24 / 127
第一部
個性豊かな面々
しおりを挟む
「私は柚希の一番の親友の風華です。風華と呼んでくれると嬉しいです/////それに、私は頼れるです…よ?」
「ちょっ!?何でアンタから自己紹介してるわけ?ズルいわよ!それに何平然と柚希の一番の親友を自称して自分を売り込んでいるのよ!」
「こういうのは早い者勝ちと相場は決まってるです」
「くっ…ああ、そう!そこのアンタ!アタシはそう!………アタシは…アタシはアンタのモノになる凛よ!」
僕に向けてビシッ!─っとポーズをつけてそんな事言ってるけど…さらっととんでもないこと言ったよね?アンタのモノになる?遠回しに友達になってくれとか言ってる?
「凛こそどさくさ紛れに何言ってるです?」
「私も今のはどうかと思うよ凛…」
「違っ/////今のは勝手に/////…ふ、2人共ジト目はやめてよね(汗)」
「え、え~と、2人共宜しくね?」
「はいです/////!」
「ふん!宜しくされてあげるわ/////!」
ピョッコっと横から声を掛けてくれたのは、
「わわ、私は梓希ちゃんの友達の優奈です!ど、どうかよりょしく/////…」
「宜しくね優奈ちゃん。それと、僕を捜してくれてありがとうね?」
つい、頭をポンポンとしてしまった…。だって年下だし妹みたいだと思ってしまい…。そしたら、
「ぁ……ぁ…/////きゅ~─」─っと倒れしまいそうになったので、慌てて抱き寄せソファーに運び寝かせておく。
「…羨ましいです」
「ぐぬぬぬ!あんなの羨ましくなんて…」
「豊和君て、自然にああいう事するよね?」
「優奈ちゃんもやっぱり気絶するよね…破壊力ありすぎるもんね…」
「流石ね…まぁ、少ししたら意識は戻るでしょうから優奈ちゃんは豊和君に少しの間任せて…。春先愛歌さんだったわよね?」
「はい」
「まずはお礼を言わせてね?本当に豊和君をありがとうね…」
「いえ…お礼を言われる事では…。ただ、こんな時にあれなんですがかなり危険ですよ息子さんは…。男性に対して…父が居たので私は耐性があって何とか自分を保てましたけど…それでも…自分を保つのはキツいですよ?」
「…春先さんに大事な話があるの。もう少し時間を頂けるかしら?」
「え~と、はい」
僕は優奈ちゃんの様子を見ていたんだけどご飯の用意をお願いされたのでキッチンへと向かう。リビングでどうやら何か皆で話をするみたい。多分僕の事だよね?キッチンから皆の様子は見えるし何を話してるかは分かるから料理をしながら皆の声に耳を傾ける事にした。優奈ちゃんもどうやら復活したみたいだ。
「今日は皆本当にありがとう。それでこうして集まってもらったのは、まぁ、他でもない豊和君の事なんだけど…」
「お母さん何?」
「早かったら今週…遅くとも来週から中学校に通う事になったわ」
「「「「「「えっ?ええっ!?」」」」」」
「それで…」
「ちょっと待って下さい天使さん!本気ですか!?」
「春先さん…愛歌ちゃんて呼ばせてもらうわね?愛歌ちゃんの懸念は痛い程分かるわ。正直に言うと私も家に居て欲しいと思ってる…」
「女装してもいずれ気付かれますよ?」
「女装はさせませんよ?」
「「「「「「!!?」」」」」」
「正気冴子さん!?」
「最初は私達みたいに気絶する子が多いと思うけど慣れたらお兄ちゃん襲われちゃうよ?何言ってるの冴子さん?」
「そうならない為に男性護衛官の完全武装等及び豊和君には貞操帯の着用もしてもらいます」
「それで…も、無理なんじゃないです?」
「あ、アタシもそう思うわ…」
「男性が学校に通うのも遠い昔の事でしたよね?」
「その通りよ。優奈ちゃんだったわね。優奈ちゃんの言う通り必ずトラブルは起きると思うわ…」
「だったら…」
「これは国の政策。決定事項になります」
「「「「「「…っ」」」」」」
「だから凛ちゃんには男性護衛官の1人として四六時中豊和君を守って欲しいと思ってるの」
「おばさん…」
「凛ちゃんならおばさん安心なのよ…。でもそうなると今してるテニスを「やるわおばさん!アタシがアイツを守ってあげる!」…
いいの凛ちゃん?」
「当然です!おばさんの頼みですし、な、何より旦那を守るのは妻の役目だもの!」
「凛は何を言ってるのかな?かな?」
「凛が一番危ないです…」
「凛ちゃんにはお兄ちゃんはまだ早いよ?」
「さ、3人共、落ち着きなさいよ?怖いわよ?」
「「「凛(ちゃん)が余計な事言うからだよね
?」」」
「ふふっ…とにかくお願いするわね?」
「任せて!」
「それから会ったばかりの愛歌ちゃんにこんなお願いするのは気が引けるんだけど私達には信頼出来る人が必要なの。それでよかったら聞かせて欲しいんだけど愛歌ちゃんはどこの高校に通ってるの?」
「私はそこの女王高校ですけど」
「女王高校か…。偏差値がかなり、というか全国でもトップクラスだった筈よね?」
「豊和君の偏差値は高いんですか?」
ん?一斉にこちらに視線が降り注がれるのが分かった…。そんなに心配しなくても勉強は
問題ないですよ?
「That's just fine!」
「料理迄出来て…」
「頭も良い…」
「性格も悪くないわよね…」
「見た目も優れてるです…」
「私の息子…スペック高過ぎ…」
「凄すぎ…だね」
「と、とにかく勉強も大丈夫みたいだし、柚希と凛ちゃんは要勉強だと思うけど…「「うっ…」」…そこに通うと仮定した場合、愛歌ちゃんにも豊和君を守って貰いたいし、その体制を整えて貰いたいのよ、出来る範囲で」
「………分かりました」
「本当にありがとうね」
「いえいえ。私も個人的に豊和君を気に入ってるので/////」
「後は──────。」
その後も暫く話は続いた後ご飯を皆で食べる。皆で食べるご飯は騒がしいけど楽しい時間になるよね?美味しいと言ってくれ喜んでくれてるしね。ご飯を食べ終わった後、冴子さんが車で皆を送って行く事になった。その帰り際の事。
「色々あったけど今日は楽しかったよ?」
「愛歌さん。僕も楽しかったですよ?愛歌さんに出会えたし、色々教えて貰えましたし」
「…だね。本当に考えて行動しないと駄目だよ?」
「はい」
「女は狼…覚えてないと駄目だよ…さもないと…こんな風になるよ?」
「えっ?」
スッ─っと距離を詰められ頬に…
チュッ…
─っと柔らかい感触が………
「「「「「「「ああ─っ!?」」」」」」」
「じゃあ…また…ね/////?」
「…はい/////」
今のはキスだよね?愛歌さんは皆に何か色々言われてるみたいだけど…。その様子を見ながら頬に残るその感触がキスされた事を物語っている事を僕は感じてドキドキしてしまっていた。
「ちょっ!?何でアンタから自己紹介してるわけ?ズルいわよ!それに何平然と柚希の一番の親友を自称して自分を売り込んでいるのよ!」
「こういうのは早い者勝ちと相場は決まってるです」
「くっ…ああ、そう!そこのアンタ!アタシはそう!………アタシは…アタシはアンタのモノになる凛よ!」
僕に向けてビシッ!─っとポーズをつけてそんな事言ってるけど…さらっととんでもないこと言ったよね?アンタのモノになる?遠回しに友達になってくれとか言ってる?
「凛こそどさくさ紛れに何言ってるです?」
「私も今のはどうかと思うよ凛…」
「違っ/////今のは勝手に/////…ふ、2人共ジト目はやめてよね(汗)」
「え、え~と、2人共宜しくね?」
「はいです/////!」
「ふん!宜しくされてあげるわ/////!」
ピョッコっと横から声を掛けてくれたのは、
「わわ、私は梓希ちゃんの友達の優奈です!ど、どうかよりょしく/////…」
「宜しくね優奈ちゃん。それと、僕を捜してくれてありがとうね?」
つい、頭をポンポンとしてしまった…。だって年下だし妹みたいだと思ってしまい…。そしたら、
「ぁ……ぁ…/////きゅ~─」─っと倒れしまいそうになったので、慌てて抱き寄せソファーに運び寝かせておく。
「…羨ましいです」
「ぐぬぬぬ!あんなの羨ましくなんて…」
「豊和君て、自然にああいう事するよね?」
「優奈ちゃんもやっぱり気絶するよね…破壊力ありすぎるもんね…」
「流石ね…まぁ、少ししたら意識は戻るでしょうから優奈ちゃんは豊和君に少しの間任せて…。春先愛歌さんだったわよね?」
「はい」
「まずはお礼を言わせてね?本当に豊和君をありがとうね…」
「いえ…お礼を言われる事では…。ただ、こんな時にあれなんですがかなり危険ですよ息子さんは…。男性に対して…父が居たので私は耐性があって何とか自分を保てましたけど…それでも…自分を保つのはキツいですよ?」
「…春先さんに大事な話があるの。もう少し時間を頂けるかしら?」
「え~と、はい」
僕は優奈ちゃんの様子を見ていたんだけどご飯の用意をお願いされたのでキッチンへと向かう。リビングでどうやら何か皆で話をするみたい。多分僕の事だよね?キッチンから皆の様子は見えるし何を話してるかは分かるから料理をしながら皆の声に耳を傾ける事にした。優奈ちゃんもどうやら復活したみたいだ。
「今日は皆本当にありがとう。それでこうして集まってもらったのは、まぁ、他でもない豊和君の事なんだけど…」
「お母さん何?」
「早かったら今週…遅くとも来週から中学校に通う事になったわ」
「「「「「「えっ?ええっ!?」」」」」」
「それで…」
「ちょっと待って下さい天使さん!本気ですか!?」
「春先さん…愛歌ちゃんて呼ばせてもらうわね?愛歌ちゃんの懸念は痛い程分かるわ。正直に言うと私も家に居て欲しいと思ってる…」
「女装してもいずれ気付かれますよ?」
「女装はさせませんよ?」
「「「「「「!!?」」」」」」
「正気冴子さん!?」
「最初は私達みたいに気絶する子が多いと思うけど慣れたらお兄ちゃん襲われちゃうよ?何言ってるの冴子さん?」
「そうならない為に男性護衛官の完全武装等及び豊和君には貞操帯の着用もしてもらいます」
「それで…も、無理なんじゃないです?」
「あ、アタシもそう思うわ…」
「男性が学校に通うのも遠い昔の事でしたよね?」
「その通りよ。優奈ちゃんだったわね。優奈ちゃんの言う通り必ずトラブルは起きると思うわ…」
「だったら…」
「これは国の政策。決定事項になります」
「「「「「「…っ」」」」」」
「だから凛ちゃんには男性護衛官の1人として四六時中豊和君を守って欲しいと思ってるの」
「おばさん…」
「凛ちゃんならおばさん安心なのよ…。でもそうなると今してるテニスを「やるわおばさん!アタシがアイツを守ってあげる!」…
いいの凛ちゃん?」
「当然です!おばさんの頼みですし、な、何より旦那を守るのは妻の役目だもの!」
「凛は何を言ってるのかな?かな?」
「凛が一番危ないです…」
「凛ちゃんにはお兄ちゃんはまだ早いよ?」
「さ、3人共、落ち着きなさいよ?怖いわよ?」
「「「凛(ちゃん)が余計な事言うからだよね
?」」」
「ふふっ…とにかくお願いするわね?」
「任せて!」
「それから会ったばかりの愛歌ちゃんにこんなお願いするのは気が引けるんだけど私達には信頼出来る人が必要なの。それでよかったら聞かせて欲しいんだけど愛歌ちゃんはどこの高校に通ってるの?」
「私はそこの女王高校ですけど」
「女王高校か…。偏差値がかなり、というか全国でもトップクラスだった筈よね?」
「豊和君の偏差値は高いんですか?」
ん?一斉にこちらに視線が降り注がれるのが分かった…。そんなに心配しなくても勉強は
問題ないですよ?
「That's just fine!」
「料理迄出来て…」
「頭も良い…」
「性格も悪くないわよね…」
「見た目も優れてるです…」
「私の息子…スペック高過ぎ…」
「凄すぎ…だね」
「と、とにかく勉強も大丈夫みたいだし、柚希と凛ちゃんは要勉強だと思うけど…「「うっ…」」…そこに通うと仮定した場合、愛歌ちゃんにも豊和君を守って貰いたいし、その体制を整えて貰いたいのよ、出来る範囲で」
「………分かりました」
「本当にありがとうね」
「いえいえ。私も個人的に豊和君を気に入ってるので/////」
「後は──────。」
その後も暫く話は続いた後ご飯を皆で食べる。皆で食べるご飯は騒がしいけど楽しい時間になるよね?美味しいと言ってくれ喜んでくれてるしね。ご飯を食べ終わった後、冴子さんが車で皆を送って行く事になった。その帰り際の事。
「色々あったけど今日は楽しかったよ?」
「愛歌さん。僕も楽しかったですよ?愛歌さんに出会えたし、色々教えて貰えましたし」
「…だね。本当に考えて行動しないと駄目だよ?」
「はい」
「女は狼…覚えてないと駄目だよ…さもないと…こんな風になるよ?」
「えっ?」
スッ─っと距離を詰められ頬に…
チュッ…
─っと柔らかい感触が………
「「「「「「「ああ─っ!?」」」」」」」
「じゃあ…また…ね/////?」
「…はい/////」
今のはキスだよね?愛歌さんは皆に何か色々言われてるみたいだけど…。その様子を見ながら頬に残るその感触がキスされた事を物語っている事を僕は感じてドキドキしてしまっていた。
24
お気に入りに追加
787
あなたにおすすめの小説
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界でスローライフを満喫する為に
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用

男女比1/100の世界で《悪男》は大海を知る
イコ
ファンタジー
男女貞操逆転世界を舞台にして。
《悪男》としてのレッテルを貼られたマクシム・ブラックウッド。
彼は己が運命を嘆きながら、処刑されてしまう。
だが、彼が次に目覚めた時。
そこは十三歳の自分だった。
処刑されたことで、自分の行いを悔い改めて、人生をやり直す。
これは、本物の《悪男》として生きる決意をして女性が多い世界で生きる男の話である。

異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる