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三人が揃えば

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俊哉と葵と俺。一緒に暮らし始めたなら…いや、三人揃うと昔からする事は決まっている。 

「ここだね!」 

「ちょっ!?ま、待ってくれ、葵っ!?」 

「待つわけない!超必殺っ…」

 “ガガッ!ドッ!ドッ!ドッ!どん!” 

「ぬわぁー!?ヤラれたっ!?」 

 そう、ゲームだ。格ゲーだ。葵と出会ったのはゲーセンだし、俺と俊哉と葵の趣味がゲームというのも三人に共通している事の一つだ。後は三人に共通しているものといえば意外と曲げず嫌いという事だろうか。 

「…ボクの勝ちだね?俊哉?」 

「ぐぬぬっ…」 

 イケメン女子がロリ巨乳に勝ち誇っているのも何かこう心にグッっと来るモノがあるよな。そして、ロリ巨乳が悔しがるのもグッっと来るモノがある。これも性癖になるのか?まあ、傍から見ていていると、とてもいいモノを魅せてもらってるという結論に至るわけだが。 

「まあ、俊哉はゲーム好きなのに、腕がそれについてきていないからな」 

「ホントそれだね?」 

「にゃにをぉぉぉーっ!?つ、次だ!次こそは葵に…」 

「今日だけで101勝0敗だよ?なんなら通算成績も教えようか?」 

「くっ…」 

「よし、俊哉にハメ技を教えてやるか。そうすれば葵にも勝てるだろう」 

「ホントかっ!?」 

「そ、それはズルいんじゃないかい!?ボクも豊和には勝てないんだけどっ!?」 

「まあまあ…俊哉が手強くなった方が葵も面白いだろ?」 

「…それは…そうだけど…」 

「とにかく俊哉はこっちに来いよ?」 

「おう!頼むぜっ!」 

 俺の元へと来ると、お父さん座りしている俺の上にストンと腰を下ろす俊哉。股間の上に俊哉のお尻が乗っている。俺はそんな俊哉に密着するような形で後ろから手を回す。要は二人羽織のような形だな。 

「んっ…」 

「俊哉…変な声出すんじゃねぇよ?」 

「し、仕方ないだろ…豊和の息が…こそばゆくて…んあっ…」 

 いやいや…だからそんな色っぽい声出すんじゃねぇーよ?俺は手助けというかハメ技や必殺技のタイミングを教えるだけだからな?な、何もやましい気持ちは…ない…よな。 

 そ、それにしても…俊哉のヤツ…TS化したと思ったら匂いまで甘い香りというか、女の子の香りというか…とにかくいい匂いがするんだよな。 

「そ、それは…ズルくないかい?」 

「…ズルい?」 

「ボクもそれを所望する」 

「…了解」 

 俺が了承すると葵は嬉しそうな表情に。こんなのでいいならいくらでもするぞ? 

「と、とにかく…始めるか?」 

「な、なぁ…」 

「んっ?どうした?」 

 とにかくゲームを再開しようとすると、俊哉の様子がおかしい。こころなしか息遣いが荒い気がするな…気のせいか? 

“スリスリスリスリスリスリ…” 

 いや、気のせいではない。俺の股間にコイツ…お尻を擦り付けてきていやがるっ!?その動きは格ゲーの必殺技のコマンドのようで… 

“上、上、下、下、左、右、左、右…” 

「ふっ…んっ……んんっ…♡」 

 俊哉から嬌声みたいな声が洩れ出した。いや、嬌声だよな!? 

「ちょおいっ!?俊哉、きみはっ!?」 

 葵も俊哉のそんな様子に気がついた。 

「し、仕方ないだろ? んんっ…お、女になってから…体が熱くなるのが…んっ…頻繁に起こるように…あっ…なったんだから…これは…んっっ…不可っ…抗力っ…あんっ…」 

「…仕方ないね?ゲームはここまでにしよう」 

「お、おい、葵っ!?」 

「その発情猿を相手し終わったら…その後でボクも相手にしてよね?」 

 そう言って葵が部屋を後にする。部屋に残されたのは発情した俊哉と俺。俺は握っていたコントローラを手放し、巨乳と化した俊哉の胸をムンズと鷲掴みにする。 
 
「んあっ…♡」 

 だったら魅せてやんよ。俺の究極の最終奥義を…。ハメ技の真髄ってヤツをよぅー! 

「ふんぬぉぉぉぉぉーーーーーっ!!! 回転乳揉み百連!!!」 

「んんっ~~~♡こ、これ…しゅごっ♡」

 当然だけどお腹の子には負担はかけていないぞ?何事もソフトタッチってヤツだ。 まあ、ゲームどころではなくなり、俊哉の相手をした後、葵とイチャイチャする事になった。当然負けず嫌いの葵の相手は俊哉よりも回数を上乗せさせられたのは言うまでもないだろう。
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