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番外編
ミーニャとマーニャ
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「お姉様ぁぁぁーーーっ!」
「また来たのっ!?マーニャ!?今日は私がエル様と過ごす時間だと言ったでしょう!?」
「まぁまぁ…堅いことは言いっこなしですよ、お姉様!」
「あなたはそう言ってこの間も私がエル様と二人っきりで過ごす時間に乱入してきたでしょうがっ!」
「お姉様、お姉様っ!姉妹丼は至高なのですわっ!!」
「そういう問題じゃあないでしょっ!?」
「それにどうせお姉様一人ではエル様の相手は出来ないでしょう?今日こそ姉妹の秘技でエル様に打ち勝ちましょうよ」
「ただ参加したいだけでしょうが…」
「テヘッ!だって自分の番だけだと待ち遠しくて堪らないんだもん♡」
「…はぁ~ 今回だけですよ?たまには私もエル様と二人っきりの時間を楽しみたいのですから…」
「分かってます、分かってますって!」
「すいません、エル様…今回もマーニャと一緒に可愛いがって頂きたいのですが宜しいでしょうか?」
マーニャは相変わらずというか…ミーニャは妹に甘いというか…。 そういえばマーニャとの出会いもこんな感じだったっけ──
♢
ランスから紹介されたということでアルタイル城にやって来たマーニャ。その時初めてミーニャに妹が居たことを知って…。
だから豪勢な食事でマーニャをもてなした後、城の来客室みたいな所で休んでもらったんだよな…。
そこまでは良かったんだけど…。
その日は丁度ミーニャの寝室で夫婦の営みの時間だった。
「んっ…はぁはぁ…え、エル…様っ♡」
「…ミーニャ♡」
「わ、わたし…もぅ…」
「俺もそろそろ…ミーニャに挿入れたい…」
「ど…どうぞ…」
丁度、2回目の情事がこれからクライマックスという所で勢いよく寝室のドアが開いたんだ。
「お姉様ぁーっ!」
「「…なっ!?」」
慌てて2人して開いたドアの方に視線を向けるとそこには生まれたままの姿で仁王立ちのマーニャの姿が…
「マーニャっ!?あなた何して…」
「私が来たっ!!」
「いやいや…私が来たじゃないんだけどっ?それに今いい所というか今まさにエル様のエル様を私の中にお迎えするところで…」
「今…いきますわっ、お姉様っ!!私とお姉様の絆の力でエル様に打ち勝ちってみせますわっ!!」
「話を聞きなさいっ!!それにあなた経験あるのっ!?」
「ありませんがそれが何か?」
「初めては二人っきりがいいのでは?」
「私は気にしません!」
「いや、気にしなさいよ」
「それに…お姉様が傍に居てくれた方が…心強いので…エル様を迎え入れる時は手を握ってて欲しいのです」
「そ、そうだったの…。分かったわ、マーニャ。エル様!先にマーニャに挿入れてあげて下さいませ!」
「ええっ…!?マーニャはそれで本当にいいのっ!?」
「はい!」
♢
そんな感じでマーニャと交わる事になって…うん…変わってないな…。あの時とほとんど同じ感じだな…。懐かしいもんだ。そんな懐かしい事を思い出しながら敢えて挑発するように俺はこう口にする。
「まぁ、ミーニャがいいなら良いか。そういえば2人掛かりでも俺にまだ一度も勝っていないよね?」
((ピクッ…))
「…エル様?」
「それは私達姉妹を挑発してますぅ?」
「事実でしょっ?」
「良いでしょう!」
「そこまで言われたら負けるわけにはいきませんわね、お姉様?」
「ええ!今日こそエル様に勝ってみせましょう。ヤれるわね、ミーニャ?」
「ええ、ええ、お姉様っ!」
「アレを使うわ、マーニャ!」
「よくってよ、お姉様っ!」
今までで一番の姉妹のコンビネーションが炸裂するのだが…言うまでもなく俺が勝ったことをここに記しておこう…。
「そ、そんな…」
「…ま…まさか…アレが通じないなんて…」
「二人ともまだまだだね?」
「「うぬぬっ…」」
「また来たのっ!?マーニャ!?今日は私がエル様と過ごす時間だと言ったでしょう!?」
「まぁまぁ…堅いことは言いっこなしですよ、お姉様!」
「あなたはそう言ってこの間も私がエル様と二人っきりで過ごす時間に乱入してきたでしょうがっ!」
「お姉様、お姉様っ!姉妹丼は至高なのですわっ!!」
「そういう問題じゃあないでしょっ!?」
「それにどうせお姉様一人ではエル様の相手は出来ないでしょう?今日こそ姉妹の秘技でエル様に打ち勝ちましょうよ」
「ただ参加したいだけでしょうが…」
「テヘッ!だって自分の番だけだと待ち遠しくて堪らないんだもん♡」
「…はぁ~ 今回だけですよ?たまには私もエル様と二人っきりの時間を楽しみたいのですから…」
「分かってます、分かってますって!」
「すいません、エル様…今回もマーニャと一緒に可愛いがって頂きたいのですが宜しいでしょうか?」
マーニャは相変わらずというか…ミーニャは妹に甘いというか…。 そういえばマーニャとの出会いもこんな感じだったっけ──
♢
ランスから紹介されたということでアルタイル城にやって来たマーニャ。その時初めてミーニャに妹が居たことを知って…。
だから豪勢な食事でマーニャをもてなした後、城の来客室みたいな所で休んでもらったんだよな…。
そこまでは良かったんだけど…。
その日は丁度ミーニャの寝室で夫婦の営みの時間だった。
「んっ…はぁはぁ…え、エル…様っ♡」
「…ミーニャ♡」
「わ、わたし…もぅ…」
「俺もそろそろ…ミーニャに挿入れたい…」
「ど…どうぞ…」
丁度、2回目の情事がこれからクライマックスという所で勢いよく寝室のドアが開いたんだ。
「お姉様ぁーっ!」
「「…なっ!?」」
慌てて2人して開いたドアの方に視線を向けるとそこには生まれたままの姿で仁王立ちのマーニャの姿が…
「マーニャっ!?あなた何して…」
「私が来たっ!!」
「いやいや…私が来たじゃないんだけどっ?それに今いい所というか今まさにエル様のエル様を私の中にお迎えするところで…」
「今…いきますわっ、お姉様っ!!私とお姉様の絆の力でエル様に打ち勝ちってみせますわっ!!」
「話を聞きなさいっ!!それにあなた経験あるのっ!?」
「ありませんがそれが何か?」
「初めては二人っきりがいいのでは?」
「私は気にしません!」
「いや、気にしなさいよ」
「それに…お姉様が傍に居てくれた方が…心強いので…エル様を迎え入れる時は手を握ってて欲しいのです」
「そ、そうだったの…。分かったわ、マーニャ。エル様!先にマーニャに挿入れてあげて下さいませ!」
「ええっ…!?マーニャはそれで本当にいいのっ!?」
「はい!」
♢
そんな感じでマーニャと交わる事になって…うん…変わってないな…。あの時とほとんど同じ感じだな…。懐かしいもんだ。そんな懐かしい事を思い出しながら敢えて挑発するように俺はこう口にする。
「まぁ、ミーニャがいいなら良いか。そういえば2人掛かりでも俺にまだ一度も勝っていないよね?」
((ピクッ…))
「…エル様?」
「それは私達姉妹を挑発してますぅ?」
「事実でしょっ?」
「良いでしょう!」
「そこまで言われたら負けるわけにはいきませんわね、お姉様?」
「ええ!今日こそエル様に勝ってみせましょう。ヤれるわね、ミーニャ?」
「ええ、ええ、お姉様っ!」
「アレを使うわ、マーニャ!」
「よくってよ、お姉様っ!」
今までで一番の姉妹のコンビネーションが炸裂するのだが…言うまでもなく俺が勝ったことをここに記しておこう…。
「そ、そんな…」
「…ま…まさか…アレが通じないなんて…」
「二人ともまだまだだね?」
「「うぬぬっ…」」
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