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プロローグ
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~はじめに~
私の作品が初めての方はこれからどうぞ宜しくお願い致します。私の作品を読んでいるよ~と、いう方は引き続きどうぞ宜しくお願いします、筆者の美鈴です。
本来ならこの作品は私の他作品が完結してから投稿する予定だったのですが私が病気がちな為に入院していたり療養していたりとしてしまい、更新が遅れてしまっているため、更新待ちに少しでも繋ぎになればと思い投稿する事にしました。
しっかり体調を整えて他作品もしっかりと更新していきますので引き続き美鈴の応援宜しくお願いします。長くなりましたが本編をどうぞ!
♢♢♢
「わりい、俺死んだ」
みんな知ってるであろう有名なセリフ…。
何でそんな事を今、俺は言ってるのかって? それは間違いなく俺が死んでしまったから…。
♢
その日の俺は疲れが溜まっていた…んだと思う。毎日毎日勉強や部活に精を出していたし、バイトもしていた…。
だからかは分からないが体に疲労が溜まり、挙げ句の果てには風邪をひいてしまったんだ。おまけに40度の熱迄出てきやがった……。
体力がないなんて言ってくれるなよ…?とにかくそんな状態でも俺は休まずに全てをこなしてた事を評価してくれるとありがたい。
でも無理がたたってしまいバイトの帰り道にある歩道橋の階段を踏み外して……そして強烈な痛みと共に意識は真っ暗な闇の中へ…。
─で、冒頭への話と戻る訳だが…。言っておくが夢オチとかそういうのじゃないんだからね?
これは現実だと認識出来る。だって現在進行形で俺は…俺は…… 女性からおっぱいを貰い飲んでいるのだから…。
♢
最初はさあ、何事かと思ったよ?意識が戻ったは良いけど何も見えないし、自由に動かない体で真っ暗な柔らかいトンネルを無意識にどこかに向かい這いずっていたんだから…。何か息苦しいしさ…。
階段から落ちた後遺症と思った位だ…。
─で、長いトンネルみたいな所からようやく頭に空気が触れた感触が…出口か?と思ったらそのままスルンっと体全体が空気に触れたのが分かったんだ…。
―出られた!? ―と、思ったのも束の間、マスクと頭に頭巾とでも言えば良いのかな?
とにかくそういうので顔や頭を隠している巨大な女性に抱き抱えられたんだ。 何で女性って分かるかって?だって…胸元に抱き抱えられているんだからほらっ…、当たるだろ?そう、女性の胸だ。わざと当ててるんだよ?―とか、言われてみたいが残念ながら今はそれどころじゃない…。 とにかくこんな巨大な女性見た事もない。まずは助けを呼ぼうと声を…
「おぎゃー!」
んっ?おぎゃー!って、何だ?声を出し続けてみる。
「おぎゃー!おぎゃー!おぎゃー!」
……俺の声!?俺の声なのかっ!?
「奥様…げ、元気な男の子に御座います!」
「はぁはぁ…ほ…本当に?」
「は、はい、奥様…」
頭巾にマスクをつけ涙を流す女性は俺を何かで包むと奥様と呼ばれた綺麗な若い女性に俺を手渡したんだ…。その女性はよく見ると額に汗を浮かべている…。
「あらっ…この子…もしかして…もう目が見えてるのかしら?」
「もしかしたらそうかも知れませんね、奥様…」
「私の…私の可愛い赤ちゃん…」
…赤ちゃんって言った!?今、赤ちゃんって言ったよね!?―と、いう事は先程の女性は巨大だったわけじゃなくて…俺が赤ちゃんだったから巨大に見えただけ…?
「奥様…まずは母乳を…」
「そうね…私の赤ちゃん…しっかり飲んで、元気に育ってね?」
俺にうら若き女性のおっぱいが近付いて来る…。この女性が母親?若くね!?そう思っているうちにおっぱいと俺の口の距離がゼロになろうとしている。なるほど…俺は赤ちゃんだから飲めと?
ふっふっふっ…あっはっはっ─
─って、飲めるかぁー!?こちとらさっきまで思春期真っ只中の高校生だったんだぞ?いくら母親だろうとはいえ…やましいというか…。
エッチというかそういうのには勿論興味はあったんだけど残念ながら童貞だよ!僕の亀さんは出番がないまま、海へと帰って行ったのさ…
キラ~ン…。
くっ…悲しい現実だった…。涙が出そう。だって赤ちゃんなんだもん(泣)
「はい、あ~ん?」
「!?」
そんな事を思っていたら、それはいつの間にか僕の唇へとツンツン当たっている…。心なしかお腹が空いてきた気が…。くっ…致し方なし…。生きる為だ。
“パクっ…”
「…んぐ……んぐっ……」
「んっ…良い子…良い子…しっかり飲んで…元気いっぱい育ってね? 私の…世界の…愛し子…」
んっ…?母さんと思わしき人は何て言ったんだ?世界のとか愛しのとか聞こえたけどよくは聞き取れなかった。
その時の俺は知らなかった…。ここがどんな世界でどんな状況なのかを……。
私の作品が初めての方はこれからどうぞ宜しくお願い致します。私の作品を読んでいるよ~と、いう方は引き続きどうぞ宜しくお願いします、筆者の美鈴です。
本来ならこの作品は私の他作品が完結してから投稿する予定だったのですが私が病気がちな為に入院していたり療養していたりとしてしまい、更新が遅れてしまっているため、更新待ちに少しでも繋ぎになればと思い投稿する事にしました。
しっかり体調を整えて他作品もしっかりと更新していきますので引き続き美鈴の応援宜しくお願いします。長くなりましたが本編をどうぞ!
♢♢♢
「わりい、俺死んだ」
みんな知ってるであろう有名なセリフ…。
何でそんな事を今、俺は言ってるのかって? それは間違いなく俺が死んでしまったから…。
♢
その日の俺は疲れが溜まっていた…んだと思う。毎日毎日勉強や部活に精を出していたし、バイトもしていた…。
だからかは分からないが体に疲労が溜まり、挙げ句の果てには風邪をひいてしまったんだ。おまけに40度の熱迄出てきやがった……。
体力がないなんて言ってくれるなよ…?とにかくそんな状態でも俺は休まずに全てをこなしてた事を評価してくれるとありがたい。
でも無理がたたってしまいバイトの帰り道にある歩道橋の階段を踏み外して……そして強烈な痛みと共に意識は真っ暗な闇の中へ…。
─で、冒頭への話と戻る訳だが…。言っておくが夢オチとかそういうのじゃないんだからね?
これは現実だと認識出来る。だって現在進行形で俺は…俺は…… 女性からおっぱいを貰い飲んでいるのだから…。
♢
最初はさあ、何事かと思ったよ?意識が戻ったは良いけど何も見えないし、自由に動かない体で真っ暗な柔らかいトンネルを無意識にどこかに向かい這いずっていたんだから…。何か息苦しいしさ…。
階段から落ちた後遺症と思った位だ…。
─で、長いトンネルみたいな所からようやく頭に空気が触れた感触が…出口か?と思ったらそのままスルンっと体全体が空気に触れたのが分かったんだ…。
―出られた!? ―と、思ったのも束の間、マスクと頭に頭巾とでも言えば良いのかな?
とにかくそういうので顔や頭を隠している巨大な女性に抱き抱えられたんだ。 何で女性って分かるかって?だって…胸元に抱き抱えられているんだからほらっ…、当たるだろ?そう、女性の胸だ。わざと当ててるんだよ?―とか、言われてみたいが残念ながら今はそれどころじゃない…。 とにかくこんな巨大な女性見た事もない。まずは助けを呼ぼうと声を…
「おぎゃー!」
んっ?おぎゃー!って、何だ?声を出し続けてみる。
「おぎゃー!おぎゃー!おぎゃー!」
……俺の声!?俺の声なのかっ!?
「奥様…げ、元気な男の子に御座います!」
「はぁはぁ…ほ…本当に?」
「は、はい、奥様…」
頭巾にマスクをつけ涙を流す女性は俺を何かで包むと奥様と呼ばれた綺麗な若い女性に俺を手渡したんだ…。その女性はよく見ると額に汗を浮かべている…。
「あらっ…この子…もしかして…もう目が見えてるのかしら?」
「もしかしたらそうかも知れませんね、奥様…」
「私の…私の可愛い赤ちゃん…」
…赤ちゃんって言った!?今、赤ちゃんって言ったよね!?―と、いう事は先程の女性は巨大だったわけじゃなくて…俺が赤ちゃんだったから巨大に見えただけ…?
「奥様…まずは母乳を…」
「そうね…私の赤ちゃん…しっかり飲んで、元気に育ってね?」
俺にうら若き女性のおっぱいが近付いて来る…。この女性が母親?若くね!?そう思っているうちにおっぱいと俺の口の距離がゼロになろうとしている。なるほど…俺は赤ちゃんだから飲めと?
ふっふっふっ…あっはっはっ─
─って、飲めるかぁー!?こちとらさっきまで思春期真っ只中の高校生だったんだぞ?いくら母親だろうとはいえ…やましいというか…。
エッチというかそういうのには勿論興味はあったんだけど残念ながら童貞だよ!僕の亀さんは出番がないまま、海へと帰って行ったのさ…
キラ~ン…。
くっ…悲しい現実だった…。涙が出そう。だって赤ちゃんなんだもん(泣)
「はい、あ~ん?」
「!?」
そんな事を思っていたら、それはいつの間にか僕の唇へとツンツン当たっている…。心なしかお腹が空いてきた気が…。くっ…致し方なし…。生きる為だ。
“パクっ…”
「…んぐ……んぐっ……」
「んっ…良い子…良い子…しっかり飲んで…元気いっぱい育ってね? 私の…世界の…愛し子…」
んっ…?母さんと思わしき人は何て言ったんだ?世界のとか愛しのとか聞こえたけどよくは聞き取れなかった。
その時の俺は知らなかった…。ここがどんな世界でどんな状況なのかを……。
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