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衝撃な
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「こ、これは…」
「さ、流石…豊和様ですわ…お、お母様がこんな醜態を晒しているのを目にする時が来るなんて…」
「そ、それにしても…」
「ええ…アリシア…もしかして…あ、あなたもですの?」
「そ、それは…当然そうなるかと…」
二人がやって来たのはルナの自室。ルナとアリシアはシズの家族に当たる為にシズを頼むと主人公の隼豊和に頼まれたからだ。
二人は部屋のドアを入ってすぐに事後の独特の匂いにあてられて、下腹部がキュンと反応してしまった。ベッドに視線を向ける途中の床には脱ぎ捨てられた着物や下着等が目につく。ベッドには当然何も身に着けておらず、生まれたままの姿でうつ伏せでベッドで倒れ伏すシズの姿が。
「だ、大丈夫ですか…?シズお姉様?」
「まだ眠っているじゃありませんの?」
「い、いえ…たぶん…動けないだけかと…」
「そ、そうなんですの?」
「気配も分からないなんて…ルナはまだまだどすなぁ…せやから普段から…」
「本当に起きておりましたわっ!?しかもダメ出しまでされましたわっ!?お母様はまず御自身のあられもない姿を娘に晒しているのを自覚なさって下さいませっ!?あそこが丸見えで、しかも豊和様のがタレ流れていますのよっ!?」
「い、言ってくれはりますなぁ…せやかて…腰が立たんのよ…あんさんら二人が選ぶくらいやからイイ男なのは分かとったけど、まさかこっちもあんなに強いとは思えへんやろっ!?初手からあてが達させられて、三回目には一度意識を手放してしもうわ…」
「ああ…なるほど…」
「最近…豊和様はテクニックもお凄いから…当然そうなりますわ」
「しかもなんやのっ!?あんなの初めてやったわっ!?大き過ぎやでっ!?ビックリしたえっ!?ルナの父親なんかポークビッツやったえっ!?ジ◯ングの足はただの飾りって言ってたけど、足を装着してパーフェクトジ◯ングになった機体を思い出したわっ!!」
「じ、ジ◯ング…?」
「ルナ。シズお姉様がおっしゃっておられるのはガ◯ダムの話ですよ?ガ◯ダムに詳しくないと分からないお話ですよ」
「そ、そうなんですの?わたくしは観た事ありませんが…お母様が観ているとは…」
「わたくしは全制覇しております。豊和様も全制覇しておりますよ?話に談義が咲きますし」
「そ、そうなんですの?そ、それならわたくしも観てみませんと…」
「わたくしのオススメはやはりディ◯ティニーかダ◯ルオーですね。豊和様は全部ですね」
「裸で倒れ伏すあての横でガ◯ダム談義に話を咲かせられても、あてはどうすればいいのでっしゃろ?」
「お母様が話をお振りになられたのですわっ!?」
「シズお姉様が話をお振りになられたかと…」
「二人してハモるのは止めてもろうて…」
「それにしても…相変わらず…お母様の言葉遣いは独特ですわ」
「そら仕方ないやろ?色んなところ転々としていたら…地域地域の言葉が混ざってもうたんやもん」
「とりあえず…体をお拭きしましょうか?」
「それは流石に恥ずかしいわ…もう少ししたら動けると思うねん。その間隙やからなんか話してや?」
「話って…あっ!?」
「あっ!?って、どうかしはりはったんか?」
「お母様…まさかとは思いますが…今更わたくしに妹がデキるなんて事はないですわよね!?」
「……テヘペロっ♪」
「いやいやっ!?お母様っ!?テヘペロじゃあありませんわっ!?結局どっちなんですのっ!?」
「ルナ…シズお姉様のこのご様子からして…」
「…したんですのっ!?受精したんですのっ!?何をお考えになってっ!?」
「だって…あてもまだ三十路前やし?あんなイイ男の子供なら産みたいし?あんさんらと穴姉妹になりたいし?今回だけじゃあ足りないし?更に言えばルナには妹がすでにおるし?みたいな?」
「………はっ?」
「し、シズお姉様…?」
「い、今なんとっ…なんとおっしゃっられたのですかっ!?」
「えっ?穴姉妹?」
「その後ですわっ!?」
「ルナの妹の事え?」
「それですわっ!?」
「ルナに妹が居たこと…わたくしも知りませんでしたよ…?」
「そらぁ…言ってまへんからなぁ…あちきも若かったぁいうことやなぁ…」
「い、妹がすでに居たこともショックですが…会った事もないのは…更にショックですわ…」
「人間やから言い忘れる事もあるわな?」
「それはないかと…」
「それはないですわっ!!」
「まあ、今言ったからええやん」
「全然よくありませんわ…」
「そのうち会えるやろ」
「そこは…すぐに会わせるべきでは?」
「だって…あの子連絡つかないんやもん。仕方あらへんやん?それに旅好きやしな?」
「…旅好きって…」
「ま、まぁ…そ、そのうちなっ?連絡はとってあるしな」
「そのうちで済ませないで欲しいですわ…」
これは衝撃の事実が発覚した家族の話である。
「衝撃的過ぎますわぁぁぁっ!?」
「さ、流石…豊和様ですわ…お、お母様がこんな醜態を晒しているのを目にする時が来るなんて…」
「そ、それにしても…」
「ええ…アリシア…もしかして…あ、あなたもですの?」
「そ、それは…当然そうなるかと…」
二人がやって来たのはルナの自室。ルナとアリシアはシズの家族に当たる為にシズを頼むと主人公の隼豊和に頼まれたからだ。
二人は部屋のドアを入ってすぐに事後の独特の匂いにあてられて、下腹部がキュンと反応してしまった。ベッドに視線を向ける途中の床には脱ぎ捨てられた着物や下着等が目につく。ベッドには当然何も身に着けておらず、生まれたままの姿でうつ伏せでベッドで倒れ伏すシズの姿が。
「だ、大丈夫ですか…?シズお姉様?」
「まだ眠っているじゃありませんの?」
「い、いえ…たぶん…動けないだけかと…」
「そ、そうなんですの?」
「気配も分からないなんて…ルナはまだまだどすなぁ…せやから普段から…」
「本当に起きておりましたわっ!?しかもダメ出しまでされましたわっ!?お母様はまず御自身のあられもない姿を娘に晒しているのを自覚なさって下さいませっ!?あそこが丸見えで、しかも豊和様のがタレ流れていますのよっ!?」
「い、言ってくれはりますなぁ…せやかて…腰が立たんのよ…あんさんら二人が選ぶくらいやからイイ男なのは分かとったけど、まさかこっちもあんなに強いとは思えへんやろっ!?初手からあてが達させられて、三回目には一度意識を手放してしもうわ…」
「ああ…なるほど…」
「最近…豊和様はテクニックもお凄いから…当然そうなりますわ」
「しかもなんやのっ!?あんなの初めてやったわっ!?大き過ぎやでっ!?ビックリしたえっ!?ルナの父親なんかポークビッツやったえっ!?ジ◯ングの足はただの飾りって言ってたけど、足を装着してパーフェクトジ◯ングになった機体を思い出したわっ!!」
「じ、ジ◯ング…?」
「ルナ。シズお姉様がおっしゃっておられるのはガ◯ダムの話ですよ?ガ◯ダムに詳しくないと分からないお話ですよ」
「そ、そうなんですの?わたくしは観た事ありませんが…お母様が観ているとは…」
「わたくしは全制覇しております。豊和様も全制覇しておりますよ?話に談義が咲きますし」
「そ、そうなんですの?そ、それならわたくしも観てみませんと…」
「わたくしのオススメはやはりディ◯ティニーかダ◯ルオーですね。豊和様は全部ですね」
「裸で倒れ伏すあての横でガ◯ダム談義に話を咲かせられても、あてはどうすればいいのでっしゃろ?」
「お母様が話をお振りになられたのですわっ!?」
「シズお姉様が話をお振りになられたかと…」
「二人してハモるのは止めてもろうて…」
「それにしても…相変わらず…お母様の言葉遣いは独特ですわ」
「そら仕方ないやろ?色んなところ転々としていたら…地域地域の言葉が混ざってもうたんやもん」
「とりあえず…体をお拭きしましょうか?」
「それは流石に恥ずかしいわ…もう少ししたら動けると思うねん。その間隙やからなんか話してや?」
「話って…あっ!?」
「あっ!?って、どうかしはりはったんか?」
「お母様…まさかとは思いますが…今更わたくしに妹がデキるなんて事はないですわよね!?」
「……テヘペロっ♪」
「いやいやっ!?お母様っ!?テヘペロじゃあありませんわっ!?結局どっちなんですのっ!?」
「ルナ…シズお姉様のこのご様子からして…」
「…したんですのっ!?受精したんですのっ!?何をお考えになってっ!?」
「だって…あてもまだ三十路前やし?あんなイイ男の子供なら産みたいし?あんさんらと穴姉妹になりたいし?今回だけじゃあ足りないし?更に言えばルナには妹がすでにおるし?みたいな?」
「………はっ?」
「し、シズお姉様…?」
「い、今なんとっ…なんとおっしゃっられたのですかっ!?」
「えっ?穴姉妹?」
「その後ですわっ!?」
「ルナの妹の事え?」
「それですわっ!?」
「ルナに妹が居たこと…わたくしも知りませんでしたよ…?」
「そらぁ…言ってまへんからなぁ…あちきも若かったぁいうことやなぁ…」
「い、妹がすでに居たこともショックですが…会った事もないのは…更にショックですわ…」
「人間やから言い忘れる事もあるわな?」
「それはないかと…」
「それはないですわっ!!」
「まあ、今言ったからええやん」
「全然よくありませんわ…」
「そのうち会えるやろ」
「そこは…すぐに会わせるべきでは?」
「だって…あの子連絡つかないんやもん。仕方あらへんやん?それに旅好きやしな?」
「…旅好きって…」
「ま、まぁ…そ、そのうちなっ?連絡はとってあるしな」
「そのうちで済ませないで欲しいですわ…」
これは衝撃の事実が発覚した家族の話である。
「衝撃的過ぎますわぁぁぁっ!?」
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