する必要もないのでローブを脱ぎ捨てます。
今思えば、これは正直、悪手でしたわね。
ローブの下には夜着よりも少々ましといった程度の薄着しか着ていないことを忘れてたのです。
裾は膝よりも上で太股が半分以上、露わになっていました。
袖はしっかりと手首まで覆っていますが、生地が薄手なので非常に心許ないものです。
当然、生地が薄手なのは身体を覆っている部分も同様な訳ですから、ラインがはっきりと見えてますわね。
レオみたいな捕食者の前に現れる恰好でないのは確かですわ。
「分かったよ。それじゃ、座ろっか」
「ええ」
レオはなぜか、私を先に座らせようとするのですけど。
レディファーストなだけかしら?
用意のいい彼は収納から、外套を取り出して、地面に引いてくれました。
『さあ、どうぞ、お姫さま』とエスコートされたら、先に座らないといけませんもの。
ぺったりと外套の上に女の子座りします。
骨盤が歪むのは分かっているのですけど、楽ですのよね。
「ん?んん?」
あの…これはどういう状況ですの?
レオが太股の上に頭を預けて、横になっているのですけども。
これは『膝枕をしている』という状態ではありませんか。
何をどうしたら、こうなるのでしょう。
あまりにもレオの態度が平然かつ大胆でしたから、つい、受け入れてしまいましたわ。
「えっと…レオ?」
「リーナの膝枕いいね!」
「そ、それはありがとうございますわ?そうではなくって!これはどういうことですの?」
膝枕を堪能されているような気がしてなりません。
彼の熱を帯びた視線が見つめているのは私の胸ですわね。
あまりにじっと見つめられると気になって仕方がありませんわ。
「はい、これ。リーナが気になった本ね」
レオから怪しい本屋さんで手に取っていた本を受け取りました。
随分とあっさりと証拠品を渡すなんて、素直過ぎて逆に怖いのですけど。
それでも確認をしない訳にはいきません。
表紙は本屋さんでチラッと見えた金色の髪に胸が大きく、美しい女性が艶めかしいポーズを取っているものでした。
レオもやはりこういうスタイルの方が好きなのかしら?
「リーナの目が怖い…。怒ってる?」
「怒ってませんわ。ただ、レオはこういう胸がお好きなのかと思いまして」
怒っているのではありません。
本のモデルという嫉妬しようがない物に対して、嫉妬しているだけなのです。
「本の中身を見てよ」
「中を見ても何も…って、ええ?」
ページをめくっていくとそこに描かれていた衝撃的な光景に顔が茹でられたように熱くなっていきます。
それだけではありません。
頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしいですわ。
そんな私の反応を見て、レオは何が楽しいのか、くつくつ笑っているのですけど。
「レ、レ、レオ。こ、これは何ですの?」
「だから、誕生日に欲しいプレゼントはそれなんだよね」
「ええ?プレゼント?ん?」
「それをリーナにしてもらいたいってこと」
これをしないといけませんの?
理解するのに時間がかかりますわ。
描かれている衝撃的な場面は横たわった女性の豊かな胸の谷間が男性自身を挟んでいる姿でした。
場面が進んでいくと女性が自分の手を使って、胸で男性自身をさらに刺激していき、達した男性が女性の顔と胸に白濁をかけているのです。
それはもう衝撃的過ぎて、あまりに刺激的で。
意識していないのに心臓がうるさくて、レオに服の上から胸をずっと揉まれていても気になりませんわ。
あっ、ちょっとは気になりますのよ?
でも、それどころではないのです。
「わ、わ、わたくしに出来ますの?」
えっと、そういうことではなくって。
無意識にあらぬことを口走った気がします。
出来る、出来ないとかの問題だったかしら?
でも、レオは望んでいるのよね…。
「大丈夫だよ、その為に育ててるんだし。もうちょっとページめくってみて。それなら、いけると思うんだ」
あっ、そうでしたのね?
胸ばかりに執着して、夜通しマッサージしているから、おかしいとは思ってましたの。
さらにページをめくると膝を付いた女性が腰掛けている男性の股間で自己主張する男性自身を胸の谷間で挟んでいる姿が描かれていました。
なるほど、そういうことですのね。
横たわると余程、胸に自信がないと無理なのですわ。
でも、この体勢なら私の胸でも…って、ん?
私の胸が単に足りてないと言うことではなくって?
「そう。つまり、レオは私の胸に不満がありますのね?」
「そ、そういう訳じゃないよ。僕はリーナの胸が好きだから」
それは分かりますのよ。
こうして、喋っている間もずっと揉み続けているんですもの。
ずっと揉み揉みされてますと変な気分になりますわ。
左だけではなく、右もして欲し…ち、違いますわ。
こんなことを考えるなんて、おかしいですもの。
レオのせいで私まで変態さんになってしまいそう…。
「それでさ、リーナ。それが本題じゃなくて、その次のページのをまず、して欲しいんだ」
「次のページですのね」
もう何が描かれていても驚いたりしませんわ。
んん?ええ?あぁん?
驚かないと言いましたけど、撤回致しますわ。
胸でしているのなんて、全て吹き飛んでしまうくらいの衝撃波に襲われたのです。
彼の望みは私の喜び。
レオが望むのなら、レオが喜ぶのなら、何でもするって、誓いましたもの。
多少、恥ずかしいくらい我慢出来ますわ。
そう、多少の恥ずかしさくらい、レオが喜んでくれるのなら、耐えられますもの。
でも、気が付いたら、体が勝手に動いていたんですもの。
不可抗力ですわね。
失敗だったのはその拍子にフードが外れてしまい、まとめていた髪が解けて、プラチナブロンドが広がってしまったことかしら?
この髪色、無駄に目立ってしまいますのよ。
「レーオー!その本のお金を払って、ゆっくりお話しを致しましょう?オーカス、あなたは外にいるアンとニールと一緒に先に帰りなさい。いいですね?」
「ハ、ハイぃぃぃ」
脱兎の如くという表現はあるけども脱豚の如くですわね。
オーカスは疾風を巻き起こしながら、店を出ていきました。
あんなに機敏に動けましたのね?
ちょっとだけ、驚きを隠せません。
能ある豚は爪を隠すなんて、格言ありましたかしら?
「は、話せば分かるから」
まだ、少し私の方が背が高いですわね。
この状況を他人に見られると非常に思わしくないかしら?
傍目には無害そうな少年の襟首をギリギリと締め上げて、宙に持ち上げている凶暴な女と映りかねませんもの。
「リーナ、まずは下ろして。ね?お金、払ってくるから」
仕方なく手を放すとレオは『ちょっと待ってて』と手にある『いかがわしい表紙の本』の代金をカウンターで仏頂面を下げている店員さんに払いに行きました。
疚しく感じることがないから、素直に応じてくれるのでしょう。
私が腹を立てているのはレオが何か、変なことを企んでいることに関してではありません。
見えないところでこそこそと隠れてしていることに腹を立てているのですわ。
まるで浮気でもしているようではありませんの?
「じっくり聞かせていただきましょうか?」
レオの手を取って、転移の魔法を発動させます。
🦁🦁🦁
目の前に広がるのは真っ白な花が一面に咲き乱れた景色。
心地良い風が吹き抜けていき、眼下に見えているのは白亜の城と街並みです。
その傍らには陽光に照らされ、煌めく湖面が美しいアルフィン湖がその存在感を示していました。
私とレオにとって、思い出深い花園。
まだ、幼い頃にここで出会い、将来の約束を交わしたのです。
それから、色々あって、再会して。
宿命と戦ったのもここでした。
「ここなら、誰にも邪魔されずにお話出来ますわ」
もう変装する必要もないのでローブを脱ぎ捨てます。
今思えば、これは正直、悪手でしたわね。
ローブの下には夜着よりも少々ましといった程度の薄着しか着ていないことを忘れてたのです。
裾は膝よりも上で太股が半分以上、露わになっていました。
袖はしっかりと手首まで覆っていますが、生地が薄手なので非常に心許ないものです。
当然、生地が薄手なのは身体を覆っている部分も同様な訳ですから、ラインがはっきりと見えてますわね。
レオみたいな捕食者の前に現れる恰好でないのは確かですわ。
「分かったよ。それじゃ、座ろっか」
「ええ」
レオはなぜか、私を先に座らせようとするのですけど。
レディファーストなだけかしら?
用意のいい彼は収納から、外套を取り出して、地面に引いてくれました。
『さあ、どうぞ、お姫さま』とエスコートされたら、先に座らないといけませんもの。
ぺったりと外套の上に女の子座りします。
骨盤が歪むのは分かっているのですけど、楽ですのよね。
「ん?んん?」
あの…これはどういう状況ですの?
レオが太股の上に頭を預けて、横になっているのですけども。
これは『膝枕をしている』という状態ではありませんか。
何をどうしたら、こうなるのでしょう。
あまりにもレオの態度が平然かつ大胆でしたから、つい、受け入れてしまいましたわ。
「えっと…レオ?」
「リーナの膝枕いいね!」
「そ、それはありがとうございますわ?そうではなくって!これはどういうことですの?」
膝枕を堪能されているような気がしてなりません。
彼の熱を帯びた視線が見つめているのは私の胸ですわね。
あまりにじっと見つめられると気になって仕方がありませんわ。
「はい、これ。リーナが気になった本ね」
レオから怪しい本屋さんで手に取っていた本を受け取りました。
随分とあっさりと証拠品を渡すなんて、素直過ぎて逆に怖いのですけど。
それでも確認をしない訳にはいきません。
表紙は本屋さんでチラッと見えた金色の髪に胸が大きく、美しい女性が艶めかしいポーズを取っているものでした。
レオもやはりこういうスタイルの方が好きなのかしら?
「リーナの目が怖い…。怒ってる?」
「怒ってませんわ。ただ、レオはこういう胸がお好きなのかと思いまして」
怒っているのではありません。
本のモデルという嫉妬しようがない物に対して、嫉妬しているだけなのです。
「本の中身を見てよ」
「中を見ても何も…って、ええ?」
ページをめくっていくとそこに描かれていた衝撃的な光景に顔が茹でられたように熱くなっていきます。
それだけではありません。
頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしいですわ。
そんな私の反応を見て、レオは何が楽しいのか、くつくつ笑っているのですけど。
「レ、レ、レオ。こ、これは何ですの?」
「だから、誕生日に欲しいプレゼントはそれなんだよね」
「ええ?プレゼント?ん?」
「それをリーナにしてもらいたいってこと」
これをしないといけませんの?
理解するのに時間がかかりますわ。
描かれている衝撃的な場面は横たわった女性の豊かな胸の谷間が男性自身を挟んでいる姿でした。
場面が進んでいくと女性が自分の手を使って、胸で男性自身をさらに刺激していき、達した男性が女性の顔と胸に白濁をかけているのです。
それはもう衝撃的過ぎて、あまりに刺激的で。
意識していないのに心臓がうるさくて、レオに服の上から胸をずっと揉まれていても気になりませんわ。
あっ、ちょっとは気になりますのよ?
でも、それどころではないのです。
「わ、わ、わたくしに出来ますの?」
えっと、そういうことではなくって。
無意識にあらぬことを口走った気がします。
出来る、出来ないとかの問題だったかしら?
でも、レオは望んでいるのよね…。
「大丈夫だよ、その為に育ててるんだし。もうちょっとページめくってみて。それなら、いけると思うんだ」
あっ、そうでしたのね?
胸ばかりに執着して、夜通しマッサージしているから、おかしいとは思ってましたの。
さらにページをめくると膝を付いた女性が腰掛けている男性の股間で自己主張する男性自身を胸の谷間で挟んでいる姿が描かれていました。
なるほど、そういうことですのね。
横たわると余程、胸に自信がないと無理なのですわ。
でも、この体勢なら私の胸でも…って、ん?
私の胸が単に足りてないと言うことではなくって?
「そう。つまり、レオは私の胸に不満がありますのね?」
「そ、そういう訳じゃないよ。僕はリーナの胸が好きだから」
それは分かりますのよ。
こうして、喋っている間もずっと揉み続けているんですもの。
ずっと揉み揉みされてますと変な気分になりますわ。
左だけではなく、右もして欲し…ち、違いますわ。
こんなことを考えるなんて、おかしいですもの。
レオのせいで私まで変態さんになってしまいそう…。
「それでさ、リーナ。それが本題じゃなくて、その次のページのをまず、して欲しいんだ」
「次のページですのね」
もう何が描かれていても驚いたりしませんわ。
んん?ええ?あぁん?
驚かないと言いましたけど、撤回致しますわ。
胸でしているのなんて、全て吹き飛んでしまうくらいの衝撃波に襲われたのです。
彼の望みは私の喜び。
レオが望むのなら、レオが喜ぶのなら、何でもするって、誓いましたもの。
多少、恥ずかしいくらい我慢出来ますわ。
そう、多少の恥ずかしさくらい、レオが喜んでくれるのなら、耐えられますもの。
0
お気に入りに追加
402
あなたにおすすめの小説
騎士団長の欲望に今日も犯される
シェルビビ
恋愛
ロレッタは小さい時から前世の記憶がある。元々伯爵令嬢だったが両親が投資話で大失敗し、没落してしまったため今は平民。前世の知識を使ってお金持ちになった結果、一家離散してしまったため前世の知識を使うことをしないと決意した。
就職先は騎士団内の治癒師でいい環境だったが、ルキウスが男に襲われそうになっている時に助けた結果纏わりつかれてうんざりする日々。
ある日、お地蔵様にお願いをした結果ルキウスが全裸に見えてしまった。
しかし、二日目にルキウスが分身して周囲から見えない分身にエッチな事をされる日々が始まった。
無視すればいつかは収まると思っていたが、分身は見えていないと分かると行動が大胆になっていく。
文章を付け足しています。すいません
未亡人メイド、ショタ公爵令息の筆下ろしに選ばれる。ただの性処理係かと思ったら、彼から結婚しようと告白されました。【完結】
高橋冬夏
恋愛
騎士だった夫を魔物討伐の傷が元で失ったエレン。そんな悲しみの中にある彼女に夫との思い出の詰まった家を火事で無くすという更なる悲劇が襲う。
全てを失ったエレンは娼婦になる覚悟で娼館を訪れようとしたときに夫の雇い主と出会い、だたのメイドとしてではなく、幼い子息の筆下ろしを頼まれてしまう。
断ることも出来たが覚悟を決め、子息の性処理を兼ねたメイドとして働き始めるのだった。
悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~
一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、
快楽漬けの日々を過ごすことになる!
そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
転生お姫様の困ったお家事情
meimei
恋愛
前世は地球の日本国、念願の大学に入れてとても充実した日を送っていたのに、目が覚めたら
異世界のお姫様に転生していたみたい…。
しかも……この世界、 近親婚当たり前。
え!成人は15歳なの!?私あと数日で成人じゃない?!姫に生まれたら兄弟に嫁ぐ事が慣習ってなに?!
主人公の姫 ララマリーアが兄弟達に囲い込まれているのに奮闘する話です。
男女比率がおかしい世界
男100人生まれたら女が1人生まれるくらいの
比率です。
作者の妄想による、想像の産物です。
登場する人物、物、食べ物、全ての物が
フィクションであり、作者のご都合主義なので
宜しくお願い致します。
Hなシーンなどには*Rをつけます。
苦手な方は回避してくださいm(_ _)m
エールありがとうございます!!
励みになります(*^^*)
[R18]引きこもりの男爵令嬢〜美貌公爵様の溺愛っぷりについていけません〜
くみ
恋愛
R18作品です。
18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。
男爵家の令嬢エリーナ・ネーディブは身体が弱くほとんどを屋敷の中で過ごす引きこもり令嬢だ。
そのせいか極度の人見知り。
ある時父からいきなりカール・フォード公爵が婚姻をご所望だと聞かされる。
あっという間に婚約話が進み、フォード家へ嫁ぐことに。
内気で初心な令嬢は、美貌の公爵に甘く激しく愛されてー?
【R-18】喪女ですが、魔王の息子×2の花嫁になるため異世界に召喚されました
indi子/金色魚々子
恋愛
――優しげな王子と強引な王子、世継ぎを残すために、今宵も二人の王子に淫らに愛されます。
逢坂美咲(おうさか みさき)は、恋愛経験が一切ないもてない女=喪女。
一人で過ごす事が決定しているクリスマスの夜、バイト先の本屋で万引き犯を追いかけている時に階段で足を滑らせて落ちていってしまう。
しかし、気が付いた時……美咲がいたのは、なんと異世界の魔王城!?
そこで、魔王の息子である二人の王子の『花嫁』として召喚されたと告げられて……?
元の世界に帰るためには、その二人の王子、ミハイルとアレクセイどちらかの子どもを産むことが交換条件に!
もてない女ミサキの、甘くとろける淫らな魔王城ライフ、無事?開幕!
クール令嬢、ヤンデレ弟に無理やり結婚させられる
ぺこ
恋愛
ヤンデレの弟に「大きくなったら結婚してくれる?」と言われ、冗談だと思ってたら本当に結婚させられて困ってる貴族令嬢ちゃんのお話です。優しく丁寧に甲斐甲斐しくレ…イプしてるのでご注意を。
原文(淫語、♡乱舞、直接的な性器の表現ありバージョン)はpixivに置いてます。
【完結】いてもいなくてもいい妻のようですので 妻の座を返上いたします!
ユユ
恋愛
夫とは卒業と同時に婚姻、
1年以内に妊娠そして出産。
跡継ぎを産んで女主人以上の
役割を果たしていたし、
円満だと思っていた。
夫の本音を聞くまでは。
そして息子が他人に思えた。
いてもいなくてもいい存在?萎んだ花?
分かりました。どうぞ若い妻をお迎えください。
* 作り話です
* 完結保証付き
* 暇つぶしにどうぞ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる