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イチとニナ
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「スイッチしっ!!」
「任せるかな!」
ニナの声にイチがすぐさま反応する。イチが腰を深く落とし、スピードをガンガンあげていく。 普段はライバルと呼べる関係だ。ド◯ゴンボールで言うとゴ◯ウとベ◯ータのような関係かも知れない。いざ一緒に戦うとなると二人がゴ◯ータにフ◯ージョンしたみたいに強くなる。早い話力が何倍にもなるようなものだろう。だが…
「くっ…」
激しい動きをしていたイチが辛そうな声をあげてその途端に動きが鈍くなってくる。
「イチ!こっちしっ!」
「ニナ!? お願いっ…かな」
「任せるしっ!」
イチからニナへスムーズに入れ替わる。
「イクしっ!」
「お願い、ニナ」
ズンズンとその動きはイチよりも激しい。以前は怪我していたが、怪我は治ったようでその動きにはキレがある。
「くっ…」
男の焦ったような声が洩れる。
「いけるかな!」
「コレで…決めるしっ!」
更に更に動きが激しくなり…
「ぬぅぅぅ~」
「コレでも足りないしっ!?」
「ニナ!もう少し踏ん張るかな!」
「そ、そんな事言っても…もう駄目し…」
「ニナーーーーっ!?」
「後は…宜しくし…」
ニナがその場に崩れ落ちる。崩れ落ちる寸前にイチがまたもやニナと素早く入れ替わる。
「わ、分かったかな!私も最後の力を振り絞るかな!」
そして… ホイッスル…
「えっ…と…二人とも大丈夫か?」
「無理…かな…」
「イチと同じしっ…」
二人がうつ伏せに力なく倒れ込んでいる。まあ、ベッドの上は凄惨な光景とでも言えば分かるかな…? 今日はイチの個人ハロウィンだったんだが、ニナと一緒に現れたんだ。その格好はといえば…何故か魔法少女だった。魔法少女ってなんだか萌えるよな?とにかく来るやいなや二人がかりで俺をベッドへと運び、ベッド上での戦いが始まったというわけだ。
「それにしても…流石かな…」
「あたしもそう思ったし…」
「まあ…色欲の魔王に鍛えられたからな」
「恐るべし…かな…」
「それって…さっちゃんの事しょっ?」
「そうそう…幸子が一番性欲が強いからな。まあ、最近はようやく幸子に勝ち越してるけど…」
イチとニナを合わせても幸子には程遠いしな。
「もっと…スタミナをつけるかな…」
「さっちゃんに教えをこえばよくねっ!?」
「…流石に色欲の魔王が三人になると…敵わんぞ?」
「「あっ…」」
イチとニナが何かに気がついたようだ。俺はそんなイチ達に問い掛ける。
「イチはどうかしたのか?」
「「せぇ~の…」」
「ハッピーハロウィン!」
「お菓子をくれねぇーとイタズラするしょっ!」
「…今頃かいっ!? まあ、とにかくハッピーハロウィン!イチ、ニナ」
イチとニナも性なるハロウィンだったというお話だな。そればっかりだとは言わないでくれよ?
「任せるかな!」
ニナの声にイチがすぐさま反応する。イチが腰を深く落とし、スピードをガンガンあげていく。 普段はライバルと呼べる関係だ。ド◯ゴンボールで言うとゴ◯ウとベ◯ータのような関係かも知れない。いざ一緒に戦うとなると二人がゴ◯ータにフ◯ージョンしたみたいに強くなる。早い話力が何倍にもなるようなものだろう。だが…
「くっ…」
激しい動きをしていたイチが辛そうな声をあげてその途端に動きが鈍くなってくる。
「イチ!こっちしっ!」
「ニナ!? お願いっ…かな」
「任せるしっ!」
イチからニナへスムーズに入れ替わる。
「イクしっ!」
「お願い、ニナ」
ズンズンとその動きはイチよりも激しい。以前は怪我していたが、怪我は治ったようでその動きにはキレがある。
「くっ…」
男の焦ったような声が洩れる。
「いけるかな!」
「コレで…決めるしっ!」
更に更に動きが激しくなり…
「ぬぅぅぅ~」
「コレでも足りないしっ!?」
「ニナ!もう少し踏ん張るかな!」
「そ、そんな事言っても…もう駄目し…」
「ニナーーーーっ!?」
「後は…宜しくし…」
ニナがその場に崩れ落ちる。崩れ落ちる寸前にイチがまたもやニナと素早く入れ替わる。
「わ、分かったかな!私も最後の力を振り絞るかな!」
そして… ホイッスル…
「えっ…と…二人とも大丈夫か?」
「無理…かな…」
「イチと同じしっ…」
二人がうつ伏せに力なく倒れ込んでいる。まあ、ベッドの上は凄惨な光景とでも言えば分かるかな…? 今日はイチの個人ハロウィンだったんだが、ニナと一緒に現れたんだ。その格好はといえば…何故か魔法少女だった。魔法少女ってなんだか萌えるよな?とにかく来るやいなや二人がかりで俺をベッドへと運び、ベッド上での戦いが始まったというわけだ。
「それにしても…流石かな…」
「あたしもそう思ったし…」
「まあ…色欲の魔王に鍛えられたからな」
「恐るべし…かな…」
「それって…さっちゃんの事しょっ?」
「そうそう…幸子が一番性欲が強いからな。まあ、最近はようやく幸子に勝ち越してるけど…」
イチとニナを合わせても幸子には程遠いしな。
「もっと…スタミナをつけるかな…」
「さっちゃんに教えをこえばよくねっ!?」
「…流石に色欲の魔王が三人になると…敵わんぞ?」
「「あっ…」」
イチとニナが何かに気がついたようだ。俺はそんなイチ達に問い掛ける。
「イチはどうかしたのか?」
「「せぇ~の…」」
「ハッピーハロウィン!」
「お菓子をくれねぇーとイタズラするしょっ!」
「…今頃かいっ!? まあ、とにかくハッピーハロウィン!イチ、ニナ」
イチとニナも性なるハロウィンだったというお話だな。そればっかりだとは言わないでくれよ?
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