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第二部
俺に家族は居ない
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自分の能力を確認した俺はまた攻略情報を読み漁っていた。イベント、キャラ等をチェックすると想像以上に追加されていた。復讐が終わった後の楽しみにしてもいいだろう。
気配が2つこちらに向かって来ている。父親とリュウセイだろう。2人纏めて空間で始末してやる。俺も玄関に向かう。
後、3メートル…
2メートル…握る拳に力が入る。
1メートル…
『カチャカチャ、カチン!』
『ガチャッ』
2人の姿を確認、
「『プレベント』!」
空間が形成。
「何だ?」
「父さんここは?何で俺達こんな所に?」
「分からんな、急に視界がぶれた様に感じたが…」
「『キャプチャー』!」
魔法の鎖が2人を大の字に縛り上げる。
「うおっ、何だ、この鎖!」
「誰がこんな事を…」
「元気そうで何よりだよ」
「誰だ、貴様。この鎖は貴様がやったのか?今すぐほどけ!」
「そうだ!この変なマジックはもういいからさっさとほどくんだ!」
「2人して何処に行っていたんだ?ジュンコでも捜しに行っていたのか?」
「何だと貴様ーっ!」
「おい!まさかお前がジュンコに何かしたのか?ジュンコは無事何だろうなぁ!」
「そうだなぁ。今頃仲良く母娘再会してるんしゃないか?」
「貴様、わしの妻にも何かしたのか?ええ!答えろぉ!」
「やはりこの姿じゃ分からないか?俺はセイヤだよ。復讐する為に地獄から戻って来たんだ!」
「貴様薬か何かやっているのか?死んだ奴が戻って来る訳ないだろーぅが!」
「頭おかしいのか!」
俺は父親に近付きナイフを左肩に突き刺す。
「があぁぁぁー痛い、ぐうぅぅ!」
「なっ!父さんに何をするんだ!止めろぉぉ!」
「お前達は変わらないな。家族4人だけ居れば良い。俺の事は心底どうでもいいというところが!」
今度はリュウセイに近付いていく。
「お、おい!冗談だろ、こっちに来るな!来るなよ!チクショウ!誰か!誰かー!」
「ぐうぅぅ!息子に手を出すな!」
アイテムボックスからアイスピックを手にする。そして…リュウセイの目を刺すようにピックの先を中心へとゆっくり進めていく。恐怖を味わう様に!
「ま、まさかまさか、嘘だろ、冗談だよなぁ!父さん、父さん助けて、ヒィィ!お、おい!お願いだぁぁああ!止めてくれぇぇ!」
「貴様止めろ!リュウセイに手を出すな!止めないか!ぐぬうぅぅ!聞いてるのか!」
「お前達は俺の話を聞いたのか?リュウセイ。貴様はどうだ?俺の話を聞いたか?聞く訳ないよなぁ!お前は俺に暴力ばかり振るっていて俺が止めてと言って止めたか?」
「…おい!おいおい!それ以上『プツ!』ギャアアアアアァ!痛い痛い『グチュッ!』ーあぁぁぁぁいたぁあぁあぬい、て、抜いてくれぇえぇ目があぁぁぁー目があぁぁーあ!」
「リュウセイ!リュウセイ!止めんか!今すぐリュウセイから離れんかぁああ!」
刺したピックで目の玉をほじくり返す。まるでたこ焼きを返すかの様に!
「ああぁぁぁぁいぁ!止めぇくれぇえ!」
「貴様が本当にセイヤならただじゃおかんぞ!今すぐリュウセイから離れろお!」
ピックを上手く使い目の玉をポロンと出してぶら下げる。まるでゾンビみたいだな。
「クックッアッハッハ!アッハッハ!」
「…狂ってる!」
俺は再度ナイフを出し父親に近付き問いかける。
「おい!誰だったらただじゃおかないんだ?教えてくれよ」
「ひっ、ぐう貴様だ!きさ…『ヒュッ!』…ぁぁ」
「クックックッ、あんまり煩いうえに俺に対する態度が悪かったからつい首を切ってしまったぞ。出血多量で死ぬ迄の短い間、自慢の息子のリュウセイがいたぶられるところを見ながら死んでゆけ」
「さぁ、リュウセイ!お楽しみはこれからだぞ!」
気配が2つこちらに向かって来ている。父親とリュウセイだろう。2人纏めて空間で始末してやる。俺も玄関に向かう。
後、3メートル…
2メートル…握る拳に力が入る。
1メートル…
『カチャカチャ、カチン!』
『ガチャッ』
2人の姿を確認、
「『プレベント』!」
空間が形成。
「何だ?」
「父さんここは?何で俺達こんな所に?」
「分からんな、急に視界がぶれた様に感じたが…」
「『キャプチャー』!」
魔法の鎖が2人を大の字に縛り上げる。
「うおっ、何だ、この鎖!」
「誰がこんな事を…」
「元気そうで何よりだよ」
「誰だ、貴様。この鎖は貴様がやったのか?今すぐほどけ!」
「そうだ!この変なマジックはもういいからさっさとほどくんだ!」
「2人して何処に行っていたんだ?ジュンコでも捜しに行っていたのか?」
「何だと貴様ーっ!」
「おい!まさかお前がジュンコに何かしたのか?ジュンコは無事何だろうなぁ!」
「そうだなぁ。今頃仲良く母娘再会してるんしゃないか?」
「貴様、わしの妻にも何かしたのか?ええ!答えろぉ!」
「やはりこの姿じゃ分からないか?俺はセイヤだよ。復讐する為に地獄から戻って来たんだ!」
「貴様薬か何かやっているのか?死んだ奴が戻って来る訳ないだろーぅが!」
「頭おかしいのか!」
俺は父親に近付きナイフを左肩に突き刺す。
「があぁぁぁー痛い、ぐうぅぅ!」
「なっ!父さんに何をするんだ!止めろぉぉ!」
「お前達は変わらないな。家族4人だけ居れば良い。俺の事は心底どうでもいいというところが!」
今度はリュウセイに近付いていく。
「お、おい!冗談だろ、こっちに来るな!来るなよ!チクショウ!誰か!誰かー!」
「ぐうぅぅ!息子に手を出すな!」
アイテムボックスからアイスピックを手にする。そして…リュウセイの目を刺すようにピックの先を中心へとゆっくり進めていく。恐怖を味わう様に!
「ま、まさかまさか、嘘だろ、冗談だよなぁ!父さん、父さん助けて、ヒィィ!お、おい!お願いだぁぁああ!止めてくれぇぇ!」
「貴様止めろ!リュウセイに手を出すな!止めないか!ぐぬうぅぅ!聞いてるのか!」
「お前達は俺の話を聞いたのか?リュウセイ。貴様はどうだ?俺の話を聞いたか?聞く訳ないよなぁ!お前は俺に暴力ばかり振るっていて俺が止めてと言って止めたか?」
「…おい!おいおい!それ以上『プツ!』ギャアアアアアァ!痛い痛い『グチュッ!』ーあぁぁぁぁいたぁあぁあぬい、て、抜いてくれぇえぇ目があぁぁぁー目があぁぁーあ!」
「リュウセイ!リュウセイ!止めんか!今すぐリュウセイから離れんかぁああ!」
刺したピックで目の玉をほじくり返す。まるでたこ焼きを返すかの様に!
「ああぁぁぁぁいぁ!止めぇくれぇえ!」
「貴様が本当にセイヤならただじゃおかんぞ!今すぐリュウセイから離れろお!」
ピックを上手く使い目の玉をポロンと出してぶら下げる。まるでゾンビみたいだな。
「クックッアッハッハ!アッハッハ!」
「…狂ってる!」
俺は再度ナイフを出し父親に近付き問いかける。
「おい!誰だったらただじゃおかないんだ?教えてくれよ」
「ひっ、ぐう貴様だ!きさ…『ヒュッ!』…ぁぁ」
「クックックッ、あんまり煩いうえに俺に対する態度が悪かったからつい首を切ってしまったぞ。出血多量で死ぬ迄の短い間、自慢の息子のリュウセイがいたぶられるところを見ながら死んでゆけ」
「さぁ、リュウセイ!お楽しみはこれからだぞ!」
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