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番外編
野菜の日
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「さぁ~ 安いよ安いよ~っ!!」
今日は八月三十一日。前世では語呂合わせでこの日は野菜の日の日と制定されたらしい。まあ、詳しくは俺も分からないんだけど、色んな日があった方がいいという事で作ったんだ。
そんなわけで…ランスと一緒に本日は八百屋を営んでいる。早い話野菜の日を定着させる為の普及作業みたいなものだな。
「おっ!そこの巨乳ちゃん!今夜はこのナスを旦那のモノに見立てて、その自慢のおっぱいで挟み揚げてみないかい?」
「もう、ランス王ったら…し、仕方ありませんね。ナスを2本…いえ、3本もらうわ」
「はいよ!そのデカぱいと同じく大きいのから選んじゃうからねっ!」
ランスがなにやら馬鹿な事を言いながら野菜を売っているのが…かなり痛いな…。巨乳の女性を見る度にああなってるんだ…。誰か止めてくんねぇ~かな?昔はああじゃなかったんだけどな…。義父上さんの悪影響がランスの骨の髄まで侵しているみたいだ。
「どうしたんだい、エル?さっきから手も口も止まってるよ?野菜の日を国中に浸透させるんだよね?しっかり声出していかないと」
「うるさいわっ!?ランスこそさっきから巨乳の女性にしか声を掛けてねぇーじゃねぇかっ」
「何をそんな当たり前の事を言ってるんだい?巨乳こそ正義だよ?動く度に弾む胸…そこに男なら視線を吸い寄せられるだろうに…」
「…お前だけだから」
そりゃあ少しくらいは本能に吸い寄せられるように見てしまうかも知れないが…断じてお前程じゃないからな?
「しっかりティアの胸を揉んであげてるのかい?いつまでも小さいままな気がするけど…母親のティーネ元王妃なんかを思い出してごらんよ?あんなに今も弾んでるんだよ?」
「お前…人の嫁さんになんて事を言うんだよ!?ティアの魅力はそこじゃないだろ!?それとティアの胸にそんな邪な視線を向けるんじゃないよ」
「流石…愛妻家は言う事が違うね」
ホント誰だよ?こんな風にランスを変えちまったのは…?義父上だけの影響だけじゃない気がするな…。
「まあ、そもそもティアのあんな貧相な胸に邪な視線なんか向けるわけないだろうに…エルは心配性だね?」
「俺はお前が心配だよ」
「ホントホント。エルの言う通りよね。ランスのこれからの方がホント心配だわ」
「そそそそそそ、その声はっ!?」
あ~あ…俺は知らないからな?
「どどど、どうしてここにっ!?」
「エルが居るところに私が居るのは当たり前でしょっ?それにしても…ふふふっ…さっきはそれはそれは面白そうなお話をしていたわよね?」
「さ、さぁ…な、何の事だか…」
「ランス。あなたに見合い話をたくさん持ってきてあげるから…しっかり気張りなさいね?」
「ば、馬鹿なっ!?これ以上はっ!?」
「あらあら…拒否権はないわよ?しかも今度は全員胸がそんなに大きくない女性にしてあげるからね?」
「そ、そんな…恐ろしい事をっ…!?そ、それでも人間かっ!?」
「あっ!エル?さっきはあなたの言葉…嬉しかったわよ?」
「そりゃあティアを愛しているからな」
「も、もう…馬鹿っ♡今夜は寝かせないからね?」
「ずっと…エルとラブってなよ…って…ぎゃぁぁぁぁあ~~~~~~」
その後ランスがどうなったのかは定かではない。勿論生きているけどな?まあ、野菜の日も無事に?定着させる事が出来たのは喜ばしい事だな。
今日は八月三十一日。前世では語呂合わせでこの日は野菜の日の日と制定されたらしい。まあ、詳しくは俺も分からないんだけど、色んな日があった方がいいという事で作ったんだ。
そんなわけで…ランスと一緒に本日は八百屋を営んでいる。早い話野菜の日を定着させる為の普及作業みたいなものだな。
「おっ!そこの巨乳ちゃん!今夜はこのナスを旦那のモノに見立てて、その自慢のおっぱいで挟み揚げてみないかい?」
「もう、ランス王ったら…し、仕方ありませんね。ナスを2本…いえ、3本もらうわ」
「はいよ!そのデカぱいと同じく大きいのから選んじゃうからねっ!」
ランスがなにやら馬鹿な事を言いながら野菜を売っているのが…かなり痛いな…。巨乳の女性を見る度にああなってるんだ…。誰か止めてくんねぇ~かな?昔はああじゃなかったんだけどな…。義父上さんの悪影響がランスの骨の髄まで侵しているみたいだ。
「どうしたんだい、エル?さっきから手も口も止まってるよ?野菜の日を国中に浸透させるんだよね?しっかり声出していかないと」
「うるさいわっ!?ランスこそさっきから巨乳の女性にしか声を掛けてねぇーじゃねぇかっ」
「何をそんな当たり前の事を言ってるんだい?巨乳こそ正義だよ?動く度に弾む胸…そこに男なら視線を吸い寄せられるだろうに…」
「…お前だけだから」
そりゃあ少しくらいは本能に吸い寄せられるように見てしまうかも知れないが…断じてお前程じゃないからな?
「しっかりティアの胸を揉んであげてるのかい?いつまでも小さいままな気がするけど…母親のティーネ元王妃なんかを思い出してごらんよ?あんなに今も弾んでるんだよ?」
「お前…人の嫁さんになんて事を言うんだよ!?ティアの魅力はそこじゃないだろ!?それとティアの胸にそんな邪な視線を向けるんじゃないよ」
「流石…愛妻家は言う事が違うね」
ホント誰だよ?こんな風にランスを変えちまったのは…?義父上だけの影響だけじゃない気がするな…。
「まあ、そもそもティアのあんな貧相な胸に邪な視線なんか向けるわけないだろうに…エルは心配性だね?」
「俺はお前が心配だよ」
「ホントホント。エルの言う通りよね。ランスのこれからの方がホント心配だわ」
「そそそそそそ、その声はっ!?」
あ~あ…俺は知らないからな?
「どどど、どうしてここにっ!?」
「エルが居るところに私が居るのは当たり前でしょっ?それにしても…ふふふっ…さっきはそれはそれは面白そうなお話をしていたわよね?」
「さ、さぁ…な、何の事だか…」
「ランス。あなたに見合い話をたくさん持ってきてあげるから…しっかり気張りなさいね?」
「ば、馬鹿なっ!?これ以上はっ!?」
「あらあら…拒否権はないわよ?しかも今度は全員胸がそんなに大きくない女性にしてあげるからね?」
「そ、そんな…恐ろしい事をっ…!?そ、それでも人間かっ!?」
「あっ!エル?さっきはあなたの言葉…嬉しかったわよ?」
「そりゃあティアを愛しているからな」
「も、もう…馬鹿っ♡今夜は寝かせないからね?」
「ずっと…エルとラブってなよ…って…ぎゃぁぁぁぁあ~~~~~~」
その後ランスがどうなったのかは定かではない。勿論生きているけどな?まあ、野菜の日も無事に?定着させる事が出来たのは喜ばしい事だな。
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