28 / 108
体育祭の終わり
しおりを挟む
俺の出場する種目は借り物競争で終わったわけなんだが、その後も当然体育祭の競技は続いている。ルナ先輩とアリシア先輩が出場した媚薬耐久走…。酸素吸入器みたいなものを鼻と口にあてがうのだが中身は勿論媚薬が入っている。ようはムラムラを抑えたもん勝ちという競技だ。 まあ、見どころはルナ先輩とアリシア先輩がどんどん色っぽくなる事だろうか。
そしてまたもや勝ったのはアリシア先輩。ルナ先輩も必死に我慢していたのだが、無意識にブルマの中へ手が伸びてあそこを弄り始めて…そこでアリシア先輩の勝ちが決まったというわけだ。2人とも競技が終わった後はトイレにこもっていたらしいけどな…。ようは自家発電しに行ったわけだ。
それが終わると足コキ走や潮飛ばし走。それから登り棒ダンスに組体操等、とにかく次々に色んな競技が行われていった。こうして思い返してみるとホントにまともな競技は少ないな。組体操もアレだぞ?普通じゃあないからな?途中から別の組体操に変わってたわ…。
とにかくだ…。全ての競技が終わり、体育祭は終わりを迎えた。閉会式があった後はその場で解散となった。理由は言わなくても分かるだろうけど、ムラムラした者たちが男子を拉致してムフフな時間を過ごす為だ。なんならその場でおっ始めている輩も居るしな。 俺はとりあえず応援に来てくれていた家族の元に向かったんだ。
「お兄ちゃ~ん♪格好良かったよ♡」
マイエンジェルの真冬が飛び込んで来たのでいつものようにしっかりと受け止める。
「おっと。そうか?応援ありがとうな?あっ…俺、汗臭くないか?」
「すんすん…ううん。汗臭くなんてないよ?寧ろ萌えるというか…この匂いが堪らないというか…」
とりあえず真冬の言葉の後半は華麗にスルーしておくとして…
「…父さんと母さんは?」
「2人なら体育祭を見たら燃えてきたと言ってラブホテルに向かったよ?わ、私達も向かっちゃう♪向かうよねっ!?」
うん。聞かない方が良かったな。相変わらず夫婦仲がいいのは喜ばしい事なんだろうけど、子供としては親の性事情は聞きたくないわな。
「豊君♪」
「詩織もわざわざ来てくれて応援ありがとうな?」
「う、ウチが来たかっただけだから気にしないで?」
詩織と視線が交差すると恥ずかしくなってしまうな…。その視線を遮るように現れたのは伊代だ。
「ざっ、雑魚先輩!わ、私…ショーツを脱がされた事忘れてませんからねっ!」
「サンキューな。伊代のお陰で一位になれたよ」
「す、素直に感謝されると…な、何も言えなくなっちゃうじゃないですか…」
「スカートの中…凄くいい匂いだったぞ?あそこも凄く綺麗だった!」
「ふにゃあ!?こ、この変態っ!?わ、私のそんなところの匂いを嗅ぐにゃんて…ほ、ホントに雑魚しぇんぱいは…ざ、雑魚なんだから…」
伊代が何故か体をクネクネさせながらモジモジしている。なんだか小動物みたいだなと思っていると、幸子にルナ先輩。それにアリシア先輩や葵に冷菓までやって来た。
「豊和君お疲れ様♪」
「幸子もお疲れ様」
「ヌルヌル幸子は特に良かったよな?」
「ふぁっ!?思い返さないでっ!?」
照れた幸子は相変わらず目の保養になるな。
「お疲れ様ですわ、豊和様♪」
「お疲れ様、ルナ先輩。凄く色っぽくて良かったですよ?」
「は、恥ずかしいので…言わないで下さいまし…」
恥ずかしがるドリル先輩の破壊力もかなりのもんだな。
「お疲れ様です、豊和様」
「アリシア先輩もお疲れ様でした」
「豊和様のおちんちんご立派でしたよ?」
「それを言われると恥ずいんですけど?」
アリシア先輩には敵わないなぁと思うわ。
「豊和…お疲れ様」
「ああ、葵もありがとうな?」
「べ、別に…御礼はいらないよ?す、好きな人の応援なんだから…」
葵はホントに女性なんだなとひしひしと感じてくるな。
「い、一応…来てあげたわよ」
「サンキューな、冷菓」
「お、御礼なんて…別に…その…格好良かったわよ…って、今のはなしよっ!なしっ!」
「ああ…うん」
こ、これがツンデレの効果か?ツンがひどいぶんデレた時の破壊力がある事、ある事。ツンデレに需要があるのが分かる気がしてきたわ…。
「お兄ちゃん?お兄ちゃんの一番は私だからね?」
「それにどう答えればいいのか分からんけども…」
「むぅ~~~」
「そう膨れるなって?とにかく…この場で伊代以外のみんなに言っておきたい事があるんだ…」
「ちょっ!?雑魚先輩っ!?何で私以外なんですかっ!?」
「みんな…俺に好意を伝えてくれてありがとうな?」
「……はっ?えっ?好意!?」
「こう…なんて言えばいいのか…恋愛経験がないから分かんないんだけど…七人の素敵な女性達に好意を伝えられて…」
「七人っ!?って、ここにいる私以外のみんなっ!?ざ、雑魚先輩に好意を伝えたって事っ!?」
さっきから伊代が一人騒がしいのだが?周りはそんな伊代を温かい眼差しで見つめている気がする。何故だ?
「伊代?今、俺は大事な話をだな…」
「ざざざざざ…雑魚…先輩っ…わ、私も…」
「んっ?」
「す…すき焼き…なんです…」
「………すき焼きが食べたいのか?」
「ち、違いますよっ!?そ、そこは察して下さいよっ!?だから、雑魚先輩はっ!?」
いやいや…察しろと言われてもな…。すき焼きって言ったの伊代だぞ?
「お兄ちゃん…」
「どうした、真冬?」
「伊代ちゃんはお兄ちゃんが好きなんだよ?」
「……はっ?」
「さっきも好きと言いたいのにすきやきって言っただけだよ?」
「えっ?そこ言い間違える人おる?」
「目の前に居るじゃん」
「そ、そうなのか?」
俯きながらコクンと小さく首を縦に振る伊代…。マジか!?これで好意を伝えられたのが8人になっちまったぞ!?オラ、ビックリおったまげたぜ…。
「と、とにかく…ありがとうな?」
何かビックリし過ぎて言う事忘れてしまったわ。とにかく…その後はみんなでお疲れ会を開いて楽しく過ごしたってわけだ。
やっぱりきてるよな…モテ期っやつが…。
そしてまたもや勝ったのはアリシア先輩。ルナ先輩も必死に我慢していたのだが、無意識にブルマの中へ手が伸びてあそこを弄り始めて…そこでアリシア先輩の勝ちが決まったというわけだ。2人とも競技が終わった後はトイレにこもっていたらしいけどな…。ようは自家発電しに行ったわけだ。
それが終わると足コキ走や潮飛ばし走。それから登り棒ダンスに組体操等、とにかく次々に色んな競技が行われていった。こうして思い返してみるとホントにまともな競技は少ないな。組体操もアレだぞ?普通じゃあないからな?途中から別の組体操に変わってたわ…。
とにかくだ…。全ての競技が終わり、体育祭は終わりを迎えた。閉会式があった後はその場で解散となった。理由は言わなくても分かるだろうけど、ムラムラした者たちが男子を拉致してムフフな時間を過ごす為だ。なんならその場でおっ始めている輩も居るしな。 俺はとりあえず応援に来てくれていた家族の元に向かったんだ。
「お兄ちゃ~ん♪格好良かったよ♡」
マイエンジェルの真冬が飛び込んで来たのでいつものようにしっかりと受け止める。
「おっと。そうか?応援ありがとうな?あっ…俺、汗臭くないか?」
「すんすん…ううん。汗臭くなんてないよ?寧ろ萌えるというか…この匂いが堪らないというか…」
とりあえず真冬の言葉の後半は華麗にスルーしておくとして…
「…父さんと母さんは?」
「2人なら体育祭を見たら燃えてきたと言ってラブホテルに向かったよ?わ、私達も向かっちゃう♪向かうよねっ!?」
うん。聞かない方が良かったな。相変わらず夫婦仲がいいのは喜ばしい事なんだろうけど、子供としては親の性事情は聞きたくないわな。
「豊君♪」
「詩織もわざわざ来てくれて応援ありがとうな?」
「う、ウチが来たかっただけだから気にしないで?」
詩織と視線が交差すると恥ずかしくなってしまうな…。その視線を遮るように現れたのは伊代だ。
「ざっ、雑魚先輩!わ、私…ショーツを脱がされた事忘れてませんからねっ!」
「サンキューな。伊代のお陰で一位になれたよ」
「す、素直に感謝されると…な、何も言えなくなっちゃうじゃないですか…」
「スカートの中…凄くいい匂いだったぞ?あそこも凄く綺麗だった!」
「ふにゃあ!?こ、この変態っ!?わ、私のそんなところの匂いを嗅ぐにゃんて…ほ、ホントに雑魚しぇんぱいは…ざ、雑魚なんだから…」
伊代が何故か体をクネクネさせながらモジモジしている。なんだか小動物みたいだなと思っていると、幸子にルナ先輩。それにアリシア先輩や葵に冷菓までやって来た。
「豊和君お疲れ様♪」
「幸子もお疲れ様」
「ヌルヌル幸子は特に良かったよな?」
「ふぁっ!?思い返さないでっ!?」
照れた幸子は相変わらず目の保養になるな。
「お疲れ様ですわ、豊和様♪」
「お疲れ様、ルナ先輩。凄く色っぽくて良かったですよ?」
「は、恥ずかしいので…言わないで下さいまし…」
恥ずかしがるドリル先輩の破壊力もかなりのもんだな。
「お疲れ様です、豊和様」
「アリシア先輩もお疲れ様でした」
「豊和様のおちんちんご立派でしたよ?」
「それを言われると恥ずいんですけど?」
アリシア先輩には敵わないなぁと思うわ。
「豊和…お疲れ様」
「ああ、葵もありがとうな?」
「べ、別に…御礼はいらないよ?す、好きな人の応援なんだから…」
葵はホントに女性なんだなとひしひしと感じてくるな。
「い、一応…来てあげたわよ」
「サンキューな、冷菓」
「お、御礼なんて…別に…その…格好良かったわよ…って、今のはなしよっ!なしっ!」
「ああ…うん」
こ、これがツンデレの効果か?ツンがひどいぶんデレた時の破壊力がある事、ある事。ツンデレに需要があるのが分かる気がしてきたわ…。
「お兄ちゃん?お兄ちゃんの一番は私だからね?」
「それにどう答えればいいのか分からんけども…」
「むぅ~~~」
「そう膨れるなって?とにかく…この場で伊代以外のみんなに言っておきたい事があるんだ…」
「ちょっ!?雑魚先輩っ!?何で私以外なんですかっ!?」
「みんな…俺に好意を伝えてくれてありがとうな?」
「……はっ?えっ?好意!?」
「こう…なんて言えばいいのか…恋愛経験がないから分かんないんだけど…七人の素敵な女性達に好意を伝えられて…」
「七人っ!?って、ここにいる私以外のみんなっ!?ざ、雑魚先輩に好意を伝えたって事っ!?」
さっきから伊代が一人騒がしいのだが?周りはそんな伊代を温かい眼差しで見つめている気がする。何故だ?
「伊代?今、俺は大事な話をだな…」
「ざざざざざ…雑魚…先輩っ…わ、私も…」
「んっ?」
「す…すき焼き…なんです…」
「………すき焼きが食べたいのか?」
「ち、違いますよっ!?そ、そこは察して下さいよっ!?だから、雑魚先輩はっ!?」
いやいや…察しろと言われてもな…。すき焼きって言ったの伊代だぞ?
「お兄ちゃん…」
「どうした、真冬?」
「伊代ちゃんはお兄ちゃんが好きなんだよ?」
「……はっ?」
「さっきも好きと言いたいのにすきやきって言っただけだよ?」
「えっ?そこ言い間違える人おる?」
「目の前に居るじゃん」
「そ、そうなのか?」
俯きながらコクンと小さく首を縦に振る伊代…。マジか!?これで好意を伝えられたのが8人になっちまったぞ!?オラ、ビックリおったまげたぜ…。
「と、とにかく…ありがとうな?」
何かビックリし過ぎて言う事忘れてしまったわ。とにかく…その後はみんなでお疲れ会を開いて楽しく過ごしたってわけだ。
やっぱりきてるよな…モテ期っやつが…。
21
お気に入りに追加
161
あなたにおすすめの小説
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
転生したら男女逆転世界
美鈴
ファンタジー
階段から落ちたら見知らぬ場所にいた僕。名前は覚えてるけど名字は分からない。年齢は多分15歳だと思うけど…。えっ…男性警護官!?って、何?男性が少ないって!?男性が襲われる危険がある!?そんな事言われても…。えっ…君が助けてくれるの?じゃあお願いします!って感じで始まっていく物語…。
※カクヨム様にも掲載しております
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる