82 / 108
駄菓子屋⑦
しおりを挟む
「ばっちゃ~~~ん!おりゅぅぅぅぅ?」
「やかましいわっ!!おるのは見て分かるじゃろうがっ!!そんな大声で言いおってからにっ!わたしゃあの心臓が止まったらどうするんじゃっ!?」
「うっ…ごめん…ばっちゃん…」
「まあ、わたしゃあの心臓は止まりはせんがのぅ。ただやかましかっただけじゃしのっ」
「久しぶりに聖域にこれて舞い上がり過ぎてしまってごめん…ばっちゃん」
「…ふん。まあ、ええわい。んで、どうしたんじゃっ?」
修学旅行から帰ってきた翌日の事だ。俺は土産を持って聖域でもある駄菓子屋へと足を運んだんだ。
ちなみにだが、飯根さんに部屋へと連れ込まれて分からせた?後の話をすると、新菜達と無事合流。みんなから小言を言われる事に。小言は俺の事を心配してくれての事だったから甘んじて聞く事に…。
まあ、当然だけど小言が終わった後は幸子達と今度は励む事になった。俊哉、新菜、イチとまずはイチャイチャする事に。それから色欲の魔王幸子との負けられない戦いをまたしても制してから、アメリカの色んな所を見て回ったんだよな。
一年目の修学旅行はそんな感じで他に何か起こる訳でもなく幕を閉じたというわけだ。んで、帰って来てからは真冬達と存分にイチャイチャして今に至るというわけだ。
「まずはこれアメリカに修学旅行に行ったお土産ね?早速見てくれよ?ばっちゃんが喜びそうなもんを買ってきたつもりなんだぜ?」
俺がそう言ってお土産が入った大きめの紙袋を渡すと…
「イッヒッヒッ…気が利くじゃないかい。どれどれ…」
早速中を確認してくれるばっちゃん。
「…これは…っ…」
「すげぇ、いい生地だろ?」
「き、生地はいいけども…なんで…チャイナ服なんだいっ!?そこはまだ、アロハシャツだのその辺りの服を選ぶじゃろぅぅ!?」
「その反応が見たかった…」
「何をシリアスにカッコつけて言ってんだいっ!?その反応が見たかったじゃあないんじゃよっ!?」
「じっちゃんとのプレイに使ってもらおうと思って!」
「サムズアップはしなくてもいいんじゃよ…まあ、使わしてもらうけども」
「使うんか~~~いっ!!???」
アメリカンジョークのつもりだったんだが!?
「そりゃあ使うじゃろ?わたしゃあナイスバディじゃし?太ももが特にセクシィィィー…じゃろ?」
スカートを捲りあげ太ももを見せつけてきながらそんな事を口にするばっちゃん。
「…次のお土産を早く見てくれよ、ばっちゃん?あっ、それとコレを久しぶりにもらうわ!今日はカ◯ビーのポテトの塩味食いたいし」
「スルーすなっ!!あんたホント自由だねっ!?それからそれは百円だよ、百円。百円よこしなっ!」
「はいよ!は~いはいはいはい、百円っ」
「まいどあり!パ◯ヤビーチのコントの振り付けはしなくてもいいんじゃがっ?」
「ばっちゃんよく知ってるな」
「そりゃあ知っとるじゃろ?わたしゃあは昔のコントとかの方が好きじゃしな。なんでも自由に表現出来た昔の方が好きだったしのぅ。変な縛りつけやらなかったしのぅ。まあ、この世界は表現が自由じゃからそのあたりも好きだけどの」
「それな!流石ばっちゃんは話が分かるぜ」
「そうじゃろ?」
そう言いながらばっちゃんがお土産を確認していく。
「ありがとうのぅ?後は全部まともじゃったわい」
「ばっちゃんには世話になってるし、当たり前なんだけどな」
「イッヒッヒッ…そうかい」
ばっちゃんが喜んでそうでなによりだ。そんな風にばっちゃんと話をしながらポテトをつまんでいると…
「おばあちゃんより…まずはアタシでしょっ?」
後ろからそっと抱き締められて、耳元でそんな事を呟くのは…
「冷菓。ただいま」
冷菓だ。まあ、電話では話したんだけどな。
「うん…おかえり」
少し寂しかったんだと電話でも言ってたし、ツンよりデレが最近は強い気がするな。
「…やれやれ…そういうのは他所でしな…他所で…」
ばっちゃんは呆れたように俺達を見ながらそんな事を言ってる。まあ、ばっちゃんに土産は渡せたし、ここからは冷菓との時間だな。その後は当然だけど、冷菓と冷菓の部屋で甘い甘い時間を過ごす事に。
余談だが…ばっちゃんもじっちゃんと甘い時間を過ごしたそうだ。そんな情報はいらないんだがっ?
「やかましいわっ!!おるのは見て分かるじゃろうがっ!!そんな大声で言いおってからにっ!わたしゃあの心臓が止まったらどうするんじゃっ!?」
「うっ…ごめん…ばっちゃん…」
「まあ、わたしゃあの心臓は止まりはせんがのぅ。ただやかましかっただけじゃしのっ」
「久しぶりに聖域にこれて舞い上がり過ぎてしまってごめん…ばっちゃん」
「…ふん。まあ、ええわい。んで、どうしたんじゃっ?」
修学旅行から帰ってきた翌日の事だ。俺は土産を持って聖域でもある駄菓子屋へと足を運んだんだ。
ちなみにだが、飯根さんに部屋へと連れ込まれて分からせた?後の話をすると、新菜達と無事合流。みんなから小言を言われる事に。小言は俺の事を心配してくれての事だったから甘んじて聞く事に…。
まあ、当然だけど小言が終わった後は幸子達と今度は励む事になった。俊哉、新菜、イチとまずはイチャイチャする事に。それから色欲の魔王幸子との負けられない戦いをまたしても制してから、アメリカの色んな所を見て回ったんだよな。
一年目の修学旅行はそんな感じで他に何か起こる訳でもなく幕を閉じたというわけだ。んで、帰って来てからは真冬達と存分にイチャイチャして今に至るというわけだ。
「まずはこれアメリカに修学旅行に行ったお土産ね?早速見てくれよ?ばっちゃんが喜びそうなもんを買ってきたつもりなんだぜ?」
俺がそう言ってお土産が入った大きめの紙袋を渡すと…
「イッヒッヒッ…気が利くじゃないかい。どれどれ…」
早速中を確認してくれるばっちゃん。
「…これは…っ…」
「すげぇ、いい生地だろ?」
「き、生地はいいけども…なんで…チャイナ服なんだいっ!?そこはまだ、アロハシャツだのその辺りの服を選ぶじゃろぅぅ!?」
「その反応が見たかった…」
「何をシリアスにカッコつけて言ってんだいっ!?その反応が見たかったじゃあないんじゃよっ!?」
「じっちゃんとのプレイに使ってもらおうと思って!」
「サムズアップはしなくてもいいんじゃよ…まあ、使わしてもらうけども」
「使うんか~~~いっ!!???」
アメリカンジョークのつもりだったんだが!?
「そりゃあ使うじゃろ?わたしゃあナイスバディじゃし?太ももが特にセクシィィィー…じゃろ?」
スカートを捲りあげ太ももを見せつけてきながらそんな事を口にするばっちゃん。
「…次のお土産を早く見てくれよ、ばっちゃん?あっ、それとコレを久しぶりにもらうわ!今日はカ◯ビーのポテトの塩味食いたいし」
「スルーすなっ!!あんたホント自由だねっ!?それからそれは百円だよ、百円。百円よこしなっ!」
「はいよ!は~いはいはいはい、百円っ」
「まいどあり!パ◯ヤビーチのコントの振り付けはしなくてもいいんじゃがっ?」
「ばっちゃんよく知ってるな」
「そりゃあ知っとるじゃろ?わたしゃあは昔のコントとかの方が好きじゃしな。なんでも自由に表現出来た昔の方が好きだったしのぅ。変な縛りつけやらなかったしのぅ。まあ、この世界は表現が自由じゃからそのあたりも好きだけどの」
「それな!流石ばっちゃんは話が分かるぜ」
「そうじゃろ?」
そう言いながらばっちゃんがお土産を確認していく。
「ありがとうのぅ?後は全部まともじゃったわい」
「ばっちゃんには世話になってるし、当たり前なんだけどな」
「イッヒッヒッ…そうかい」
ばっちゃんが喜んでそうでなによりだ。そんな風にばっちゃんと話をしながらポテトをつまんでいると…
「おばあちゃんより…まずはアタシでしょっ?」
後ろからそっと抱き締められて、耳元でそんな事を呟くのは…
「冷菓。ただいま」
冷菓だ。まあ、電話では話したんだけどな。
「うん…おかえり」
少し寂しかったんだと電話でも言ってたし、ツンよりデレが最近は強い気がするな。
「…やれやれ…そういうのは他所でしな…他所で…」
ばっちゃんは呆れたように俺達を見ながらそんな事を言ってる。まあ、ばっちゃんに土産は渡せたし、ここからは冷菓との時間だな。その後は当然だけど、冷菓と冷菓の部屋で甘い甘い時間を過ごす事に。
余談だが…ばっちゃんもじっちゃんと甘い時間を過ごしたそうだ。そんな情報はいらないんだがっ?
20
お気に入りに追加
161
あなたにおすすめの小説
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる