14 / 56
第一部
神楽坂優花⑥
しおりを挟む
男の子が倒れた後、額から血を流し倒れている子供は居るわ誘拐未遂は起きるわで、園内は一時騒然となったっと聞いた…。
勿論大勢の警察官の人達に救急の人達もすぐにやって来たらしい。お父さんは警察の人達に事のなりまし等を説明していたみたい。男の子はすぐに担架で運ばれ、救急車に乗せられ病院へ。私とお母さんも一緒に向かった…。
詳しい事はあまり覚えていない。覚えているのは男の子の手術が終わり目覚める迄に2日掛かった事…。
そして男の子が倒れてから…目覚める迄の間傍に居られる時は傍に居続けた事位。
ううん…。
違うわね。もう一つしっかりと覚えている事がある。それは私にとって絶対に忘れられない事… だって…
「──優花っ!!?」
あなたが目覚めて一番最初に口にした言葉は私の名前だったのだから……。
「わ、私はここだよ、豊和君?」
私は豊和君に名前を呼ばれただけで顔が熱くなるのを感じた。どうして名前を知っているのかというと、豊和君の家族から色々聞いたから…。
「…んっ?あれ…?何で俺は…それに…神楽坂…優花が……何で???」
「──やあ、無事に目が覚めた様でなによりだ」
「神楽坂優花の…お父さん…」
「今更だがお互い名前すら名乗って居なかったね?改めて…私は神楽坂悠介。知っているとは思うが優花の父親だ。私の事は優花パパでもおじさんでも、君の好きな呼び方で読んでくれ」
「では…悠介さんでいいですか?」
「ああ。構わないよ。そしてこっちが妻の麻美。まずは──」
「!?」
「君が居なかったら優花がどうなっていたのか分からない…本当にありがとう」
「本当にありがとう豊和君。あなたのお陰で…娘が無事でした…」
「あ、ありがとう…豊和君」
お父さんとお母さん、それに私は豊和君に対して頭を下げた。順々にお礼も述べる。豊和君は慌てて頭を上げる様に言ってくる。
「と、とにかく頭をあげて下さい!お礼なんて…本当にいいんですよ。俺が優花さんを助けたかっただけなんで…それに…悠介さんが信じてくれなければそもそもの話、助けられなかったんで…」
「…礼はいくら言っても言い足りない位なのだが…恩人を困らせたくはないから…これ位にしておくとしよう…構わないかい?」
「そうして頂けると俺も楽です」
「…恩人に対して失礼な事を言うが、本当に5歳児かい?話し方といい、考え方といい…私は大人と喋っている気がするよ」
「あなた!?豊和君に対して失礼よ!?きっと考え方等が大人っぽいだけですよ?」
「自分で言うのはなんですが、中身は大人、見た目は子供って感じかも…」
「私、そのアニメ知ってるよ!?今、大人気だもんね!私が好きなキャラはねっ─」
「ゆ、優花。待ちなさい。豊和君と話したいのは分かっているがもう少しだけパパが時間を貰うよ?この後も私は色々とやらねばならん事があるからね」
「…ぶぅ~~~」
「ほら、優花?この後、豊和君の体調が大丈夫なら話せばいいじゃない?」
「…うん。分かった」
「──さて…君には話しておいた方がいいと思うので伝えておくとしよう。優花を連れ去ろうとした輩、それを計画した者達は残らず捕まえたよ。君の言った通りだったよ。当然私の屋敷に紛れていた輩もね…」
「それは良かったです」
「まさか連中が選挙の最中にこんな事をしでかすとは流石に予想出来なかったよ」
「ですよね」
「そんな連中の魔の手から君は娘を…いや、私達家族を助けてくれたんだ。私に出来る事は何でもすると約束しよう。何でも言ってくれて構わない」
「…では…早速ですが一つだけ良いでしょうか?」
「何だい?」
「優花ちゃんを転校させてもらう事は可能でしょうか?俺の通う小学校に」
「っ!? それは…君にはまだ色々と視えていると捉えていいのかい?」
「はい。その方が俺も力になれると思うので…。でも、転校となると優花ちゃんの意思が「する!パパっ!私、転校するから!」いいの?言ってなんだけど友達と離れちゃうよ…」
「豊和君がいるもん♪」
「あらあら…優花ったら…」
「では…家から捜すとしよう。麻美も構わないか?」
「勿論ですよ、あなた。優花もそれを望んでいますしね」
「ではすぐに手配するとしよう」
「あっ、すいません悠介さん。図々しいですがもう一つ良いでしょうか?」
「勿論構わないよ?転校の事は優花の事を思っての事だからね」
「悠介さんにいつでも連絡出来る手段が欲しいです」
「それもすぐに手配する。携帯を用意しよう。君のご両親には私がらうまく言っておくとしよう」
「ありがとうございます」
「いや、礼を言うのはコチラなんだがね…」
「パパっ!まだなのっ!?」
「もう、優花は…」
「…はいはい…。それではそろそろ私は行くとしよう。携帯は今日にでも届けさせる。何かあったらすぐに連絡してくれたまえ」
「ありがとうございます、悠介さん」
「豊和君!パパの事はいいから私とお話しよっ♪」
「優花をくれぐれも頼む」
「はい」
そしてお父さんは病室を後にした。私はこの後、いっぱい豊和君とお話して…それが楽しくて…。豊和君が眠っている時なんかは起こさないようにしながら静かに寝顔を見てたんだっけ…。
♢
「あの時から…ううん…助けて貰ったあの瞬間から…私は…豊和君が大好きだよ」
豊和君が眠っている時ならこんな風に素直に言えるんだけどな…。
「もう少し…見ていたいけど…そろそろ起こさないと…いけないわよね…」
時間を見ると、学校に行く準備を始める時間になっている。
「ほらっ、豊和君、起きて?」
とりあえず寝顔を堪能出来たし、今日も1日頑張ろうとっ♪
***
あとがき
優花「自分で言うのはなんだけど乙女ってない!?」
凛「幼馴染の私の役目じゃないのっ!?」
優花「私だって幼馴染と言えるもん♪」
日和「まあ…そうだよな…」
凛「どっちの味方なの!?」
日和「どっちの味方でもないがっ!?」
凛「しょんなぁ~~~」
勿論大勢の警察官の人達に救急の人達もすぐにやって来たらしい。お父さんは警察の人達に事のなりまし等を説明していたみたい。男の子はすぐに担架で運ばれ、救急車に乗せられ病院へ。私とお母さんも一緒に向かった…。
詳しい事はあまり覚えていない。覚えているのは男の子の手術が終わり目覚める迄に2日掛かった事…。
そして男の子が倒れてから…目覚める迄の間傍に居られる時は傍に居続けた事位。
ううん…。
違うわね。もう一つしっかりと覚えている事がある。それは私にとって絶対に忘れられない事… だって…
「──優花っ!!?」
あなたが目覚めて一番最初に口にした言葉は私の名前だったのだから……。
「わ、私はここだよ、豊和君?」
私は豊和君に名前を呼ばれただけで顔が熱くなるのを感じた。どうして名前を知っているのかというと、豊和君の家族から色々聞いたから…。
「…んっ?あれ…?何で俺は…それに…神楽坂…優花が……何で???」
「──やあ、無事に目が覚めた様でなによりだ」
「神楽坂優花の…お父さん…」
「今更だがお互い名前すら名乗って居なかったね?改めて…私は神楽坂悠介。知っているとは思うが優花の父親だ。私の事は優花パパでもおじさんでも、君の好きな呼び方で読んでくれ」
「では…悠介さんでいいですか?」
「ああ。構わないよ。そしてこっちが妻の麻美。まずは──」
「!?」
「君が居なかったら優花がどうなっていたのか分からない…本当にありがとう」
「本当にありがとう豊和君。あなたのお陰で…娘が無事でした…」
「あ、ありがとう…豊和君」
お父さんとお母さん、それに私は豊和君に対して頭を下げた。順々にお礼も述べる。豊和君は慌てて頭を上げる様に言ってくる。
「と、とにかく頭をあげて下さい!お礼なんて…本当にいいんですよ。俺が優花さんを助けたかっただけなんで…それに…悠介さんが信じてくれなければそもそもの話、助けられなかったんで…」
「…礼はいくら言っても言い足りない位なのだが…恩人を困らせたくはないから…これ位にしておくとしよう…構わないかい?」
「そうして頂けると俺も楽です」
「…恩人に対して失礼な事を言うが、本当に5歳児かい?話し方といい、考え方といい…私は大人と喋っている気がするよ」
「あなた!?豊和君に対して失礼よ!?きっと考え方等が大人っぽいだけですよ?」
「自分で言うのはなんですが、中身は大人、見た目は子供って感じかも…」
「私、そのアニメ知ってるよ!?今、大人気だもんね!私が好きなキャラはねっ─」
「ゆ、優花。待ちなさい。豊和君と話したいのは分かっているがもう少しだけパパが時間を貰うよ?この後も私は色々とやらねばならん事があるからね」
「…ぶぅ~~~」
「ほら、優花?この後、豊和君の体調が大丈夫なら話せばいいじゃない?」
「…うん。分かった」
「──さて…君には話しておいた方がいいと思うので伝えておくとしよう。優花を連れ去ろうとした輩、それを計画した者達は残らず捕まえたよ。君の言った通りだったよ。当然私の屋敷に紛れていた輩もね…」
「それは良かったです」
「まさか連中が選挙の最中にこんな事をしでかすとは流石に予想出来なかったよ」
「ですよね」
「そんな連中の魔の手から君は娘を…いや、私達家族を助けてくれたんだ。私に出来る事は何でもすると約束しよう。何でも言ってくれて構わない」
「…では…早速ですが一つだけ良いでしょうか?」
「何だい?」
「優花ちゃんを転校させてもらう事は可能でしょうか?俺の通う小学校に」
「っ!? それは…君にはまだ色々と視えていると捉えていいのかい?」
「はい。その方が俺も力になれると思うので…。でも、転校となると優花ちゃんの意思が「する!パパっ!私、転校するから!」いいの?言ってなんだけど友達と離れちゃうよ…」
「豊和君がいるもん♪」
「あらあら…優花ったら…」
「では…家から捜すとしよう。麻美も構わないか?」
「勿論ですよ、あなた。優花もそれを望んでいますしね」
「ではすぐに手配するとしよう」
「あっ、すいません悠介さん。図々しいですがもう一つ良いでしょうか?」
「勿論構わないよ?転校の事は優花の事を思っての事だからね」
「悠介さんにいつでも連絡出来る手段が欲しいです」
「それもすぐに手配する。携帯を用意しよう。君のご両親には私がらうまく言っておくとしよう」
「ありがとうございます」
「いや、礼を言うのはコチラなんだがね…」
「パパっ!まだなのっ!?」
「もう、優花は…」
「…はいはい…。それではそろそろ私は行くとしよう。携帯は今日にでも届けさせる。何かあったらすぐに連絡してくれたまえ」
「ありがとうございます、悠介さん」
「豊和君!パパの事はいいから私とお話しよっ♪」
「優花をくれぐれも頼む」
「はい」
そしてお父さんは病室を後にした。私はこの後、いっぱい豊和君とお話して…それが楽しくて…。豊和君が眠っている時なんかは起こさないようにしながら静かに寝顔を見てたんだっけ…。
♢
「あの時から…ううん…助けて貰ったあの瞬間から…私は…豊和君が大好きだよ」
豊和君が眠っている時ならこんな風に素直に言えるんだけどな…。
「もう少し…見ていたいけど…そろそろ起こさないと…いけないわよね…」
時間を見ると、学校に行く準備を始める時間になっている。
「ほらっ、豊和君、起きて?」
とりあえず寝顔を堪能出来たし、今日も1日頑張ろうとっ♪
***
あとがき
優花「自分で言うのはなんだけど乙女ってない!?」
凛「幼馴染の私の役目じゃないのっ!?」
優花「私だって幼馴染と言えるもん♪」
日和「まあ…そうだよな…」
凛「どっちの味方なの!?」
日和「どっちの味方でもないがっ!?」
凛「しょんなぁ~~~」
112
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説
18禁ゲームの貴族に転生したけど、ステータスが別ゲーのなんだが? えっ? 俺、モブだよね?
ライカ
ファンタジー
【アルタナシア・ドリーム】
VRオンラインゲームで名を馳せたRPGゲーム
その名の通り、全てが自由で様々な職業、モンスター、ゲーム性、そして自宅等の自由性が豊富で世界で、大勢のプレイヤーがその世界に飛び込み、思い思いに過ごし、ダンジョンを攻略し、ボスを倒す………
そんなゲームを俺もプレイしていた
なんだけど……………、何で俺が貴族に転生してんだ!?
それこそ俺の名前、どっかで聞いた事ある名前だと思ったら、コレ、【ルミナス・エルド】って言う18禁ゲームの世界じゃねぇか!?
俺、未プレイなんだが!?
作者より
日曜日は、不定期になります
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
【R18】愛されていない人質妻ですが、敵国王子の溺愛を所望中!
春瀬湖子
恋愛
大国グランジュから弱小国であるリヒテンベルンへと婚姻の申し入れがあったが、それは明らかに我が国への警告を意味したもの。
嫁いだ後の待遇は妻ではなく『人質』だと誰もが理解している中、その『人質妻』になったセヴィーナだったが……?
「貴方を指名します、私と恋をしてください!」
「はぁ?」
案外気遣いは出来る敵国王太子(夫)×人質として嫁いだ脳筋ゴリラ姫(妻)の喧嘩っぷるラブコメです。
序盤はヒロインが不遇でシリアスな雰囲気です、ご注意ください。
※他サイト様でも公開しております。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
ヤリチン無口な親友がとにかくすごい
A奈
BL
【無口ノンケ×わんこ系ゲイ】
ゲイである翔太は、生まれてこの方彼氏のいない寂しさをディルドで紛らわしていたが、遂にそれも限界がきた。
どうしても生身の男とセックスしたい──そんな思いでゲイ専用のデリヘルで働き始めることになったが、最初の客はまさかのノンケの親友で……
※R18手慣らし短編です。エロはぬるい上に短いです。
※デリヘルについては詳しくないので設定緩めです。
※受けが関西弁ですが、作者は関東出身なので間違いがあれば教えて頂けると助かります。
⭐︎2023/10/10 番外編追加しました!
隣国に売られるように渡った王女
まるねこ
恋愛
幼いころから王妃の命令で勉強ばかりしていたリヴィア。乳母に支えられながら成長し、ある日、父である国王陛下から呼び出しがあった。
「リヴィア、お前は長年王女として過ごしているが未だ婚約者がいなかったな。良い嫁ぎ先を選んでおいた」と。
リヴィアの不遇はいつまで続くのか。
Copyright©︎2024-まるねこ
【完結・BL】偽装カップルですが、カップルチャンネルやっています【幼馴染×幼馴染】
彩華
BL
水野圭、21歳。ごくごく普通の大学生活を送る一方で、俗にいう「配信者」としての肩書を持っていた。だがそれは、自分が望んだものでは無く。そもそも、配信者といっても、何を配信しているのか? 圭の投稿は、いわゆる「カップルチャンネル」と言われる恋人で運営しているもので。
「どう? 俺の自慢の彼氏なんだ♡」
なんてことを言っているのは、圭自身。勿論、圭自身も男性だ。それで彼氏がいて、圭は彼女側。だが、それも配信の時だけ。圭たちが配信する番組は、表だっての恋人同士に過ぎず。偽装結婚ならぬ、偽装恋人関係だった。
始まりはいつも突然。久しぶりに再会した幼馴染が、ふとした拍子に言ったのだ。
「なぁ、圭。俺とさ、ネットで番組配信しない?」
「は?」
「あ、ジャンルはカップルチャンネルね。俺と圭は、恋人同士って設定で宜しく」
「は??」
どういうことだ? と理解が追い付かないまま、圭は幼馴染と偽装恋人関係のカップルチャンネルを始めることになり────。
*********
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
【完結】苦しく身を焦がす思いの果て
猫石
恋愛
アルフレッド王太子殿下の正妃として3年。
私達は政略結婚という垣根を越え、仲睦まじく暮らしてきたつもりだった。
しかし彼は王太子であるがため、側妃が迎え入れられることになった。
愛しているのは私だけ。
そう言ってくださる殿下の愛を疑ったことはない。
けれど、私の心は……。
★作者の息抜き作品です。
★ゆる・ふわ設定ですので気楽にお読みください。
☆このお話は完全フィクションです、創作です、妄想の作り話です。現実世界と混同せず、あぁ、ファンタジーだもんな、と、念頭に置いてお読みください。
☆作者の趣味嗜好作品です。イラッとしたり、ムカッとしたりした時には、そっと別の素敵な作家さんの作品を検索してお読みください。(自己防衛大事!)
☆誤字脱字、誤変換が多いのは、作者のせいです。頑張って音読してチェックして!頑張ってますが、ごめんなさい、許してください。
★小説家になろう様にも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる