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第一部
新しい家
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色々あったが夕方には円香さんが迎えに来てくれた…。気絶した凛に関しては…「あ、アタシ…ベットに寝かされてる?……ヤッちゃった!?ヤッちゃったの!?初めてなのに憶えてないんですけど/////!?」と、取り乱していたのだがやがて落ち着きを取り戻し、「い、今の忘れなさい/////!いい?忘れるのよ?分かった?」と、いうやり取りがあった事は記憶に新しい…。尚、凛も明日こちらに引っ越して来るとの事…。そんな事がつい先程あったなぁと思い返しているとあっという間に新しい家へと到着。
「…でかっ」
(これ家っていうより屋敷だよね?)
「ふふっ…家は大きいし、立派で高い塀もあるでしょっ?」
「凄いですね…」
「それに家の周りには二十四時間体制で男性管理局の人が警備についてくれてるわよ?」
「ほぇ~」
「庭にはプールもあるし最高でしょ?そうそう豊和君の部屋は2階よ。後で案内するわね?」
「はい、ありがとうございます」
─家の中に入ると柚希ちゃんと梓希ちゃんが出迎えてくれた。
「「おかえり~」」
「ただいま2人共。今日は早かったね?」
「この子達部活休んだみたいなのよね…」
「今日位はいいでしょ?それよりも…」
「凛ちゃんに何もされなかった?」
「…うん。凛とは…勿論何も無かったよ/////?なんで?」
(なんでこのタイミングで間接キスの事を思い出すの!?)
「間があったのが気になる所だけど…」
「良かった良かった。何も無かったみたいだねお兄ちゃん」
(間は確かにあったけど大した事は無い感じかな?多分手を握ったとか…どこかが触れたとかかな?まさか間接キス?でもお兄ちゃんと間接キスなんて凛ちゃん耐えられたの?流石に耐えれるわけないよね?考えすぎかな?それよりも気になるのはいつの間に呼び捨てに変わったのかな?これは負けていられないね…)
「どうかしたの梓希ちゃん?」
「ううん、何でも無い!それよりも家の中を一緒に見て回ろうよ!ほらっ!こっちこっち…」
「梓希ズルいわよ!私も一緒に行くぅ!」
梓希ちゃんに手を引かれて連れて行かれる…。でもね、梓希ちゃん?白いハンカチを口元というか鼻にあててるみたいだけどハンカチが赤く染まってきてるから鼻血出てるよね?無理して手を繋がなくてもいいんだよ?
「そうそう…お兄ちゃん。今日から私の事は梓希って呼び捨てにしてくれる?」
「えっ…え~と梓希ちゃんが良いなら…」
「私は呼び捨ての方が嬉しいから/////」
「私も私も私も!私も柚希って呼んでね!」
「呼んでみてよお兄ちゃん!」
「…じゃ、じゃあ…梓希?」
「あふぅ…」
「大丈夫!?」
急に膝を床についた梓希を抱き起こす…。
「だいひょうぶだいひょうぶだよ…?」
(名前呼び…これ程迄に破壊力があるなんて…戦闘力に換算するとあのもっとも有名な戦闘力の53万位あるんじゃなかろうか…?)
「全然大丈夫そうに見えないんだけど…」
「豊和君!私も私の名前も呼んでみてよ!」
「え~と…大丈夫?」
「豊和君…私を見くびりすぎなんじゃないかな?かな?」
「じゃ、じゃあ…柚希…」
「………」
「柚希?」
─柚希に近寄ると…立ったまま幸せそうな表情を浮かべ気絶しているのが分かった…。僕は柚希を抱き抱え梓希の案内でリビングへと向かいソファーに柚希を静かに寝かせてから梓希と2人で屋敷を見て回った…。
「…でかっ」
(これ家っていうより屋敷だよね?)
「ふふっ…家は大きいし、立派で高い塀もあるでしょっ?」
「凄いですね…」
「それに家の周りには二十四時間体制で男性管理局の人が警備についてくれてるわよ?」
「ほぇ~」
「庭にはプールもあるし最高でしょ?そうそう豊和君の部屋は2階よ。後で案内するわね?」
「はい、ありがとうございます」
─家の中に入ると柚希ちゃんと梓希ちゃんが出迎えてくれた。
「「おかえり~」」
「ただいま2人共。今日は早かったね?」
「この子達部活休んだみたいなのよね…」
「今日位はいいでしょ?それよりも…」
「凛ちゃんに何もされなかった?」
「…うん。凛とは…勿論何も無かったよ/////?なんで?」
(なんでこのタイミングで間接キスの事を思い出すの!?)
「間があったのが気になる所だけど…」
「良かった良かった。何も無かったみたいだねお兄ちゃん」
(間は確かにあったけど大した事は無い感じかな?多分手を握ったとか…どこかが触れたとかかな?まさか間接キス?でもお兄ちゃんと間接キスなんて凛ちゃん耐えられたの?流石に耐えれるわけないよね?考えすぎかな?それよりも気になるのはいつの間に呼び捨てに変わったのかな?これは負けていられないね…)
「どうかしたの梓希ちゃん?」
「ううん、何でも無い!それよりも家の中を一緒に見て回ろうよ!ほらっ!こっちこっち…」
「梓希ズルいわよ!私も一緒に行くぅ!」
梓希ちゃんに手を引かれて連れて行かれる…。でもね、梓希ちゃん?白いハンカチを口元というか鼻にあててるみたいだけどハンカチが赤く染まってきてるから鼻血出てるよね?無理して手を繋がなくてもいいんだよ?
「そうそう…お兄ちゃん。今日から私の事は梓希って呼び捨てにしてくれる?」
「えっ…え~と梓希ちゃんが良いなら…」
「私は呼び捨ての方が嬉しいから/////」
「私も私も私も!私も柚希って呼んでね!」
「呼んでみてよお兄ちゃん!」
「…じゃ、じゃあ…梓希?」
「あふぅ…」
「大丈夫!?」
急に膝を床についた梓希を抱き起こす…。
「だいひょうぶだいひょうぶだよ…?」
(名前呼び…これ程迄に破壊力があるなんて…戦闘力に換算するとあのもっとも有名な戦闘力の53万位あるんじゃなかろうか…?)
「全然大丈夫そうに見えないんだけど…」
「豊和君!私も私の名前も呼んでみてよ!」
「え~と…大丈夫?」
「豊和君…私を見くびりすぎなんじゃないかな?かな?」
「じゃ、じゃあ…柚希…」
「………」
「柚希?」
─柚希に近寄ると…立ったまま幸せそうな表情を浮かべ気絶しているのが分かった…。僕は柚希を抱き抱え梓希の案内でリビングへと向かいソファーに柚希を静かに寝かせてから梓希と2人で屋敷を見て回った…。
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