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第一部 第1章 竜の目覚め篇
第14話 真竜
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『ダンジョンの攻略を確認しました』
『単独撃破 始種討伐 無傷 を達成したため経験値とスキルが付与されます』
『進化が可能になりました 進化しますか』
『はい いいえ』
「はい」
かなり強いボスを倒したので、経験値もたくさん入ったことだろう。さあ次は何に進化するのか。クリアと一緒に居やすいので俺も人型になりたいところだが。
体が白く発光し、肉体が変化していく。
『進化が完了しました』
『ランクの上昇に伴い情報が開示されます』
ほう。どれどれ。
名前 リュート・ヤガミ
種族 真竜・神種(ジェニュインドラゴン・ディバイン)
rank 333
称号 次元の冠者
技能 次元操作 神眼 耐性(全) 神の血潮 創成 魔力錬成 超越感覚 自動発動 魔法(全) 真竜の威圧
俺の体はさらに大きくなり3メートルくらいになったのだろうか。クリアが楽々乗れるくらいにはでかい。手が退化し、足がごつくなった。爪や牙、角や尻尾もさらに立派になり、鱗が滅茶苦茶硬くなった。
あれー?人型じゃないの?さらにドラゴン化が進んでいるのだが。たしかにこの見た目のドラゴンがゲームとかに出てきたらカッコイイと思うが、その分襲われる可能性も増えるというものだ。
そして種族は真竜に正当進化した感じだ。ランクは333まで上がり、称号がわかるようになった。「次元の冠者」か、カッコイイじゃないか。そして謎だったスキルは、超越感覚だった。新たに二つのスキルを獲得したようだ。
超越感覚 超越した感覚で、少し先の未来が見える。
魔法(全) 全属性の魔法が使える。
真竜の威圧 自分よりランクの低いモンスターは怯み、近づいてこなくなる。
なるほど。凄そうなものばっかりだ。
ついでに耐性(全)を見ていなかったので、見てみる。
耐性(全) あらゆる耐性が上昇する。
無効ではないのか。調べといて良かった。
そんなふうに自分のステータスや体の様子を確認していると、クリアがボス部屋に入ってきた。
「リュートさん?終わりまし…」
クリアは俺の姿を見てどう思うのだろうか。
「か、かっこいい…」
そうなのか。クリアから見てもカッコイイのか。
「流石はリュートさん。更にカッコよくなりましたね」
「ありがとう。クリア」
美女には竜の姿を言われても嬉しいものだ。
「しかし人型になることは出来なかった。せっかくクリアと一緒に居れるのにでかくなってしまった。すまんな」
「いいえ!リュートさんとはどんな姿になっても一緒に居たいです」
マジでなんていい子なんだ。感動するわこんなん。
「クリア、これからどうする?」
人型になったら亜人扱いになるので、冒険者になることもできたんだろうが、残念なことに真のドラゴンとなってしまった。
「あ、あのー」
「どうした?クリア」
「リュートさんは街で暮らしたいんですよね」
「まあな」
だがそれは出来ない。
「街で暮らす方法がひとつあります」
なんだって?それは本当か。しかし一体どんな方法で。
「どうするんだ?」
「…を私の…として」
「ん?よく聴こえないよ」
何やらクリアは何やら恥ずかしそうにしている。
「リュートさんを私のペットにするんです!」
なん…だと…?
『単独撃破 始種討伐 無傷 を達成したため経験値とスキルが付与されます』
『進化が可能になりました 進化しますか』
『はい いいえ』
「はい」
かなり強いボスを倒したので、経験値もたくさん入ったことだろう。さあ次は何に進化するのか。クリアと一緒に居やすいので俺も人型になりたいところだが。
体が白く発光し、肉体が変化していく。
『進化が完了しました』
『ランクの上昇に伴い情報が開示されます』
ほう。どれどれ。
名前 リュート・ヤガミ
種族 真竜・神種(ジェニュインドラゴン・ディバイン)
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技能 次元操作 神眼 耐性(全) 神の血潮 創成 魔力錬成 超越感覚 自動発動 魔法(全) 真竜の威圧
俺の体はさらに大きくなり3メートルくらいになったのだろうか。クリアが楽々乗れるくらいにはでかい。手が退化し、足がごつくなった。爪や牙、角や尻尾もさらに立派になり、鱗が滅茶苦茶硬くなった。
あれー?人型じゃないの?さらにドラゴン化が進んでいるのだが。たしかにこの見た目のドラゴンがゲームとかに出てきたらカッコイイと思うが、その分襲われる可能性も増えるというものだ。
そして種族は真竜に正当進化した感じだ。ランクは333まで上がり、称号がわかるようになった。「次元の冠者」か、カッコイイじゃないか。そして謎だったスキルは、超越感覚だった。新たに二つのスキルを獲得したようだ。
超越感覚 超越した感覚で、少し先の未来が見える。
魔法(全) 全属性の魔法が使える。
真竜の威圧 自分よりランクの低いモンスターは怯み、近づいてこなくなる。
なるほど。凄そうなものばっかりだ。
ついでに耐性(全)を見ていなかったので、見てみる。
耐性(全) あらゆる耐性が上昇する。
無効ではないのか。調べといて良かった。
そんなふうに自分のステータスや体の様子を確認していると、クリアがボス部屋に入ってきた。
「リュートさん?終わりまし…」
クリアは俺の姿を見てどう思うのだろうか。
「か、かっこいい…」
そうなのか。クリアから見てもカッコイイのか。
「流石はリュートさん。更にカッコよくなりましたね」
「ありがとう。クリア」
美女には竜の姿を言われても嬉しいものだ。
「しかし人型になることは出来なかった。せっかくクリアと一緒に居れるのにでかくなってしまった。すまんな」
「いいえ!リュートさんとはどんな姿になっても一緒に居たいです」
マジでなんていい子なんだ。感動するわこんなん。
「クリア、これからどうする?」
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「どうするんだ?」
「…を私の…として」
「ん?よく聴こえないよ」
何やらクリアは何やら恥ずかしそうにしている。
「リュートさんを私のペットにするんです!」
なん…だと…?
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