眞鍋家の使用人

スピる

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ご主人さまの起床は騎乗位から始まる

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都心から少し離れたところにある森の中、薔薇で作られた迷路を抜けた先にある色とりどりの花で彩られた庭園、その先に中世ヨーロッパを彷彿とさせるお屋敷があった。
持ち主は日本・世界の様々な分野で名を轟かせている眞鍋財閥のトップ、恐れ多くもご主人さまと呼ばせていただいている。
現代では少々特殊なご主人さまの生活をお見せしましょう。


ご主人さまの朝は小鳥の囀り、ではなくぐちょん♡と濁った水音から始まる。

ベッドで眠るご主人さまの上には布団の代わりに一人の執事が、下半身丸出しで座っていた。
ご主人さまのご立派なペニスは執事のアナルに包まれていた。

ぐちょん♡ぐちょん♡ぐちょん♡

上は執事服、下はペニスにコンドームがついているだけの間抜けな格好を晒しながらご主人さまの朝の生理現象を解消しようと腰を上下に動かす。

「___ん、、おはよう」
「おはよう、んっ♡ございます♡お目覚めになりましたか?」

腰の動きを止めることなく挨拶をする。

「おはようA太郎。今朝もいい腰の動きだな。もっと早めてくれ」
「はいっ♡」

ぐちょぐちょぐちょ♡じゅぽじゅぽじゅぽ♡

「ん、でるぞ」

ご主人さまの出る宣言を聞けば早めていた腰をペニスが抜けるギリギリまで持ち上げて一気に下ろす。

「っっ♡♡」

ビクッ♡と背中をのけぞりながら痙攣するとA太郎のコンドームの先端が真っ白になる。
射精しても休むことなく体にムチを打ってご主人さまのペニスを開放する。

くぱくぱ♡
なくなってしまった肉棒を探すようにアナルが動く。最奥で放たれたご主人さまの大事な子種をアナルから逃さぬように「、っ、ん」喘ぎ声を我慢してプラグで線をして朝から頑張ったご主人さまのペニスを加えてお掃除をする。

ぺろぉ♡じゅる、じゅるるる♡

唾液をまぶして亀頭を舐め、尿道に残っていた精子を吸い出して、もちゃもちゃ♡、よく咀嚼してからごくんっと飲み込む。

「味はどうだ?」
「本日も大変濃い子種様でとても美味しいです♡」

瞳をハートにしながら答える姿でご主人さまのペニスが再び気を起こした。

「もう一度A太郎のかわいい縦割れアナルを使おうかな。ベッドに上がってM字開脚しなさい」
「承知いたしました」

きゅぽ♡
プラグを抜いてベッドの上でM字開脚。そしてアナルを左右に開けばポッカリと空いた穴が見える。

「睡眠中にたっぷり溜まったご主人さまの子種で私のオス子宮を孕ませてください♡」

ゆっくりとご主人さまの巨根がA太郎のアナルに入り込む。
アナルがうねってペニスを最奥へと誘い込み一旦、行き止まりでご主人さまの腰が止まった。

「そういえば今日の山崎さんの披露会は誰がパートナーかな」
「山崎様のお好みは尿道ブジーと放尿のため本日はC男に任せようかと思っています」
「久々にA太郎をパートナーにするよ」
「!、承知しました♡」
「かれこれ半年はパートナーじゃなかったね。A太郎の縦割れアナルとペニスを大勢に見てもらおうか」
「はい♡」
「それじゃあ今日は披露会まで射精も排尿も我慢だ」

ご主人さまはベッドチェストから小さなアタッシュケースを取り出してA太郎によく見える位置で広げる。
中身は様々なデザインの棒__尿道ブジーが入っていた。

「さて、どれがいいかな。これは太さがいいよね。これは一番長い。これは取手が輪になっているから引っ張りやすいね」

一本ずつA太郎の尿道口に当ててどれにしようかなと悩む。
A太郎からすればすべてが魅力的に映る。

「今日はこれにしようか」

ご主人さまが選んだのはアナルパールのように玉が連なったタイプのブジーで太さや長さは平均的。
普段の披露会、特に山崎様が主催の披露会ならもっと厳つい、挿れることすら一苦労なブジーを選ぶのに、と一瞬A太郎の頭に自分のペニスへの不甲斐なさがよぎる。

「それとこれを使うよ」

ご主人さまが出したのは「冷感!!」と大きく書かれた水色のローション。
ブジーの理由がわかったからには不甲斐なさがすぐに消え去る。

「これがなにかわかるかな」
「先日我社の冷感制汗剤をラブグッズに改良した媚薬入りの冷感ローションです」
「さすがA太郎だ。今回はレビューと宣伝がてらこのローションを使うからまずはそのコンドームを外そう」

A太郎の真っ白な精液がたっぷりと入ったコンドームを中身がもれないように外す。

「口を開けて」

大きく口を開けさせて舌を少しだけ伸ばしてご主人さまに真上から流される自分の出した精液を口に迎え入れる。
とろぉぉ♡
粘り気のある精液がゆっくりと舌に落ち、自分で出した精液を口の中に自ら迎え入れる、普通の生活をしていたら絶対的に拒否反応が起こる行為。
一般社会では所詮SMという分類にカテゴリーされる人々が行う、かもしれない行為に背徳感と高揚感が迫る。
ごくん、と一口で飲み込み口の中に精液が入っていないことを大きく口を開けてアピールすればそっと頭を撫でてくるご主人さまの手に目尻が垂れる。

「尿道口を広げて」

ご主人さまから渡されたブジーを尿道口に挿れてちゅぽちゅぽ♡と入り口を出入りしていく。
ゆっくりと挿れる長さを増やしていけばカウパー液が溢れてきてじゅっじゅっと水音に変わる。

「はぁ♡ん、ふぅ、ん、ぅ♡」
「奥に届いたら手を止めて」
「はぃっ♡んぁ!」

前立腺にちょこんと触れてA太郎の淫靡な声が漏れて体が丸まったが挿入の動きはそこで止まった。
ご主人さまはA太郎のアナルの動きぐわいでどこがA太郎の一番イイトコロなのかを見極める。

「いい子だ。腕を頭の後ろで組みなさい」

ご主人さまの命令道りにピクピクと震えるペニスを無防備に晒す。
ブジーをゆっくりと引き抜き、少し挿れて、ぐるっと回転させる。

「ん♡ぅ、ふぅ、んぁ!ぁ、あっ♡」
「よく感じられてる。A太郎のペニスはお利口さんだ」

パチン♡

「んほっ♡♡」

亀頭に小さくデコピンをすればオホ声が漏れてペニスと身体が震える。

「さて、ローションをいれるけど披露会まで射精は禁止とする。イッていいのはメスイキとケツイキだけだよ」

ブジーを抜いていつもより広げた尿道口にローションの先端をくっつけて流し込む。

ぶぴゅ、ぶぴゅ、ぶぴゅ

「ふぉ、ぁ、ぁ!!つめた、冷たいでしゅ!♡!♡」
「っん、、いい絞まりだ。冷感ローションだからね。けど冷たくても痛くはないだろう?」

眞鍋財閥が改良した冷感ラブローションは従来の冷感剤では陰部が急激に冷やされることで痛みを伴いやすく慣れたパートナー御用達となっていた。そこで目をつけたのは媚薬、つまり痛み刺激も快感へとなるように改良したのだ。
A太郎のアナルが快感でよりペニスを締め付ける感覚を感じる。
尿道口からあふれるほどローションを挿れて、ブジーを再び挿し込んでじゅぽじゅぽ♡と動かす。

「A太郎以外の意見も聞きたいから今日の披露宴が終わり次第数名集めておいてくれ」
「ひゃい♡あ、はぁ!!つめた、ぃ、のにぃ♡勃ったま、ぁ!あ♡」
「そろそろ時間だ」

ラストスパート、腰の動きがまた早くなり奥をとんとんとん♡
小刻みに、そこまで激しい刺激を送らずブジーの動きでイかせようとする。

「一番奥に挿すよ」

ゴチュン♡♡♡
「ふぉぉおおお♡♡♡」

ブジーもペニスも最奥を突き刺し痙攣と絶頂の最中、A太郎は自力で足を抱えることができずに身を投げだした。
なかなか力が戻らないA太郎を視界に入れつつ再び身なりを整えてA太郎の姿を見やる。
ブジーのおかげで精液は出ておらずローションとカウパー液が僅かな隙間からチョロチョロと漏れ出て、ケツ穴はパクパクと失った質量を取り戻すかのように動いているが最奥に放った精液は未だに出てきていない。

「ほら、A太郎も起きて」

ブジーを上からトントンと叩けば串刺しとなっていたペニスがピクピクと動き力なく流れていた腕も徐々に持ち上がる。
ゆっくりと仰向けからよつん這いになり肩と顔をベッドにつけ尻を高く上げて、両手で尻の割れ目に手をかけてムキ♡とケツ穴を更に広げる。

「どうか、はぁ♡ご主人しゃまの、手でぇ♡ローションとぉ♡プラグをぉ、挿れてください♡」
「うちの子たちはベッドの上では本当に甘えん坊だな」

ローションをケツ穴に差し込みブピュゥゥゥ♡ブポ♡ビュルル♡穴から溢れ出てくるまでローションを流し込んでプラグを挿入。

「A太郎の直腸には私の精液が入ったままだったな。このまま放置したら孕むんじゃないか?ここ、お前の雄子宮だろう」

ローションでぽっこりと膨れた下腹部をゆっくりと擦る。
A太郎はふたなりではないから子宮は存在しない。けれど今日のご主人さまはA太郎に子宮があると思わせて遊ぶようだ。

「元気な子を孕んでくれよ」
「ふぁい♡」

一切の抵抗ができる状態ではない(抵抗する気はおきていなさそうだが)A太郎も擦られている仮の子宮を想像してケツ穴が再びヒクヒクと動いた。



「お時間です」
部屋の外から声が明かり未だ動けないA太郎の代わりにご主人さま自ら扉を開ける。

「おはようございますご主人さま」
「おはよう。今日もいいおっぱいをしているな」

扉の前に立っていたのは乳房の周りだけを紐で支えている乳首が丸見えの紐ブラと、股間部以外を隠せていない白いフリルエプロンのついた紐パンの女が立っていた。
申し訳程度のつけ襟と黒いひも、白いフリルエプロンという特徴のおかげでなんとかメイド服という体制が保てている。
メイドの名前はB子。Hカップのタレが一切見えない張りのあるおっぱいと常にツン♡とたった乳首が彼女のトレードマークだ。
挨拶代わりにとご主人さまが乳首を指で弾く。

「んぁ♡ありがとうございます♡ところで、ご主人さまの起床を担当していたA太郎はどこに?」
「今日の披露会にパートナーとして出すことにしたから準備をしていたんだよ」

ご主人さま越しに見えたA太郎はローションまみれのペニスを拭いているところだった。

「今日はA太郎だからってA太郎ばかり可愛がらないで私のこともちゃ~んと!かわいがってくださいませ?」

ミニエプロンを上にめくれば一本の黒い紐がマン筋とクリトリスを通っているだけだった。布などない。

「わかっているさ」

膣口からピンクのコードが飛び出ていて軽く引っ張る。
ヴヴヴ♡という音が徐々に聞こえてきて、「ん、ぁ、んぅ、んぁ♡」とB子の喘ぎ声も漏れる。

「B 子は膣口も好きだろう?どうせ歩いていれば徐々に奥へと入っていくのだから朝くらいは手前をいじめてみなさい」
「はぃ♡あ、きもちぃ♡ん、んぁ♡」
「さて、食事に行こう。A太郎も早く来なさい」

ご主人さまの声掛けでB子は胸元から鎖、正確にはチェーンリードを取り出してつけ襟に装着してご主人さまに差し出す。

「本日のペットはB子が務めさせていただきます♡いっぱい可愛がってください♡」

眞鍋邸宅には召使いたっての希望で一日一人限定でペット制度が設けられている。ペットのように甘やかによしよしされたいものや、粗相をしてお仕置きされたいもの、完全に医師など関係なく扱ってほしいものなど様々な性癖をペットという形で開放してご主人さまが受け止めてくださるのだ。
ペットは前日の予約者の中からランダムで選ばれる、ペットになれるものは本日のラッキーペットだ。
ペット開始はご主人さまに自身で用意したリードを渡してから始まる。

B子の好きなプレイは犬のように可愛がられ、お仕置きもされて、もちろん最後は調教したご褒美の甘やかしだ。リードを受け取ればご主人さまの目つきが変わった。
ひどく冷たい視線でB子を見下ろす。

「___なぜ犬が喋れる?」

B子は立っている状態から四足歩行へとなり、「わん!」と吠えた。

「そうだな、犬が人間の言葉を喋れるわけがないよな。いくぞ」

B子のリードを強く引っ張り半ば引きずって部屋を出ていった。
残されたA太郎はなんとか勃起ペニスを刺激しないように下着を履いていた。
履いたばかりだというのにすでに漏れ出たローションで下着は変色していた。

ご主人さまの起床は意外と忙しい。
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