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冷菓
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「んっ…」
「ここっ…?」
「んあっ…♡ 凄っ……♡」
「ここもじゃない?」
「ふあっ!?そこも…いい……んっ…♡」
冷菓の息遣いと冷菓の動きに合わせるように動かしていくと艶かしい声が響き渡る。そんな二人の時間が引き裂かれるかのように…
「店内で何ヤッてんだい!?」
そんな声が響き渡る。
「何って…」
「み、見ての通りマッサージをしてもらってるだけだけど…?」
事の発端は数時間前に遡る。今日は冷菓とのハロウィンを楽しむ予定だったんだ。まあ、現在進行系で楽しんでるんだけどな。とにかく冷菓が部屋へとやって来て二人っきりで出掛けたいという事になり、街をぶらぶらとデートしてきたわけだ。
そして…デート帰りに駄菓子屋へと寄る事になったんだ。冷菓にとっては実家でもあるしな。俺も駄菓子屋へ行きたかったし、ちょうど良かったともいえる。冷菓が気を利かせてくれたのかも知れない。
まあ、そんなわけで…駄菓子屋へとやって来たんだが…店を開けっ放しでばっちゃんはどこかへと出掛けてるみたいでばっちゃんの姿がなかったんだ。冷菓曰く開けっ放しで出掛けのは日常茶飯事らしいし。すぐそこら辺でいつものように誰かと世間話をしていると思うとの事だった。んで、とりあえずばっちゃんが帰ってくるまでのんびりしていようという事になり店内のお菓子を食べるスペースに腰掛けていたんだ。 ちょうどその時に冷菓が疲れてるみたいに見えたのでマッサージをしていたんだ。
そして…現在に至るというわけだ。まあ、ばっちゃんが勘違いするのも分かる気がするわ。冷菓の声が嬌声みたいだったしな。
「ったく…あんた達は紛らわしいんだよ!」
「んなっ…おばあちゃんが勝手に勘違いしただけでしょっ!?」
「あんな艶かしい声出してたらあたしゃあじゃなくてもみんな勘違いするんだっちゅ~のっ♡」
定番のポーズはいらないからな?ばっちゃん。
「あんたもそう思うじゃろ?冷菓の声聞いて興奮していたじゃろ?」
「と、豊和は興奮しないわよっ!?あたしの声はそんな声じゃあなかったわよねっ!?」
「いや…興奮したけど?」
「ふぇっ!?」
「ほれっ、みろ。言わんこっちゃない」
いやいや…するよな?俺は正常だと思う。あんな声出されたら興奮するんだっちゅ~のっ!冷菓は自分ではそんな声出してないと思ってたんだろうな…。
「ば…ばかっ…」
カッーと顔を染め上げてそんな事を呟く冷菓…。うん、最高の表情です!それだけで最近はう◯い棒を軽く十本はいけそうな気がするな。
「まあ、そんな事よりも…今日はお菓子でも買いに来たのかい?」
「うん。デートの帰りなんだけどな?」
「デートの帰りはラブホテルじゃろうがいっ!?そんな事だから最近まで童貞じゃったんじゃよ!」
「エッチするばかりがデートじゃないと思うわよ、おばあちゃん?」
「あんたもそんなだから最近まで処女拗らせてたんじゃよ」
「んなっ…!?」
冷菓はばっちゃんにツッコまれて絶句している。俺はすかさず口を開く事に。
「ばっちゃん」
「なんだい」
「俺達をいつまでも舐めないでくれよ?ラブホテルはこの後に決まってるだろう?ラブホテルは突然に…って奴さ」
「ふぁっ!?」
「ふっ…あんたも成長したじゃないか…冷菓は驚いてるみたいだけども…」
「あ、あんた…この後…その…」
「いやか?」
「っ…!?その言い方は…ズルいわよ…嫌じゃ…ない…寧ろ…その…」
「ふっ…いいモノを見せてもらったわい…胸焼けしそうじゃがの…」
駄菓子屋で暫く過ごしてから恋人達のデートの最後に行き着く場所ともいえるラブホテルへと向かった。当然だけどハロウィンということもありラブホテルに置いてある様々なコスプレ衣装に冷菓が身を包んでくれたのは最高のハロウィンだったといえるだろう。
「ここっ…?」
「んあっ…♡ 凄っ……♡」
「ここもじゃない?」
「ふあっ!?そこも…いい……んっ…♡」
冷菓の息遣いと冷菓の動きに合わせるように動かしていくと艶かしい声が響き渡る。そんな二人の時間が引き裂かれるかのように…
「店内で何ヤッてんだい!?」
そんな声が響き渡る。
「何って…」
「み、見ての通りマッサージをしてもらってるだけだけど…?」
事の発端は数時間前に遡る。今日は冷菓とのハロウィンを楽しむ予定だったんだ。まあ、現在進行系で楽しんでるんだけどな。とにかく冷菓が部屋へとやって来て二人っきりで出掛けたいという事になり、街をぶらぶらとデートしてきたわけだ。
そして…デート帰りに駄菓子屋へと寄る事になったんだ。冷菓にとっては実家でもあるしな。俺も駄菓子屋へ行きたかったし、ちょうど良かったともいえる。冷菓が気を利かせてくれたのかも知れない。
まあ、そんなわけで…駄菓子屋へとやって来たんだが…店を開けっ放しでばっちゃんはどこかへと出掛けてるみたいでばっちゃんの姿がなかったんだ。冷菓曰く開けっ放しで出掛けのは日常茶飯事らしいし。すぐそこら辺でいつものように誰かと世間話をしていると思うとの事だった。んで、とりあえずばっちゃんが帰ってくるまでのんびりしていようという事になり店内のお菓子を食べるスペースに腰掛けていたんだ。 ちょうどその時に冷菓が疲れてるみたいに見えたのでマッサージをしていたんだ。
そして…現在に至るというわけだ。まあ、ばっちゃんが勘違いするのも分かる気がするわ。冷菓の声が嬌声みたいだったしな。
「ったく…あんた達は紛らわしいんだよ!」
「んなっ…おばあちゃんが勝手に勘違いしただけでしょっ!?」
「あんな艶かしい声出してたらあたしゃあじゃなくてもみんな勘違いするんだっちゅ~のっ♡」
定番のポーズはいらないからな?ばっちゃん。
「あんたもそう思うじゃろ?冷菓の声聞いて興奮していたじゃろ?」
「と、豊和は興奮しないわよっ!?あたしの声はそんな声じゃあなかったわよねっ!?」
「いや…興奮したけど?」
「ふぇっ!?」
「ほれっ、みろ。言わんこっちゃない」
いやいや…するよな?俺は正常だと思う。あんな声出されたら興奮するんだっちゅ~のっ!冷菓は自分ではそんな声出してないと思ってたんだろうな…。
「ば…ばかっ…」
カッーと顔を染め上げてそんな事を呟く冷菓…。うん、最高の表情です!それだけで最近はう◯い棒を軽く十本はいけそうな気がするな。
「まあ、そんな事よりも…今日はお菓子でも買いに来たのかい?」
「うん。デートの帰りなんだけどな?」
「デートの帰りはラブホテルじゃろうがいっ!?そんな事だから最近まで童貞じゃったんじゃよ!」
「エッチするばかりがデートじゃないと思うわよ、おばあちゃん?」
「あんたもそんなだから最近まで処女拗らせてたんじゃよ」
「んなっ…!?」
冷菓はばっちゃんにツッコまれて絶句している。俺はすかさず口を開く事に。
「ばっちゃん」
「なんだい」
「俺達をいつまでも舐めないでくれよ?ラブホテルはこの後に決まってるだろう?ラブホテルは突然に…って奴さ」
「ふぁっ!?」
「ふっ…あんたも成長したじゃないか…冷菓は驚いてるみたいだけども…」
「あ、あんた…この後…その…」
「いやか?」
「っ…!?その言い方は…ズルいわよ…嫌じゃ…ない…寧ろ…その…」
「ふっ…いいモノを見せてもらったわい…胸焼けしそうじゃがの…」
駄菓子屋で暫く過ごしてから恋人達のデートの最後に行き着く場所ともいえるラブホテルへと向かった。当然だけどハロウィンということもありラブホテルに置いてある様々なコスプレ衣装に冷菓が身を包んでくれたのは最高のハロウィンだったといえるだろう。
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