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第一部
弊害
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商人を殺した翌日のまだ日が出てない時間。早くから目が覚めた俺はベッドに腰掛け即座にアイテムボックスから手に入れた悪魔の剣、天使の剣を取り出し愉悦に浸りながら眺めていた。
悪魔の剣はその名の通り悪魔を召喚、使役する事が出来る。天使の剣も同様に天使を召喚、使役する事が出来る剣だ。攻略情報のイラストでは召喚出来る悪魔の風貌は執事風のイケメン悪魔。天使の風貌は神々しさを纏った金髪イケメン天使。
攻略動画では主に戦闘シーンがアップされ、召喚するとプレイヤーの横で自動的に敵に攻撃したりプレイヤーを回復したりしていた。
前世で早く俺も使いたいとかどっちの剣を選ぶかとか色々思案したものだ。
『トントン』
「こんな時間にすいませんリンです」
剣をアイテムボックスにしまう。
「ああ、入っていいぞ」
「失礼します」
『ガチャッ』
『パタン』
「どうかしたのか?」
「昨日遅くに帰って来られたみたいなのにもう部屋の明かりが付いておりましたものですから」
「そうか、心配を掛けたか?」
「はい、セイヤ様が帰りが遅い時は先に休む様に言われていますがリンは…心配です。カスミ様も心配しておられたみたいです。セイヤ様が帰って来た時もすぐに参りたかったのですが疲れているのではと思い遠慮させて戴きました。」
「ああ、すまない。だがいつでも来ていいんだぞ。リンもカスミも俺のモノだから」
「!?…ほ、本当にいいのですか?」
「構わない」
「リンは嬉しいです。セイヤ様」
(ふとした時にリンは自分の事を名前呼びするな。)
俺はそれが無性に可愛く感じてしまう。好みはあると思うが美少女が自分の事を名前呼びしている。俺は好きだ!
「リンはたまに自分の事を名前呼びしているな」
「ふぇ……うぅっ……お、おっしゃられる通りです。リンは自分の事をリンと呼んでいます。普段は出来るだけ私を使う様に気を付けているのですが…」
「いや、私を使うより名前呼びの方が俺は好きだ!」
「そ、そうなのですね。セイヤ様がお好きならリンは名前呼びのままに致します」
「ああ、それでいい。それとだな…」
「?…リンに何でもお申し付け下さい」
「こんな時間から悪いが口で奉仕してくれ」
「はい!リンにお任せ下さい!」
リンが俺のモノを取り出す。
「リンの口で一杯気持ち良くなって下さい…ちゅ…ちゅ…あむっ……んぐっ……」
だいぶ口でするのが上手くなったリンに早くも逝かされる。
「ぐっ、リン逝く!全部飲み干すんだ!」
「んんっ、ングッングッゴクゴク、チュル」
「偉いぞリン。そのままもう一度だ」
「んんっ…フゥングッングッ」
***
「日が明けて来たな」
2回口で奉仕させた後、リンは使用人の仕事に戻って行った。カスミも心配していたとリンに聞いていたので俺はカスミの元へ向かった。カスミの部屋のドアを開けるとカスミはまだベッドで眠っている。カスミの部屋は甘い香りがする。これがいわゆる女子部屋の匂いかと感激、興奮しながらベッドで眠るカスミに重さを掛けない様に跨がり口付ける。
「…うぅん…セ、セイヤ?」
「起きたか?」
目を覚ましたカスミは俺に抱き付きながら体勢を入れ替え自分が跨がり口付け。
「ちゅ…おはようセイヤ。朝から私に会いに来てくれたの?」
「ああ、昨日心配してくれたんだろ?」
「あ、当たり前よ…凄く…心配したんだからね」
「ありがとうな、カスミ」
「うん…ねぇ、セイヤ」
「どうかしたか?」
「しよ?…ちゅ…セイヤが…んっ…来てくれただけで…ちゅ…わ、私…ちゅ…濡れちゃったの…ちゅっ…んんっ…」
「カスミ…」
「はぁはぁ…セイヤ…好き…」
「挿入るぞ、カスミ」
─クチュ!ジュプッ!ジュプッ!ジュプッ!
「んああっ、アッ、アッアッ、んんっセイヤ」
「少し激しくするぞ」
─パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「ア~ン、アッアッ、んんっセイヤ、は、激しすぎ、るんああっ、アッ、アッ逝っちゃう…逝っちゃうのぅ、んあぁぁ、イ、イク!…」
「俺も逝くぅ!」
─ビュルビュルビュルビクピク!
「はぁはぁ、はぁセイヤ、チュッ、チュ」
***
カスミとの行為を終えた俺は自室に戻り悪魔を召喚してみる事にした。力を把握する為だ。
アイテムボックスから再度悪魔の剣を取り出し、
「俺の呼び掛けに応えよ!悪魔!」
刃幅がある刀身が妖しく光を放ち目の前の床に魔法陣が出現。魔法陣からは白い霧みたいなものが噴出。煙の中には黒い影!
(演出が凝ってるな!やるな!イケメン執事悪魔め!)
白い霧みたいなものが晴れると共に悪魔が人の言葉を紡ぎ出す…
「はい、呼ばれて飛び出てパンパカパーン!ドンドン、パフパフ~!上級~悪魔のアマイモンだよ~!貴方が新しい御主人様だね~。これから宜しくしくしくしくシクラメ~ン」
「はっ?」
何が起こっている?悪魔はどこだ?執事風のイケメン悪魔はどうした???何だ目の前のこのちっこいのは?俺の感動と浪漫はどこに消えた?
俺の目の前には全長約30センチ位、黒い羽をパタパタ、細く長い先が矢じりみたいになっている尻尾をフリフリした幼女が偉そうに立ってこちらを見ているのだった…
悪魔の剣はその名の通り悪魔を召喚、使役する事が出来る。天使の剣も同様に天使を召喚、使役する事が出来る剣だ。攻略情報のイラストでは召喚出来る悪魔の風貌は執事風のイケメン悪魔。天使の風貌は神々しさを纏った金髪イケメン天使。
攻略動画では主に戦闘シーンがアップされ、召喚するとプレイヤーの横で自動的に敵に攻撃したりプレイヤーを回復したりしていた。
前世で早く俺も使いたいとかどっちの剣を選ぶかとか色々思案したものだ。
『トントン』
「こんな時間にすいませんリンです」
剣をアイテムボックスにしまう。
「ああ、入っていいぞ」
「失礼します」
『ガチャッ』
『パタン』
「どうかしたのか?」
「昨日遅くに帰って来られたみたいなのにもう部屋の明かりが付いておりましたものですから」
「そうか、心配を掛けたか?」
「はい、セイヤ様が帰りが遅い時は先に休む様に言われていますがリンは…心配です。カスミ様も心配しておられたみたいです。セイヤ様が帰って来た時もすぐに参りたかったのですが疲れているのではと思い遠慮させて戴きました。」
「ああ、すまない。だがいつでも来ていいんだぞ。リンもカスミも俺のモノだから」
「!?…ほ、本当にいいのですか?」
「構わない」
「リンは嬉しいです。セイヤ様」
(ふとした時にリンは自分の事を名前呼びするな。)
俺はそれが無性に可愛く感じてしまう。好みはあると思うが美少女が自分の事を名前呼びしている。俺は好きだ!
「リンはたまに自分の事を名前呼びしているな」
「ふぇ……うぅっ……お、おっしゃられる通りです。リンは自分の事をリンと呼んでいます。普段は出来るだけ私を使う様に気を付けているのですが…」
「いや、私を使うより名前呼びの方が俺は好きだ!」
「そ、そうなのですね。セイヤ様がお好きならリンは名前呼びのままに致します」
「ああ、それでいい。それとだな…」
「?…リンに何でもお申し付け下さい」
「こんな時間から悪いが口で奉仕してくれ」
「はい!リンにお任せ下さい!」
リンが俺のモノを取り出す。
「リンの口で一杯気持ち良くなって下さい…ちゅ…ちゅ…あむっ……んぐっ……」
だいぶ口でするのが上手くなったリンに早くも逝かされる。
「ぐっ、リン逝く!全部飲み干すんだ!」
「んんっ、ングッングッゴクゴク、チュル」
「偉いぞリン。そのままもう一度だ」
「んんっ…フゥングッングッ」
***
「日が明けて来たな」
2回口で奉仕させた後、リンは使用人の仕事に戻って行った。カスミも心配していたとリンに聞いていたので俺はカスミの元へ向かった。カスミの部屋のドアを開けるとカスミはまだベッドで眠っている。カスミの部屋は甘い香りがする。これがいわゆる女子部屋の匂いかと感激、興奮しながらベッドで眠るカスミに重さを掛けない様に跨がり口付ける。
「…うぅん…セ、セイヤ?」
「起きたか?」
目を覚ましたカスミは俺に抱き付きながら体勢を入れ替え自分が跨がり口付け。
「ちゅ…おはようセイヤ。朝から私に会いに来てくれたの?」
「ああ、昨日心配してくれたんだろ?」
「あ、当たり前よ…凄く…心配したんだからね」
「ありがとうな、カスミ」
「うん…ねぇ、セイヤ」
「どうかしたか?」
「しよ?…ちゅ…セイヤが…んっ…来てくれただけで…ちゅ…わ、私…ちゅ…濡れちゃったの…ちゅっ…んんっ…」
「カスミ…」
「はぁはぁ…セイヤ…好き…」
「挿入るぞ、カスミ」
─クチュ!ジュプッ!ジュプッ!ジュプッ!
「んああっ、アッ、アッアッ、んんっセイヤ」
「少し激しくするぞ」
─パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!
「ア~ン、アッアッ、んんっセイヤ、は、激しすぎ、るんああっ、アッ、アッ逝っちゃう…逝っちゃうのぅ、んあぁぁ、イ、イク!…」
「俺も逝くぅ!」
─ビュルビュルビュルビクピク!
「はぁはぁ、はぁセイヤ、チュッ、チュ」
***
カスミとの行為を終えた俺は自室に戻り悪魔を召喚してみる事にした。力を把握する為だ。
アイテムボックスから再度悪魔の剣を取り出し、
「俺の呼び掛けに応えよ!悪魔!」
刃幅がある刀身が妖しく光を放ち目の前の床に魔法陣が出現。魔法陣からは白い霧みたいなものが噴出。煙の中には黒い影!
(演出が凝ってるな!やるな!イケメン執事悪魔め!)
白い霧みたいなものが晴れると共に悪魔が人の言葉を紡ぎ出す…
「はい、呼ばれて飛び出てパンパカパーン!ドンドン、パフパフ~!上級~悪魔のアマイモンだよ~!貴方が新しい御主人様だね~。これから宜しくしくしくしくシクラメ~ン」
「はっ?」
何が起こっている?悪魔はどこだ?執事風のイケメン悪魔はどうした???何だ目の前のこのちっこいのは?俺の感動と浪漫はどこに消えた?
俺の目の前には全長約30センチ位、黒い羽をパタパタ、細く長い先が矢じりみたいになっている尻尾をフリフリした幼女が偉そうに立ってこちらを見ているのだった…
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