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第三部
残念
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「残念だったな。お前は敵討ち出来ずにこのまま死ぬんだ!」
『ザシュッ!』
今度は哲司の右腕を斬り落としてやる。
「があぁぁぁぁ───っ!くそ!くそ!くそっ!俺はまだ保子の…」
「じゃあな!」
─斬!「ザシュッ!」
─ポトン!コロコロコロコロ…
今回は運が良かった。クリスから聞いて無かったら哲司は光の剣を手に入れレベルを上げ、いずれ俺に復讐しに来た事だろう。思い付くのはこのゲームはレベル99迄だから中村に俺のデータだけレベルの上限をあげさせる事位か?そして今すぐレベルをカンストに出来るアイテムのデータを作らせ使う等か?中村を手に入れた事により出来る事は増えた筈だ。色々考えてみるか。
『レベルの上限解除は構わないけどアイテムでカンストは認められないかな』
「!?」
『やっぱりゲームはやり込みでしょ?』
「……」
『あれ、僕の事を聞かないのかい?』
「……神様か何かではと思ったからです」
『へ~、どうして?』
「心の中迄読める者は居ないと思うからです」
『何故敬語なんだい?』
「相手が神様ならどう足掻いても勝てません。あなたがこちらの世界へ転生させてくれたのでしょう?」
『あ~、そうなんだけど敬語は止めて良いよ!言葉遣い位で殺したりはしないから!』
「…それでは、何故今頃になって会話を?」
『僕はね、先程も言ったけどゲームが好きなんだよ。だからスキルを作ったりするのは認めるよ。攻略する為の知識も同じだね。でもアイテムでレベルカンストしたら面白く無いだろ?』
「成る程」
『それ以外は今の所無いかな。君を見てると面白いしね』
「神なんだよな?」
『しいていうならはぐれ神かな』
「後1つだけ良いか?」
『うん。構わないよ』
「転生者の存在を知ることは出来るか?」
『…流石だね。それを聞くとはね』
「神と敵対しても勝ち目はないが今回殺した哲司なんかはレベルが上がっていれば殺されたのは俺かも知れない。早めに殺せれば脅威にはならないからな」
『やはり君は面白いね。良いよ。僕の力でこの先転生者をこちらに送る場合は教えてあげる事にしよう』
「それは有難い」
『生き残りレベルを上げてそして…僕に挑んできたまえ』
「!?」
『大丈夫大丈夫。ズルはしないから!僕に勝てたら君は神になれるんだ。悪い話では無いと思うよ。ただ分かってると思うけど…僕は強い!オーブがあっただろ?』
「あの使い道が無い奴?」
『そうそれ!あれは僕が追加したんだ。使い道は今考えているから攻略サイトでたまに確認するといい。サイトは僕が作っているしシナリオも僕自ら作っているものもあるからどしどし挑戦してくれたまえ!』
「分かった」
『駄目なモノは今回みたいに教えてあげるから基本は好きにしていいよ、じゃあ!また!』
「……」
神に会うとは思っていなかった俺は魔法を解き元の場所へと戻る。やはりこちらではプレベントの魔法を使っても時間は停まらないみたいだな。俺達が居なくなっても闘技会は進みカスミが見事優勝したみたいだ。商品の光の剣は一応アイテムボックスに入れておいた。それにしてもはぐれ神…か。まさか挑んで来いと言われるとは。復讐の前にまたイベントをこなした方が良いかもしれん。
『ザシュッ!』
今度は哲司の右腕を斬り落としてやる。
「があぁぁぁぁ───っ!くそ!くそ!くそっ!俺はまだ保子の…」
「じゃあな!」
─斬!「ザシュッ!」
─ポトン!コロコロコロコロ…
今回は運が良かった。クリスから聞いて無かったら哲司は光の剣を手に入れレベルを上げ、いずれ俺に復讐しに来た事だろう。思い付くのはこのゲームはレベル99迄だから中村に俺のデータだけレベルの上限をあげさせる事位か?そして今すぐレベルをカンストに出来るアイテムのデータを作らせ使う等か?中村を手に入れた事により出来る事は増えた筈だ。色々考えてみるか。
『レベルの上限解除は構わないけどアイテムでカンストは認められないかな』
「!?」
『やっぱりゲームはやり込みでしょ?』
「……」
『あれ、僕の事を聞かないのかい?』
「……神様か何かではと思ったからです」
『へ~、どうして?』
「心の中迄読める者は居ないと思うからです」
『何故敬語なんだい?』
「相手が神様ならどう足掻いても勝てません。あなたがこちらの世界へ転生させてくれたのでしょう?」
『あ~、そうなんだけど敬語は止めて良いよ!言葉遣い位で殺したりはしないから!』
「…それでは、何故今頃になって会話を?」
『僕はね、先程も言ったけどゲームが好きなんだよ。だからスキルを作ったりするのは認めるよ。攻略する為の知識も同じだね。でもアイテムでレベルカンストしたら面白く無いだろ?』
「成る程」
『それ以外は今の所無いかな。君を見てると面白いしね』
「神なんだよな?」
『しいていうならはぐれ神かな』
「後1つだけ良いか?」
『うん。構わないよ』
「転生者の存在を知ることは出来るか?」
『…流石だね。それを聞くとはね』
「神と敵対しても勝ち目はないが今回殺した哲司なんかはレベルが上がっていれば殺されたのは俺かも知れない。早めに殺せれば脅威にはならないからな」
『やはり君は面白いね。良いよ。僕の力でこの先転生者をこちらに送る場合は教えてあげる事にしよう』
「それは有難い」
『生き残りレベルを上げてそして…僕に挑んできたまえ』
「!?」
『大丈夫大丈夫。ズルはしないから!僕に勝てたら君は神になれるんだ。悪い話では無いと思うよ。ただ分かってると思うけど…僕は強い!オーブがあっただろ?』
「あの使い道が無い奴?」
『そうそれ!あれは僕が追加したんだ。使い道は今考えているから攻略サイトでたまに確認するといい。サイトは僕が作っているしシナリオも僕自ら作っているものもあるからどしどし挑戦してくれたまえ!』
「分かった」
『駄目なモノは今回みたいに教えてあげるから基本は好きにしていいよ、じゃあ!また!』
「……」
神に会うとは思っていなかった俺は魔法を解き元の場所へと戻る。やはりこちらではプレベントの魔法を使っても時間は停まらないみたいだな。俺達が居なくなっても闘技会は進みカスミが見事優勝したみたいだ。商品の光の剣は一応アイテムボックスに入れておいた。それにしてもはぐれ神…か。まさか挑んで来いと言われるとは。復讐の前にまたイベントをこなした方が良いかもしれん。
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