くろいやつのくろいつらつらですわ～

くろいゆきのつらつら・たまには言ってみませふ

　皆様、ごきげんようですわ～。

　次の日、それほど早起きする必要が無く、なおかつ体調もそんなに悪くないと条件が揃うまで待っていたら、Switchのカラオケアプリの方で無料で歌えるイベント開催中とのことで見てきましたわ～。
　騙されましたわ～🌿
　歌える回数が九十九回の制限はそんなに歌うのが大変なのでいいとして……歌える曲が限定された物だけという制限の方がきついですわね。
　結局、三時間のチケットを課金のオチになったのですけど、風邪三週間目経過の後遺症なのか、高音域が出にくくなっていておまけに声が出しにくくなっていて、咳きが出てくるにしれっと変わってましてよ？
　元々、呼吸器系が弱く、空気がきれいな田舎に引っ越したくらいなのに加え、子供の頃に肺気腫の疑い(結局、よく分からず有耶無耶に……)になったのが原因なのか、肺活量が極端に低いのがさらに酷くなった感じかしら？
　さらに暫く、歌わなかったことも影響したのか、YOASOBIの『アイドル』を歌うとさらにリズムが取れなくなっている始末！
　アップテンポな曲よりもやはり、スローテンポな曲の方が向いているのは変わらないので演歌を歌うべきな気がするのですけど、演歌ほとんど知らないのがネックですわね(´・ω・`)

　さて、今回は趣向を変えて、アマプラで見た映画やアニメのレビューを詳しく書くのではなく、さらっと書くだけでしてよ。
　それには理由があって、取り上げるのが『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』と『推しの子』を全話見終わったのでとりあえず、語ってみようと思ったからですのよ🌿

　『鬼滅の刃』はこれで全シリーズ、アマプラで視聴が終わったのですけれどリアルタイムで追っかけてはいませんの。
　アマプラはどうしても視聴出来るまでにやや時差が生じるので、なるべくなら全話放映が終了してからの方がよろしくってよ？
　映像の美しさはいつも通り。
　クオリティの高さを維持したまま、放映するのがどれだけ難しいのかはかつて作画崩壊などを起こした作品が多かったことを考えると分かりますわね。
　さらに今回の刀鍛冶の里編で活躍する二人の柱のうち、霞柱の時透無一郎は声があの河西健吾さん。
　河西健吾さんと言えば、『鉄血のオルフェンズ』で主人公の三日月・オーガスを演じていたことでも有名ですわね。
　抑えた感情というよりはまるで死んだようになっている感情のキャラクターを演じるのにあれほど、向いた方はいらっしゃらないのでは？　と思うくらいにミカですわ(´・ω・`)
　それでいて、炭治郎との関りで記憶を取り戻し、本来の自分へと戻った素直な少年モードの無一郎でも可愛い。
　もう一人の柱である恋柱・甘露寺蜜璃はガリアンソードみたいな不思議な動きをする刀と怪力の方に気を取られ、無一郎の印象が強かったように感じましたわ。

　そして、言いたいことは……
　炭治郎が上限の肆・半天狗との決戦で逃げて、人を喰らい力を取り戻そうとする半天狗に向かって、「卑怯者め！　逃げるな！」と花江さんの魂の演技が光ったあの一幕。
　花江さんの演技の素晴らしさは煉獄さんと猗窩座の死闘の果てに煉獄さんが壮絶な死を遂げ、逃げる猗窩座に向かって、「逃げるな！」でも心を打つものがありましたけど……
　さすがに二回目。
　しかも戦闘狂のきらいがあり、夜明けが近く逃げざるを得ないゆえに逃げていた猗窩座への「逃げるな」という言葉はプライドを傷つけるものがあったのですけれど……
　半天狗は猗窩座とはまるで正反対。
　ひたすら嘘をつき、逃げ続けた果てに鬼と化したクズの中のクズ。
　そんな相手に「逃げるな！」と言っても無駄では？　と思えてなりませんのよね。

　『推しの子』は気になる点が何点か、あるのは事実ですけどこれは罠！　ミスリードを誘う為にわざとそう書かれているのかもしれない可能性があるのでは？　と疑ってみるとどうとも言えないところがあるかしら？
　まず、主人公として転生したアクアとルビーの双子が、０歳児でありながら普通に立って歩いたり、会話をしているだけでなく、スマホやテレビの操作も難なく、行っている。
　不自然極まりない描写ですけどよ～く考えたら、殺された産婦人科医の青年と病死した少女が推しのアイドルの子として転生している時点で深く考えたら、いけませんわね。
　むしろ不自然なのはそこではなく、なぜ犯人はアイの分娩を担当した主人公を殺したのか？　そこではないかしら？
　彼が殺されてもその後、アクアとして転生している点から考えるとアイの分娩は普通に行われたとしか思えないので殺す意味があまり、ないように感じられますのよね。

　まぁ、この作品はミステリーとしての要素はそれほど高くなく、魅力的なキャラクターがそれぞれに抱えている心の闇や芸能界の抱える深い闇といった人間ドラマの部分にこそ見るべき点があると思いますの。
　第一期の終盤でB小町として、ついに華々しくデビューした三人娘の今後も気になりますけど、アクアが出演する舞台が第二期のメインになりそうですわね。