わたしの旦那様は小さな勇者～お姫様と勇者のスローライフ～

第一部 名も無き島の小さな勇者とお姫様

設定裏話・神々

　設定上、存在はしているので名前が出てくる神様についての備忘録的なものです。

　オーディン
　神々の王と呼ばれる主神格の神で神々の大地アスガルドの支配者です。隻眼の白髭を蓄え、黒の三角帽とローブを纏った老人の姿で現れることがあります。また、魔槍グングニルを持っていることでも知られます。
　ヒロイン・リリアナとヒーロー・レオニードの祖父にあたります。

　フリッグ
　神々の母と呼ばれるオーディンの正妻たる女神です。アスガルドの女神のリーダー的存在で魔女の頂点に君臨するフレイアという別の名を持っていることでも知られています。
　ヒロインであるリリアンの祖母にあたります。

　トール
　雷の神で数あるオーディンの子の中でもっとも勇猛にして、強壮と言われています。ミョルニルと呼ばれる必中の魔法の鎚を持っており、常勝の英雄でもあります。
　ヒーローであるレオニードの父にあたります。

　ロキ
　炎の神でオーディンの義理の息子でもあるアスガルドでもっとも狡猾な神です。奸知に長けており、様々な事件の裏にロキの影ありと言われるほどです。
　ヒロインであるリリアナの父にあたります。

　フェンリル
　銀毛の魔狼とも呼ばれる巨大な狼の姿の方が有名なロキの息子の一人です。妹のヘルが治める死者の国ヘルヘイムに居を定めています。

　ヘル
　死者の国ヘルヘイムを治める女王の名でヒロイン・リリアナの別名です。この世界で唯一、死者を蘇らせる癒しの力を持つ存在でもあります。