男が少ない世界に転生して

改稿版

自宅にて…

　どうやら昨日はそのまま眠ってしまったみたいだ。先日も思った事だけど、体は意識が戻るまで動いていなかったのに何故か問題無く動いていた。痩せ細ってはいるけどね。だからこそ自分でも知らない内に疲れが溜まっていたのかも知れないな。

　体を起こそうとすると左手が何か柔らかい物に触れた。布団を静かにはぐるとそこには凛の姿が。スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。その寝顔とベッドに潜り込んでいたのが可愛く思えて頭を撫でる。妹って何か可愛いよな？前世では居なかったから特にそう思える。


「豊和様？」

　そんな声とともにトントンとドアがノックされ、部屋に入って来たのは専属メイドの紗理奈だ。

「…また凛様は豊和様のベッドに潜り込んでたのですね…」

「以前も潜り込んでたの？」

「そうですね。頻繁に潜り込んでおられました…」

「そっかぁ…」

　以前もどうやら凛は潜り込んで来ていたみたいだな…。

「もう起きられますか？まだ朝早いですが…」

「…もしかして紗理奈さんは僕の様子を見に来てくれてたの？」

「紗理奈と呼び捨てにして下さいね。それとその質問ですが…そうですね。やはり意識が戻られたとはいえ心配ですので…」

「ありがとうね、紗理奈…」

「い、いえ…メイドとして当然の事です」

「昨日はそのまま寝ちゃったからさぁ、お風呂って入れるかな？」

「勿論でございます。着替え等を準備して直ぐにお風呂にご案内致しますね？」

「うん…宜しくね…。それとなんだけど…」

「どうかされましたか？」

「…女性に歳聞くのって駄目な事だと思うけど紗理奈の年齢って僕と同じ歳？」

「女性に歳わ聞くのは失礼では無いですよ？とても大事な事ですから…」

(この世界では価値観が違うんだな…)

「それでなんですが、私は今年１９になりました…」

「そうなんだね…同じ歳に見えたよ」

「ふふっ。それは嬉しいですね…それでは準備出来ましたのでご案内致します」

「宜しくね？」

「お任せ下さい」





♢


　凛を起こさない様に気をつけながら、紗理奈に案内されてお風呂に向かう。お風呂は大浴場かと思えるような豪華な造りになっていた。まあ、家が大きいからお風呂も大きいとは思っていたけどね…。

　早速服を脱ぎ──って、


「え、え～と…紗理奈？」

「どうかしましたか？」

「…何で紗理奈も脱いでるの？」

「それはお風呂場で豊和様に何かあれば困りますし、お背中等流したり洗ったりする為ですが…それが何か？」

「それは色々とマズイ気が…」

　話している間にも紗理奈はいそいそとメイド服を脱いで全裸になった。スレンダーで細い…モデルみたいな体型をしている…。胸はCカップくらいだろうか？腰はしっかりとくびれておりモデルさんみたいな体型。うっすらと形よく生えている陰毛。綺麗な薄ピンクの乳首と乳輪。これを見て…起たない男がいるか？


「どうされました？もしかして体があまり動かずに服を脱ぎづらいのでは？」

「いやいや…そうじゃないんだ…。取り敢えず向こうを向いてて貰えるかな？恥ずかしいからさぁ…」

「これは失礼しました」

　服を脱ぎ股間をタオルで押さえるがこれは絶対バレるよな？向こうを向いてる紗理奈には悪いけど今の内に浴室の中へ入っ…

「豊和様っ！？お待ち下さいませっ！」

「い、今は駄目なんだよ、紗理奈…。離れていないと…」

「そんな訳には……………えっ？」

　ああ～っ…そりゃあ…バレるわな…。紗理奈に腕を取られた拍子にタオルを落としてしまったのだから。

「そ、それって…豊和様…」

「ご、ごめんなさい…」

　何か泣けてくるな。勃起しているところを見られるなんて…

「と、豊和様！？急に涙ぐまれてどうされたのですか！？私が何かっ！？」

「ち、違うんだっ…その…紗理奈を見て…こんなになってしまったから…」

「わ…私を見て興奮して下さったのですか？」

「…うん」

　滅茶苦茶恥ずかしい事言ってるぞ…俺…。

「わ、私は嬉しいですよ…？こちらにどうぞお座り下さいませ」

　椅子に座らせられ、紗理奈は俺の足の間に割り込むように四つん這いになる。紗理奈の吐く息が俺のペニスへと当たりなんだかこそばゆく感じてしまう…。これって…

「私もこういうのは授業でしか習った事はありませんが…どうか私に身を委ねられ…お任せ下さいませっ！」

「…えっ？」

“ペロッ…ビクッ！？”

　紗理奈は竿の根元から舌先でゆっくり舐め始めた。根元から這わせられた紗理奈の舌は竿先から亀頭の裏側までその全てを丁寧に丁寧に舐めあげていく。

「くっ…」

“ペロッ…レロレロ～…ピチャッピチャッ…”

　卑猥な音が浴室に響く。

「あっ…紗理奈…はぁはぁ」

「気持ち…ペロッ…んっ…良いですか？…ピチャッピチャッ…レロレロ…」

「凄く…気持ち良いよ…紗理奈…うぐっ…」

「豊和様…ペロペロ…いつでも…んぐっ…こういう時は私に恥ずかしがらず…レロレロ…言って下さい…ペロッペロッ…私は…んんっ…豊和様の専属のメイドなんですから…んちゅっ…良いですね？」

「うん。分かった」

　前世でもフェラなんてこんなに丁寧にされた事はないぞっ！？

「そろそろ咥えますね…？あ～むっ……んんぐっ…んぐっ…んぐっ…」

「うっ…紗理奈…紗理奈…」

“ジュップッジュップッ…ジュップッジュップッジュップッ…ズズズッ…ジュップッジュップッ…ズゾゾゾゾッ…んぐっんっんっ…にゅるん…”

「さ、紗理奈っ…！？ゴメンっ！？くっ…」

「！？」

“ビュルルルルルル！ビッッ！ビュッビュッ！ドプ～ゥ…ビュッビュッ！”

「んふぅ～～～　ゴクゴクゴクっ…チュップ…ぷはっ…はぁはぁ…す、凄い量が出ましたね？はぁはぁ…豊和様ご立派ですよ？」

「紗理奈…ゴメンネ…口の中へ出しちゃって…」

「光栄の極みです…」

「それとね…」

「何か？」

「ま、まだ治まらなく…て…」

「…はっ？」

「…ど、どうすればいい？」

「す、凄すぎです…ほ、ホントは私のここに入れても良いのですが筆下ろしは真冬様か凛様がされると思われますので私のは…その…その後にお使い下さいませ…。ですから…もう一度…このお口で我慢して下さいね？」

　結局この後、紗理奈に口や手で五回もして貰った。紗理奈はとてもビックリしていたのが印象的だった…。

　それにしても俺ってどれだけ性欲強いんだよっ！？前世では流石に賢者タイムがあったんだが！？底無しかよ、この体！？