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番外編
もしもシリーズ①
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~貞操逆転世界の桃○郎~
むか~しむか~し男性の数が少なく女性の数が圧倒的に多い世界のある山奧に、円香という女性と冴子という女性が住んでいたそうな…。
「先輩…今日も男が落ちていないか確認してきますね」
「男性が落ちてるわけ無いでしょ?」
「とにかく行って来ます!」
「ちょっ!?それよりも仕事!仕事しなさいよー!…あ~もう、行っちゃった…」
家を飛び出した冴子がブラブラ川沿いの道を歩いていると、川上からどんぶらこ~どんぶらこ~と、風船の様に膨らんだ巨大なコン○ームが流れて来るではありませんか…。
「何…あのコン○ームは?」
不思議に思いながらも冴子はそれを拾い上げ家へと持ち帰りました…。
「…中は真っ白な液体がはち切れんばかりに詰まっているみたいだけど何が入っているのかしら?もしかして…この白いのは子種?まさかね…」
冴子が家に帰ると、
「あんた何そんな巨大な得体の知れないモノ拾って来てるのよ!」
「えっ?川上から流れて来たからですけど?」
「あんた…それ毒だったらどうするのよ?」
「先輩こそこれが子種ならどうするんです?コン○ームに入っているんですよ?」
「子種がそんな所に入ってるわけないでしょうが!」
「とにかく開けてみましょう先輩!」
「ま、待ちなさい!」
冴子が円香の言う事を聞かずに巨大なソレを破いてみると白い液体と共に元気な子供が出て来たのです。
「おぎゃあおぎゃあーおぎゃあー」
「何で子供が…」
「そんな…」
「どうしたんです…先輩?」
「ここここここ…」
「鶏のマネですか先輩?」
「違うわよ!その子のこ、股間を見て…」
「股間?…………ああっああああー!?」
「この…子……男の子よ…」
なんと…その子の股間には女性に無いモノが付いていたのです…。
2人はその子に桃豊《ももとよ》と名前を付け育てる事にしました。桃豊はグングンと成長。なんと1ヶ月経った頃には高校生位に迄あっという間に成長してしまいました。
「この子は…世界を変える為に神様から遣わされたのかもしらないわね…」
「先輩…。もしかして…」
「旅立ちの時ね…」
「そんな…」
ある日、円香から大事な話があると桃豊は言われました…。
「あっという間に大きくなったわね桃豊…」
「円香母さん達のお陰です…」
「…今日は大事な話があるの…」
「はい、円香母さん」
「あなたはこの世界の救世主にならなければなりません…」
「僕が!?」
「…ええ。旅立ちの時…です」
「救世主って…僕は何をしないといけないのですか?それに旅立ちって…」
「あなたの股間には立派な性剣が付いていますね?」
「聖剣?」
「そう…性剣よ」
「これが聖剣だったなんて…」
「母として最後の教えです…。最後の教えは筆下ろし…。その性剣を抜き母を孕ませなさい…」
「でもどうやって…」
「来なさい…。母が全てを教えてあげるわ」
「はい…」
2人の影は重なり…
「「あああああぁぁぁぁぁぁ──っ!?」」
******
2人の母から性剣の使い方を教えて貰った桃豊は旅立ちました…。そしてその道中、犬耳バンドと犬の尻尾バンドを着けた可愛い同年代位の裸の女の子に出逢いました…。
「ああああのぅ~…」
「んっ?」
「わ、私…ゆ柚希っていうだワン…だだだ、男性ですよね?だワン…」
「え~と、そうだけど…」
「ややややっぱり…けけ警護管は居ないんだワン?」
「警護管?」
「し、知らないんだワン?」
「うん」
「男性を守る人の事を言うだワン」
「そうなの?」
「よよよ、良かったら…わわわ私に子種をくれたら…お供する…だワン…」
「じゃあお願いしようかな…」
「ま、マジで!?じゃ…じゃあお願いするだワン」
「任せて!じゃあ行くね?」
「あっ…ワォォ──────────ン…」
柚希に子種を注ぎ込み旅のお供にした桃豊の旅はまだ始まったばかり…。頑張れ桃豊!負けるな桃豊!過酷な運命へ立ち向かえ桃豊!
続く………。かも。
むか~しむか~し男性の数が少なく女性の数が圧倒的に多い世界のある山奧に、円香という女性と冴子という女性が住んでいたそうな…。
「先輩…今日も男が落ちていないか確認してきますね」
「男性が落ちてるわけ無いでしょ?」
「とにかく行って来ます!」
「ちょっ!?それよりも仕事!仕事しなさいよー!…あ~もう、行っちゃった…」
家を飛び出した冴子がブラブラ川沿いの道を歩いていると、川上からどんぶらこ~どんぶらこ~と、風船の様に膨らんだ巨大なコン○ームが流れて来るではありませんか…。
「何…あのコン○ームは?」
不思議に思いながらも冴子はそれを拾い上げ家へと持ち帰りました…。
「…中は真っ白な液体がはち切れんばかりに詰まっているみたいだけど何が入っているのかしら?もしかして…この白いのは子種?まさかね…」
冴子が家に帰ると、
「あんた何そんな巨大な得体の知れないモノ拾って来てるのよ!」
「えっ?川上から流れて来たからですけど?」
「あんた…それ毒だったらどうするのよ?」
「先輩こそこれが子種ならどうするんです?コン○ームに入っているんですよ?」
「子種がそんな所に入ってるわけないでしょうが!」
「とにかく開けてみましょう先輩!」
「ま、待ちなさい!」
冴子が円香の言う事を聞かずに巨大なソレを破いてみると白い液体と共に元気な子供が出て来たのです。
「おぎゃあおぎゃあーおぎゃあー」
「何で子供が…」
「そんな…」
「どうしたんです…先輩?」
「ここここここ…」
「鶏のマネですか先輩?」
「違うわよ!その子のこ、股間を見て…」
「股間?…………ああっああああー!?」
「この…子……男の子よ…」
なんと…その子の股間には女性に無いモノが付いていたのです…。
2人はその子に桃豊《ももとよ》と名前を付け育てる事にしました。桃豊はグングンと成長。なんと1ヶ月経った頃には高校生位に迄あっという間に成長してしまいました。
「この子は…世界を変える為に神様から遣わされたのかもしらないわね…」
「先輩…。もしかして…」
「旅立ちの時ね…」
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「円香母さん達のお陰です…」
「…今日は大事な話があるの…」
「はい、円香母さん」
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「僕が!?」
「…ええ。旅立ちの時…です」
「救世主って…僕は何をしないといけないのですか?それに旅立ちって…」
「あなたの股間には立派な性剣が付いていますね?」
「聖剣?」
「そう…性剣よ」
「これが聖剣だったなんて…」
「母として最後の教えです…。最後の教えは筆下ろし…。その性剣を抜き母を孕ませなさい…」
「でもどうやって…」
「来なさい…。母が全てを教えてあげるわ」
「はい…」
2人の影は重なり…
「「あああああぁぁぁぁぁぁ──っ!?」」
******
2人の母から性剣の使い方を教えて貰った桃豊は旅立ちました…。そしてその道中、犬耳バンドと犬の尻尾バンドを着けた可愛い同年代位の裸の女の子に出逢いました…。
「ああああのぅ~…」
「んっ?」
「わ、私…ゆ柚希っていうだワン…だだだ、男性ですよね?だワン…」
「え~と、そうだけど…」
「ややややっぱり…けけ警護管は居ないんだワン?」
「警護管?」
「し、知らないんだワン?」
「うん」
「男性を守る人の事を言うだワン」
「そうなの?」
「よよよ、良かったら…わわわ私に子種をくれたら…お供する…だワン…」
「じゃあお願いしようかな…」
「ま、マジで!?じゃ…じゃあお願いするだワン」
「任せて!じゃあ行くね?」
「あっ…ワォォ──────────ン…」
柚希に子種を注ぎ込み旅のお供にした桃豊の旅はまだ始まったばかり…。頑張れ桃豊!負けるな桃豊!過酷な運命へ立ち向かえ桃豊!
続く………。かも。
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