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テスト
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体育祭が終わり、嫉妬した者達に絡まれるというハプニングがあったものの、とりあえずはホッと一息…。
と、思ったのもつかの間、今度はテストが始まる。ざっくばらんに言って教科の基本と言えば国語、社会、理科、数学、英語の五教科が主だと思う。勿論専攻によって違ったりするのは言うまでもないよな? だけどこの世界は違う。
じゃあ何のテストをするのかと言うと男性と女性の性別によっても変わってはくるんだけど、まずは保健体育の筆記試験だ。これは男女共通。 そこから男性は一回の精子の量のテストと起ち力テスト、ダッチワイフを用いた実技テストとなる。全部性に関する事じゃないかと突っ込みたくなる…というよりも突っ込んだ俺は間違えてないと思う。
ちなみにだけど、何度もいうがこの世界の男性は性欲が殆どない為にテスト期間は一応長めに設定されている。まあ、薬を飲んでテストを受ける者が大多数を占めているのは言わなくてても分かるだろう…。俺は当然薬なんて必要ないけどな。 まあ、女性が受けるテストも似たようなもんだな。卵子の量だったり、濡れ具合だったり…。やべっ…想像すると反応してしまいそうだ。
とにかく俺は全5教科満点取る自信はあるんだけど…一つだけ問題がある。行われる4つのテストを説明したわけなんだが問題は5つ目のテストだ。それは男性だけ本番のテストがあるという事だ。ようはセックスだな。 テストの内容を聞いた時にはビックリしたわっ!?そんな事聞いていなかったしな。ダッチワイフの実技テストだけで十分じゃねぇの!?なんでそんなもんがあるんだよと言いたくなるんだけど、これがこの世界の常識だから仕方ないと言えば仕方ないんだけどな…。
いよいよ童貞を棄てなければいけない時が来たという事だ…。
本番の相手は自由に決められるんだけど…その前に童貞を棄てるべきなのか…その時に童貞を棄てるべきなのか俺は悩んでいた。
そんな時だ…。母さんに話があると言われたのは…。
「話って…どうしたんだ、母さん?」
「童貞をなかなか棄てられない息子にアドバイスというか…情けない息子に発破かけてあげようかと思ってね?」
ウインクしながらそんな事を言う母さん。いやいや…実の母親に童貞の話をされたくないわっ!?しかもウインクしながら言う事じゃないからな…ソレっ!?
「いや…母さん。それは余計な御世話ってやつだと思うんだけど?」
「あんたを見てたらイラっとくるからよ?あんたに好意を寄せてる女性がいるというのに…あんたときたらいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも自家発電ばっかりで…。お陰でうちはティシュの使用量が多いのよ?ゴミ箱にはいつもあんたの分身が包まれティシュの山…。それに使用済みのオ◯ホール。まあ、そこら辺は真冬が再利用してるみたいだからあまり言うつもりはないのだけれど…とにかくいつまでも煮えきらないあなたに実力行使する事にしたわけなんだけど…聞いてるのっ?」
情報量が多すぎるのだがっ!?俺はマスターべーションをしている事を責められているのか?ちゃ、ちゃんと…残骸は自分で捨ててる筈ですが!?それに真冬って言った!?再利用って何さっ!?実力行使ってなんなわけっ!?まさか…まさか…母さんが俺の童貞を奪うとでも言うのかっ!?流石にそれはちょっと……。
「あ、あの…か、母さん?」
「…何?」
「ほ、他にも気になるワードは多々あるんだけど……じ、実力行使って何?」
「あんた…もう妻帯者だからね?」
「………はっ?」
さいたいしゃ?さいたいしゃとは何ぞや!?妻帯者じゃないよなっ!?流石に聞き間違いだよな!?
「あの…母さん…妻帯者って言った?」
「言ったわよ」
「誰が?」
「あんたに決まってるでしょうに」
「えっ?俺がっ!?誰と!?その前にそういうのって本人のサインいるんじゃねぇの!?マジで言ってるっ!?」
「男のサインなんているわけないでしょっ?何言ってんのあんた?」
いや…そんな常識でしょって顔されても…
「えっ?えっ?誰と結婚してんの、俺?」
「あんたに好意を持ってる女性全員だけど?すでに役所には届けているわよ?良かったわね?私も嬉しいわ」
えっと…こういう時どんの顔すればいいんだ?驚き過ぎて何も言えんのだが?
「笑えばいいと思うわよ?幸せでしょ?」
「母さ~んが言うんか~い!?」
おいおい…俺いつの間にか妻帯者になっちまったぞ?
「結婚式とかは当人同士で話し合いなさいね?ああ~ ようやく肩の荷がおりたわね」
「おりないんだけど!?しかものしかかってきている気がするのは俺だけかっ!?」
妻帯者になった以上は責任があるだろう!?幸せにするとか、そういうのが…。
「とにかく…頑張りなさい!」
「頑張りなさいじゃないんだけどっ!?」
やっぱこの世界…色々おかしい件…。
と、思ったのもつかの間、今度はテストが始まる。ざっくばらんに言って教科の基本と言えば国語、社会、理科、数学、英語の五教科が主だと思う。勿論専攻によって違ったりするのは言うまでもないよな? だけどこの世界は違う。
じゃあ何のテストをするのかと言うと男性と女性の性別によっても変わってはくるんだけど、まずは保健体育の筆記試験だ。これは男女共通。 そこから男性は一回の精子の量のテストと起ち力テスト、ダッチワイフを用いた実技テストとなる。全部性に関する事じゃないかと突っ込みたくなる…というよりも突っ込んだ俺は間違えてないと思う。
ちなみにだけど、何度もいうがこの世界の男性は性欲が殆どない為にテスト期間は一応長めに設定されている。まあ、薬を飲んでテストを受ける者が大多数を占めているのは言わなくてても分かるだろう…。俺は当然薬なんて必要ないけどな。 まあ、女性が受けるテストも似たようなもんだな。卵子の量だったり、濡れ具合だったり…。やべっ…想像すると反応してしまいそうだ。
とにかく俺は全5教科満点取る自信はあるんだけど…一つだけ問題がある。行われる4つのテストを説明したわけなんだが問題は5つ目のテストだ。それは男性だけ本番のテストがあるという事だ。ようはセックスだな。 テストの内容を聞いた時にはビックリしたわっ!?そんな事聞いていなかったしな。ダッチワイフの実技テストだけで十分じゃねぇの!?なんでそんなもんがあるんだよと言いたくなるんだけど、これがこの世界の常識だから仕方ないと言えば仕方ないんだけどな…。
いよいよ童貞を棄てなければいけない時が来たという事だ…。
本番の相手は自由に決められるんだけど…その前に童貞を棄てるべきなのか…その時に童貞を棄てるべきなのか俺は悩んでいた。
そんな時だ…。母さんに話があると言われたのは…。
「話って…どうしたんだ、母さん?」
「童貞をなかなか棄てられない息子にアドバイスというか…情けない息子に発破かけてあげようかと思ってね?」
ウインクしながらそんな事を言う母さん。いやいや…実の母親に童貞の話をされたくないわっ!?しかもウインクしながら言う事じゃないからな…ソレっ!?
「いや…母さん。それは余計な御世話ってやつだと思うんだけど?」
「あんたを見てたらイラっとくるからよ?あんたに好意を寄せてる女性がいるというのに…あんたときたらいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも自家発電ばっかりで…。お陰でうちはティシュの使用量が多いのよ?ゴミ箱にはいつもあんたの分身が包まれティシュの山…。それに使用済みのオ◯ホール。まあ、そこら辺は真冬が再利用してるみたいだからあまり言うつもりはないのだけれど…とにかくいつまでも煮えきらないあなたに実力行使する事にしたわけなんだけど…聞いてるのっ?」
情報量が多すぎるのだがっ!?俺はマスターべーションをしている事を責められているのか?ちゃ、ちゃんと…残骸は自分で捨ててる筈ですが!?それに真冬って言った!?再利用って何さっ!?実力行使ってなんなわけっ!?まさか…まさか…母さんが俺の童貞を奪うとでも言うのかっ!?流石にそれはちょっと……。
「あ、あの…か、母さん?」
「…何?」
「ほ、他にも気になるワードは多々あるんだけど……じ、実力行使って何?」
「あんた…もう妻帯者だからね?」
「………はっ?」
さいたいしゃ?さいたいしゃとは何ぞや!?妻帯者じゃないよなっ!?流石に聞き間違いだよな!?
「あの…母さん…妻帯者って言った?」
「言ったわよ」
「誰が?」
「あんたに決まってるでしょうに」
「えっ?俺がっ!?誰と!?その前にそういうのって本人のサインいるんじゃねぇの!?マジで言ってるっ!?」
「男のサインなんているわけないでしょっ?何言ってんのあんた?」
いや…そんな常識でしょって顔されても…
「えっ?えっ?誰と結婚してんの、俺?」
「あんたに好意を持ってる女性全員だけど?すでに役所には届けているわよ?良かったわね?私も嬉しいわ」
えっと…こういう時どんの顔すればいいんだ?驚き過ぎて何も言えんのだが?
「笑えばいいと思うわよ?幸せでしょ?」
「母さ~んが言うんか~い!?」
おいおい…俺いつの間にか妻帯者になっちまったぞ?
「結婚式とかは当人同士で話し合いなさいね?ああ~ ようやく肩の荷がおりたわね」
「おりないんだけど!?しかものしかかってきている気がするのは俺だけかっ!?」
妻帯者になった以上は責任があるだろう!?幸せにするとか、そういうのが…。
「とにかく…頑張りなさい!」
「頑張りなさいじゃないんだけどっ!?」
やっぱこの世界…色々おかしい件…。
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