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第四章

ティアと初◯◯◯◯ ☆

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 エルに押し倒された後、私とエルはどちらからともなく何度も何度も唇を重ね合わていった。

“ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡んっ…ちゅっ♡”

 唇を重ねるだけだったキスは徐々に変化していく。上唇、下唇…それはまるで私の唇の全てを味わっているかの様なそんな啄む様なキスへと変わったの…。

(エル…エル、エル…好き好き好き…)

 私もまたエルの唇の全てを味わうかの様に啄む様にキスを交わしていく。そしてまた唇と唇を重ねるだけのキスを交わしていると唇を割ってトントンと何か柔らかい物が歯をノックしてきた。

(こ、これって…舌…だよね!? 舌を挿入れて良いかという合図だよね!?)
 
 私が良いよと応えるかの様に少し口を開くとすぐに、“にゅるり”と口内へとエルの舌が侵入してきた。すぐさま舌と舌が絡み合い…

“じゅる、じゅぷっ…んぐっ…んっ…ちゅっぱっ…”

 脳裏に舌を絡め、唾液を交換する時に発する水音が響いて私は…

(これ…凄く…えっちな感じ…お互いの唇が少しでも離れると唾液の糸が引いちゃってるし…ディープキスって…こんなにもえっちなの!?)

 そしてエルが着ている服を脱ぎ捨て…私の服に手を掛ける。エルが脱がせやすい様に体勢を変えながら私も裸に…。恥ずかしい…。

「綺麗だよ、ティア」

「エル…」

 生まれたままの私を見てエルが綺麗って言ってくれた。こんなに嬉しい事はないよね?私達はまた激しくディープキスを交わしあい、エルの手が私の胸へ。

「あっ…」

 その触れ方はとても優しくて、そんな風に触られただけで私の乳首はピンと張り詰めて硬くなっていった。それを合図にしたかの様にエルの唇が私の唇から離れ…私の乳首へと誘われた。

「あんっ…エル…はぁはぁ…そ、そんなに胸が大きくなくて…ごめんね?」

「はぁはぁ…ちゅぷっ…んぐっ…んっ…ぷはっ…こんなに綺麗で可愛い胸なんだよ…俺は大好きだよ…はぁはぁ…謝る必要なんてないよ?あむっ」

 んもぅ~~~!!そんな嬉しい事言っちゃって…どんだけ好きにさせるつもりなのっ!?

「エルっ!んっ…あん♡ 気持ちぃぃ…気持ちいいよぉ~ んあっ…」

 乳首を口に含まれ…舐め上げられ、胸を揉まれ…それだけで私は達してしまいそうになる。



 そして、エルの手が私の下腹部へと伸びていき…恥丘を撫でられてから、ヒダの割れ目へ指が添えられる…。

“くちゅうっ…”

 それだけでいやらしい水音がする…。私から止めどなく溢れている愛汁の音だ…。

「っ…!? ティア…凄く濡れてる…」

「んんっ!? ぃゃぁ… い、言わないで?」

 エルの指が優しくそこを丁寧に愛撫してくる。するとくちゅくちゅといやらしい水音が辺りに響き渡る。

“くちゅっくちゅっくちゅっ…ちゅぷぅ…ぐちゅっ…ぐちゅっ…ぐちゅっ…”

「んあっ!?だ、駄目ぇぇ!?エル!?私、私、そんなに触られたらぁぁ い、イっちゃうっ!?イっちゃうからぁぁ…イクイクッ♡」

“プシュッ…ビクビクビクッ!”

 私はそれを我慢出来なくて達してしまった…。体は少しのけ反り痙攣してしまう。ううっ…しょ、しょうがないよね!?だって…凄く…エルに触れられるのが気持ち良かったし、なんなら胸を触れられた時からイきそうだったんだもん…。

 そしてエルが私の足を開き…股の間に入ってきた。

「はぁはぁ…ティア…俺…もう…」 

「はぁはぁ……んっ…いいよ?」

 ドキドキする。それに少し怖さもある。初めては痛いって聞くし…。でも…とうとうエルと繋がる時がやって来たんだと…心からそれを嬉しいと思ったの。

“くちゅうっ…”

 私の秘部の入口にエルのペニスがあてがわれた。

「ティア…挿入れるよ…出来るだけ…はぁはぁ…優しくするから…」

「うん…」

 私の未開通の膣をエルの亀頭の先端が押し開いて…入って来る。私はその初めての感覚に身震いして耐える。そして私は怖さを紛らわせる様に、縋る様にエルに手を伸ばすとエルは私の手に自分の手を重ね合わせ、指と指を隙間なく絡め合わせてくれた。

 そして…すぐさまエルのペニスが私の処女膜へと到達した。

「いっ…痛…いっ、ぃぁ…ぅぅっ…」

 ぐっとエルの腰が私の方へと進み、ブツッっとペニスが私の処女膜を破ったのが分かった。  
 つぅーっとお尻の方へと垂れていくのは…たぶん…破瓜の血だと思った。

(痛い痛い痛い痛い痛い痛いっ!?こんなに痛いの、初めてってっ!?マジ痛いんですけどっ!?)

「ティア…大丈夫!?」

 エルが心配そうに私に問い掛ける。私はそれに痩せ我慢して…平気と伝える。

「っ…わた…しは…大丈夫だから…奥まで…来て?」

 一度躊躇しながらもエルが腰にまたぐっと力を入れると、ペニスが私のまだ未開通の部分の膣をググッと押し広げながら進んできた…。そしてとうとう私の膣の奥へと先端が到達。

 その瞬間…エルのペニスが一際大きく膨れ上がり…

「うっ!?ご、ごめん、ティアっ!?」

“ビュルルルルル!!ドピュッ!ビュルル!ビュッ!ビュッ!”

 温かいものが私の中へと放出されたのが分かった。エルのが脈打ってるみたいだし…これって…出て…るんだよね?フェラした時みたいに、気持ち良かった、感じてくれたって事だよね?

「はぁはぁ…ティアの中…気持ち良すぎて…我慢出来なくて…はぁはぁ…」

「ううん…私は嬉しいよ、エル…私の中…どうだった? はぁはぁ…気持ち良かった?」

「うん…とても…」

 繋がったまま、強く抱き締め合い、お互いの耳元で言葉を交わす。それは…とても温かく幸せな時間。

「ティア…痛みは大丈夫?」

「んっ…平気だよ?痛みはどんどんなくなっていくらしいし、実際なくなってきたから…」

 今の世の女性達が感じる破瓜の痛みはその時だけ感じるもの…。長時間痛む訳ではない。痛みがあるのはその痛みとともに愛する人を心に…身体に刻み込む為に破瓜の痛みがあるのだと私はそう思った。

 だって…私には確かに、その瞬間にエルが刻まれたのを感じたのだから…。

「ティア…悪いんだけど…はぁはぁ…このままもう一度…」

 私もほとんど痛みは感じなくなり…エルのペニスがピクッっと私の中で少し動くだけで…寧ろ…それだけで感じてきてしまっている。エルのペニスはずっと硬いままだし…

 だから当然、私は…

「いっぱい…愛して?」

 と、言ったの。するとエルが腰をゆっくりと振り出して…

“ぱちゅん♡ぱちゅん♡じゅぷっ…じゅぷっ…パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン!”

 卑猥な音と共に肉と肉がぶつかり合う音。

「あっ!?あんっ♡ エル♡ んんっ…あっ…んっ…んんっ…あっ♡ あっ♡ あんっ♡」

 自分でも信じられない様な嬌声。こんな声が出ちゃうのっ!?でも…エルは凄く気持ちよさそうだし、私も凄く気持ち良くて…。また私は達してしまいそうになる。私は足をエルの腰へとしっかりと絡ませ、ローズレインの至宝【大しゅきホールド】の体勢へと移行。

「ティアっ!」

「え、えりゅっ♡ んあっ♡」

 そして…今度は同じタイミングで…

「「イクっ!!!」」

 私とエルはイッちゃった。一緒にイクというだけでも幸せを感じちゃう。エルのペニスから勢いよく、それも大量に私の膣内の最奥へと温かいモノが注がれていくのを感じる。

 そして…そんな余韻に浸っていると…

「ティア…はぁはぁ…もっと…」

「はぁはぁ…うん…いいよ」

 どうやら私はまだ何回もそれを感じれるようだ。

 私達は何度も何度も愛を確か合うのだった。








 私が気を失ってしまうまで…。

 



 
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